ポケットモンスター -紫電のゼオン・ベル-   作:やぶゆー

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29話:終戦

 

 ニンゲンはポケモンに比べて弱い。

 まず身体能力は比べるまでもない。

 では知能や勇猛さならどうだろうか。それもニンゲンの方が愚かで臆病だ。

 だからこそ有能な者ほど己の力を過信せず、狡猾に慎重に立ち回る。

 

「ヒトはお前が暴走した時に備え、保険を用意していた。

 ミュウツー、お前の遺伝子には意図的な欠陥が組み込まれている。

 ヒトが定期的にメンテナンスを行わない場合、致死性の病が発症するような仕組みだ」

 

 己の情報が記された設計書を1分足らずで読み終えたミュウツーは、デュフォーの言葉が偽りでないことを理解する。

 資料が捏造された可能性はゼロではないが、部外者が作ったにしては細部の情報が正確すぎる。

 これを一から捏造できる知識と知能があるなら、取引をするためだけにこんな回りくどい方法は取らずとも良いはずだ。

 

『この設計書が真実だと仮定しよう。その上でお前の言う『取引』とはなんだ』

 

 ミュウツーは状況を把握し、既にある程度の冷静さを取り戻しつつあった。

 己の死が確定しているというのに、言いたいことを飲み込みデュフォーとの対話を試みる。

 

「ミュウツー、今のお前は地下の研究施設で安楽死させ、オレが完全な状態で"アイツー"と一緒に再度クローンを作るという提案だ」

 

『!! ……お前、アイツーを知っていたのか!』

 

「デュフォー、お前本気か!? それに"アイツー"とは何だ?」

 

 ミュウツーの表情が一変し、ゼオンは聞き慣れない単語に戸惑う。

 この場にいるのは、ミュウツー、ゼオン、デュフォーのみ。

 他の者達が絡むと混乱をきたすため、今はメインホールに戻り彼らだけで話を進めている。

 

「アイツーはミュウツーが再会を望んでいる家族の様なものだ。

 アイツーを取り戻した上で、それでもお前がニンゲンに復讐したいというのなら、もう好きにすればいい。だが見返りとしてオレ達への協力はしてもらう」

 

 デュフォーの補足を受け、ゼオンもようやく話が線で結びついていく。

 このまま死ぬはずのミュウツーがアイツーと共に生き返られるなら、それは願ってもない話だ。

 そしてミュウツーが持つ強さと知識、科学力の協力を得られれば、ゼオンとデュフォーが元の世界に返る確率は確実に上がる。

 どちらにとってもウィンウィンの提示だが、懸念点も浮かびつつあった。

 

(一見都合の良すぎる取引に聞こえるが、ツッコミどころがゼロという無いわけではない。

 ミュウツーも当然指摘すると思うが……)

 

 ゼオンの懸念通り、ミュウツーはその提案に対し眉をひそめ続けている。

 

『取引の内容はわかったが、成立させるためのロジックが破綻しているな。

 まずお前が私を生き返らせる保証がどこにある。そもそもお前の技術で可能なのか?

 そして生き返らせたとして、逆に私がお前に従う保証もだ。

 ニンゲンが私に()()を組んだように、私が逆らえない様な設計でもするのか?』

 

 ミュウツー、そして真っ当な指摘だと内心で同調するゼオンの視線がデュフォーへ収束する。

 もっとも、ゼオンの方はデュフォーが『答え』を用意していることも予期していたが。

 

「その問いは無意味だ。答える意味も無いが一応根拠は教えてやろう。

 まず1つ目の問いだが、先の短いお前に選択権は無い。

 短時間では地球を制圧できたとしても、アイツーを生き返らせることは無理だ。

 賢いお前はすぐにその答えに到達するだろう」

 

『ッ……』

 

 冷たい表情で淡々と答えるデュフォーをミュウツーが忌々し気に睨みつける。

 アイツーを生き返らせるためには、たとえ確証が無くともデュフォーに賭けて(すが)る他ない。

 

「2つ目の問いだがこれはオレ達が解決すべき話であり、お前に教える筋合いは無い。

 どうしても話がうますぎて疑わしいというのなら、アイツーを生き返らせるのは、オレ達への協力が済んだ後にしても構わない」

 

 デュフォーはダメ押しとばかりに、壁を作るような言い方でミュウツーを突き放す。

 自分達に圧倒的なアドバンテージがあるとミュウツーに知らしめ、交渉を進めるためである。

 だがミュウツーはそれに対して、反論や口答えはせずに黙って話を受け入れる。

 ()()の内容が不明な点を除いても、この取引はあまりにもリターンが大きいからだ。

 

「なあデュフォー、ミュウツーを生き返らせたとして生前の記憶はどうするんだ?

 記憶が無ければ取引の内容も、アイツーのことだって忘れてるんじゃないのか?」

 

『"アカシックコード"を使うつもりか』

 

 ゼオンの問いに対し聞き慣れない単語がミュウツーから出てくると、デュフォーもそれに頷く。

 

「ああ。ロケット団はクローン体に記憶を継承させる、アカシックコードというシステムを所持している。それを使えば、ミュウツー達は過去の記憶を持ったまま生まれ変われる」

 

 便利なものだな、とゼオンは話を片付けようとして、すんでの所で気付き慌てて身を乗り出す。

 

「ちょ、ちょっと待て。オレやデュフォーのクローンも記憶を引き継いで作れるということか!?」

 

「それはできない。アカシックコードを使うにはいくつかの条件が必要だ。

 最初から使う前提で設計されたミュウツーと、フジ博士(開発者)の執念により十全な記憶情報を搭載したアイツーだけが、今は例外でこのシステムを使えるんだ。

 更にゼオンの場合は遺伝子設計がポケモンとも異なるから、()のクローンでさえ現段階では作れない」

 

 倫理的な話を棚に上げるなら、ゼオンとデュフォーのクローンを記憶を引き継いだ状態で作ることができたなら、これ程頼りになる武器は無かっただろう。

 そんなにうまい話があるわけがないか、とゼオンは勝手に盛り上げたテンションを下げたところで――

 

「デュフォー、ゼオン! すぐに来てくれ! サトシが……」

 

 ヒロシとシゲルから遠巻きに呼ばれ、デュフォー達はバトルフィールドへと駆け戻る。

 彼らの視界に真っ先に飛び込んだ光景、それは――

 

「何が起きている……」

 

 鉱石と化したサトシの全身を覆うまばゆい光。

 蛍の様な無数の小さな粒子が集まり優しく包みこんでいた。

 幻想的な景色に、ゼオンが眼を奪われそうになりながらも驚愕したのは、粒子の出所にある。

 サトシの真上で心配そうに覗き込むピカチュウの両眼から、その場にいるトレーナー達がボールから出したポケモン達の全身から、サトシにエネルギーを分け与えるかのように排出されている。

 

「ピカチュウ,レオン,ドンカラス(オカシラ)……一体どうした!?」

 

 ゼオンの問いに反応する者はいない。

 今まさにサトシの全身から光が弱まり、代わりに元の身体の色が浮かびつつあるその光景に意識が集中しているからだ。

 

あの少年(サトシ)の石化が溶けるというのか!? この光は一体何だ?』

 

 ミュウツーは理解できない。きっかけとしてサトシを石化させてしまった張本人であるミュウツーとゼオンが、どうにか腐心し解決したというのならまだわかる。

 しかし、スペックで遥かに劣る他のポケモン達が、自分の及びもつかない方法でサトシを救おうとしている。

 その事実は、最強の生物としての自負を持つミュウツーにショックを少なからず与えていた。

 

 傍にいたリザードンツーはその様子を察すると、毒気と戦意の抜けた優しい表情で笑いかける。

 

『あんた、アタシ達よりずっと賢いのにわかんないのかい? ()()()しかいないじゃないか』

 

 ――そうだ、この光は一度だけ見たことがある。最愛の家族が消滅した時と一緒だ。

 

私の家族(ミュウツー)のために戦いを止めようとしてくれてありがとう。あなた(サトシ)は私が助けるから――』

 

 光が消え去る直前に聞こえたその声を拾ったのはミュウツーだけ。いや、本当に声だったのかもわからない。

 それが願望から生まれた幻聴だったとしても、その確信に至ることに変わりはない。

 

『そうか……そこにいたのか、"アイツー"』

 

 奪われ,憎み,戦い,恨み,復讐するために戦略を練り、そしてまた戦う。

 張り詰め続けたミュウツーの顔貌が、一瞬だけアイツーと過ごした日々に戻った様な気がした。

 

 ニューアイランドを包んでいた暗雲はいつのまにか晴れ、温かい陽の光が少年(サトシ)の復活を祝うようにバトルフィールドを照らす。

 うめき声をあげながらゆっくりと身を起こし、眼の前で覗き込む己の相棒(ピカチュウ)と再会を喜ぶサトシ。

 続いて駆け寄るヒロシとシゲル達の姿を見届け、ミュウツーは戦闘状態と障壁を完全に解除し無防備な姿のまま、デュフォーとゼオンの前に立つ。

 

『デュフォー、お前の提案を全面的に受け入れる。手駒にしていたニンゲンとポケモンも解放しよう。その上で我々の命をお前に託す。

 済まないリザードンツー。お前達には無意味に血を流させてしまった。ケイ、お前も自由だ』

 

 そんなガラじゃないだろうに、とミュウツーの謝罪を照れくさそうに躱すリザードンツー。その横でカンナが少しだけ表情を崩しローブを頭から外す。

 誰の眼にも終戦が明らかな空気の中、ゼオンだけが紫電の双眸に僅かな未練を宿らせ、ボロボロに傷ついた身体を大地に腰着ける。

 

「オレは今回もお前に勝てなかった。お前が生き返ったら必ずケリをつけるぞ」

 

 ミュウツーは無言のまま見つめ返す。

 瀕死の一歩手前まで拳を重ねた両雄にもう言葉は要らなかった。

 

「任せろ。次はゼオンが更に苦戦する様に、オレ好みにミュウツーを好き放題魔改造してやる」

 

 最強のポケモン2体が仲良く「『やめろ!』」とデュフォーへハモると、両陣営から笑い声が漏れる。

 完全な和睦を迎えたことを証明する、何よりの証。

 本当はガッシュとこうなりたかったはずだというのに、ゼオンの心はそれでも少し軽くなった。

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 ポケモンリーグ運営本部内には、綺羅びやかなパーティーホールが備え付けられている。

 多くのトレーナーと国民から潤沢な登録費用と寄付金を集め、建てられたハコモノにふさわしい内装だ。

 ミュウツーとの和解から72時間後。

 事後処理に追われろくに自由な時間が確保できていないデュフォーが、セキエイ高原くんだりまでわざわざ出向いたのは、これから始まる論功行賞と祝賀会に顔を出すためだ。

 

 会の出席者はタマランゼ会長や四天王を含むリーグの重役と関係者、そしてニューアイランドに任務で出向いたトレーナー達のみ。

 ユウジを含む先発組とカンナはミュウツーに操られた形跡があるため、検査入院している。

 そしてゼオンもまだ傷が癒えず、今はポケモンセンターから出られない。

 

 ――しかしゼオンのやつ、身体の内部を大きく損傷する技を乱発するとは。後で反省会だな。

 

 デュフォーがゼオンへの説教と小言のレパートリーを思案していると、皆の帰還とミッションクリアへの労いから具体的な論功へとタマランゼ会長の話が移り変わる。

 

「ここにいない4名にもまずは感謝を申し上げた上で彼らには3級功を。

 そしてサトシ君、シゲル君、ヒロシ君には2級功、アマネさんとセセリさんに1級功を差し上げたい」

 

 サトシとヒロシは年相応にはしゃぎ、バトルを一度もしなかったシゲルは複雑そうに苦笑する。

 だがデュフォーもその評価は内心で妥当だと位置づけていた。

 

(サトシは結果論でミュウツーの戦いを止めたものの、ミュウツー達の前に飛び出そうとしたのは無謀もいいところ。

 逆にシゲルのサトシを止めた行動は、恐怖して戦いを放棄したことを補って余りあるものだ。

 1勝1アシストの大金星でニンゲン側の武威を示したセセリと、1勝した上でオレに代わって指揮を振るったアマネより1枚落ちる程度の同格評価が相応だろう)

 

 そして、タマランゼとデュフォーの視線が混じり会場内の空気が僅かに引き締まる。

 本日の主役、主題が今始まろうとしているからだ。

 

「最後にデュフォー君。ヒトへの侵攻を目論んでいたミュウツーを食い止め和睦し、あまつさえカンナ殿を含め洗脳された人々とポケモンの救出までやってのけた。

 その偉業をたたえ、君にはぜひとも特級功を授与したい」

 

 一拍置いて、会場から拍手が湧き上がる。その裁定に異論を唱えるものはない。

 誰もが新たな英雄の誕生に喜んで祝福する。ただ一人を除いて――

 

「ウォフォン! しばしよろしいですかな」

 

 水を差す様に大きく咳払いをして、拍手を塞き止めたのはスーツ姿の中年男。

 わざとらしい笑みを浮かべることすらせず、授与の場に合わぬ仏頂面で額にシワを寄せている。自己保身に長けた様な雰囲気を醸し出す男だった。

 

「私、メインスポンサーと政府の皆様方のエージェントとして派遣されました。

 皆様方の功績は見事なものですが、肝心のミュウツーは健在でその手元にはクローン生命体を生産する技術と施設が残ったままだとか」

 

「うむ、それを条件にデュフォー君はミュウツーに停戦協定を結んだようですな」

 

 男は丁寧に生え揃った口ひげをいじりながら、その言葉を待っていたとばかりに追求を始める。

 

「それはあくまでデュフォー選手との口約束ですよね。ミュウツー側が反故にしない縛りはあるのですか?」

 

 タマランゼは言葉を区切りデュフォーを一瞥する。

 デュフォーは取引の詳細を運営側にも、誰にも話していない。

 子細を知る唯一人の人間として返答する。

 

「物理的な縛りはない。代わりにミュウツーに条件を提示した。

 それが達成されれば、ニンゲンへ復讐するための根本原因も無くなるため、そもそも反故にする必要が無くなるという算段だ」

 

 男は大げさな仕草で顎に手を当て思案するフリをして見せる。

 サトシやシゲル達もここで男に対し、言語化できない抵抗と嫌悪感を感じ始めた。

 

「それでは何も情報が開示されてないのと一緒です。ああ……上層部の方々は、愛すべきカントー地方の皆様の安否を想うあまり夜も眠れませんよ」

 

「そうか、それは大変だな」

 

「デュフォー選手が聡明で助かります。共に一堂の……そしてカントー地方の皆様の不安を1日でも早く取り除こうではありませんか」

 

 男の……いや男を操る者達の狙いは"アンサー・トーカー"を使わずとも明白だ。

 デュフォーに特級功を渡す代わりにミュウツーの身柄と保有資産を明け渡せ、またはその手伝いをしろといったところだろう。

 

 最前線でデュフォーとゼオンが身体を張り掴み取った戦果を、安全圏にいるだけの大人達が横から掻っ攫おうとしている。

 アマネもほぼ同時に現状を察知し、唇を小さく噛み締めていた。

 

「その提案はオレに対して言っているのか? オレの判断を尊重するというのなら、ミュウツーの管理はオレが引き続き行うことになる。

 あちらの裏切りが怖いからといって、それを理由にこちらが約束を反故にしては意味がない」

 

「デュフォー選手、これは政治も絡むデリケートな問題です。

 気持ちはわかりますが、我々にお力を貸して持ちつ持たれつで行こうではありませんか」

 

 どこか小馬鹿にするような態度の男と、鉄壁のポーカーフェイスを崩さないデュフォー。

 緊迫するホールに突如響く、「そのへんにしとくんだね」という一喝。

 カントー四天王の筆頭、キクコが杖をつきながらゆっくりと両者の間に割って入る。

 数秒遅ければ男を喝破しようと息巻いていたサトシは、キクコが放つ迫力に圧され黙る。

 

「その坊やは役職のないただのトレーナーだよ。動かしたいならまず、あたしら運営側を通しな」

 

「だというなら、直ちにあなた方がミュウツーの所有を放棄させるべきです。

 一トレーナーに過ぎた力を預けては、彼のためにもなりません。

 責任を与えるというのなら、彼が強い権限を持っているべきでしょう」

 

 もはや目論見を隠す素振りも見せず、ミュウツーの引き渡しを男が迫る。

 所詮は権力者達の使いっ走りとして矢面に立たされている、小役人の様な立場。

 そんな男を憐れむようにキクコはくつくつと笑いながら、デュフォーの方へ振り返る。

 

「だったらこういうのはどうだい。デュフォー、今回の特別功だけど一旦お預けにしときな。

 つっても無かったことにするのではなく、ミュウツーの処遇も含めあたしら運営側が一度塩漬けにしとくだけさ」

 

 シワの刻まれた手に握られたスマホロトムが、カレンダーアプリを映し出す。

 

「今度、各地方の有望なトレーナーを選抜した世界大会が開催されるだろう。

 デュフォーの坊やにはカントー地方の選抜チームリーダーをやってもらうんだよ」

 

 ああ、そういうことか。と真っ先に『答え』にたどり着くデュフォー。

 やや遅れてタマランゼ、残りの四天王、アマネと次々に追いついていく。

 

「あの大会で最高レベルの成績を出せば、リーダーは間違いなく特別功がもらえるだろう。

 1つだけならちと足りないが、2つ揃えば話は別さ。

 そうすりゃ坊やにミュウツーを囲っとくだけの()()()()()を与えられる。

 逆にまともな結果が出せなけりゃ、ミュウツーのことは諦めて引き渡すんだね」

 

「キクコ殿……あんたまさか!」

 

 男の表情から芝居がかった余裕が失われる。

 出遅れながらも最後にようやく理解が追いつき、キクコの狙いがわかってしまった。

 

「今の坊やはミュウツーの一件がニュースになって、良くも悪くも世界から注目を集めている。

 シンオウやらパルデアやらポケモンバトルの強豪地方には、バトルジャンキーや坊やに負けない麒麟児のトレーナー共が集まっている。

 そんな各地方の精鋭中の精鋭から、坊やが徹底的なマークと包囲を受けることは必至。その中で大会を勝ち抜くのは坊やでも簡単じゃないだろう」

 

 上層部を黙らせる()()()()()、そんなものは一つしかない。

 デュフォーがいつかは獲ろうと思っていたそのワードが、キクコの口から放たれ皆が息を呑む。

 

「それでも優勝して男をみせてみな。そうしたらあんたは――"四天王"だ」

 

 

 




いつもご視聴ありがとうございます
ミュウツー編が書き終わりました

次回より世界選抜編に移行します
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