仮面ライダー《陰の実力者》になりたくて!   作:鏡蓮

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08 アーティファクトの制御

「何で生きてるんだ、俺。」

 

蹴りを決めた俺は、拘束されていた。最重要人質。らしい。そういえば、アレクシアさんもいない。

 

「カゲノーは…、生きてるだろ。」

 

彼奴のことだ、あの選抜試験の時に転んで生きてる。それに、彼奴は隠してるつもりだろうが…スライムを持ってた。

…まさかな。

 

「それで、騎士様。俺をどうするつもり?」

「お前の持ってるベルトをよこせ。」

「はぁ?持ってないだろ。持ってたら見せてるし。」

 

銀色の騎士に舐めた態度をとる。このキャラではないが…早く向かわないといけない。

シェリーさんとカゲノーを。

 

「その力は私たちに必要なのだ!そうでもしないと…シャドウガーデンに…。」

「シャドウガーデンを倒す為か…。…やっぱり、お前には渡せないな。」

「なっ!」

 

俺は拒否して、騎士にドロップキックをかます。

 

「ぐおっ!?」

「最初から紐は解いてんだよ。それに…敵は俺を殺す気満々だ。なら、渡したくもなくなる。」

 

俺はそう言って、逃げる。もし、カゲノーとシェリーさんがいるなら…撒くしかないか。


「魔力の阻害…これが原因かと思います。」

「なにこれ?」

 

目玉の様な形をした物を見る。本だから気色悪くないが、本物だったらどうだろうか。

 

「強欲の瞳は、魔剣士などの魔力を一時的に溜め込むアーティファクトなんです。」

「でも、彼奴ら魔力を使えたけど…。」

「記憶させたんだと思います。そうしなければ、攻め込みもしませんよ。」

 

記憶させた…。だから、彼奴らは使えたのか。で、記憶してない僕たちの魔力なし…と。

 

「ねぇ、何でも貯めれるの?」

「あ、感知できない微細な魔力や、膨大な魔力は使えますよ。でも…今はそんな人居ませんから。」

 

ふーん。膨大な魔力…ね。


「敵5体か。」

 

俺は腰のベルトについてるウィザードドライバーをドライバーオンウィザードリングで起動させる。

 

ドライバーオンプリーズ

 

追手ではないけど、強さ的には俺が不利…バインドで固めるか。

俺は、右手のドライバーオンウィザードリングをバインドウィザードリングに変える。

 

バインド プリーズ

 

4人を鎖で固める。1人は強さ的に難しい。けど、闘えば…。

 

「お前…魔力使えるのか?」

「魔力ではないかな。」

 

武者みたいだ。だが、シャドウガーデンの偽物…。シャドウよりはマシか。

 

「ちっ、隙をついたってわけか。」

「何処に向かうのか知らないけど…俺の力は舐めるなよ。」

 

俺は、左手にフレイムウィザードリングをつけ、ハンドルレバーであるシフトレバーを左手に変える。

 

シャバドゥビ タッチ ヘンシン!

 

何度も鳴る簡略的な詠唱が鳴り響く。カチッ。とフレイムウィザードリングのリングをカチッと顔にする様動かす。

 

「変身。」

 

フレイム プリーズ

ヒー!ヒー!ヒーヒーヒィー!

 

ルビーの宝石を全面に出し、銀色の線で形を取った姿に変身した。

 

「さぁ、ショータイムだ。」


「ハァッ!」

「くっ!?」

 

ウィザードは足蹴りを喰らわす。パンチするとは思っていた相手は、油断をしてしまい、剣を弾かせてしまう。

 

「ちっ!!」

 

レックスは二つの剣の柄頭を当て、網を展開させる。

 

「どういう魔力かしらねぇが!この網に当たったら感知する!どうだ!お前の魔力じゃ入れねぇだろ!」

「そうかもな…だけど、()()力はお前の想像を超えるさ。」

 

ウィザードはフレイムウィザードリングを、ウォーターに変える。

そして、ウィザードドライバーをシフトレバーでもう一度左手に変える。

 

シャバドゥビ タッチ ヘンシン!

ウォーター プリーズ

スイ~スイ~スイ~スイ~

 

「姿を変えた…!?」

 

ルビーからサファイアの宝石へと変わるウィザード、彼はウィザードソードガンを持つ。

 

「網…なら、その隙間、通ってやるよ!」

 

右手のウィザードリングを変え、シフトレバーを右手に変える。

 

ルパッチマジック タッチ ゴー!

 

リキッド プリーズ

 

「なっ!?水になりやがった!?」

 

ウィザードはレックスの驚いてる隙に、後ろから網を食い潜る。

そして、彼の身体に纏わりつき…リキッドを解除し、関節技を決めた。

 

「なっ!?ぐあっ!!」

 

そう、卍固めである。

 

「ギブしたいか!」

「嫌に決まってるだろ!」

「なら…!」

 

また液状化し、腕挫十字固をする。そう、痛みを与え、降参させようとしてるのだ。

生身の人間には必殺は殺傷問題に引っかかる。だから、ウィザードは関節技で痛めてるのだ。

 

「ごっ!!あ、あああ。。!!」

「ギブしたいかぁ!」

「嫌に決まって…!」

「なら、最後だぁ!」

 

ロメロスペシャル!!*関節技の説明は難しい為、ウィザード 関節技で調べてください。それか4話か5話を見てください。

 

「ギブ!ギブだぁぁ!降参する!!降参する!!」

「よしっ…!」

 

ウィザードはレックスの剣を投げ捨てると、網はもう消えていた。これでバインドが使える。と考えていたが…最後に質問を投げた。

 

「何を狙ってた。」

「アーティファクトだ。シェリー・バーネットが持ってるって言ってたんでな。探されたわけだ。」

「今、シェリーは何処だ。」

「さぁね。近くにいるんじゃね。」

「わかった。罪は償えよ。名もなき武者。」

「…ちっ、武者ってなんだよ。」

 

ウィザードはレックスをバインドで拘束し、シェリーを探しに行った。


「ここにいるのか!」

「え!?ライトさん!」

「カゲノーもいたのか…。やっぱり生きてたな。」

 

バレちゃったか。やっぱりって事は生きてたと確信してたのか。流石、仮面ライダーだ。

 

「何してるんだ?」

「このアーティファクトを公道で使うんだ。」

「円盤のか…。だが、公道って何処に?」

「はい!この本を押したら…。」

 

本棚の一つの本を押す。その時、何かの歯車が動き出す。

 

「これが、公道の道?」

「はい!暗いですから、一緒に行きますよ!」

「…そういえば、副学園長の義理娘なんだよね?母親は?」

「それが…。」

 

話した内容は、悲惨で、メインキャラクターでも酷いお話だった。

けれど、副学園長が預けてくれたのは良かった事だと僕は安堵した。

 

「…母親か。」

「え…。」

「いや、母親が居なくなっても立ち直れるシェリーさんを羨ましいって思ったんだ。」

「そ、そんなことありませんよ!そういえば、ライトくんはどうなんですか?家族は?」

 

僕も気になっていた。ライトが何をしていたのか、家族のことを。

 

「家族は…、()()いないさ。」

「え…?」

 

ライトの目は今までのライトじゃなかった。そう、過去を後悔してる様なそんな目だった。。

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