仮面ライダー《陰の実力者》になりたくて!   作:鏡蓮

5 / 15
05 陰と光

「ふっ…!やっ…!」

 

俺は銀色の剣を持つ。誰もいない鍛錬場、第4に移行しても、俺は力を持つ事に拘りを持っていた。

あの時、シャドウは大きな爆発を起こした。多分、今回が初だ。

 

「もっと、鍛えないと…。」

 

シャドウに負ける。そう、劣等を抱いてしまう。仮面ライダーを持っても、届かない。

 

「…自分自身の限界を越える…。」

 

子供の頃、俺は10年間も鍛錬をしていた。だが、シャドウは努力で勝ち取ったのだ。あの爆発力を。

 

「あれ、ライトじゃん。どうしたの?」

 

友人のカゲノーが来たのを機に、相談をする為、剣を置く。


「カゲノー。もし、超えれない壁があったらどうする。」

「そんなの決まってるじゃん。…こわ…」

「壊すのは無しだ。カゲノーだって知ってるだろ。あの爆発。」

「…ああ。」

 

僕はライトの悩みを聞いた。僕の力、アイ・アム・アトミック。それに悩んでるらしい。肩を並べる。いや、止めれる力が無いと。

 

「…やっぱり、俺の力は…。」

 

シャドウである僕は、答えを出しづらかった。陰の実力者ムーブ。その思いを言わなくてはならなかった。

 

「ライト、君は…どうして、強さを求めてるんだ。」

「ん?人を守る為さ。…でも、それに疑問はある。けれど、力の使い方で人は死ぬってことくらい…理解してるさ。」

「なら、その先を見ればいいんじゃないか?君なら…もしかすると、あの爆発より強くなる。」

 

僕はそう言って、去ったふりをして近くの壁に隠れる。ライト、お前なら、僕とは違う道を見れるかもしれない。


「その先か…。人を守った先…。」

 

俺は空を見る。青に染まった空、俺は何を求めたのか…。その時、俺は、脳内に映像が流れる。

映像を見ていた子供の頃の自分、「仮面ライダー」になりたい自分、「助けを求めた」自分を。

 

「俺は…シャドウ、お前の事は理解できる。だけど、お前とは協力できない。」

 

黒のフードを被った男・シャドウガーデンのリーダー。

 

「俺は()()で闘うよ。誰かに理解されなくても…、止めてみせる。」

 

俺は虚空にそう告げる。シャドウ、お前を止めて、お前を助ける。


「独りか。」

 

僕の予想とは違った。仲間を増やさず、彼は闘う。独りっきりの英雄か。

 

「陰の実力者としては…、理解できないな。」

 

僕は、彼を理解できなかった。彼の力の在り方を、彼の言葉を。

 

「でも、助けてやる。お前を、新しい仲間として迎え入れるまで。」


「アレクシアさん?どうしたんだ?」

 

銀髪のツインテール、赤目の女性に俺は話しかける。少し空気を読んで。と言われてると思ってしまう。

 

「貴方、仮面ライダーなのよ。どうして、助けるのかしら。」

「そんなの俺が助けたいからだろ。で、カゲノーに振られたのか?」

「貴方、知ってたの!?」

 

ガタン!と食堂の机が揺れる。やっぱりか、こんな虚空を見つめるまで振られたんだな。

 

「ねぇ、貴方はシドーのことをよく知ってるの?」

「いや。でも、シドーはいい奴さ。振られる理由もあるんだろ?」

「うっ…。」

 

やっぱり図星か。少しくらい、相手のことも考えろよ。

 

「シドーは私と同じなの。凡人の剣…貴方もでしょ?」

「…そうだな、でも凡人でも取り柄はあるだろ?」

「…初めて言われたわ。そんなこと。」

 

言われないものなのか?俺はただ凡人の剣なんて知らずに使ってたことくらいの理由だ。

 

「アレクシアさんがどうするかは知らないけど、何かやればいいんじゃないか?チョコ渡すとか。」

それよ!

 

ほんとに、カゲノーは女性に惚れられてるな。それに対して、俺は…。

アレクシアさんやみんなより…弱い

オリ主はどう?

  • 良い!
  • 普通!
  • 悪い!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。