仮面ライダー《陰の実力者》になりたくて!   作:鏡蓮

1 / 15
第1章 陰と光の転生者/実力者と仮面騎士
01 Jの変身/光と陰の会合


「ガーフィール家の息子さんだぞぉ!」

 

屋敷にある大きなリビングルーム。そこは騒がしく、親戚たちが10歳になる少年を喜んでいた。

父親、母親もそれに混ざって息子、ライトに大層な料理を食べさせる。

 

「美味しい…!」

 

ガーフィール家では珍しい黒目、黒髪の少年は目を輝かす。端正な顔立ちだが、少し膨らみがある頬がまだ子供だと評していた。

そこから少し時間は流れ、パーティーの夜、ライトは自分の部屋にある窓を眺める。

 

「何か起こる…。」

 

肌までも感じる嫌気。5年前、彼は力を持った。親との散歩中、彼は大きな箱を拾った。だが、それは運命だった。その箱の中身は、「仮面ライダーのベルト」。

そして、5年間、血も泥も、汗も飲んだ彼は、眼を醒していた。

 

「夜に出歩くのはマナー違反だったけ。」

 

そう言いながら、俺は夜道を歩く。幸い、近くに住宅がある。せめてもの、お金や服も寄付できればいいんだが。

 

「クククッ…ハハハハッ!これで、俺たちも生活できるな!」

「そうっすね!後は…こいつらごと燃やせば…。」

 

…ッ!そこに着いた先は、盗賊たちがいた。寄付していた住居の人間もいなくなってる…。殺されたのか…。

俺はそう考え、怒りが湧き上がる。そいつらを遣らなければと。だが、それは俺が怒りをぶつけるだけと理性は阻む。

 

「やっぱり…殺せない。」

 

そう言って、俺は…立ち尽くした。だが、その盗賊たちはいつの間にか…()()()()()()

 

「…お前は。」

「ん?…いたのか。…子供にはショッキングな奴だな。」

 

そう言いながら、黒のフードを被っている奴は俺に近づく。

血がついてない黒剣。俺は疑問を浮かべた。血がついていたはず。なのに、そいつには血がない。だが、それ以前に…資金を奪ってる…!?

 

「何だそれは…。」

 

男に見せたのは片方しかない赤のベルト・ロストドライバー。

 

「…お前を止める。」

 

俺はさっきまでの迷いを捨てた。俺は止める。盗賊を殺す勇気なんてなかった。けれど、今、決心した。俺は()()()()。そして…お前を止める。

ベルトをつけ、黒のメモリ・ジョーカーを胸ポケットから取り出す。

 

ジョーカー!

 

黒の稲妻が俺の身体を貫く。その稲妻により、俺の姿は変身をしていく。紫の稲妻と黒の肉体(ボディ)。そして、黒の仮面に浮かぶ紫の目をそいつに見せながら。

 

「まさか…。」

さぁ、お前の罪を数えろ!


「オラァッ!」

 

突然姿を変えた男は、僕に向けて拳を向ける。スライムボディでも衝撃がくる!だが黒と黒の闘い…非常にいいじゃないか!

相対した正義を掲げ、同色の闘いになる…。いいな!

 

「くくっ、お前はその力を持っているのに、そいつらを止めれなかったのか?」

「そんなの俺が知ってる!だが、お前のする事は正しい。と断言できない!」

 

僕はそいつの姿が何かに似ていると感じた。…仮面ライダーだ。だが、僕の正義を否定するなんてな!主人公らしいじゃないか!

そう考えると、仮面ライダーはベルトからメモリの様な物を出す。

 

「降参か?」

「いや、違うな。」

 

仮面ライダーは横にあるスロットにメモリを入れた。何かくる!僕の脳に危機察知能力がくる。俺はスライムソードを前に向ける。

 

マキシマムドライブ!

 

その時、そいつの拳が紫の炎に包まれた。必殺技か…!防いで返してやる…!

だが、僕は油断していた。そいつの必殺がまだあるとは思わず。

 

「ライダーパンチッ!」

「ぐっ…!」

 

紫の炎が僕の剣を壊す。スライムソードを生成するには時間がかからない!すぐ返しを…!

 

「もう一個だぁぁぁっ!」

 

マキシマムドライブ!

 

「なっ…!」

 

ライダーは脚に炎を纏い、ジャンプする。ライダーキックか!だが、あと数秒で…!

 

「ライダーキックッ!」

 

できた!僕はライダーのキックをも塞ぐ。スライムソードはギリギリ耐えた。

だが、この力…主人公スペックじゃない…!撤退するしかないな…。

 

「ふっ!」

 

僕はスライムソードの力を振り絞り、無数の槍をそいつに向ける。その槍はそいつの身体を貫き、ライダーの変身を解除まで追い込む。

壊れた柱の上に立ち、ライダーの顔を見下ろす。黒髪に黒目…、僕と同じだな。。

 

「くっ…、お前は何者だ…!」

 

そう問いかける。いい問い掛けだ。僕は…。

 

「我は陰に潜み、陰で殺す者、名をシャドウ。また、会おう。仮面ライダー。」

 

僕は影のように、消える。あの力…俺には必要かもしれない。


「危なかった…。」

 

俺はシャドウと名乗った男がいた柱を見つめる。あの装備、魔法の様だった。魔力で操ってるのか…。

 

「時間が足りない。明日、考えよ。」

 

俺はシャドウという名前を脳内に置いて、亡くなった人を土に入れる。せめてもの弔いだ。盗賊たちもいれて。

 

「あの世で会おう。」

 

そういって、俺は弔った墓とは逆の家に向かう。シャドウに会うのはそこから5年後だった。




参考にしてるのはアニメの陰実です。(現在2023年12月31日)。
他の方の本をたまに見ていますが、シャドウガーデンの話になってしまいますので、参考は少しして、ほぼオリジナル展開です。
文章は変な所もありますが、軽く読めばいいと思います。シリアス振りが8だと考えてます。

オリ主はどう?

  • 良い!
  • 普通!
  • 悪い!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。