仮面ライダー《陰の実力者》になりたくて!   作:鏡蓮

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飛び飛びですが、シャドウガーデンの事はアニメ見ればわかる!と思う。
オリ主は最終的にシャドウガーデンに入るか…と言われると悩んでます。
これ…オリジナル展開多すぎるか?原作の説明も入れるべきだったか?


13 どうして、仮面の騎士は協力するのか。

武神祭、1人の高校生が、学園の事情によって参加できなくなっていた。

 

「途中で参加なし…か。」

 

観戦もできない。それも雨…。はぁ…、参加できれば良かったのに…。

そう思いながら、外を歩く。傘も無しだ。目立つのを承知の上で…。

 

「シドは…観戦か。」

 

親友である彼は何をしてるのだろう。そう思いながら、歩いて行った。

だが…違和感はあった。そう、何か起こってると。上から、何か違和感が…。

 

「嘘だろ…。」

 

そう、俺の前には、あろう事か…シャドウガーデンがいた。確か七陰という幹部だったな。…けれど1人?

…戦闘向けの幹部ってことか。

 

「はぁ…。俺としては君と対戦はしたくなかったな。」

「…黙りなさい!貴方がいるせいで、シャドウガーデンの計画が無くなる…。」

 

やる気満々か。はぁ、此処では使いたくなかったな。

 

『ライト、使うのか?』

「ああ、俺の運転に惚れるなよ?」

 

ベルトから発される声、そう…彼はベルトさん。ここに意識を入れた男だ。

俺は勢い良くドライバーウェビングを巻くと、カチッとセーフソリッドバックルにハマる。

 

「脳細胞が…トップ・ギアだぜ!」

「Start Your Engine!」

 

エンジンをかけるイグニッションキーであるアドバンスイグニッションを回し、シフトカーホルダーからタイムスピードを取り出す。

手に持ったシフトスピードのリボルブストラクチャーを回し、シフトランディングパネルに装填する。

 

「変身!」

 

カチッ!とシフトスピードを押し上げ、音と共に腕を回す。

 

ドライブ!タイプスピード!

 

「仮面の騎士…、貴方は私たちの可能性を超えた。」

「けれど、貴方はシャドウを惑わす者…今、貴方を殺す。」

 

「…ひとっ走り、付き合えよ!」

 

俺は自身の左腕を掴み、ぐっぱする。もう後戻りなんて出来ない。シャドウ…いやシドとの絆を放すものか!


「遅いっ!」

「くっ!!」

 

ドライブは車のハンドルをくっつけた剣・ハンドル剣を振るう。だが、アルファはそのスピードの遅さに余裕を持っていた。

「シャドウ」より弱いと。

 

アルファはライト・ガーフィールに苛立っていた。シャドウガーデンのリーダー・シャドウがいつも話題に出し、笑ってる所をよく見ていた。

それが、嫌だった。私たちのシャドウであるシドが離れてる所で笑ってるのを。

だから、彼を殺そうと思った。シャドウを我が物にしてる彼を。

 

「シャドウは貴方を褒め称えていた。けれど、私はそれが憎くてしょうがなかった。」

「それが理由?俺だって…君みたいになりたいさ。君たちみたいに憎悪を持てたらなって!」

「私たちの気持ちなんて知らずに、答えるなっ!」

 

カキンッ!とアルファの剣は彼のハンドル剣を弾く。求めていない、彼の言葉など。

憎悪?そんなの知らない!貴方みたいなお人好しなんて…。

 

「嫌いだ!」

「…ッ!!」

 

仮面ライダードライブは手を止めた。その時の隙を…、アルファは逃さなかった。

首切り寸前、彼女は寸で手を止め、質問をした。

 

「貴方は、シャドウと協力してるのは知ってる。けれど…貴方は止める時もあった!どうしてなの!どうして…貴方は!!」

「そんなの、決まってるだろ。約束したんだ。彼奴と、シャドウが間違ってたら、俺が止めるって。」

「彼は間違ってな…。」

「お前らが思ってるだけだろ!…誰しもが正義を持っても、誰かが違うと思ったら正義とは言えない。お前達が俺のことを正義と思ってないのも分かってる!だから…、俺はシャドウガーデン(お前ら)の正義を自分の正義で止める。殺しなんてせずな…!」

「…綺麗事で世界は洗えないわ。」

 

アルファはライトの戯言などを投げ払い…首を刈り切ろうとした。

 

ドライブ!タイプフォーミュラ!

 

その時、アルファの目の前にあった仮面の騎士は消えた。そう、目にも止まらぬ速さで。

 

「…俺たちの最高スピード、超えられるか?」

 

アルファの目に映るのは、音速を超えた速さ。どういう攻撃をするか、予測すらできなかった。

シャドウと同等…。嘘じゃなかったのね。

 

「ハァッ!」

 

フォッ!フォッ!フォッ!フォーミュラー!!

 

ドライブはアルファに弾け出された剣を取り、ハンドル剣のハンドル・ターンアクションハンドルを回し、クラクション装置・ターンエンダーを押す。

 

「ハァッ!!」

 

足のモディファイカウルブーツでドリフトし、アルファの剣を削る。だが、彼女の剣はシャドウと同じスライムで造られていた。

その剣を変化させ、彼の腕を掴む。

 

「貴方の攻撃…私に通じないわ!」

「くっ…!!」

 

彼は殺す事を躊躇した。彼が変身してるタイプフォーミュラーは峰打ち出来るほど止めれなかった。

 

「…君を殺すことはできない。」

「…どうして?」

「シャドウが…シドが悲しむだろ。君を仲間として見てるリーダーが。」

「…ッ!!」

 

アルファはその言葉に一瞬の隙を作る。だが、ドライブは変身を解除させ、攻撃しない事を意味した。

 

「ベルトさん、少し時間をくれないか?」

『…分かった。』

 

彼はベルトさんにそう告げ、そばに置く。闘う事など最初からなかった。と彼は思ったのだ。

 

「俺は君とは戦えることはできない!だから、お願いだ!話そう…。」

「…そんなことできるわけ無いじゃないッ!!」

 

そう言って、アルファは彼の言葉を耳に貸さず、剣を無防備な彼に向ける。

その時…アルファの剣が彼の身体を突き刺す時、黒い閃光が彼を守った。


「シャドウ…?」

「シド…!?」

 

危なかった…。彼が此処で終わったら、何人もの人が悲しむだろう…。僕も含めてね。

 

「シャドウ、どうして…まさか、彼に惑わされてるの!!」

「…惑わされてる?違う。彼は俺と和解してる。それに、闘いなどしないはずだ。」

「でも…貴方は、彼に!!」

 

アルファ…、君の意見もわかる。けれど、ライトは違う。ライトは、信じれる。転生者同士の理由もある、けれど、本当は、彼との友情が嬉しかったんだ。

 

「…シド、もう許さないか?この子は君の仲間なんだろ?」

「しかし…。」

「彼女は君を心配したんだ。だから、説明してくれるか。君が…シャドウガーデンに。」

「…分かった。その優しさ、嘘じゃないと信じてるよ。」

 

僕はアルファを許した。僕の落ち度もある。僕がリーダーだから、何も伝えないのは可笑しいのだ。…だから、アルファも七陰も心配した。

それでいいじゃないか。彼の優しさは…、ただ人の為にあるって分かってることだから。


シャドウは素早く何処かに消え、金色の髪をした七陰の1人は続いていこうとする。

 

「ねぇ!」

「…なに?」

「もし、機会があったら、俺も話せれるか?シャドウガーデンに。」

「…無理ね。」

「…分かった。じゃあ、一つだけ伝えてくれないか?シドに。」

「…ええ。」

「『俺が間違ってたら、止めてくれ。』。それを伝えてほしい。」

「…分かったわ。」

 

そう伝え、俺は逆方向を向く。早く帰って、寮でゆっくりできるかなー。

そう呑気なことを考えていた。

 

シド、絶対に止めてくれ。俺は…、()()()かもしれない。




これで一期完結!この後は、日常生活にするか…。

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