それでいいのか、東堂葵。超親友を助けるんだ、東堂葵。師の無念を晴らせ、東堂葵。今こそ立ち上がるときだ、東堂葵。高田ちゃんが見ているぞ、東堂葵ィィ   作:病んでるくらいが一番

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東堂葵が主人公で短編なら盛ってもいいかなって。


後編

まさかこんなところで最推しの高田ちゃんと会えるとはと、いつものようにスイッチが入ろうとしたが、高田ちゃんの目線が亡き左手に向いたことで、高まる筈だった東堂葵のテンションが霧散した。

 

一方高田ちゃんも左手を見てしまったことに東堂葵が感づいたことに、高田ちゃんも気がついた。

 

「良くないよね。ごめんね」

 

謝らせてしまった。

 

最推しに気を使わせ、そして一瞬ではあるが気まずいような顔をさせてしまった。

 

(それでいいのか、東堂葵ッ! 高田ちゃんにあんな表情をさせてまだ黙っているのかッ!?)

 

東堂葵は己に鼓舞をする。

しかしやっと出せたのは引きつった笑みだけだった。

 

「……」

「……」

 

今までの東堂葵であれば絶対にありえない無言タイム。

高田ちゃんもやらかしたと思ったのか、数秒の沈黙が訪れた。

 

パンッ!!

 

そんな沈黙を破るように、手を叩いたような音がその場に響く。

その音は当然東堂葵が出した

 

「な、何をやっているんだ高田ちゃん! 頬が真っ赤になってしまっているじゃないか」

 

わけではなく、高田ちゃんが両手で自らの両頬を強く叩いたから出た音だった。

 

「らしくなかったからね。喝を入れてみたの」

「……アイドルなのだから、もっと自分を大事にしなければ」

「ふふ、そうだよね。ありがとう」

 

高田ちゃんの奇行により、東堂葵がやっと気まずそうな顔以外をしたことに少しだけ高田ちゃんは笑みがこぼれる。

そしてまた少しだけ沈黙が続くが、先程の気まずい沈黙ではなく、東堂葵がオロオロと高田ちゃんの頬の具合を確かめる時間が続いた。

 

「今度の個別握手会も東堂君は来てくれるの?」

 

そんな沈黙の時間に高田ちゃんはアイドルとして、他の諸々としても覚悟を決めて話を動かす覚悟を決める。

 

「すまない高田ちゃん。次の個握はどうしても用事があっていけない」

「本当に?」

 

いつもあんなに自信や元気に溢れていた東堂葵は目線を逸らしながらそう答えた。しかし高田ちゃんは逃さない。

 

「本当に用事があるの?」

「……」

「大丈夫だよ。私はみんなを元気にするアイドルなんだよ? 本当のこと言っても大丈夫。大丈夫だよ、東堂君」

 

高田ちゃんがゆっくりと近づき、そっと東堂葵の右手に触ろうとする。

 

「や、やめろ高田ちゃん。君がこんな手に触れてはいけないッ!」

 

どんなに落ち込んでいようと、どんなに絶望していようと、高田ちゃんが真人によって醜く変えられた右手に触れようとしている。そんなことさせるわけにはいかないと一歩下がる。

 

東堂葵の一歩は普通の人に比べたら大きな一歩である。普通の人ではその一歩に追いつくためには更に一歩必要になり、逃げられてしまうだろう。

普通のアイドルなら追いつけないその拒絶の一歩に普通ではない高田ちゃん(デカいタッパ)は同じく一歩で追いつく。

 

「それってもしかして感染したりするの?」

「しないが良く、」

「ならいいよね」

 

最推しに気を遣い、一歩離れた東堂葵だったが、彼が好いたアイドルがそんな一歩で諦めるわけもなく、東堂葵が何かを言う前にその右手を掴んだ。

 

「高田ちゃんッ!」

「そんなに怯えなくても大丈夫だよ。ボコボコで硬いとこもあるし、これどうやってなったんだろうね」

「!!」

 

東堂葵本人ですら触りたくないと思う醜い見た目なのに、高田ちゃんは怯まずに指を滑らせる。

 

「ありがとうね、東堂君」

「……何がだ?」

「東堂君は、それに多分真依ちゃんもかな? 幽霊みたいなのと戦ってくれてるんだよね?」

「な、なぜそれを!?」

 

呪霊の存在は一般人には秘匿されている。故に本来であれば一般人である高田ちゃんは存在を知らない筈なのだ。

 

東堂葵はどんなに鈍ってしまっても、落ち込んでいても彼のIQは呪術界の中でもトップクラスなのだ。故に高田ちゃんがどういう経緯で知ったのかはすぐに理解する。

 

あと禪院真依が東堂葵に個別握手会に誘われて参加した後から、毎回来ていることを東堂葵は知らない。

 

「高田ちゃんも見えているのか」

「うん。変なのが学校とか病院とかによくいるよね。前に会場で東堂君があの変なのがいるところを見てたからわかったんだよね」

「……俺が戦っていることが分かったのは?」

「東堂君の手は空手タコが出来てるよね。空手家さんなのかなって思ったけど違うみたいだし。最近出来たばかりって感じの傷をつけてきたこともあるよね。あと真依ちゃんは拳銃を持ってたって聞いたんだよ。日本は拳銃を持てないのに当たり前のように持ってる。なら、世間に広まってないあれと戦うためなんじゃないかなって」

「当たりだ高田ちゃん」

 

東堂葵は感動した。

いくら呪霊が見えているからと言って、東堂葵や禪院真依が呪霊と戦う存在であることまで思いつくに至ったことに。

そこに気がつくとは、やはり天才か。

 

そこから高田ちゃんが東堂葵の右手をニギニギしながら、他愛もない会話を続ける。

ストレスフルだった最近の状況が嘘だったかのように、東堂葵の顔には笑顔が浮かび上がる。

 

ちなみに町中でこんなデカい二人が立ち止まって何かしているが、たまたま何故か(ご都合)人が通らないため交通の邪魔にはならない。

 

高田ちゃんと話しているうちに、東堂葵は戦う理由を思い出していた。

 

最初は楽しそうだからだった。東堂葵は師匠の九十九由基によって、呪術の何たるかを学んでからは呪霊と戦っていた。

最初は戦うのが楽しかった。ただの人にはない様々な攻撃方法や能力で苦戦はすれど、その圧倒的なパワーとIQで乗り越えてきた。

 

そんなある日に出会ったのがアイドルの高田ちゃんだった。

それからは彼は高田ちゃんの推し活をするために、高田ちゃんが生きているこの世界を護るために戦うと誓ったのだ。

 

それを東堂葵はついさっきまで忘れていた。

 

「……高田ちゃん、ありがとう」

 

雑談が途切れてから言われたその東堂葵の言葉に、高田ちゃんは今度こそひどく顔を歪ませた。

東堂葵の顔は覚悟を決めて、死ぬ前の人の顔に見えたのだ。見たこともないのに、そう確信させるような顔をしていた。

 

「と、東堂君はまだ戦うの? こんな手に、片腕なんてないのに」

「ああ、戦うさ」

「なんで? 東堂葵はそんなになるために頑張ったんでしょ! もういいんじゃない。他の人に任せても」

「高田ちゃんは優しいな。だが、そんな事はできない。俺が、俺自身が……高田ちゃんの推し活を続けられる世界を護るために」

 

こんなセリフを顔面ゴリラに言われたら、キッショとなるだろう。だが高田ちゃんはそうならない。

高田ちゃんのオリジンがそれをさせない。

 

高田ちゃんは泣きそうな顔で膝立ちになり、東堂葵の右手を両手で掴みながら、神に祈るように力を込める。祈る。祈る(呪う)

 

「……高田ちゃん?」

「駄目だね。せっかく変な力もあるのに、漫画の魔法に見たいに治せないや」

 

そう言った高田ちゃんの瞳から涙が一粒流れ、その願い(ナミダ)は東堂葵の右手に落ちた。

そして神聖なる聖女のような佇まい(東堂葵視点)で東堂葵の右手に、高田ちゃんは軽く口づけをした。治りますようにと呪いながら。

 

「東堂葵の左腕はこんな感じで、太くて大きくて、でも少しだけ右腕よりも筋肉が発達してたよね。ここがこうなってて。ごめんね。私と握手した人は少しだけ調子が良くなるっていう力があるみたいなんだけど、役に立たなかった……ね!?」

 

東堂葵の右手を手放し、高田ちゃんの記憶にある左腕がこうだったなと思い出しながら治ってくれと祈るも、当然そんなもので治るはずがない。

 

だが、そんな数秒の間に東堂葵の脳内では夥しいほどの時間が流れていた。

 

 

そう、花御戦のときのような脳内世界が展開されていた。

 

「それでいいのか、東堂葵。超親友を助けるんだ、東堂葵。師の無念を晴らせ、東堂葵。今こそ立ち上がるときだ、東堂葵。高田ちゃんが見ているぞ、東堂葵ッ!」

 

脳内の想像世界故か、東堂葵の左腕は生えているし、右手も無事だ。ただ本来の東堂葵の左腕よりも少しだけ肥大化している(高田ちゃんの妄想反映)

 

そして高田ちゃんの想い()(口づけ)を受けて、脳内世界の至る所に黒い稲妻が轟いていた。

 

高田ちゃんの祝福の口づけを受ける瞬間、東堂葵の呪力は類を見ないほど高まった。

そして0.000001秒以内の誤差などなく、口づけをされた0.0秒のタイミングで呪力が(はね)たことにより、黒閃が身体の内部で煌めいた。

 

更に五条悟は学生時代、死に際に呪力の核心を掴んだ。

それは五条悟という平時において、最も呪力の核心に近い存在だからであり、そこらの術者は死に際になったからといって、呪力の核心は掴まない。

 

東堂葵は今瀕死でもなく、むしろ幸せの絶頂にいる。呪力は負の感情によって生まれるので、今は呪力的には弱い状態か? いいや違う。

 

正のエネルギーは負のエネルギー同士を掛けることで発生する。負のエネルギーは負の感情から生まれる。

ならば正のエネルギーを正の感情から生み出せない? 普通は無理だろう。だが、今は黒閃が発動され続けているのだ。

 

衝突(口づけ)とぴったりの呪力の衝突による真なる黒閃が発生したのだ。

 

黒閃とは空間を歪ませ、呪力を黒く光らせる現象ともいう。

普通であれば、ただの呪力と衝突では空間は歪まないし、術式を介していないのに呪力が光ることはない。

黒閃とは本質や現実を一部改変させる力と言えなくもない。

 

故に東堂葵は愛によって本質を歪め、そして

 

「至らないわけがない、今の俺が、呪力の核心へと」

 

東堂葵は呪力の核心へと至る。

 

「だがこれだけでは駄目だ。呪力の核心に至った程度ではまだまだ浅い。俺の今の目的はなんだ? 高田ちゃんを幸せにすることだ。俺の右手や左腕が治らず、涙を流した高田ちゃんを笑顔にすることだ」

 

しかしその程度では東堂葵は満足しない。

故に精神世界から東堂葵の己の肉体に向けて叫ぶ。

 

「それでいいのか、東堂葵ッ! 魂を歪まされ、反転術式で治せない? お前は舐めているのか東堂葵ッ! 高田ちゃんが、高田ちゃんが己の肉体はこうだ。この形が俺の肉体であると言っているんだぞッ! 魂くらい歪めて、治ってみせろよ東堂葵ッ!! 不義遊戯ッ!!!」

 

パンッ!!

 

高田ちゃんによる口づけ。高田ちゃんによる祈り。高田ちゃんによる祈り(呪い)。全くのズレのない真の黒閃の発動。呪力の核心の理解。狂気的なまでの思い込み。黒閃による正のエネルギーの出力方法の改変。虎杖悠仁との青い思い出。

そして何より東堂葵は真人の魂改変を二度受けている……、とかは関係なく高田ちゃんの愛を受けたのだ。

 

愛ほど歪んだ呪いはないとある人が言った。愛によって、人は特級呪霊になれるほどの力があるのだ。なお、愛を押し込んだ存在は五条悟並の才能だが。

 

それら多量のバフと経験を携え、東堂葵は手を叩いた。

対象は己の肉体と己の精神世界の肉体。

 

魂よりも更に強固に想う事で、魂を想いが凌駕して行われた絶技。

 

それが現実に実った結果、高田ちゃんは驚きの声を上げたのだ。

 

「高田ちゃん。個別握手会だが、一人何回分まで握手券を使ってもいいんだったか」

「制限なんてないよ」

 

二人は抱擁を交わした。

 

東堂葵の左腕は生えているし、右手も綺麗になっていた。ただ本来の東堂葵の左腕よりも少しだけ肥大化していた(高田ちゃんの妄想反映)

 

 

 

 

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ」

 

東堂葵は新宿にあるビルの屋上にいた。

遠くの方では五条悟と伏黒恵の体を乗っ取った両面宿儺が戦っている。

 

東堂葵は高田ちゃんと会ってから変わった。

雰囲気も見た目も今までとあまり変わりはなく、素人目に見てもちょっとだけ左腕が太いくらいである。

だが、東堂葵の呪術的な能力はあまりにも高次元に至ってしまった。

 

もともと東堂葵の術式である不義遊戯は手を叩く事で、術式範囲内にある一定以上の呪力を持った物体の位置を入れ替える術式だ。

そして真なる黒閃を経験したことにより、空間を歪める方法を悟った。

 

空間を歪められる存在としてブラックホールなんてものもあるが、あれは時間も空間も諸共に消し去ってしまうものである。

空間能力者が黒閃を極めるということは時空を理解するということだと勝手に東堂葵は理解した。元々九十九由基の術式を何度も受けていたのも功を奏したのだろう。

 

ただ人の身で空間はともかく、時間をどうこうできるはずがないのだが、真人の魂の変質を治す過程で魂の運行を理解したことで、時間と肉体の関係を無視できるようになった。

 

その後東堂葵が行ったのは、現時点の東堂葵の魂と未来の東堂葵の魂を不義遊戯することだった。呪力は魂から出力されているとも言われる。そう言われているのであれば、そういうことなのだ。東堂葵はそう理解した。故に呪力を帯びたモノ同士なため可能だと断定した。

 

対象は己のみ。他者には行使しない。すぐに現時点に戻って来ること。黒閃を100回行使した後限定などなどなど。

様々な縛りを掛けたが、東堂葵は必ず成功する確信があった。

 

あの腕がない時に高田ちゃんの祝福(口づけ)を貰ったとき、東堂葵は無意識のうちに未来を見たことを後から悟った。

あの時点ではまだ東堂葵の師匠である九十九由基は死んでいなかった。だが、あの時確かに東堂葵はこう言った。

 

「師の無念を晴らせ、東堂葵。」

 

そして東堂葵の師匠である九十九由基は程なくして羂索に敗北した。故に東堂葵は失敗すれば魂が消し飛ぶような事も、当然のごとく成功させた。無意識に成功させたこと(魂の不義遊戯による未来観測)を意識して成功させただけだ。

 

未来を見た後すぐに超親友(虎杖悠仁)たちに合流しようとしたが、最適解ではないと悟り、ずっと一人でこの五条悟と両面宿儺の戦いが起きるまで不義遊戯をし続けた……正確に言うとこの時間軸に魂が戻ってくるのに時間がかかっただけである。

 

 

 

「おい、超親友(ブラザー)ヤベーって!そこのコンビニポテト半額だよ、行こーぜ!」

「まじかよ葵、行かないとな! 腸相も行くよな」

「当たり前だ。俺はお兄ちゃんだからな」

 

風が少しだけうるさい河川敷で超親友(ブラザー)とポテト半額程度で騒いだ高校生の夏。

 

「うふふ、あはは。葵君、つかまえてごら〜ん」

「よーし行くぞー!」

 

高田ちゃんと海辺で追いかけっこをしたあの夏。

 

「重力も、時間も、質量も、突き詰めればッ!」

 

結局九十九由基は周りを巻き込みたくないという甘い考えで羂索を道連れに出来なかったあの未来。

 

あらゆる可能性の時間軸に不義遊戯をし、不義遊戯の練度を東堂葵の考えるラインになるまで行使し続けた。そのおかげでこの時間軸に戻ってこれたし、五条悟が負ける未来を回避する準備も完了した。

 

東堂葵は深呼吸をして手を構える。何度も確認した最も両面宿儺を倒せる可能性のある一瞬を待つ。

 

 

「遠隔の(むらさき)もアドリブにしては上出来でしょ。あー、痛えな。初めての自爆だよ」

 

遠隔での茈の発動によって魔虚羅は消し飛び、ダメージが未だに回復しておらず徒手空拳もまともにできない両面宿儺。

一方黒閃により反転術式の出力を取り戻した五条悟。

 

素人目に見れば五条悟の勝ちだと確信したくなる瞬間、その技が放たれた。そして東堂葵は0.0秒のズレなく不義遊戯を発動させた。

 

パンッ!!

 

「……は?」

 

極限の集中状態で放たれた魔虚羅の適応を応用した空間を、世界を、存在ごと分断する超絶的な両面宿儺による対五条悟への必殺技。

もしその技が物理的な斬撃や概念的な抹消であれば、今の完全覚醒した東堂葵でも五条悟を助ける程度しか出来なかっただろう。しかしあくまでも両面宿儺が放ったのは空間に作用する呪術。

 

ただの見様見真似の魔虚羅の猿真似である空間操作程度、元々空間系の術式を持ち、体感時間では覚醒後に数年鍛えたであろう東堂葵であれば返せる。呪返しや呪詛返しと呼ばれる本来は肉体を弱体化させるなどの呪いを返す際に行われるカウンター的な技術である。

 

そして今立っているのは五条悟であり、腹を真っ二つにして倒れているのが両面宿儺。ではなく存在を絶対に殺す空間を使った斬撃を返された両面宿儺の存在は消え去り、残ったのは体の切られた伏黒恵であった。

 

パンッ!

 

超親友(ブラザー)の教師なのだから、両面宿儺くらい倒してもらわないと困るぞ五条ティーチャー。超親友(ブラザー)には結婚式で友人代表としてアツい言葉を言ってもらわないといけないのだからな」

「……はぁ、はぁ? ハァァァ!?」

 

五条悟は親友(夏油傑)に笑顔で空港から蹴飛ばさて現世に戻り、現状が本当に理解できないのかあたりを見回して、両面宿儺が死んだことを理解した。ただなんで東堂葵がいきなりわけわからんことを言って、この場に現れたのかは全く理解できなかった。

 

 

 

その後、両面宿儺戦で覚醒した五条悟が反転術式のアウトプットで体を真っ二つにされた伏黒恵は蘇生され、裏梅は逆上して襲いかかってきたが瞬殺され、羂索は覚醒した五条悟と東堂葵に即座に補足され、即死させられた。

 

「キッショ。何があればそんな覚醒するんだ、よ」




『平家物語』第一巻「祇園精舎」より



今作の高田ちゃん。
東堂葵がまだガキの頃、高身長で呪霊が見えるとか当然イジメられていたが通りがかった東堂葵にいじめっ子たちがボコられて助けられる。その時に東堂葵が高身長も個性であり、オレは好きだと言う言葉で覚醒。アイドルを目指した。なお東堂葵はその時のことを覚えていない。テンプレである。東堂葵のガチ恋勢。

禪院真依を連れてきたときはBSSで頭が明かしくなるところだった。

術式は対象者の自分に対する好感度と自分の対象者に対する好感度を掛けた値を参照したバフ的なやつ。東堂葵の高田ちゃんへの愛が天元突破していて、高田ちゃんもガチ恋勢のため冒頭時の口づけの時にバフをして、東堂葵が壊れた。

今作の東堂葵。
本編後、術式の拡張を一切利用できない縛りで両面宿儺の攻撃をカウンターしたため、今後一切術式の拡張を使えないがゴリラだから結局強い。羂索は入念にボコってから殺した。師の無念は多分晴らせた。
あと多分結婚式は虎杖悠仁に友人代表をやってもらう。
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