ローグライクなスタンド使いのキヴォトス新生活記録   作:enigma

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今回もなかなか難産でした。
ブルアカのアニメ、皆さんは見ておられますか?私は毎週の放送時間が非常に待ち遠しいです。
個人的には、ゲーム版にあったイオリの足舐めシーンが地上波で流されてしまうのかが気になるところです。



【神隠しの正体】

それは、キヴォトスのどこかに存在する、ブラックマーケットのとあるビルでの出来事・・・

 

「・・・そうよ!私茂子!お願いお父さん!助けて!」

 

夜の闇も深くなった頃、携帯電話の画面から漏れる光だけが見える程暗い、閉め切られた小汚い一室の中から幼い少女の物と思われる悲痛な叫びが響いていた。

 

「ごめん、なさい!わ、私・・・帰宅中に巻き込まれた、銃撃戦で・・・ひっく、私の誤射で、すっごく高い壺、ひっく、壊しちゃって・・・あ!?」

『茂子?!どうした茂子!』

 

電話のスピーカーから漏れる焦りで裏返った男性の声。それに、貫禄溢れる男性の物らしき声が答える。

 

「落ち着きたまえ。ただ電話を替わっただけだ。さて、お父さん。先程言っていたが、君の娘さんが私の心から大切にしていた壺を見事に木っ端微塵にしてくれてね。これから行う大事な用事の為に必要な、とてもとても大事なものだったのだが、ね。そこで、・・・壺の弁償としてすぐにでも500万円を支払っていただきたい。」

『なんだって!?』

「当然だろう?子供の責任は親が果たす、それがないなら当人に償わせる、それがキヴォトスの、大人の社会というものだ・・・ああ、ヴァルキューレへの相談はやめておいた方がいい。ただでさえ大切な仕事を邪魔され、この窮地への償いを金だけで済ませてやろうというのに、それすらも要らない手まで煩わせようというのなら・・・さすがの私といえど、何をしてしまうかわからない。」

『そ、そんな急に言われても・・・』

「これから1時間以内に○○銀行の普通口座××××××ー◇◇◇◇◇◇に送金してもらおう。もし一秒でも遅れが生じたなら・・・その時は致し方がないが、私も心を鬼にする他なくなるだろう。」

『ま、待ってくれ!もう少し詳しいことを・・・』

「1時間以内に、○○銀行の普通口座××××××ー◇◇◇◇◇◇に、500万円の送金だ。すまないが私もあまり暇ではない身だ。迅速な対応を期待する。茂子、といったかな?最後にお父さんに一言送ってあげるといい。」

「お父さんっ!!お願い助け」

 

ブツッ、と通話を切る音が鳴り響く。

 

 

 

 

「くっくっくっくっくっ・・・いやいや、こんな手口で今どき騙される馬鹿がまだいるとはなぁ、おい。」

 

少しの間を置き、部屋に男の声が響いた。

先程まで部屋でしていた少女の声とも、尊大な態度の男の低い声とも違う、軽薄な口調の高めの男の声が嘲る様に部屋の空気を震わせた直後、明かり部屋の中心に光が灯る。

光源が照らすその部屋では、少女の姿はどういうわけか現れなかった。ただ、ゴミが散らかる小汚い部屋の中と、デスクライトが光源の乗っているシステムデスク、その上にドッカリと足を乗せて太々しい態度で簡素な背もたれ椅子に鎮座する、一人のロボットが存在していた。

 

「ミレニアムでたまたま手に入った、この万能変声機。タッチ操作一つであらかじめ設定した声質に自在に変えられる代物!こいつ一つと俺の演技力で、どんな相手も騙し放題ってなぁ!!これでまた200万円ゲット・・・くくくくく!どいつもこいつもあっさりと騙される・・・まったく、世の中バカばっかりだな!」

 

ロボットはご機嫌そうに首元に掛けたペンダントの様なものを掲げ、嘲笑交じりに独り言を続ける。

そして一通り喋った後は、気が済んだのか机から足を降ろして立ち上がった。

 

「さて、と。万が一野郎が妙なことを考えてもいけねえ。一応場所を移していつでも逃げられるようにしておかねえとな。」

 

次の行動を起こすべく、デスクライトに手を伸ばして光を消そうとするロボット。

 

ーーーシュンッ

 

「ん?」

 

その光源のスイッチに指先が触れようとしたその瞬間、ライトの陰で何かが過ぎる。

 

「なんだ・・・?」

 

スマホのライトをつけ、過ぎったものが何かを確認しようと照らす。

 

「ん~~・・・うおわ!?クッソ!んだよゴキブリかよ!?」

 

ライトで照らされたデスクライトの陰から3匹のゴキブリが突然姿を現し、ロボットはあまりの事に思わず驚きながら後ずさった。

 

「ここ最近ゴミが溜まってたからな、どっかから紛れ込んでやがったのか?・・・しゃあねえ、このままいくか。あんなの触りたくねえし。」

 

ロボットは少しの間思い悩んだが、やがてゴキブリに近寄ることへの嫌悪感が勝ったのかいったん外に出る決断をして扉方向に足を向ける。

しかしそんな彼の意思に反するように、デスクにいたゴキブリが突如として飛び上がり、羽を広げてロボットに向かって飛び掛かる。

 

「げえ!?やめろ!こっちくんじゃ・・・」

 

思わずスマホを持った手を飛来するゴキブリ目掛けて振るうロボット。

その腕は幸か不幸か、ゴキブリを捉える軌跡を描き・・・

 

―――ガキンッ!

 

「・・・は?」

 

振るった腕が当たった瞬間、金属音が部屋の中に木霊する。

唖然として間抜けな声がスピーカーから漏れるロボットの目線の先には、明らかにサイズが違うゴキブリの小さな体躯の中に沈んでいく彼の腕と、何故か服に空いた二つの穴があり・・・

 

 

それ以上の反応が出来なかったロボットは、引きずり込まれていくようにあっという間にゴキブリの中へと消え・・・・・・そのすぐ後、とある家庭に掛けられた一本の電話と共に一つの詐欺事件は幕を閉じたのだった。

 

 

――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

――――――――――

 

 

所は変わり、場所はD.U地区の中心部。

幾つものビル群が並び立つその地区には、ヴァルキューレ警察学校が存在していた。

住民の些細な悩みやトラブルから、巨大な犯罪の対応・解決まで治安を保つための様々な仕事を担うこの学校の敷地・・・夜の9時30分を回った頃、ここに一台のトラックが侵入する。

スモークガラスもかくやと言わんばかりに、埃と結露した水滴で窓ガラス全体を覆われたそのトラックから、『ガチャリ』と音を立て助手席の中から現れたのは、身長190㎝は優に超えている、スーツ姿のドーベルマンベースの獣人。

ファイルケースを手に持ち、雄々しく堂々とした立ち振る舞いと淀みない足取りで正面玄関へと向かった彼がそのまま玄関をくぐる。

 

「・・・!?お、おいあれ・・・」

「なっ!?あ、あの男は・・・」

「またなのか!?もうこれで何度目だ!?」

 

その姿を目にした夜勤の警察生徒達が、次々と騒めき始める。

それらを無視して男が受付まで進むと、手に持ったケースから取り出したいくつかの書類を受付に置き、固唾を飲んだ生徒に向かってバリトンボイスで言葉を紡ぐ。

 

「夜分に失礼。先程連絡させていただいた【ドーベル】だ。捕まえた指名手配犯の引き取りと換金、それから前回引き渡した手配犯の分の賞金をお願いしたい。」

「は、はい!かしこまりました!捕らえられた対象は・・・」

「ここに書かれている奴ら全員だ。表のトラックに入っている。」

「か、かしこまりました!すぐに人を向かわせますのでお車で少々お待ちください!」

「分かった。」

 

男は最後にそう返答すると、受付に置いた書類はそのままにまっすぐ玄関から外へ出ていった。

それから10分ほど経ち、男のやってきた車に20人ほどの人員が集められ、荷台の入り口で待機していた。

 

「それでは、お願いします。」

「ああ、こちらこそよろしく頼む。」

 

生徒の頼みに従い、男が荷台のドアを開け放つ。

 

「「「「「ん~~~~!!ん!ん~~~~~!!」」」」」

 

その中には、20人以上の人間が押し込められていた。

主にいるのはヘイローを頭上に浮かべた不良で、その他に人型ロボットが2人程・・・いずれも、まるで各々に合わせてオーダーメイドしたのではないかと思われる程にフィットした鋼鉄の手枷足枷で身動きを封じられ、声を発せない様に口元をテープで塞がれた状態で、車の中に転がされていたのだ。

 

「ングォ~~~~!?ンン!!ン~~~~ン!!」

 

その中には、ブラックマーケットのどこかから脅迫行為を働いていたどこぞのロボットの姿も存在していた。

そんな彼・彼女らを、中に入った生徒達が一人一人顔をライトで照らし、口に貼られたテープを剥がして確認すると、騒ぐ彼・彼女らを外に連れ出して警察署内に連れていく。

1時間ほどでそれらの作業が全て終わると全員が警察署内に移動し、それからさらに一時間後にドーベルマンの獣人の男・・・【ドーベル】が一人の生徒に呼ばれ、受付に移動する。

 

「お待たせいたしました。指名手配犯の【詐欺師 ロボ平】、違法武器商人【ドナテロ・ウィンチェスタ】及び【めらめらヘルメット団】総勢26名の身柄、確かにお引き取りさせていただきました。まずはこちらが、前回の指名手配犯の捕獲・引き渡しに際しお渡しする予定でした特別報奨金、1224万円になります。」

 

受付台に分厚い札束が置かれ、ドーベルはそれを手に取り素早く弾く。

全てでそれを終えると、懐から取り出した黒い布袋にそれを突っ込む。

 

「確かに。」

「それでは次は、今回の犯罪者捕獲に対する特別報奨金の受け渡しになります。」

「?いつもは受け渡した次の日に用意していなかったか?」

「はい。ドーベル様は報奨金の手渡しをご希望されておりましたが、通常この時間は金融機関との兼ね合いで緊急性のない現金の引き出しはできないため、翌日以降に行う規則となっております。しかし、最近になってドーベル様が多くの指名手配犯を短期間のうちに次々捕獲し、尚且つ引き渡しの時間が今ほどの時間になることが多い為、先日から専用の現金を署内に用意するルールが追加されたのです。」

「・・・なるほど。」

「はい。というわけでこちらが今回の特別報奨金、1340万円になります。内訳はこちらになりますので、了承いただければこちらにサインをお願いいたします。」

「確認しよう・・・・・・・・・・・・OK、了承した。」

 

渡された書類と札束の確認を終えたらしいドーベルは、確認書類にサインを終えると新しく置かれた札束を袋に入れ、軽く頭を受付に向けて下げると受付からの挨拶を背に受けながら玄関から立ち去る。

外に出た彼の視線の先では、依然運転席に誰が乗っているのかわからない程に窓ガラスが曇ったトラックが静かに待っており、彼が運転席のドアを開けても車内灯が付かないようにしているのか、中の様子は暗くて殆どわからない。特に気にすることなく乗り込んだ彼は、そのまま何事もなく警察署を去ると、人のいない郊外へと移動していく。

そして、暫くして彼のトラック以外に車通りも人通りもほぼなくなった頃・・・

 

「・・・ふぅ、漸く一息付けるな。」

 

助手席で一人静かに座っていたドーベルの姿が崩れ、中から一人の男子・・・梶原泰寛の姿が現れた。

 

 

 

 

 

「・・・ふぅ、漸く一息付けるな。」

 

身に纏ったイエローテンパランスを操って構築していたドーベルマンの獣人のガワを外し、大きなため息とともにそう溢す。

やあどうも、梶原 泰寛でございます。今日もなんとか一仕事終えて、お疲れですよ俺ちゃんは。

それにしても、今日は中々収穫が良かったな。元々のメインターゲットだった詐欺師のロボットと、時間が余った時に捕まえるつもりだったヘルメット団が予定よりかなり早めにカタがついてくれたおかげで、もう一人指名手配犯を捕まえる余裕があった。

おかげで今日の収入は現金だけで1340万円。さらに途中で見つけた良さげな戦利品も売り払えばもっと増える。仕事にかかる支出も、俺の場合自身の能力でほぼ全て賄っているため存在せず、この収益はそっくりそのまま俺のものとなるというわけだ。

 

とは言え、これでもまだまだ金は足りないだろう。現状アビドスの借金だけでなく、商業区域の被害に遭った人間相手の補償金も用立てないといけないからな。元々閑古鳥が鳴くレベルの貧相な経済状況で対象数もそう多くはないが、一応特に被害がデカかったところには一件当たり300万円前後は配る算段になっている。

今日までの稼ぎが全部で約8000万円。このうち今月の借金で800万円、自治区の補償で5000万円は消し飛ぶだろう。借金返済はもちろんのことだが、補償が終わった後でより大きな金策のチャンスが出来た時の為に、種銭をもっと増やしておかなくては。

 

「貧乏金無し暇無し、か・・・」

「おい。」

「うん?」

 

運転手に声を駆けられて反射的に横を見る。

肩から先だけがボディビルダーの様に筋肉モリモリで、それ以外の全身がガリガリの貧相な体躯という珍妙な体つきをした男―――ズィー・ズィーが、自分の顔を見る俺に向かって備え付けられたカーナビの液晶を指差しジェスチャーする。

画面は分割表示で今走っているトラックの周囲を映しており、その中にこちらを追跡するドローンが小さく映っていた。

 

「ああ、これか。」

「気づいてたのか?」

「周囲の警戒はしていたからな。」

「チッ、言わなきゃよかったぜ。」

「(出来ないだろうが)事故は起こすなよ?ほれ、これでも食って元気出せ。飲み物は何がいい?」

「キンッキンに冷えたコーラだ。」

「へいへい。」

 

ダンジョン産のローストビーフサンドイッチとキヴォトス(こっち)で手に入れたコーラを備え付けの飲み物台に置き、イエローテンパランスで姿を【ドーベル】に変えて倉庫から仕事中にパクったスナイパーライフルを取り出す。

 

「{ガチャッ}よっと・・・あれか。生憎だがストーカーはここまでだ。」

『ヒヒヒ、チャオ♪』

 

開けたドアから車の天井に飛び乗り、ドローンの位置を確認して構えた銃口から放たれた弾丸は、初めて扱った銃にも拘らずアライブの補助のお陰もあって寸分違わずドローンの飛行ユニットを打ち抜いて墜落させる。

全て撃ち落とし終わったら、一息つきながら周囲をウェザー・リポートでもう一度確認しつつ、独り言を漏らす。

 

「やれやれ、意外と早く嗅ぎ付けてくる奴が現れ始めたな。」

『ソリャアコレダケ派手ニ暴レテルンデスシ、我々ガ捕マエタ連中ハ大体めでぃあガ報道シテマスカラネェ。裏デコソコソヤッテルヨウナ連中ニャア我々ミタイナノハ目障リ極マリナイデショウシ、何時カハ来テタデショウヨ、ケッケケケケ。』

「ま、もう暫くはこのままでもなんとかなるだろうさ・・・よし、問題なさそうだな。後は中で追跡してきてた連中を探るとしよう。」

 

そう締めくくって、ドアを最低限開いてすぐさまトラックの中に戻る。

中では、背部の壁ごと背もたれが後ろに倒れるというありえない変形を遂げている運転席の上で、コーラとサンドイッチを自宅の中にいるように寛いで食べているズィー・ズィーの姿があった。

 

「ズィー・ズィー、俺の席の背もたれも後ろに倒してくれ。少し横になりたい。」

「ふん・・・」

 

ズィー・ズィーが鼻を鳴らして少しすると、俺の座っている助手席側が生き物のように蠢き出す。

通常なら倒れないはずの背部の壁がゴムのように引き伸ばされてどんどん後ろに倒れ、壁に固定されているはずの背もたれはそれに合わせて一緒に後ろへと倒れていく。大体150度ほどの角度まで倒れると変形は止まり、俺はその上にゆったりと背中を預けた。

 

「ん~~~~、やっぱりこういうのは便利だよな、運命の車輪(ホイール・オブ・フォーチュン)。」

 

原作やダンジョンでは元ネタになったクリスティーンの如く主人公陣営や俺を窮地に追い込みまくった存在だが、こんな風に輸送用トラックの形に変形させたり、内部をくつろげる空間に変えたりと応用の幅が広くとても強力なスタンドだ。

此奴も、前の人生で現実に帰還した後は、かなり使ってて楽しかった覚えがある。

 

「ったくよぉ~~~、俺を態々使わなくったってテメェも持ってんだろうが。なんでそっちを使わねえんだよ。」

「生憎今は車も免許も持ってねえんだよ。」

 

さて、これで後はもう帰るだけ。正確にはこの先にある無人の廃工場でマン・イン・ザ・ミラーを使い、帰り道の痕跡を残さないように鏡の世界に移動してから戻ることになるが。もう大分遅くなってしまったが、今日の睡眠時間はちゃんと確保できるのだろうか・・・

 

『オイオイ泰寛ヨォー!俺達ノ出番ハ無ェノカヨー!?』

『折角久々ニ装備シテ働キガイノアル銃モ手ニ入レタンダロォ!?俺達モチャント使エヨナァ!?』

「うおっ!?No.1!?やっべ!仕舞うの忘れてた!」

 

何と無しにぼんやりとしていると、突如体の中から6人の小人のビジョンが飛び出して額に【1】の文字が刻まれた奴・・・【セックス・ピストルズ】のNo.1が俺に向かって怒鳴った。

 

『イイナイイナァ!【ろーすとびーふさんどいっち】旨ソウダナァ!?炒メタがーりっくトおにおんモ入ッテテメチャクチャ旨ソウダナァ!』

『食わせろよー!!俺達ニモアレ食ワセテクレヨー!!オイNo.5!オ前モチャント説得シロヨ!』ゴツンッ

『イデッ!!エェーーーーンッ!!』

「コラコラお前ら、指示もなく外に出てくるんじゃないよ。シエスタの時間でもねえだろ。後No.3はNo.5を泣かすんじゃない。」

 

ワイワイと騒ぎ出した6人を宥めて元に戻そうと試みる。使い慣れないライフルの為に念を入れて装備していただけだったのだが、どうもズィー・ズィーにやった飯を羨ましがったのか自分達にも仕事をさせて飯をよこすよう抗議に来たようだ。

 

「オイ!こっちをジロジロ見てんじゃあねえぞチビ共!これは俺の飯だ!!テメェらにはパン屑の一片、コーラの一滴だろうがゼッテェーにやらねえからな!!」

『ナンダヨォーコノけち野郎!!チョットクライ分ケテクレタッテ良イジャアーネェーカヨー!!』

「また似たようなのが来た時はお前らにもしっかり仕事してもらって、それで飯も出すから!頼むから今回は縁がなかったんだと思って引っ込んどいてくれ!」

 

その後は、6人がかりでワイワイ騒ぎ立ててくるのを諫めたりズィー・ズィーが寄ってきた奴らを手で払ったりしながら目的の工場に辿り着き、そこに用意していた大き目の水溜まりで鏡の世界に入って追跡の可能性を完全に消し去ってからアビドスに帰還することとなった。

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