マスク少女ハジメちゃん   作:まさみゃ〜(柾雅)

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1発ネタだったのに思いついちゃった……

ログ系は初めて故に駄文失礼します


バトルログPart.1

 ハジメちゃんが織斑くんと対戦したらしい。

 理由はウォルターさんからお願いされたと言っていた。

 

『ちふゆおとーと。ちから、きになるって』

「それに織斑くんって今のところ唯一の男性操縦者だもんね。

 それで結果はどうだったの?」

 

 私が彼女にそう聞くと、彼女はヴィサインを向けてきた。

 あれだけ練習のときに沢山の武装を見せられて薄々思ってたけど、ハジメちゃんはすごいなと思った。

 

『ばとるろぐ、ある』

 

 そう言って彼女は1つの映像を見せてくれる。

 

 

【BattleLog.01】

 ―XXXX.XX.XX.

 ―16:43:22

 

 タイトルと日付が表示され、その後すぐに2人の人影が映し出された。

 

『それでハンデは……ってなんでそっちが武装を減らしてるんだ!?』

『……? ちふゆおとーと、遠距離ない』

 

 近距離武器であるパルスブレード以外の武装を解除する。

 確かに近距離相手に遠距離攻撃ばっかりやっていれば簡単に勝ってしまうだろうけど、前にパルスブレードにはチャージタイムやクールタイムとかあるって言ってなかったっけ?

 

『それに打鉄じゃない!?』

 

 言われてみるとそういえばハジメちゃんに見せてもらったアレは打鉄ベースじゃなかった……?

 いたって普通に展開するし、色合いも似ていたから気付かなかった。

 しかし以前見せてもらったものと見た目が大きく変わっており、色も白っぽい。

 

『うぉるたー、いちばんさいしょにくれた』

 

 まだ始まるのに時間がかかりそうだなと思った時、彼女は映像を試合開始まで早めた。

 そして試合開始のブザーが鳴るとともに、ハジメちゃんは織斑くんに向かって勢い良く飛んだ。

 

『うぉあ!?』

 

 そして勢いのまま斬りかかると彼は慌てて避ける。

 斬る前に発生する硬直時間で何とか避けられたようだ。

 

『まずはこてしらべ』

 

 そう言って彼女は一旦織斑くんから距離を取る。

 状況を完全に理解しきれていない彼からは反撃の気配は無かったが、念の為に離れたのだろうか。

 やっと動き始める織斑くんに合わせてハジメちゃんは一定の距離を保ちながら逃げる。

 時にはフェイントを織り交ぜて彼に防御させようとする。

 

『もう、つかれた?』

『ま、まだだ……はぁ……はぁ……』

 

 フェイントの中にも当てる気のある攻撃もあるため織斑くんの考えることは多い。

 それにしても何でハジメちゃんはこんなにも戦い慣れているの……?

 

 ―バトルログ再生終了

 

 色々と考えながら2人の試合?を見ていると終盤の映像がやけに記憶に残る。

 織斑くんの集中が切れた瞬間に初めは避けられていたはずの大振りの斬撃が彼のシールドエネルギーを削り取った。

 

『ちふゆおとーと、きたえればばける』

「私がどうかしたのか? ハジメ」

 

 ち、千冬様!?

 あ、そう言えば食堂で見てたんだった!

 

『ちふゆ、うぉるたーのおねがい! たっせい!』

 

 そう嬉々と彼女は私に見せてくれたバトルログを今度は千冬様に渡した。

 千冬様は何故かハジメちゃんの頭を撫でながらその記録を受け取る。

 そして優しく「今は良いが授業中は織斑先生と呼ぶようにな」と注意する。

 そう言えばさっきから名前呼びだった!!

 この前のウォルターさんとの時もそうだけど面識があるの……?

 

「なるほど、それでお前からはどうだ?」

『のびしろ、アリ! あ、“おるこっと”とのけっとうよりはまだゆだんあるけどいいうごき』

「お前がそこまで言うのならそうなのだろう。参考にしておく」

 

 そう言って千冬様は行ってしまった。

 本当にハジメちゃんは何者……?

 

 

 

 

【BattleLog.02】

 ―XXXX.XX.XX.

 ―14:45:01

 

『まさか(ワタクシ)に試合を挑む方がいらっしゃるとは思いませんでしたわ』

『わくわく』

『ちょ、ちょっと私の話を聞いておりますの!?』

 

 試合開始のブザーが鳴るまでの僅かな時間。

 色合いは灰色の速度重視にアセンブルさせれたISを身に纏うハジメ。

 織斑一夏とセシリア・オルコットの決闘を見てどうやら興味を持ったらしい。

 ウォルターのお願いでは織斑一夏の記録のみで良かったのだが、人と関わった刺激でやや自由奔放を感じさせる行動である。

 

『せしりあ』

『……何ですの?』

『ほんきでいくよ』

 

 ブザーが鳴り響く。

 そして次の瞬間ハジメの鳥のような逆関節が彼女の目の前に迫ってきていた。

 咄嗟に受け身に入ったおかげか、軽い衝撃と僅かに削られるシールドエネルギー。

 セシリア・オルコットは躊躇いなくブルーティアーズのレーザービットを展開した。

 

『次はもうありませんことよ』

 

 ハジメを追うようにビットからレーザーが放たれる。

 それを彼女はスピードに物を言わせて回避しつつ、実弾装備であるアサルトライフルのRF-024 TURNERで牽制を行う。

 しかし、セシリア・オルコットの攻撃手段はビットだけではない。

 ビットの猛攻でハジメの行動を誘導しつつレーザーライフルを構える。

 そして狙いを定めて一発、ハジメの死角を狙った。

 

『なっ!?』

『りょうけん、なめないで』

 

 死角をとったと確信したその狙撃は、ハジメのパルスバックラーのVP-61PBによって防がれた。

 それもあらかじめ当たると分かっていたかのように、防御のために一瞬だけ方向を180度変え、着弾ギリギリにシールドを展開したのだ。

 

『ま、まだですわ!』

 

 しかし全て防がれる。

 ただの、少し変わった同じクラスの生徒だった彼女に自分が翻弄されていると言う事実がセシリア・オルコットに得体の知れない恐怖を覚えさせる。

 

『貴女は……貴女はいったい何者なんですの……!!』

『わたしはうぉるたーのりょうけん。ただ、それだけ』

 

 いつのまにか接近を許してしまったセシリア・オルコットは耳元でそう囁かれる。

 そして次の瞬間、ハジメの左腕に装備されていたパルスブレードが彼女のシールドエネルギーを全て刈り取った。

 

 ―バトルログ再生終了




Q.何であのパルスバックラーなの?
A.あっちの方がなんかこう、変態感があると思ったからだよ

Q.何でパルスブレードなの?
A.ウォルターが一番最初にくれたから……

補足設定
C4-621は独立傭兵に所属しています。
そして傭兵支援システムは安定のALLMINDです。
『オールマインドは全ての傭兵にためにあります』
※レイヴンという名で登録されている人物がおり、≠621

専用機:ハウンドV-パピィ-(第2次移行前)
束さんが恩師ウォルターに贈ったコアであり初期に製造されたコアの1つ
621が他の飼い犬と比べて高適正なのは偶然だったが、ウォルターは自身が持って腐らせるよりかは621が使った方が良いと考えた為シンダー・カーラに機体の設計を頼んだ
一応区分は第1世代ではあるがコアの特性なのかアセンブルが容易で、他社パーツ同士で組み立てれば本来不具合が発生する可能性があるのだがそれが無い

第2次移行後:ハウンドV-偽翼(レイヴン)-(ハジメはこの名前を気に入ってない)






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