溺死さんが朱色になる話 作:屍肉料理人
今現在、読者に良い案を出して貰って、私が楽s…じゃ無くて、皆様が楽しめるようにしたいと思ってアンケートをとっているので、是非投票していってください!
あと、今回は投票数が最低十人超えたらどうするか決めるのでそれまでお待ちください。
…もしやるならやるでちゃんと参加してくださいよ?
みんな〜集まれ〜っていって誰も来てなかったら結構辛いからな?(´;ω;`)
【場所:W社〜U社の裏路地】
…まさか運搬用の車が、軽トラとはな……。
いやまぁ、確かに運搬には最適やけどね?
見る限り自家用車なんよな……。
元々結構な人数が所属しとったかの様な口ぶりやったけぇ、もっとバンとかそっち系の人数乗れるやつかと思っとったわ。
……一応軽トラも荷台に乗れば人数多くても行けるか……。
…ところで俺は助手席に乗せられたけど、荷台に乗せられたメジェドさん可愛そうやな……。
あの人だけみるみる顔色悪くなっとるで……。
さっきまでグチグチ言っとった、テトさんとラーさんも、すごい心配しとるしな……。
あんな状態で放置しとるスフィンクスさんは鬼か…?
あ、いや、普通に心配しとるわ。
めっちゃ後ろ気にしとるしな、多分これワイのことも気にして言い出せんやつや…なんでこんな人達がこの世界観で生まれるんや。(白目)
というか、別にワイは大丈夫なんやけどもな……。
「あの…スフィンクスさん?」
「あぁ、なんだい?」
「私が、メジェドさんと位置変わりましょうか?」
「! 気づいてたのかい?」
「えぇ、まぁあそこまで顔色を悪くしていたら誰でも気づきますよ」
「なるほど…ありがとう、そうしてくれると助かる。
…おい! メジェド! バルダミュ殿が席を代わってくれるらしい! 酔い止めもあるからそれも飲んどけ!」
「いや…工房長……オレは…大丈夫だ……ウップ…」
いや普通に吐きそうやん……。
どこに大丈夫な要素があるんや……。
「なぁに、意地はってんだい! 車を停めるから、ごたごた言ってないで、早く助手席に乗りな!」
助手席降りたし…荷台に乗るか。
…というか、車が止まったとたん、急にごろつきが寄ってきたな…。
あ、セトさんにライフルで頭ぶち抜かれた。
エグ…。
脳味噌ぶちまけとるやん…。
全員血相変えて退散していったわ…。
「ハッ、クソ共が…死体だけ残して逃げやがった…礼儀がなってないな」
…味方の発言とは思えんのんやが……。
まぁこの世界、少年漫画的な王道じゃなくて、こういうダークな感じが普通やしな……。
つくづくハズレ世界を引いた感が凄い。\(^o^)/
…そんなこと考えとったらメジェドさんが荷台からおりてきたわ。
「…あぁ、アンタ…オレの事を気にしてくれてありがとな…正直なところそろそろ限界だったんだ…」
だろうな、見れば分かる。
ギャグみたいに顔色悪いもんな。
「いえいえ…それより早く助手席に乗って、酔い止めを飲んでください、本当にキツそうですよ…?」
「あぁ…そうだな…ヴォップ…そうするわ…」
よし、よっこらしょ。
荷台に乗ったし、到着までゆっくりす…。
「ねぇ君〜?」
そういや君等いましたね、てか、今の所一回も話してなかったしな…。
紹介も説明のときにされて本人からは聞いてないしな。
少し話すか。
「? どういたしました?」
「ボスから聞いたよ〜裏路地の夜を抜けてきたってね〜凄いね〜」
「ミ゜ッッ…」
あの人…。
ワイの黒歴史を話しやがったな…。
…いやまぁそれくらい実力があるって説明しようとしたってだけで悪気はなかったんだろうけども…。
「ん〜? 何その反応〜? あぁ〜! そういうことね〜ボクはぁ〜ラーって言うんだ〜好きな武器は〜刀のぉ〜五級フィクサーだよぉ〜よろしくね〜ほらセトも〜ライフルいじってないで〜挨拶したら〜?」
「……私はライフルの手入れに忙しいんだが…ん? また、新人か? もう、スパイはこりごりなんだが…。」
「違うよ〜ボスの話聞いてなかったの〜? 今回、護衛を担当してくれる二級フィクサーの人だよ〜確かぁ、名前はバルダミュだったけ〜?」
…?
あぁこれ最後の部分俺に話を振っとるんか。
「そうですね、今回はよろしくお願いします。」
「そんなかしこまった感じじゃ無くていいのにね〜?」
スフィンクスにも言われたしな…。
使い分けれるようにしたほうがええんやろうか?
客観的に見たらムルソーに近そうやしな…。(思い上がり)
今後の目標にでもするか…。
「ほーん…二級…二級!? しかもバルダミュって! 灯火事務所の所長さんじゃないのか!?」
!?
急にギア上がるやん!?
どうしたお前?
話聞こうか?()
「ごめんね〜セトちゃんは、フィクサーの事が好きでねぇ〜そういう話になるとボクでは止められないくらい興奮しちゃうんだ〜というか君って所長さんだったんだ〜」
リンバスのドンキホーテみたいな感じか…。
台風にでもあったと思っとこう…。
「わァ…凄い…本物や…」
なんか、感極まっとるし…。
特色にあったら死ぬんじゃないか?
相手によっては物理的に死ぬしな。()
「ほら〜セトちゃんも自己紹介しなよ〜」
「あっ…あっ…そ、そうでしたね! 私はセトって言います! えっと得意武器はナイフとライフルで、貴方みたいな強いフィクサーになる為に、フィクサーになって、なんとか、五級になりました! 今回はよろしくお願いします!」
急に敬語!
さっきまでの落ち着いた感じはどうした!?
「あ、あぁ…よろしくね……別にそんな敬語じゃなくてもいいんだよ?」
というか、凄い畳み掛けるように話すね君…。
おいたん、気圧されちゃったよ…。
…というか、ワイらみたいな強いフィクサー、って言うとるけど二級ってそんなにか?(感覚麻痺)
……いや、よく考えたら九から一まである中の二級なんやしエーペックスで言ったらマスターとかダイヤ帯みたいなもんやしな…。
そう考えると特色とかがおかしすぎるだけで、別にワイは十分、上位の実力者やんな…。
そう考えると今回の任務楽勝な気がしてきたわ、ガハハ。(慢心)
「いえ! あなたの様な人には敬意を払いたいので! ところで…バルダミュさんの担いでるそのケースって、もしかして、私達の工房で作ったのやつじゃないですか!?」
おお、よく気がついたな、確か記憶だと、この武器頼んだ時にはこの子おらんかったと思うんやけどな。
「えぇ、そうですね、オーダーメイドで作っていただいたのですが、とても使いやすくていいんですよね。」
「そうですよね! だってケースの一番したの端に工房のロゴがついてますからね!」
えっ?あっ!これか!
よく見てなかったけぇ気付かんかったけど、確かにピラミッドみたいなマークがついとるわ!
ワイはバルダミュの記憶にあったけぇ、砂金の獣工房が作ったのが分かったけどまさかちゃんとロゴまで入っとるとは。
いやまぁ、当たり前か……。
「なんか二級フィクサーの方が私達の工房の武器を使ってるって考えると嬉しくなっちゃいますね! というか私が対応したかったのになぁ…いつ頃に来ていたんですか?」
「そりゃぁ〜私達は比較的最近に入ってきたからね〜私達が入る前じゃないの〜?」
「そうですか…クソッ! もっと早く入っていればッ…。」
ガチ目に悔しがっとるやん……。
「ところで〜その武器って見せてもらうことできないんですか〜?」
「…いいですよ、ただ危険なのであまり近づかないようにしてくださいね?」
「わぁ〜い」「え!? 二級フィクサーの武器が見れるんですか!?」
「少しだけですよ…?」
……やっぱいつ見ても綺麗やなぁ……。
これを見る度に砂金の獣工房に頼んで良かったと思えるんよな……。
…従業員のクセ強めではあるけどな……。
……都市では普通か……。(魔法の言葉)
「「」」
…もうそろそろ二分経つし戻すか…。
…それまでの間一切喋らんかったな。
「…そろそろ戻しますよ?これ出してると目立ちますからね。」
「「!あっ…」」
カチャンッ…
「……綺麗でしたね〜ずっと見ていたくなる魅力がありました〜」
「そう……ですね、ところで私達の工房で作られたと言いましたけどその槍の名前ってなんていうんですか?」
「あぁ、それですか? それはね…私も分からないんですよね…」
記憶掘り起こしても名前伝えられた記憶がないんよな……。
確か担当がスフィンクスやったし、ワンチャン伝え忘れとる可能性もあるんよな……。
「「えぇ〜……」」
さっきから思っとったけど君ら息合いすぎじゃない?
姉妹かな?
…まぁ、眼の色とか色々違うし多分ちゃうんやけどな……。
「…でもボスなら分かるんじゃないんですか〜? 聞いてみましょうよ〜?」
「そうですね、聞いてみたほうがいいと思いますよ!」
「…確かに気になりますからね…あのー、スフィンクスさん?」
「……厶? なんだい? 自己紹介は済んだのかい?」
「ええ、自己紹介は済んだのですが…その後に、私の武器を見せてほしいと言う話になってですね…」
「まさか…そいつらが迷惑をかけたのかい? なら…」
「「ピェッ…」」
「あぁ、いえ、そういう訳では無くですね、私の槍はあなた方の工房で作って頂いたのですが、その名前が分からなくてですね、スフィンクスさんなら知っているかもという話になったんですよ。」
「なるほど、そういうことかい。まぁ、そいつらは、最近入ってきたからね、しょうがないさね。…ところでそれはどんな武器なんだい?私はあまり人の顔と名前は覚えられなくてね…武器ならスッと出てくるんだが…」
「柄の部分まで燃えている槍ですね。このようなケースに入れて持ち運んでいるのですが…」
「あぁそれかい! そうさね…それは確か、「Canopus」って名前をつけていた気がするね。ふざけた武器を依頼するもんだからそこは印象に残ってるよ!」
「カノープスですか…かっこいい名前ですね。」
なんやろう……。
ワイのもう失われたはずの厨ニ心が疼くんよな…。
「そうかい! なら良かったよ! …そういや名前を伝え忘れてたねぇ。」
…ポンコツやなぁ。(白目)
「へ〜カノープスっていうんですね〜……そういや、手の部分まで燃えていましたけど〜あれって大丈夫なんですか〜?」
「え? ラーは知らないのか? …ならしょうがない、バルダミュさんはな、火への耐性を持っていてな! どんなに熱くても平気なんだよ!」
…ワイのこれって有名(?)やったんやな。
「へ〜そうなんだ〜なんか自慢げなのが腹立ちますが〜それってホントなんですか〜?」
え〜と、確か温度は…。
「そうですね強化施術の副産物で、どんなに熱くてもは言いすぎですけど鉄が溶ける程度の熱さなら無傷ですよ。」
「へ〜人間やめてますね〜」
それはそうなんよね…。(´・ω・`)
バルダミュも初めてこれ知ったときクッソ困惑しとったしな……。
というか過去のワイはようそんなこと検証したな……。
自分で言うのも何やけど、常軌を逸しとるんよな……。
……いや待てよ、確か……。
……元よりある程度の火炎耐性があるのは事前にわかっとったけぇ、酒の勢いでふざけてどこまでいけるかを検証した結果、鉄を溶かせるレベルの火炎放射器を受けたのを後で所員に教えられたんやっけ……。(!?)
何しとるんや、過去のワイェ……。(困惑)
「おい、ラー! 私への悪口はいいがバルダミュさんに言うなら容赦はせんぞ!」
「いや別に私は気にして…。」
「ん〜? なに〜? 喧嘩でもするっていうの〜? 同じ4級でも〜セトちゃんとボクでは〜レンジの差があるからね〜この距離でやっても、ボクが勝つとおもうよ〜?」
「だから別に…。」
「やってみないとわからないだろうが?頭の中に占い師でもかってんのかこのアマァ?」
あれれぇ?(名探偵コ○ン感)
…雲行きが怪しいぞ?
「はぁ〜格の違いを見せてあげますよ〜」
■
『……はセンスが壊滅的であります!頭が壊れてるのでしょうか!叩いて直してあげましょう!!』
『あぁ?誰のセンス壊滅的だってぇ?壊れとるのはお前の頭だろうが!?』
『やっぱり頭がおかしくなってるであります!所長!手を貸してください!』
■
……なんか懐かしく感じたけど……。
やっぱりカオスやなぁ。(白目)
次回やっと戦闘描写にはいれそうですね!
ここまでの付き合ってくれた方は誠にありがとうございます!
ところでバルダミュ君が鉄が溶けるほどの熱さならノーダメージって言ってましたけど、それってつまり鉄が溶け出す程の温度ならまだ大丈夫ってことなんですよね。(小泉進○郎構文)
という冗談はおいといて実際は最低でも1538℃までなら平気ってことなんですよね…バケモンかな?
因みに現実の火炎放射器の最大火力は2500℃らしいです。()