平行世界な双子の二天龍   作:#Ruka#

1 / 3

もしも平行世界の二天龍が、イッセー達の居る世界へと飛んだら? って言うシナリオです。二天龍は二天龍でも、ドライグやアルビオンではなく違う魂を持った違う二天龍です。同じ魂が同じ所に存在するのは、片方が消滅したりして不可能であると言われて居ますしね? 同じだと、突然現れた双子の方のドライグとアルビオンは消え去り、最終的には形だけの神器となっちゃうので、平行世界二天龍さん等はオリ二天龍と言う事です。

そして、二天龍を宿す双子の兄妹ならではの戦いや能力も考えて居ます。その仲の良さから歴代を解放し、覇龍の概念すら捨て去り、二天龍達とも家族の様に生きる。それを描きたくな仲の良い双子の二天龍として、作り上げました。

申し訳ない。オーフィスが倒された理由変更前の前のを投稿してしまいました。なので編集しました。



Prologue@Zero 夢幻と二天龍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

 

 

 

 

 

「───────アリアッ!! クソッ! 状態が解けたか……! アリア、大丈夫か!?」

 

 

「痛ッ……ありがとうアリス兄様、私は大丈夫です。まだ戦えます……!!」

 

 

「……いや、これからアリアは、飛べない俺を掴んで運んでくれないか?」

 

 

何とか"アレ"を使い奴を追い詰めた所で攻撃を食らい、"アレ"だけでなく禁手の状態すら解けた俺達は吹き飛ばされる。アリアが無事だと分かった俺は、アリアに攻撃ではなくサポートを頼むと伝えた後、上を見上げる。そこには軽く100mを超えるであろう存在が見える。俺達は今、戦っている。訳の分からない理由で世界を破壊すると言う、巫山戯た不動の存在である夢幻。

 

 

黙示録に伝承される『真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)グレートレッド』

 

 

…………そう、ソイツと戦っている。神をも恐れると言われる二天龍を宿す双子の兄妹として。歴代最強の最高な家族である二天龍として。世界を壊すと暴れる"凶悪な"グレートレッドを倒す為に。

 

 

『ほぉ……中々やるではないか、小僧共。我を此処まで追い詰めたのは貴様らが初めてよ』

 

 

そのグレートレッドから賞賛の声を頂くも、何も嬉しくない。コイツは世界を破壊する。つまり、俺と妹の生きる世界を壊す。…………そんなことはさせない。亡くなった両親からの最後の頼みを、お互いがお互いを守ると誓ったあの日の約束を。……絶対に破ってたまるか。最愛の妹と二天龍達と共に生きる。それが、今の俺の願い。なら、邪魔するアイツは許さない。そんな貴様の声すら、俺は聞きたくなんてない。

 

 

「黙れ……、俺達は貴様を許さない。この世界を壊すと言う、巫山戯た真似をさせる訳には─────行かない!!」

 

 

「行きますよ!!」

 

 

俺が言い切ると共に、アリアは俺を掴んで飛び、グレートレッドへと急接近する。そして、俺は両腕に渦を巻く様に纏った紅き魔力の拳を奴へと全力で放つ。

 

 

『グッ……!! 小賢しい…………!!』

 

 

『Boost!!』

 

 

グレートレッドへと一撃与えた瞬間、『Boost』と言う透き通る様な綺麗な女性の機械音声が、銀色の宝玉から流れる。

 

 

「まだまだァ!!!!」

 

 

そのまま飛べるアリアに攻撃を避け続けてもらい、グレートレッドの巨体へと何発も何発も追撃し、ダメージを与えて行く。奴を一撃一撃殴る毎に、『Boost』と言う声が辺りに響く。全部で10回攻撃を行ったお陰で、『Boost』1回に付き能力を2乗に倍加を溜められた。つまり、今倍加を解放すれば2048倍もの能力が一気に解放される事となる。それは、長年使って研ぎ澄まされた龍の魔力と身体能力が、馬鹿みたいに一気に上がる。元の力が強ければ強い程、倍加の真骨頂も魅せられると言う事。別に禁手(バランス・ブレイク)でなくとも戦える。

 

 

『Boost-Explode!!』

 

 

透き通る機械音声と共に、倍加の解放が始まった。最初は倍加されていない生身で攻撃するハメになるが、これ程頼もしい能力は無いと思う。まぁ、他の能力を使えば、初めから保存しておいた倍加を解放する事も出来るが。一気に倍加が解放された事により、多少空間が歪む。俺の身体の底から出し切った龍の魔力が、2048倍もの濃密なモノになると、やはり凶暴的なモノに見える。その腕に纏わせる魔力の形を自由に変えて、巨大な龍の腕へと姿を変貌させる。

 

 

『Indurate!!!』

 

 

そして、形を変えた魔力をそのまま"魔力硬化"させ、威力を底上げさせる。禍々しくも美しい、紅く輝く龍の巨大な腕が紅黒く硬化する。その腕の周りを溢れ出る魔力が幻想的に纏わり、その姿がどちらかと言えば、俺が世界を滅ぼす魔界の帝王の様にすら見えてしまう。

 

 

「これでも食らえェェェエエエッ!!!!」

 

 

準備の整った俺は叫び、その叫びによってアリアは動く。巨大な両腕を持つ今の俺を、重いのにも関わらず支え、何の打ち合わせも無しに動いてくれる最愛の妹に感謝した。そして、俺はグレートレッドへとその巨大な紅黒い龍の握られた拳を、奴の身体の中心を抉る様に打ち込んだ。

 

 

「───────巨龍の紅黒両腕(ギガント・ツインブラスト)ォォォオオッ!!!!」

 

 

『ぐ、……アアァァァアアアアア!!!!!!!?』

 

 

自分の半分程の大きさである、巨龍の拳を打ち込まれたグレートレッドは、流石に効いたのか悲鳴を上げる。そんな隙を見逃すはずが無く、俺は力も速度も2048倍となっている今の状態で、次から次へと追撃を打ち込んだ。

 

 

「────ウ、オォォォォォォオオオオッ!!!!!!」

 

 

俺は妹に支えられながら叫びを上げ、グレートレッドに対して辛うじて見える位の速度で乱打を打ち込む。次から次へと殴られ、身体中から血を流すグレートレッド。だが、奴の攻撃によって俺もアリアも怪我をしたんだ。だから、罪悪感等持たない。しかも、コイツは世界を壊す。なら……容赦はしない…………!!

 

 

『い、い……加減にしろォォォォォォオオオオ!!!!』

 

 

巨龍の乱打に打ちのめされながら、グレートレッドは叫ぶ。それは空間を歪ませ、空気を震わせる程。流石に不動の存在、巨龍の両腕だけでは倒せるはずが無いか。

 

 

「痛ッ……!」

 

 

「兄様ッ!?」

 

 

激しい技により傷が広がり、身体に痛みが走る。そのせいで拳が止まり、グレートレッドに隙を与えてしまう。

 

 

『貴様らァ……二天龍の貴様らだけは目障りだッ!!!! この世界から貴様らを、我の夢幻の力で"飛ばしてやる"!! 静寂を求むとか巫山戯ていた奴を、やっと我以外何も居ない世界を……世界の破壊を邪魔するオーフィスを、貴様ら庇った事で殺したのだァ!! 後はオーフィスが庇った事によって残された貴様らさえ……!! 忌々しい貴様ら二天龍の双子さえこの世界から居なくさせれば─────!!』

 

 

そう言ったグレートレッドは、巨大なエネルギーの塊を創り出した。そして、そのエネルギーを俺達双子へと向けて、撃ち込んで…………。

 

 

「──────ッ!! マズイ、アリアッ!!」

 

 

「くッ……!! あのエネルギー……引力を凄くて、とても真っ直ぐ飛べない…………!!」

 

 

速度は遅いが、着実に俺達へと向かってくる巨大なエネルギー体。

 

 

「アリア、半減の力はどうだ!?」

 

 

「無理です……!! あれは例え全開でも、"アレ"の状態じゃなきゃ半減すら出来ません!!」

 

 

アリアに半減の力は通用するか聞くも、虚しく無理だと伝えられる。クソッ……!! 為すすべが無い…………!!

 

 

「クソォォオ!!!! 折角、オーフィスに助けられて……グレートレッドを少しの間でも追い詰めたのに…………!! 此処までか……」

 

 

オーフィスに対して申し訳ない気持ちと、為すすべが無いと分かった俺はアリアを力強く抱き締め、庇う様にエネルギー体へと背中を向ける。

 

 

「ッ……アリス兄様!!」

 

 

「ごめんな、アリア。愛しているお前だけは絶対に守るから─────」

 

 

『この世界から、居なくなれェェェェエエエエ!!!!!!!!』

 

 

そして、俺達双子は…………次元の狭間にてグレートレッドの放った夢幻による巨大なエネルギーに、次元の狭間の影響から身体を守る、纏わせていた魔力コーティングすら破られ、全身をエネルギーに包まれたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………………

…………………………

……………………

………………

…………

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────そして、エネルギーに包まれた俺達の場面は一気に変わった。一瞬だが、見えたのは綺麗な建物に大勢の人々。その光景に、俺達二人は声を出す間もなかった。

 

 

「リアス・グレモリー様の処女は──────俺のもんだァァァァ「ドォォォオオン!!!!」ブヘッ!?」

 

 

「────ッ!?」

 

 

………………言葉にならない痛さを感じた。アリアを庇っていたからか、俺の後頭部が何かと衝突した。ブヘッ!?と聞こえたから、何かと衝突したのだろうが……。そして、そのまま床へと落ちた事で、煙が巻き上がっている。

 

 

「に、兄様……平気ですか?」

 

 

頭をぶつけた俺へと、煙の中でボソッとアリアが話し掛けてくる。恐らく、気配察知をしたのだろう。此処にはグレートレッドが居ずに、大勢の人々の気配がする。人々と言っても、気配的には人間では無さそうだが…………。だからこそ、アリアは小言で話している。

 

 

「あ、あぁ……、ぶつけた頭は少し痛いが何とかな。アリア……気付いてると思うが、此処は次元の狭間じゃない…………。グレートレッドは俺達を"世界から居なくなれ"と言っていた。もしかしたら、異世界か平行世界の類かも知れない。……一応、怪しまれない様に、お互いの神器を仕舞っておこう」

 

 

「…………異世界か平行世界。 分かりました。正直、まさかと言いたい所ですが……、兄様のそうゆう面での発想力と頭の良さには何度も助けられましたし、グレートレッドの言葉的にも、兄様の出した考えが正しいと思えますから。それに、相手は夢幻なる存在。異世界や平行世界に飛ばす等、軽くやってのけそうですしね?」

 

 

「……あぁ。やはり、不動の存在……と言う訳か」

 

 

俺達は一旦会話を終え、各自神器を仕舞った。そして、少しずつ薄れて行く煙の間から煙の外の状況が見えた。どうやら周りが色々と騒がしい中、一段と目立つ紅髪の二十代前半の困り顔のイケメンの言葉だけが、俺には何故かハッキリと聞こえた。

 

 

「……いや、そこの彼が宿す"赤い龍"の力が見たくて、"大事な妹"の結婚式でのグレイフィアに頼んだ余興だったんですが……。突然起こった今の衝撃に関しては、残念ながら私は何も知りません。正直に言うと、私自身かなり戸惑って居ます……」

 

 

「な、サーゼクス様ですら知らない!? じゃあ一体!?」

 

 

「……そんな事よりも、サーゼクス様はこの間の戦いが解せないと?」

 

 

紅髪のイケメンに不機嫌そうに言い返す金髪ホスト君等も居たが、今はそれよりも、"紅い龍"と"大事な妹の結婚式"と言う言葉に俺は反応する。その言葉から見出される意味を瞬時に頭で考えだし、答えとして纏め上げる。

 

 

"大事な妹の結婚式で、一生の思い出に残る様な盛り上がる催し物をしたい。だからこそ、紅い龍の力を必要としている"と。

 

 

紅髪さんが何故、俺の力の正体を知っているのか分からないが、そこまで妹の事を考え、幸せな結婚式にしたいと言う気持ちは理解出来た。ならば、俺が人肌脱いでやろう。グレートレッドによって異世界やら平行世界やらに飛ばされた今、俺達には今すぐにあの世界へと戻る方法もないのだから。なら、今はそれすらも忘れて、目の前で催し物願懇願ている彼の為に、紅二天龍として……い龍として力になろう。ではないか

 

 

─────同じ、妹を愛する者として。

 

 

そう決意した俺は、一度アリアに優しく微笑む。その時、顔をほんのりと赤く染め上げたアリアを愛おしく思いながら、視線を紅髪さんの方に寄せ、俺は煙の中から────

 

 

「ライザー、今はこないだのゲームの事より、今の衝撃の事だ。だか「───話は聞かせて貰ったよ」ッ!?」

 

 

と、同じ様に妹思いな紅髪さんの為に、人肌脱いでやろうと言う思いで声を掛けたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリスsideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





…………盛大な勘違いはこのプロローグだけです。突然平行世界に飛ばされた事で状況が分からないけど、妹狂愛なアリスからしたら同じ妹狂愛のサーゼクスを助けたいと言う気持ちに駆られ、余興に参加する。と言う無茶ぶりです笑

グレートレッドが世界の破壊を望んだ理由は、オーフィスと同じく静寂を好むグレートレッドが、人間や他の種族が地上で暴れたりと次元の狭間にも影響がで始めたのを切っ掛けに鬱陶しく感じ始め、なら世界を傷付ける奴等全て破壊すれば良いと言う結論に至ったと言う理由ですね。そこで可笑しくなったグレートレッドは、同じ静寂を求めていたオーフィスすらも手に掛け、力を合わせる邪魔な二天龍を平行世界へと飛ばしました。

という訳です。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。