仮面ライダー《陰の実力者》になりたくて!   作:鏡蓮

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06 贈・物・準・備

「ミツゴシ商会に来たのは、チョコを買いに?」

 

アレクシアさんの付き添いで来た場所、そこはミツゴシ商会という最近名に上がる大繁盛の商業施設。

カゲノーの為に、チョコを買う。とアレクシアさんが言ったため、その付き添いで来たのだ。

 

「多いわね…。」

「そりゃ、チョコレートが出来たからな。みんな話題の商品には目がないだろ。」

 

国内外の展開、そう宣伝をしていた。だけど、チョコレートなんて商品、思いつかないはず…。

 

「何個買うんだ?アレクシアさんは。」

「う〜ん。3個かしらね。」

 

3個?アレクシアさんにカゲノーに…俺?…違うか。そんなの妄言だな。

 

「誰に渡すんだ?」

「カゲノーと、私…それと。」

 

思いついてない感じか。なら、しょうがない。

 

「よく考えて決めろよ。俺は他の場所を見てくるよ。」

 

俺はアレクシアさんにそう伝えて、他の商品を見に行く。建物綺麗すぎてビビるなぁ。


「ガンマ様、アレは…。」

「分かっています。彼もここに来てたのですね。」

 

1人の男性を見る。主様の報告によれば、主様と同等の力を持ってるとのこと。その力は試したい物ですが…。

 

「チョコ以外にもあるんだな。」

 

商品にしか目はいってませんね。付き添いの方は…あの人ですか。

アレクシア・ミドガル。何故、彼女が来てるのか知らない。だけど、主様の件については、私達七陰でも逃せませんね。

 

「カレーか…。」

 

ライト・ガーフィールが会計に向かう。サービスするべきかしら…。

 

「アレクシアさん、決まったか?」

「決まったわよ。早く済ませたいの?貴方は。」

「違うよ。ただ、プレゼントは決まったか確かめたいだけ。」

 

プレゼント…。アレクシアは何を考えてるの。…まさか、プレゼントで主様を殺す気…!?

 

「貴方が興味ある話題を上げようかしら。」

「なんだよ、それ。」

「シャドウガーデン、動いたらしいわよ。」

「は?」

「殺人の件、持ちきりよ?」

 

私は彼女の話題を聞く。私も情報で知っているわ。私たち「シャドウガーデン」は動いていない。しかし、シャドウガーデンを騙る者がいると。

 

「そうか…。あいつ、そんな事する暇ない気がするけど。」

 

ライト・ガーフィールはそう渋る。…信じるのかしら、私たちのこと。

そうこうしてるうちに、彼らは会計を済ませ、店内を出た。


「シャドウガーデン…ね。」

 

俺はシャドウを知ってる。あいつはそんな簡単に殺人はしない。何かは練ってるはず…。

 

「結局、3個買ったのか?」

「ええ、誰かさんのお礼もね。」

「はいはい。」

 

誰かさんのお礼…。友達か?まぁ、俺だったら嬉しいけど。可能性は信じておくか。

夕方になる。もう門限が閉まるな。そう思ってると、3人の男子が通り過ぎた。

 

「早く買うぞ!シド!」

「早く行って買いに行きますよー!シドくん!」

「はいはい…。」

 

俺はそんな会話を聞いて、似ている人もいるんだなーと呑気なことを考えていた。

夜に行動する可能性は多い。とシャドウガーデンの偽物を考えながら。


「ライトがいた…という事は来る可能性は高いな。」

 

僕はライトがここに来ると予感していた。ニューも来る事は知ってるが、彼奴の力を知りたくなっていた。

 

「シャドウ様、追いかけないのですか?」

「いや、動くさ。絶対に、俺を止める彼奴が来る。」

 

そう言って、僕はシャドウガーデンを騙る者が逃げた方向に跳ぶ。

アレクシアに何か言われたが、無視しよう。

 

「グオッ?!」

 

僕は1人の男を刺し殺すと、もう一方の男はニューに攻撃するが、無駄に殺された。

来るか、僕の期待の人間…ライト・ガーフィール!

 

「ちょっ!?どいて!!」

「危ないです!シャドウ様!」

 

そう期待する間もなく、俺の前に煙が撒かれる。これは…ロケット?

 

「やっと見つけた…。」

 

そいつは白の鉛筆の姿をしていた。いや、ロケットか?

 

「また、殺したのか?」

「ああ、コイツらは…死んで当然の報いを与えた。」

「…そうかもな。けれど、俺は誓った。お前を止めるって。もう犠牲は出さないって。」

 

すると、ガラケーの様な形をした物が出る。

 

「割って…挿す!」

 

そのガラケーが割れ、ベルトに差し込まれる。…どうする気だ、お前は。

 

N Magnet

S Magnet

N S Magnet On

 

強い白煙が現れ、僕とニューは目を閉じる。そこに現れたのは、大きいアーマーを付けた…銀色の仮面ライダーだった。


「宇宙…キタァァァァァ!!」

 

銀色のアーマー・チェスターラックを付けた仮面ライダーフォーゼ マグネットステイツが天高く叫ぶ。

 

「シャドウ様、ここは、私に任せて…。」

「いい、こいつとの闘い…俺はそれを楽しみにした。お前の進化、見せてみろ。」

 

ニューを退かすシャドウはライトを見る。シャドウは必殺技を持った。だが、ライトは進化を選んだ。自身の進化を。

 

「ハァッ!」

 

シャドウはスライムソードをフォーゼに向け、斬る。だが、そのアーマーは強固だった。そのアーマーが塞いだおかげか、フォーゼは剣を掴む。

 

「吹っ飛べ!」

 

フォーゼは一振りでシャドウを高く飛ばし、肩に乗っているNマグネットキャノン・Sマグネットキャノンという銃をシャドウに向ける。

バキュンッ!バキュンッ!とNSスイッチにあるトリガーを押す。

 

「ぐっ!?魔力じゃない…!?」

 

シャドウはそのエネルギー玉を弾く。危険と脳内が判断した。そう、このエネルギーは彼にとって弱点に近かった。

 

「シャドウ!俺はお前を恐れた。だけど、今…お前に追いつく!」

 

シャドウがエネルギー玉を弾き、着地した隙にフォーゼはNマグネットスイッチの後ろに付いてるリミットイグネイターを押した。

ブゥゥ…!と避難誘導の様な音が鳴る。シャドウはその音で判断し、剣を盾にする。

両肩についたNマグネットキャノンとSマグネットキャノンがマグネット状に合わさる。その先には大きなエネルギーが集まっていた。

 

LimitBlake

 

ライダー超電磁ボンバー!

 

大きなエネルギー玉がシャドウの身体に当たる。シャドウの身体はスライムボディで守られているが…反発しあう。

 

「くっ!取れろ…!」

 

だがシャドウの言葉とは反対に、彼は反発した衝撃か、遠くへ飛ばされる。

 

「あ…!」

 

シャドウが吹っ飛んだ時、彼は驚いた声をした。そう、予定とは違ったのだ。


「いてて…、あいつの必殺技、単体技らしいけどこんな飛ぶなんて…。」

 

僕は彼奴の力を見て知った。彼奴は僕に追いついてる。いや、追い越してる。力は違うがわかるんだ。

絶対に力を進化させてると。

 

「大丈夫でしたか!シャドウ様!」

「ああ、大丈夫だ…。だが、こんな飛ぶとはな。」

「やっぱり、彼を…。」

「やめておけ。彼奴は絶対に強い。仲間に引き入れるチャンスを見るんだ。」

「シャドウ様がいうなら…。」

 

ライト。お前の力は、惜しい。独りを選ぶお前の力が、俺たち、「シャドウガーデン」には惜しいんだ。

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