「武神祭…ね。」
俺は
参加するべきか、否か。
「シドの姉の推薦って事で入るのは決まり。だけど、俺は魔力なし。勝てるといったら…。」
自分の剣を頼るしかないよな。そう思いながら、武神祭に入る。
これが、俺の一つの節目だった。
「貴方は…?」
「君は?」
俺は青髪の女性に出逢う。武神祭に来た様な人間だ。もしそうなら…負けるのでは?
「次の対戦相手と戦うのですか?」
「そうだね、闘うよ。俺を待ってる奴だっているし。」
シドとは対戦しない。絶対に、闘う場所は決まってる。小さな戦場ではない、大きな闘技場で。
「貴方にも忠告します。武神祭には参加しないでください。」
「優しさ…だろ。周りが強いから、弱い自分は安全な場所に移す。」
「…だったら。」
「でも、俺は闘う。この…闘いで、信じてる奴だっているんだ。」
シドの友達、ヒョロ・ガリもいる。なら、闘ってもいいだろう。軍資金は渡さないけど。
「…後悔しても知りませんよ。」
「後悔なんて何回もしたよ。こんな後悔、へっちゃらさ。」
そして…俺は武神祭の候補として選ばれるのは、もう間も無くだった。
拳で戦うなら、楽だと初めて知ったのはここだけだろう。
予選、僕は彼、ライトの様子を見た。
「瞬時に魔力の弱点を見て斬る…か。」
僕とは真逆だ。僕は隙を見て叩く。というスタンス。
「魔剣士学園の優勝候補…。」
僕はその言葉が鼻にかける。やはり、主人公…と言いたい所だが、彼も転生者。
主人公ではない。それに、僕も疑いを持っていた。本当に、主人公なのか。と。
「じゃあ一体誰が…。」
隣にいるヒョロの狂った声を無視して、武神祭を見る。本戦まであと一戦…か。
生憎、彼は僕と対等なんだ。負けるわけ無いんだよ。
「結局、ヒョロの軍資金、切れたな。」
「くっそぉ!なんで、ライトもいるんだよぉ!!」
別戦でいたんでしょ。僕と一緒にいたせいか、こいつ見てなかったんだな。
「くぅ…軍資金をください!」
「無理。」
僕は絶対に彼にお金は渡さない。
夕方、私は婚約者であるドエム・ケツハットを刺し、逃亡していた。
「はっはっ…!!」
胸の切り傷。ソレが私に大きな痛みを与えてくる。
その時、1人の男性にぶつかった。
「きゃ…!」
騒ぎを出されると思い、顔を手で隠す。
「あれ、アリアナさん?」
「え…?」
ぶつかった男性、その人はライトくんだった。その手に持っていたのはまぐろなるどを持って立っている。
「婚約者を刺す…、何かあったんですか?」
「いえ…それは。」
ライトくんと共に、壊れた建物の中に来た。
私は言葉を濁すしか無い。どう話せばいいか、説明もできなかった。
「まぐろなるどのハンバーガー、シドに貰ったとは思うけど、余分に買っておいて正解だった。」
ライトくんは半分になったハンバーガーの隣に新品のハンバーガーを渡してくれた。
「いらないんですか?」
「いえ…。でも、どうして、私を助けたんですか?刺した張本人なのに…。」
「さぁ?俺は正義の為とかで動いてないんですよ。…理由、あったんですか?」
ライトくんは、私の心を見え透いてる。私は、目の前で父が亡骸になっていた姿を見た。
だから…私は…。
「教えられない理由か…。誰もが理由を隠すなんて一つしかない。」
彼は、一つ言葉を出した。「ディアボロス教団」と。そうだ、だから…私は!
「ここから決める道、俺は決められない。だが、もし決めたら…教えてくれるか?その真相を。」
そう言って、彼は出口に向かう。私を置いていく!と私は手を伸ばす。けれど…彼は小声で言った。
「俺についていくな。その方が、ローズさんの為になる。」
彼はそう言って去る。私は…痛みに耐えながら、彼が連れてくれた建物の奥に進む。
掴んでいたソレは…彼のハンバーガーだった。
聞こえる音、その音色は優しく…不気味に感じた。
「行ったか…。」
俺はローズさんの方を見る。シャドウの所の方が安全だ。それに…。
「君達の為に、自己犠牲を選んだんだ。」
俺は凡人の剣を鞘から引き出す。その前にいるのは数十人のディアボロス教団の使者。
「お前たちを…捕縛する。」
俺はそう言って、ディアボロス教団の使者の攻撃を防ぐ。
もし、彼女の様に力を求めるなら…シドの所へ行け。
俺には何も…与えられない。与えるのは、自由と平和だけだ。
オリ主はどう?
-
良い!
-
普通!
-
悪い!