ダンジョンに最強の拒絶タイプがいるらしい 作:ドラゴン0727
今のオラリオには珍しくもない轟音が鳴り響く、音に気づいてアストレア・ファミリアとガネーシャ・ファミリアが動き出す。
音の中心にいるのは黒いローブと黒いドレスを着て顔の見えない女性と対照的な白髮白いスーツと黒色のローブと顔に変な仮面を身にまとう少女が戦い合っていた。
「
「ATフィールド、全開!…があぁ!」
くそ!ATフィールドを十枚重ねしたのに破られた!なんて化け物!こちらが精一杯でいるのにアルフィアは余裕に対処しやがる!
「ほう、まさか私の
「………私の持っている中で一番防御が高いのですが?」
「冒険者に置いて絶対という言葉は通用しない。さっさと『未知』を『既知』に変えろ」
こ、この女!なんて無茶苦茶な事を言ってやがる!そんなことができるならもっと冒険者は成長しいるわ!
ああ!でもやらねばならん!やらねば死ぬだけだ!俺の全力を今こいつにぶつける!
後ろにステップで距離を取りベルトアーム*1で上から叩きつけるように繰り出す。がそれの間を綺麗に通り過ぎ蹴りをお見舞いされた。
「貴様の攻撃は単調過ぎるな」
「ごふぅ!」
ふざけろ!たった一発の蹴りで人が数軒の家を突き破れるか!
「
………改めて理解する。こいつは化け物で最強だ。一撃で家が吹き飛びやがった。しかもそれが普通の攻撃として放ってくる。なんだ?このクソゲー?
ああ、でも………どこかでこれを楽しんでいる俺がいる!絶対に勝てない相手に自分のすべてをぶつけるのが楽しい!。
はたから見たら無謀、自殺者、ただのバカ。だが未知なる敵、強者に挑むのが冒険者!これが絶対者!。
「……少し変わったか?」
「どちらかといったら吹っ切れた…かな?」
「まぁ、いいどちらにせよ私は雑音を払うだけだ」
「なら!その雑音で精一杯踊って見せましょう!」
別のところで音が鳴り響いているところへ向かおうと走っでいる少女達がいた。
「今日はいいことがありそうだわ!」
「今いいますか?!アリーゼ!」
「私の勘はよく当たるのよ?リオン。」
「口より足を動かしたほうがよいのでは?団長」
「それもそうね!早く行きましょう!私達の助けが必要な人のもとえ!
「まったく、うちの団長は」
「全くだ。少しは緊張感を持てないのですかね?」
「ライラ!輝夜!アリーゼのことを悪くいうな!アリーゼは………少しおかしなことがあるだけだ!」
「いや、少しはフォローしてやれよ」
そういいながら走っていたアリーゼ達。音の近くまでついたところにガネーシャ・ファミリアが
「大変!すぐ助太刀しないと!ライラと輝夜は負傷している人の避難!リオンは私とガネーシャ・ファミリアの手助けをするわよ!」
「ああ!わかった!」
「わかりました」
「全くうちの団長は人使いが荒いですね」
拮抗していたところがアリーゼ達の参戦によってガネーシャ・ファミリアの追い風となった。
「いた!シャクティ!」
「…!アリーゼか!すまん。助かった。」
「シャクティ状況は?」
「今音がなっているところの周りを闇派閥が守っているみたいだ」
「では今誰が真ん中で戦ってるんです?」
「……わからん」
そう答えるシャクティに輝夜は困惑する顔で見る。
「何?では我々は誰ともわからんやつのために戦っていると?」
「その言い方は良くないです。輝夜」
「事実だろう。青二才」
「なっ!今の言葉を取り消せ輝夜!」
戦場にいるのにいがみ合う輝夜とリオン。その間にアリーゼが割って入る。
「いけないわよ。輝夜、リオン、どこの誰であろうと悪いやつを取ってみるのが
「全く、これで敵同士の戦いだったらどうすると?」
「その時は、みんなまとめて捕まえればいいわ!」
その時、奥の方から大きい轟音がなり何がこちらに吹っ飛ばされてに来た。それは白い少女だった。
「がぁ!………、たて…!、叩き込め、ま…だ、おわっ……」
「あれは、ロキ・ファミリアの団員か?」
「いけない!急いで
リオンが倒れている少女の下へ行こうとしたとき、奥を方から黒いドレスと黒いローブを着た女性が歩いてやってきた。
「………ガネーシャ・ファミリアか」
「貴様が………やったのか?」
「なに、少し小娘に冒険者の作法を叩き込んでただけだ。」
「………潮時だな」
女がそういうとシャクティがガネーシャ・ファミリアの団員とアリーゼ達が女を囲む形で包囲した。
「…逃げれると思っているのですか?」
「捕まえれるとでも?」
女はゆっくり歩き出しここを去ろうとし、それに合わせてシャクティが指示をだしアリーゼ達も一斉に攻撃をしようとしたが女はため息をついき。
「
「ぐぁあああああ!!!」
「うがぁぁああああ!!!」
たった一発。一発でそこら中にいた冒険者は倒れ込んだ。それも力を込めた攻撃ではなく五月蝿いから叱ったぐらいの強さでだ。
「ぐぅっ!な、なんてやつだ。」
ほとんどの冒険者が倒れている中でゼルエルが立ち上がる
「ま、まて!」
「………あれ程痛めつけたがまだ立てるか?」
「私はまだ負けてない!あなたを倒す!それまでは!」
そういいベルトアームで切り裂こうとする。
「いい目だ。勝ちに貪欲でどれだけ叩き込んでも立ち上がる決意。………だが、どれだけ決意しようと力がなければ意味がない。」
そういうと女は
「がぁぁああああ!!!」
女は冒険者を蹴散らし去ろうとしたとき、ああ、そうだといいこちらに針を投げてきた。
「うぐぅ!」
「次に合う時お前は忘れていると思うが………立ち上がってこい」
そういうと女は今度こそ、立ち去っていった。
そこには黒いドレスを着たアルフィアと全身を鎧で着込んでいる顔に怪我がある男ザルドと全身黒い神様エレボスががいた。
「なんだか、嬉しそうだなアルフィア」
「………そう見えるか?ザルド」
「ああ、いつものお前なら五月蝿いと言ってたろ」
そうザルドが言うとアルフィアは少し微笑みをした。
「なに、少しあの子と似ている子がいてな」
「おいおい、それで暴れてしまって正体がバレたらどうするだ?」
「お前たちはシークレットのカードなのに」
「しらん。バレてしまっても叩き潰せばいい。」
「ああ、バレしまってもオラリオの後進どもを叩き潰せばいいだけだ」
「……もちろんだ。開戦の時は思う存分に暴れてもらう」
「ああ」
「わかった」
「………ん、ここは?」
「あら?起きたの?」
「…あなたは?」
そこには胡桃色の長い髪をしてまるで我が子を見ているような慈愛に満ちた神がいた。
「私の名前はアストレア。アストレア・ファミリアの主神をしているわ。どう?体は痛くないかしら?」
「はい。問題ありません。…あ、私の名前はゼルエルです
。ところで私はなぜここにいるのでしょか?」
「あなたが町の中で黒いローブを着た女性の戦っていて、傷を負ったからここで治療してたのよ。」
そういうアストレア様。ああ、それとその女性の名前とかわかる?と聞く。
「あ、はい。わかります。え~と、確か…………あれ?思い出せない。」
「え?」
「たしか、名前を言いあってたはず………ダメ。思い出せない。」
まるで何か自分の中の物が失われたような奪われたような感覚に落ちる。
「記憶障害?いえこれは呪詛かしら?その他の記憶は無事からしら?」
「え~と………問題ないです。」
「そう、なら良かったは。もう遅くなるけど泊まっていく?」
「そう…します。」
「あら?みんな帰ってきたみたい」
アストレア様と話をしていたらアストレア・ファミリア眷属が帰ってきた。
「みんな、おかえりなさい」
「はい!ただいまです、アストレア様!それと貴方も目が覚めたのね!」
「わたしの名前はアリーゼ・ローヴェル。貴方は?」
「はい、助けていただきありがとうございます。私はロキ・ファミリアのゼルエルです」
「主神様の怪我人にお出迎えさせるなんて私達もずいぶん 偉くなったこと」
「帰ってきてくれたものの無事を喜ぶ。それに神もこの関係ないわ」
「あなたたちが誰一人欠けず戻ったなら私だって 新妻みたいなことをしてしまうわ」
「に、新妻……アストレア様にそんなことを!」
「すごい背徳感が!」
「なぜ、貴方は興奮しているのですか?ネーゼ」
そんな事を言うネーゼに対しては白い目を向けるリオン。
「疲れたでしょ?ご飯にする?お風呂にする?」
本当に新妻みたいなことをする主神に眷属たちは戸惑いを隠し切れない
「それなら私はお風呂にするわ!」
「空気を読めねえ我らが団長はすげ~」
「あ、そうだわ!アストレア様とゼルエル一緒に入ればアストレア様とゼルエルとお風呂たくさん堪能できるわ!」
「「「おい、バカ、やめろ!」」」
「愉快な人たちですね」
「ええ、ほんとに」
アリーゼ達がお風呂と食事は終え、次の方針と今回の反省について話し合いをしようとする。
「あのう」
「何かしら?」
「私も参加してよろしいのですか?」
「別にいいわ!ていうか今回の話の本題は貴方なんだから」
「えっ?私ですか?」
「正確に言ったら貴方が戦った女性のことだけど」
「他の闇派閥の連中とは格段に強い実力者、それが今回の主題ですね。」
俺の時は明らかに手加減されていたけど、ガネーシャ・ファミリアやアリーゼさんたちもたった一撃で倒されてたから警戒するのは当たり前か。
「と言ってもゼルエルは忘れてるのよね?」
「はい。何で攻撃されたとか名前とかよく覚えてなくて………すみません」
「………あ、そうだわ!あの女性が立ち去る前にゼルエルに針を投げていたわね。あれが呪詛かしら?」
「
「厄介なことになりましたなぁ。奴らは有象無象にいるが、烏合の衆ではなくなっていますから」
「そうなのよね。前のようにただ暴れ回るのではなく、統制されてきているから裏に誰が潜んでいるわね。それこそ厄介な邪神とかね。」
「んで、そんな奴らが活動自粛するほど強かった。ゼウスとヘラの連中はどんな奴らなんだよ。」
「英雄神話が終わって神時代が始まってから頂点で最強だったファミリア。」
「そんな彼らも黒竜に敗れた」
「【ゼウス・ファミリア】【ヘラ・ファミリア】……」
「ゼルエルは知らなかったかしら?」
「いえ、勉強したので知っていますが…何か引っ掛かります。」
「黒竜なんて誰が倒せるんだ……いま来られてもこっちは闇派閥でせいっぱいだっての」
「………悩んでいても仕方がないわ!いつかはできることよ!」
「………団長、希望的な事を言うより現実を見るべきだ」
「何をいっているの?輝夜。私は現実をしっかり見ているわ」
「だってやるしかないもの、やるべきことをやっているに過ぎないわ!」
「!………そうだな。今やるべきことをするだけだな」
アリーゼの言葉で重い空気が一気に変わった。これが
確かに今悩んでいるよりやるべきことをするまでだな。
「ふふん!みんな私の正しさにひれ伏せたわね!流石私!」
「「「イラ★」」」
確かに原作通りの人だな、いいことを言っているけどその後言葉でプラマイゼロだな。
「とにかく!今はみんなの笑顔を守る!そのために戦いましょう!」
「そうね。星の数ほどあれ、『正義』の一つはここにある。」
「アストレア様のお墨付きも貰ったし、問題ない!みんな恒例のやつやって明日に備えるわよ!」
「恒例のやつ?」
「そうだった。ゼルエルは初めて見るんだったわ。」
「私たちが自分の心を正しく表すためにやってることよ!」
「あれやんのかよ。しかもゼルエルの前で、小っ恥ずかしく苦手なんだが」
「私もだ」
「ライラ、輝夜、真面目にしてください。」
「そういうが、リオンお前はどうなんだ?」
「わ、私は恥ずかしくなどない!」
「使命を果たせ!天秤を正せ!いつか星となるその日まで!」
「天空をかけるがごとく、この大地に星の足跡を綴る」
『『『正義の剣と翼に誓って!』』』
「おお〜!」
「どうかしら!」
「いいと、思いますよ。自分の決意とファミリアの方針を表す感じで」
「ふふん!………そうだわ!ゼルエル。貴方もなにかしたらどうかしら?」
急に何言ってんの?え、まじで何言ってんの?!見てる分ではいいけど自分でするのは別でしょ?!
「いいなそれ、私たちだけやってゼルエルはしないのは不公平だからな」
「ええ、私たちだけ恥ずかしい思いをして一人だけしてないのは不公平ですからねぇ」
「さあ、ゼルエル。どうぞ!」
ああ、この雰囲気は断りきれない。陽キャのやつが陰キャに無茶振りを言ってくる感じだ。
「え、ええと。し、使命果たせ!命を燃やせ!
「想いはかける、決意を抱き次へ繋ぐ!」
「想いと命に誓って!………こんなのでいいですかね?」
「いい感じよ!」
「ま、速攻で作ったには良かったな」
「あ、あはは………恥ずかしい」
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