「ミツゴシ商会に来たのは、チョコを買いに?」
アレクシアさんの付き添いで来た場所、そこはミツゴシ商会という最近名に上がる大繁盛の商業施設。
カゲノーの為に、チョコを買う。とアレクシアさんが言ったため、その付き添いで来たのだ。
「多いわね…。」
「そりゃ、チョコレートが出来たからな。みんな話題の商品には目がないだろ。」
国内外の展開、そう宣伝をしていた。だけど、チョコレートなんて商品、思いつかないはず…。
「何個買うんだ?アレクシアさんは。」
「う〜ん。3個かしらね。」
3個?アレクシアさんにカゲノーに…俺?…違うか。そんなの妄言だな。
「誰に渡すんだ?」
「カゲノーと、私…それと。」
思いついてない感じか。なら、しょうがない。
「よく考えて決めろよ。俺は他の場所を見てくるよ。」
俺はアレクシアさんにそう伝えて、他の商品を見に行く。建物綺麗すぎてビビるなぁ。
「ガンマ様、アレは…。」
「分かっています。彼もここに来てたのですね。」
1人の男性を見る。主様の報告によれば、主様と同等の力を持ってるとのこと。その力は試したい物ですが…。
「チョコ以外にもあるんだな。」
商品にしか目はいってませんね。付き添いの方は…あの人ですか。
アレクシア・ミドガル。何故、彼女が来てるのか知らない。だけど、主様の件については、私達七陰でも逃せませんね。
「カレーか…。」
ライト・ガーフィールが会計に向かう。サービスするべきかしら…。
「アレクシアさん、決まったか?」
「決まったわよ。早く済ませたいの?貴方は。」
「違うよ。ただ、プレゼントは決まったか確かめたいだけ。」
プレゼント…。アレクシアは何を考えてるの。…まさか、プレゼントで主様を殺す気…!?
「貴方が興味ある話題を上げようかしら。」
「なんだよ、それ。」
「シャドウガーデン、動いたらしいわよ。」
「は?」
「殺人の件、持ちきりよ?」
私は彼女の話題を聞く。私も情報で知っているわ。私たち「シャドウガーデン」は動いていない。しかし、シャドウガーデンを騙る者がいると。
「そうか…。あいつ、そんな事する暇ない気がするけど。」
ライト・ガーフィールはそう渋る。…信じるのかしら、私たちのこと。
そうこうしてるうちに、彼らは会計を済ませ、店内を出た。
「シャドウガーデン…ね。」
俺はシャドウを知ってる。あいつはそんな簡単に殺人はしない。何かは練ってるはず…。
「結局、3個買ったのか?」
「ええ、誰かさんのお礼もね。」
「はいはい。」
誰かさんのお礼…。友達か?まぁ、俺だったら嬉しいけど。可能性は信じておくか。
夕方になる。もう門限が閉まるな。そう思ってると、3人の男子が通り過ぎた。
「早く買うぞ!シド!」
「早く行って買いに行きますよー!シドくん!」
「はいはい…。」
俺はそんな会話を聞いて、似ている人もいるんだなーと呑気なことを考えていた。
夜に行動する可能性は多い。とシャドウガーデンの偽物を考えながら。
「ライトがいた…という事は来る可能性は高いな。」
僕はライトがここに来ると予感していた。ニューも来る事は知ってるが、彼奴の力を知りたくなっていた。
「シャドウ様、追いかけないのですか?」
「いや、動くさ。絶対に、俺を止める彼奴が来る。」
そう言って、僕はシャドウガーデンを騙る者が逃げた方向に跳ぶ。
アレクシアに何か言われたが、無視しよう。
「グオッ?!」
僕は1人の男を刺し殺すと、もう一方の男はニューに攻撃するが、無駄に殺された。
来るか、僕の期待の人間…ライト・ガーフィール!
「ちょっ!?どいて!!」
「危ないです!シャドウ様!」
そう期待する間もなく、俺の前に煙が撒かれる。これは…ロケット?
「やっと見つけた…。」
そいつは白の鉛筆の姿をしていた。いや、ロケットか?
「また、殺したのか?」
「ああ、コイツらは…死んで当然の報いを与えた。」
「…そうかもな。けれど、俺は誓った。お前を止めるって。もう犠牲は出さないって。」
すると、ガラケーの様な形をした物が出る。
「割って…挿す!」
そのガラケーが割れ、ベルトに差し込まれる。…どうする気だ、お前は。
N Magnet
S Magnet
N S Magnet On
強い白煙が現れ、僕とニューは目を閉じる。そこに現れたのは、大きいアーマーを付けた…銀色の仮面ライダーだった。
「宇宙…キタァァァァァ!!」
銀色のアーマー・チェスターラックを付けた仮面ライダーフォーゼ マグネットステイツが天高く叫ぶ。
「シャドウ様、ここは、私に任せて…。」
「いい、こいつとの闘い…俺はそれを楽しみにした。お前の進化、見せてみろ。」
ニューを退かすシャドウはライトを見る。シャドウは必殺技を持った。だが、ライトは進化を選んだ。自身の進化を。
「ハァッ!」
シャドウはスライムソードをフォーゼに向け、斬る。だが、そのアーマーは強固だった。そのアーマーが塞いだおかげか、フォーゼは剣を掴む。
「吹っ飛べ!」
フォーゼは一振りでシャドウを高く飛ばし、肩に乗っているNマグネットキャノン・Sマグネットキャノンという銃をシャドウに向ける。
バキュンッ!バキュンッ!とNSスイッチにあるトリガーを押す。
「ぐっ!?魔力じゃない…!?」
シャドウはそのエネルギー玉を弾く。危険と脳内が判断した。そう、このエネルギーは彼にとって弱点に近かった。
「シャドウ!俺はお前を恐れた。だけど、今…お前に追いつく!」
シャドウがエネルギー玉を弾き、着地した隙にフォーゼはNマグネットスイッチの後ろに付いてるリミットイグネイターを押した。
ブゥゥ…!と避難誘導の様な音が鳴る。シャドウはその音で判断し、剣を盾にする。
両肩についたNマグネットキャノンとSマグネットキャノンがマグネット状に合わさる。その先には大きなエネルギーが集まっていた。
LimitBlake!
「ライダー超電磁ボンバー!」
大きなエネルギー玉がシャドウの身体に当たる。シャドウの身体はスライムボディで守られているが…反発しあう。
「くっ!取れろ…!」
だがシャドウの言葉とは反対に、彼は反発した衝撃か、遠くへ飛ばされる。
「あ…!」
シャドウが吹っ飛んだ時、彼は驚いた声をした。そう、予定とは違ったのだ。
「いてて…、あいつの必殺技、単体技らしいけどこんな飛ぶなんて…。」
僕は彼奴の力を見て知った。彼奴は僕に追いついてる。いや、追い越してる。力は違うがわかるんだ。
絶対に力を進化させてると。
「大丈夫でしたか!シャドウ様!」
「ああ、大丈夫だ…。だが、こんな飛ぶとはな。」
「やっぱり、彼を…。」
「やめておけ。彼奴は絶対に強い。仲間に引き入れるチャンスを見るんだ。」
「シャドウ様がいうなら…。」
ライト。お前の力は、惜しい。独りを選ぶお前の力が、俺たち、「シャドウガーデン」には惜しいんだ。
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