「ふっ…!やっ…!」
俺は銀色の剣を持つ。誰もいない鍛錬場、第4に移行しても、俺は力を持つ事に拘りを持っていた。
あの時、シャドウは大きな爆発を起こした。多分、今回が初だ。
「もっと、鍛えないと…。」
シャドウに負ける。そう、劣等を抱いてしまう。仮面ライダーを持っても、届かない。
「…自分自身の限界を越える…。」
子供の頃、俺は10年間も鍛錬をしていた。だが、シャドウは努力で勝ち取ったのだ。あの爆発力を。
「あれ、ライトじゃん。どうしたの?」
友人のカゲノーが来たのを機に、相談をする為、剣を置く。
「カゲノー。もし、超えれない壁があったらどうする。」
「そんなの決まってるじゃん。…こわ…」
「壊すのは無しだ。カゲノーだって知ってるだろ。あの爆発。」
「…ああ。」
僕はライトの悩みを聞いた。僕の力、アイ・アム・アトミック。それに悩んでるらしい。肩を並べる。いや、止めれる力が無いと。
「…やっぱり、俺の力は…。」
シャドウである僕は、答えを出しづらかった。陰の実力者ムーブ。その思いを言わなくてはならなかった。
「ライト、君は…どうして、強さを求めてるんだ。」
「ん?人を守る為さ。…でも、それに疑問はある。けれど、力の使い方で人は死ぬってことくらい…理解してるさ。」
「なら、その先を見ればいいんじゃないか?君なら…もしかすると、あの爆発より強くなる。」
僕はそう言って、去ったふりをして近くの壁に隠れる。ライト、お前なら、僕とは違う道を見れるかもしれない。
「その先か…。人を守った先…。」
俺は空を見る。青に染まった空、俺は何を求めたのか…。その時、俺は、脳内に映像が流れる。
映像を見ていた子供の頃の自分、「仮面ライダー」になりたい自分、「助けを求めた」自分を。
「俺は…シャドウ、お前の事は理解できる。だけど、お前とは協力できない。」
黒のフードを被った男・シャドウガーデンのリーダー。
「俺は
俺は虚空にそう告げる。シャドウ、お前を止めて、お前を助ける。
「独りか。」
僕の予想とは違った。仲間を増やさず、彼は闘う。独りっきりの英雄か。
「陰の実力者としては…、理解できないな。」
僕は、彼を理解できなかった。彼の力の在り方を、彼の言葉を。
「でも、助けてやる。お前を、新しい仲間として迎え入れるまで。」
「アレクシアさん?どうしたんだ?」
銀髪のツインテール、赤目の女性に俺は話しかける。少し空気を読んで。と言われてると思ってしまう。
「貴方、仮面ライダーなのよ。どうして、助けるのかしら。」
「そんなの俺が助けたいからだろ。で、カゲノーに振られたのか?」
「貴方、知ってたの!?」
ガタン!と食堂の机が揺れる。やっぱりか、こんな虚空を見つめるまで振られたんだな。
「ねぇ、貴方はシドーのことをよく知ってるの?」
「いや。でも、シドーはいい奴さ。振られる理由もあるんだろ?」
「うっ…。」
やっぱり図星か。少しくらい、相手のことも考えろよ。
「シドーは私と同じなの。凡人の剣…貴方もでしょ?」
「…そうだな、でも凡人でも取り柄はあるだろ?」
「…初めて言われたわ。そんなこと。」
言われないものなのか?俺はただ凡人の剣なんて知らずに使ってたことくらいの理由だ。
「アレクシアさんがどうするかは知らないけど、何かやればいいんじゃないか?チョコ渡すとか。」
「それよ!」
ほんとに、カゲノーは女性に惚れられてるな。それに対して、俺は…。
アレクシアさんやみんなより…弱い。
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