ローグライクなスタンド使いのキヴォトス新生活記録 作:enigma
というわけで、こちら投稿いたします。
「よし、ここか。」
途中でその辺の人に道を聞きながら移動すること50分、別の銀行が何とか見つかった。
無駄に時間を食わされたが、とりあえずこれで今日の目標の一つを達成できる。
「・・・・・・・・・・念のために中の様子を見とこう。さっきみたいな状況にノコノコ突っ込んだらシャレにならん。」
30メートルくらい離れた位置で再びウェザー・リポートを出して、内部に送り込む。
さて・・・
『全員動くんじゃねえ!!』
『『『『金目のものを出しやがれぇッ!!』』』』
『ひぇえええええええっ!?なんでこんなことに・・・』
「・・・・・・・・」
この後滅茶苦茶鎮圧した。
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===それから40分後===
「やれやれだぜ、こんな事で時間を使うなんて・・・次こそは口座開設を・・・」
『全員動くなああああッ!!金目のモン全て出しやがれええええッ!!』
「えぇ・・・?(困惑)」
この後滅茶苦茶鎮圧(ry
―――――――――――――――――――――――
===さらに40分後===
「つ、次こそは・・・」
---ドガガガガガガガガッ!!
「行け行けぇっ!!サツが来る前に退散だッ!!」
「「「「イヤッホォオーーーーーッ!!今日は豪遊だぁあああああッ!!」」」」
「・・・・・・」( ゚д゚)
この後滅茶苦茶(ry
―――――――――――――――――――――――
===ここから10分後===
「ヘイヘイヘーイおにぃさぁ~ん!ちょいとそこで止まりなぁ~?」(ヤンキー女生徒1)
「アタシらさぁ~、実はお金に困っててよぉ~、身ぐるみ全部で良いから恵んでくんねぇかなあぁ~?」(スケバン1)
「大丈夫大丈夫、持ってるもん以上には奪ったりしねぇから・・・」(スケバン2)
「・・・・・・・」(ꐦ°᷄д°᷅)
他にも数人いたけどこの後(ry
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「・・・いい加減にしろよキヴォトス人ども。」
『イヤァ~、コイツハ酷イ。サスガ犯罪都市・・・モトイ学園都市キヴォトス。』
気が付けば俺は、陽が落ちた公園のベンチの上で星が見え始めた夜空に向け、愚痴を吐き出していた。
・・・なんでこんなことしてるかって?
疲れたんだよ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!!
あの後4件くらい別の銀行に行ったけど内3件でまた銀行強盗があって、その道中で3回くらい銃口突き付けられながらカツアゲされかけ(全員【犬神家】した)、なんとか口座作ってさあ次は携帯の契約と思ったら行く先々で強盗銃撃強盗銃撃・・・なんなんだよこの世界は嗚呼アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?
本当ならバイトの申し込みとか、警察署に寄って色々話を聞いたりとかしたいと思ってたのに、もう辺り真っ暗でその辺の窓口とか全部しまっちゃってるんですけど!?今日口座の作成と携帯の契約しかできてないんですけど!?!
おかしいだろ!?おかしいよな!?おかしい!!!日中の大都市の表通りを常に歩いてたはずなのに危険度がダンジョンの中と変わらない!!むしろ下手に始末するわけにはいかないからこっちの方が難易度高いまである!!!なんもかんも放り出して元の世界に帰りてえええええええええええええええッ!!!
・・・言っててもしょうがねえ。兎にも角にも最低限の準備はできたし、就職活動はまた明日以降にしよう。
―――グゥ~~~~~・・・
「・・・腹減ったな。」
あれだけの事があったにもかかわらず、腹の虫が元気よくエネルギー不足を訴えてくる。
『嫌ナ事ガアロウト、良イ事ガアロウト、ソレデモ生キテリャ腹ガ空クノガ人生・・・ケケケケ!悪シカラズ!』
「ハァ~~~~・・・帰って飯食うか。」
出来る事ならここで飯を広げて軽食を取りたいが、外が一切安心できない環境だと再認識させられたためぐっとこらえて座っていたベンチを離れる。
「~♪~~♪・・・ん?」
竹〇ピ〇トルの隠岐手紙を鼻歌で歌いながら帰り道を歩いている途中、市街地の中で不意に漂ってきた匂いに思わず足を止める。
硝煙の臭いじゃない、この腹の虫を刺激する香りは・・・
「おでん、か?」
香りに誘われ、進行方向を変えてフラフラと歩いていく。
そのまま少々道を行って・・・雑居ビルの一角にポツンと存在する、一台の屋台に行き着いた。
息を深く吸い込むと、濃厚なおでんの出汁の香りに加え、焼き鳥の香ばしい香りと、ラーメンの香りが混ざって鼻腔をつく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと寄っていくか。懐に余裕ないけど、久々のおでんが無性に食いたくなってきた。
「ん?お、どうしたんでぃそこの兄ちゃん。よかったら食ってくかい?ウチのはどれも絶品だよ!」
「あ、ども。お邪魔しま~す。」
屋台のおっちゃん(柴犬)に促され、カウンターの前の椅子に座り込む。
料金は・・・一番安い大根で80円、一番高い牛すじで200円か。一つ一つもそれなりの大きさで、大分お手頃な価格だな。懐寂しい身だから助かる。
「えぇ~~~っと、大根と竹輪とがんもと卵、後はんぺんと厚揚げと、鳥つくねを一つずつお願いします。」
「あいよ!ちょっと待っててくんなぁっ!」
そんな威勢のいい返事の後、少ししてから紙の深皿に注文通りのおでんの具が盛り付けられ、目の前のカウンターに置かれる。
割り箸をパキリと割り、まずは大根から一口・・・
「旨いッ!」
一度冷ます工程をちゃんと入れたであろう、具材の奥深くまで浸透した出汁の味と大根の旨味が口の中に広がる。
カツオと昆布の合わせ出汁か、これ?全部一度に食べきるのがもったいないので、小皿を用意してもらってそこに備え付けの練り辛子と味噌ダレを乗せ、それぞれを少しずつつけて食べてみると、これがまた旨い!できれば柚子胡椒も使って味わってみたいもんだ。後はご飯も欲しい。これをおかずにホカホカのご飯を掻き込みたい。
「兄ちゃん兄ちゃん。」
「ぬ?」
そんなことを考えていると、店主から声を掛けられ目線を前に向ける。
向けた目線の先にあったのは・・・プラスチックのお椀と杓文字を手に持ち、ホカホカのご飯が入ってそうな炊飯器を用意して杓文字を持った店主の姿。
―――( *˙ω˙*)و
―――Σd(°q°)
互いの無言の相槌の後、そっと目の前に置かれた白飯を味の染みた大根と共に掻き込んでいく。
・・・・・・うめぇ~~~~~~っ!!
嚙むにつれて甘みが徐々に現れてくる白米の味と、よく煮えた大根の歯応え、浸み込んだだし汁の旨味が堪んねぇ~~~~ッ!!
アクセントに練り辛子と味噌ダレをそれぞれつけた味も試してみるが、辛子のピリッとした辛みも、味噌ダレの独特の風味と旨味と塩辛さも、一風変わった味わいが楽しめてとても良い!!
夢中で食ってるうちに大根を食いきり、そのままの勢いで他の頼んだ具に箸先を伸ばす。それぞれそのままの状態、練り辛子、味噌ダレの順に、一品ごとにお冷で口をリセットしながら白飯と共に大事に味わって食べていく。気が付けば、皿の中身は煮汁も含めてあっという間に目の前から消えてしまっていた。
「・・・店主、牛すじとタコと巾着、里芋とちくわぶも一個ずつ、後白米追加で。」
「あいよ!ちょっくらまってなぁっ!!」
それなりに食べたつもりだったが、今日一日中動き回ったせいなのか物足りなさを感じて追加を頼んでしまう。
明日からマジで仕事しねえと・・・ぬ?
「ん?おっと兄ちゃん、悪いが横に寄ってくれるかい?お客さんだ。」
後ろからの視線を感じた直後、店主からそう言われて俺は手元の食器と一緒に横に寄りつつ、後ろを確認する。
数秒の後、屋台の暖簾を手で除けながらカウンターの前に人が入ってきた。
―――胸元辺りまで伸びている金髪のストレートヘアに俺と同じような耳とは別に頭に生えた犬のような長い耳
―――中心の正方形とその四つ角に同じ大きさの4つの正方形が角同士で接続したような形状の、頭上で輝く水色のヘイロー
―――昼間に何度か目撃した警察組織らしき女生徒達と同じ制服
―――疲労で多少やつれているが、猛犬のような鋭い眼差しを湛えた端正な顔立ち
横目で確認したそれらの特徴を持つ女生徒らしき人はユメ先輩とはまた印象のベクトルが違うが、決して引けを取らない美貌とプロポーションの持ち主だった。隣にいるからやらないが、町中で見かけていたら二度見どころか気づかれない立ち位置で暫く凝視していたかもしれない。
「へイラッシャイ!なんにする?ウチの飯はどれも絶品だよ!」
「フム・・・そうだな・・・」
女生徒は店主の問いかけに少し考え込むような素振りを見せると、注文が決まったのか口を開く。
「焼き鳥を、鶏ももとねぎまとつくね、後胸とささみを一つずつ。後枝豆の盛り合わせとウーロン茶もお願いします。」
「あいよ!ちょいと待っといてくれよ!」
注文を受けた店主は、俺の注文と並行して準備を進めていく。
そしていくらか時間を置き、俺、彼女の順に注文の物を出していく。
俺は再度箸を構え、餅巾着を掴んで半ばから噛み千切る。
出汁の染みたお揚げの巾着と、噛めば噛むほど甘みが現れてくる持ちの味わいともっちりとした歯ごたえがまたいいお味!
「ん~~~~、旨い。ここの焼き鳥もなかなかいけるな。んく、んく、んく・・・ふぅ、これこれ。焼き鳥の後味と口の中の脂がお茶と一緒に洗い流される感じ、一日の疲れも一緒にどこかに流れていくようだ・・・そして口直しに枝豆を一齧り・・・くぅ、旨い!最高!」
・・・なんかこう、見た目の割にかなり年季の入った社会人みたいなセリフが隣から聞こえてくるんだけど。仕事に明け暮れてクタクタになったOLさんの、居酒屋での至福の一時みたいな感じのあれが。
あれか、今日いろんなところで強盗だの銃撃事件だのが発生してたからその対処に追われてた感じなのか?本当にお疲れ様です。
「・・・・・・ふう、食った食った。店主さん、御馳走様。お勘定お願いします。」
「あいよ!・・・うし、丁度頂くよ!」
気が付けば腹いっぱい豪遊していた俺は、店主さんに代金を払って店から離れた。
至福の時間の代償であるお財布へのダメージは思っていたほどじゃなかったが、やっぱりそれなりに減っている。明日からマジで頑張らねえとなぁ。
よっし、頑張るぞぉッ!!ダンジョンで駆けずり回ってた頃に比べたらなんてことねえよこんなの!!いっちょやったらぁっ!!
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さて、決意をまた新たになんだかんだでアビドスに帰ったその後日・・・高々気分を変えたからと言って早々変なことが起こるはずもなく、さっさと寝て昨日のように早起きした俺はアビドスのグラウンドで臨界行のごとく只管ランニングと運動を繰り返していた。
とはいえ、パール・ジャムによる超回復の効果がさっそく表れているのか、体の調子は昨日に比べてやはり格段に良くなっていた。
20分程度の運動で大きく息切れを起こしていた呼吸器は同じかそれ以上の運動を一時間行った後も一定のリズムでの呼吸と動作を苦も無く熟し、ランニングの合間で定期的に行ったバーピージャンプ・懸垂は各々50回程度で全身各所の負荷を負った筋肉たちが震えながら悲鳴を上げる始末だったのが今ではその3倍以上を行ってもなお余裕を見せる仕上がりとなっていて、明らかに劇的な変化となって現れている。
人間個人差はあれど、一度自分で得た成果を実感すると次の成果を掴む快感の為に頑張れる生き物でもあり、劇的な成果を前に俺もその例に漏れずどんどんトレーニングにのめり込んでいった。
「ヒュー・・・ヒュー・・・ゼヒュー、コヒュー・・・ウェエッ!!ゴホッゲホッ、ヒュー、ヒュー・・・」
まあそういったうまれた余裕や意欲を含めての臨界行じみたトレーニングで、尚且つまだまだ序盤なのもあり、4時間くらいぶっ通しでやったらまたこんな様になっているわけだが。
『ウゥ~ン、コノ相変ワラズノ無様サ。先ハ長イデスネェ。』
喧しい、そう遠くないうちに克服してやるわ。
「フゥ~ンフゥンフゥ~~ン♪きょ~うはふったり~でかっつどうだぁ~♪いいんかぁ~いかつどう~ぼっちはそっつぎょう~♪フンフ・・・うわああああああっ!?泰寛君何してるのッ!?なんでまたフラフラになってるのおおおおっ!?」
『アッ(察し)』
あっ(察し)
なんか既視感あるわこの状況。
「もうっ!またあんなに無茶しちゃって!そんな調子じゃ何時か大怪我しちゃうよ!?」
時刻は8時40分、今度は保健室ではなく正面入り口から一番近い教室に運び込まれ、若干砂でザリザリしている椅子に座らせてもらって休憩していた俺は、休憩序でにユメ先輩から注意を受けていた。
「う・・・とりあえずそういう怪我は未然に防げるように対策してるんで、できれば見逃していただけると・・・」
具体的には、体表に纏って俺自身に擬態しているイエローテンパランスとか。30mmの鉄板を貫通する毎分600発の徹甲弾の嵐も平気で防げる代物ですぜこいつぁ。『ソウイウ問題ジャネェンダヨナァ~』
「それに・・・こう言うと情けないんだけど、今のアビドスの自治区ってお世辞にも治安が良くないし、トレーニングはもちろんいいんだけど・・・いざって時にちゃんと身を守れるようにある程度余裕は持っておいてほしいかなって・・・」
「あ~・・・」
確かに過疎っているせいで治安維持機能も不足しているからか、気軽に絡んで銃をぶっぱしてきそうな雰囲気の奴の比率が多い気もする(都会や人口密集地では少ないとは言っていない)おまけにアビドス高等学校(ここ)は突発的な襲撃も多々あるらしいから、さっきの俺みたいにいざという時に即応できそうにない(様に見える)状態をこう高頻度に見せてたら不安がるのも頷ける。
「分かりました、次からは(無茶を見られない様に)ちゃんと気を付けます。」
「うん!頑張るのはいいけど適度にね!」
『適度(臨界行)』
即死じゃなければいくらでもリカバリーできるからね、環境のヤバさに合わせて無茶しちゃうのも仕方ないよね。
「まだまだ病み上がりなんだから、焦らず一つ一つできればいいからね。ほら、案外こんなところとか、まだ治ってないところとか・・・あった、り・・・・・・????」
体の具合を見ようとしたのか、ユメ先輩が左肩に手を伸ばす・・・しかし、三角筋のあたりを掴んだ後に言葉に詰まり、確かめるように肩周りを触るにつれて思惑と外れた事が起こったかのように表情が困惑したもののそれに変わっていく。
「ん?んん?え?ん~~ん?あ、あれ???」
続いて肩だけじゃなく背中や右肩の方にも手を伸ばし、手で押さえながら俺の体を確認していく。
「?どうかしたんですか、ユメ先輩?」
「いや・・・その・・・なんていうか、今更なんだけど・・・え?や、泰寛君、ちょっと上着脱いで立ち上がってもらえる!?」
「あ、はい。良いですよ。」
途中で展開を察した俺は、にやにや笑いそうになるのを笑顔で返事する形で誤魔化しながら、上に来ていたジャージを脱いで黒のヒートテック一枚の状態で立ち上がる。
ユメ先輩は俺の体を頭から先まで確認してから自分のスマートフォンを起動し、画面に昨日写した俺の写真と今の俺を何度も交互に見比べる。
「・・・・・何があったの!?昨日と今日で全然体付きが違うよ!」
「えぇ~~、そんなに変わってますかねぇ~~~」
「絶対変わってるって!!ほらッ!これ昨日撮った写真ッ!!腕とか肩とか、腰とか・・・もうなんか色々目に見えて逞しくなってるんだけど!?それに、ちょっと昨日より背も伸びてない!?」
「いやぁ~そうですかねぇ~~~?」グッムキッ
「これ見よがしなポージング!?確信犯じゃん!絶対何かあったんでしょ!?ねえってば!」
因みに現代だと上みたいな感じでよく使われる「確信犯」という言葉、本来の意味は「罪になるとしても正しいと信じて行われる行為・犯行」に対して使われる言葉らしい。
知らずに使って恥をかかないように気を付けないとな!
「はっ!?もしかして変なお薬とか使ってそんなことに・・・」
「違いますから。美味しい食事と適度な運動とちゃんとした休息をとった結果こうなっただけですから。」
「そっちの方が余計におかしいよ!?それでそんなに変わってたら、世の中の人みんなマッチョだらけになっちゃうから!!というかあれは適度な運動って言わないよ!!あんな出会ったばっかりの頃みたいなふらっふらの姿!!」
「マッチョだらけ・・・ゴリマッチョのユメ先輩・・・」
「どこに反応してるの!?ちょっ何か変な想像してない!?」
一瞬脳内でユメ先輩がポージングをとった瞬間、某JK肉体改造コメディの爽やかイケメントレーナーのソレのようにゴリマッチョになる幻覚が見えた。そしてそれに続いて、道行く生徒や獣人が皆ポージングした途端ゴリマッチョの巨漢になるイメージが流れ、笑ったらいいのか嘆いたらいいのかわからない気分になってしまった。
「もう!変な想像は禁止!ほら!早く戻ってきて!」
そんなことを考えているとユメ先輩に頬をぺしぺしと軽く叩かれ、ハッとしながら現実に戻ってくる。
「はぁ~~~・・・なんだろう、朝なのになんだかすごく疲れた気が・・・」
「なんかすみません。あ、俺これから朝飯食うんで、席外させてもらいますね。飯中何か用事があったらこの電話番号に連絡ください。」
「あ、ケータイ買ったんだ。これが連絡先なんだね?」
番号の書かれた紙を渡すと、ユメ先輩は自分のスマートフォンを出して操作し、俺の電話番号を登録する。
「ていうか、別にご飯くらい別れて食べなくてもいいんだよ?わたしも今日はちょっと起きるの遅くなっちゃってさぁ~、実は朝ご飯まだなんだよね。よかったら対策室で一緒にどう?ケータイの番号交換とか、いろいろ一緒にしたいこともあるし。」
「すみません、トレーニング後の食事は諸事情あって一人で食べてないと色々とまずいのでそれはまたお昼以降に改めてお願いできたらと。」
「ええ?どういうこと?」
「危ない要素は一切ないんです。ただちょっと、事情を知らない人に見られるとヤバい絵面になるというか・・・」
「危険なことないのに酷い面になる食事シーンって何!?どんなもの食べてるの!?」
「ちょっと特殊な工夫だけの、その辺のスーパーとかで買える材料で作った健康的な料理を食べるだけですよ・・・・・・【全裸】で。」
「ええ?本当にそれだけ?あんなに言っててただご飯を食べるだけみたいな・・・・・・
あれ??今なんて???」
「というわけで先輩、また後で。」シュタッ
「いや待って!?全裸!?今最後に全裸って言った!?いったいどういうワケ・・・
すまぬ先輩、パール・ジャム入りの料理だとしても運動後のゴールデンタイムを守るか否かで効果レベルも段違いなんだ。今の時期は一食分だろうと逃してはならないんだ。