仮面ライダー《陰の実力者》になりたくて!   作:鏡蓮

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07 チョコレートの返事

「チョコレートを送る相手決まってないんでしょ。ほら、上げる。」

「そういうことか…。」

 

アレクシアさんに渡されたのは、お礼とは別のチョコレートだ。上げる用と書いてある。

 

「カゲノーからは?」

「お礼は言われたけど、疑われたわね。」

「日頃行い…ね。」

 

俺は余計なこと言ったせいか睨まれる。はぁ…、昨日は夜更けに闘ったせいか何も考えれない。

 

「はぁ…貴方は、ちゃんと自己管理するのよ。」

「そんなのわかってる。体力と精神くらい安定させるさ。」

 

そう言って、俺は隣の女の子にチョコレートを渡す。何も深い意味はない。

ただ、欲しいかな。と思ったからだ。

 

「え、あの…。」

「それじゃ、またね。」

 

俺はアレクシアに対して別れの挨拶をする。またね、その方がいい。俺は近くにいる。それを考えれば楽だ。


「どういうお菓子なんだろう…。」

 

私は男子に渡されたお菓子を見る。上げる用…自分用もあるのかな。」

 

「ゴホッゴホッ。」

「お義父様。」

 

私は副学長のルスラン・バーネット先生の方を振り向く。大丈夫なのかな、咳してるけど…。

 

「おや、これは…高級菓子「チョコレート」じゃないか。」

「ちょこれーと?」

「ああ、最近話題になっててね。人気のお菓子さ。」

 

人気のお菓子で高級…どうして私に…。

 

「上げる用…、男だったのかい?」

「は、はい。急に渡されて…。」

「プレゼントか。なら、彼は君に一目惚れしたんじゃないか?」

「ふぇっ!?」

 

ひ、ひとめぼれ!?そ、そんな素振りなしで!?

 

「研究も良いことだ。だが、人付き合いもした方が良い事はある。」

「そ、そうなんですか…。」

「ああ、返事は早めに越した事はない。」

 

私は、どうしたら…。研究もあるし…でも、返事を待ってるなら…。

翌日。私は昨日の出来事で眠れなかった。寝たのって…3時くらいだよね。

 

「答え…か。」

 

置いてある新聞を見る。仮面の騎士…。その正体が「ライト・ガーフィール」の可能性あり。と書いてある。

もしそうなら、彼は…。

 

「どうしたらいいんだろう…。」

 

私は悩みを持ちながら…学園に向かう。


「武神祭…ね。」

 

僕はヒョロに強制エントリーされたブジン祭の項目を見る。

 

「ネームドのチルドレン1stが確認されました。」

「叛逆遊戯、レックスです。」

 

ニューの言った言葉で驚く。ネームド持ち、つまり敵役!!もし、そうならライトも出るはず…。

 

「どうするべきだ…。ネームド持ちなら…強敵だな。」

「シャドウ様の力なら、大丈夫だと思いますよ。」

 

そうじゃない、ライトの力で戦えるかだ。それも1stクラス、闘って負けたら展開的に宜しくないぞ。

 

「分かった。じゃあ、またね。」

 

僕は独り言の様に呟く。

 

「もし、僕がブジン祭に出たら、ライトと闘える…可能性もある。」

 

好機だ。陰の実力者としては表舞台は難しい。なら、変装もあり…。。

 

「ふふふふっ…!」

 

楽しみに待て!レックス!そして、ライト!


結局敗北した。モブ式としては良かった!だが、審判が止めるなんて予想もつかないだろ!

 

「ライトは…。」

 

大会の表を見る。選抜を切り開いて、姉にも生身で勝ったらしい。そういえば、クレアに勝つのって、凄くないか?

 

「あ、でも…クレアに譲ったんだっけ。「別にやってみたかっただけ。」っていう理由。」

 

主人公なのに、譲り合いはするんだな。というか、ライトも来ないとなると、ブジン祭どうするべきか…ううん。

そう悩んでいると、ライトが噂の仮面の騎士という新聞が飛んできた。

 

「…はぁ、正体を隠す僕より活躍してるか…。」

 

いや、でも、彼正体を隠せないんだった。必然的にそうなるしかない。って。…ドンマイ、ライト。


学園の喫茶店、俺は何故かシェリー・バーネットとルスラン・バーネット副学園長と共にいた。

チョコレート渡してくれたし、嬉しいな。でも、この量食べれるか?

 

「用って…。」

「ああ…。コホンッ。君、仮面の騎士って存在を知ってるかね。」

「はぁ…、新聞や最近の話題で持ちきりでしたよね。シャドウガーデンと対だって。」

 

そんなわけ無い。と自負する。俺としてはシャドウガーデンのストッパー…みたいな物だ。彼ら、紅の騎士団より甘い。

 

「君が、仮面の騎士なのか、確認したくてね。」

「そんな訳ありませんよ。俺だって、彼の様に闘えませんし。」

 

ベルトが無かったら、俺は力なんてない。ただの人間だって、わかってる。

はぁ…魔力がないって言ったら悪いのかな。

 

「あの、ライトくんって、普段カゲノー君といるけど…どういう関係?」

「ああ…、友人かな。俺としては勿体無いくらいの…友達。」

 

カゲノー、アレクシアさん。本当にいい友達だ。いい人だって…少し分かるんだ。

 

「あの、ライトくんが良いなら私と友達になりませんか?」

「ははっ、シェリーは今まで友達が出来なくてね。良ければ…。」

「良いですよ?友達になっても。」

 

即答した。副学長が友達が出来てないというなら、なってみせる。

 

「だけど、保証はしませんからね。友達だと思って相談しても、俺わかりませんから。」

「はは、考えとくよ。」

 

そう保証して、俺は明日に向けて帰る。はぁ…ブジン祭、譲って良かったのかなぁ。


翌日、僕はライトの隣でハンドグリップを使う。スライムから出来たから、隠しやすい。

 

「生徒会の選挙ね…。」

「三年生は課外授業、いいですよねー。大人の恋もできるんじゃないですか?」

「うわー、いいなそれ。」

 

僕とライトはそれを無視して、空を見つめてる。ライトは何を考えてるのか分からないが、仮面ライダーの事でも考えてるんだろう。

すると、生徒会長らしき人物が来た。

 

「失礼します、生徒会の補欠選挙の説明に参りました。」

 

ネームドらしき人物だ。何かあったら、彼女に任せるのもありだな。

すると…何か手で泥の様な物を掴んでる様な気がした。それは…スライムだった。

魔力が切れてる…。どういう事だ?

その時、ドアが壊れた。

 

「シャドウガーデンだ!この学園を占拠する。」

 

やりやがった…。世界中の少年たちが憧れた教室でテロを起こすかを妄想をした、僕も含めて!

 

「見せしめにはちょうど良い!」

 

その時、そいつらは…ネームドキャラを殺そうとしていた。動いた。何故か、ライトも。

そう、今…僕たちはモブとしての一ページを飾った!

 

「ぐほぉっ!」

「ぐおっ!?」

 

僕は斬られて…彼は蹴りを決めた。メインキャラ…かっけぇぇぇ!!

やりたい事リスト…達成!!

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