ー乾杯した翌日
アリサ「おはよう〜、姉さん。」
クリス「おはよう、アリサ。朝食、出来てるわよ。」
そう言ったクリスの目の前には、2人分の朝食が用意されていた。
アリサ「ありがと〜。」
寝ぼけ眼を擦りながら、席につくアリサ。
クリス「それじゃ、いただきましょうか。」
アリサ「は~い、いただきま〜す。」
もしゃもしゃと半分目を閉じた状態で、クリスが作ってくれた朝食を食べているアリサ。それを見たクリスが一言。
クリス「大丈夫?」
アリサ「時差ボケで眠いだけだから、大丈夫よ〜。」
クリス「それなら良いけど。ところで1つ聞いても良い?」
アリサ「な〜に〜?」
クリス「昨日、乾杯したけど。貴女、まだ19歳で未成年よね?」
それを聞いて、何かを察したアリサはクリスの言葉に反論する。
アリサ「あぁ〜、それなら大丈夫よ。忍びとしての忍務で酒を飲まなきゃいけない時があったから。」
クリス「酒を飲めるように、訓練したって事?」
アリサ「That's right.(その通りよ)」
その後、朝食を食べ終えると、早速アリサは本題を切り出す
アリサ「それで?いつ、ターゲットを抹殺するの?」
クリス「今はまだよ。準備が整ってからね。」
アリサ「えぇ~。」
とある人物を殺す為に、アメリカに呼ばれたのに準備が整ってないからという事で、まだ殺しはしないと言われて不貞腐れるアリサ。
クリス「フフッ。その代わりと言ってはなんだけど、私の行きつけのお店に連れて行ってあげるわ。」
アリサ「あら、それは魅力的な提案ね。アメリカの大女優の行きつけの店に行けるなんて。」
クリス「でしょう?それじゃ、準備してらっしゃい。1時間後に出るから。」
アリサ「了解。」
ー1時間後、マンションの駐車場にて
クリス「さぁ、乗って。」
アリサ「まずはどこに行くの?」
クリス「とりあえず、服ね。」
それを聞いた刹那は「うげぇ〜」という表情をする。それを見たクリスはため息を吐く。
クリス「日本ならまだしも、アメリカでは私の妹という設定なのよ。なのに、ドレスの一着も持ってないのはどうかと思うわよ。」
そう言われたアリサは、何も言い返せずにうなだれるしかなかった。
クリス「それじゃ、行くわよ。」
アリサ「は~い…。」
そして、マンションの駐車場からクリスが運転する車が飛び出し、目的地へと向かう。
ー車内にて
クリス「ところで、貴方が会得しているコスモ…なんだったかしら?それってどういう物なの?」
アリサ「コスモ幻獣拳ね。私が卒業した善の忍びのエリート校ー〈死塾月閃女学館〉にのみ伝わっている最強の拳法よ。」
クリス「貴女が卒業した学校は、近代武器は使わないの?」
アリサ「まさか…。普通に拳銃とか使ってる奴もいるわ。ただ、私は使う気にはなれないけどね。」
クリス「どうして?」
アリサ「拳銃を使うと、無意識に自分が有利だと思い込んで、隙が出来るから。だから私は、忍具を中心に戦闘を行うの。」
クリス「なるほどね。」
アリサ「なんなら、貴女にも教えてあげようか?」
クリス「フフッ、遠慮するわ。」
アリサ「あっそ。」
その後、クリスの行きつけの服屋に到着したが、その後がアリサにとって地獄だった。
アリサ「いつまで試着を続けるの〜?」
クリス「素材が良いから、何を着ても似合うのよね〜。」
アリサ「疲れたよ〜。」
それから1時間半後、アリサの服選びが終わり、再び車に乗って次の目的地へと向かう2人。
アリサ「疲れた〜。」
クリス「でも、おかけで良い服を買えたでしょ?」
アリサ「アメリカ限定でしか使わないけどね。」
その後、今度はクリスの行きつけのレストランに来た。
支配人「これはクリス様、ようこそいらっしゃいました。」
クリス「久しぶりね支配人。今日は妹と一緒に来たわ。」
アリサ「初めまして、クリスの妹のアリサ・ヴィンヤードです。」
支配人「支配人のリッチーと申します。よろしくお願いします。それでは、お席にご案内しますね。」
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