遊戯王に癒しすら感じるヤベー奴が遊戯王本編に転生するとかマ?(連載停止)   作:ガチャ石は貯めない

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学校らしい事ないかなーと思ったらそう言えばテストあるやんけってなった。


第6話

平穏な日々を過ごしている転生者、浅海遊希

 

今日はアカデミアでのテストである。

 

ここデュエルアカデミアでは半年に一度、学内共通テストが存在する。

 

そのテストはこのアカデミアの先生達があーでもなこーでもないと作り上げたもので、その内容は各地のアカデミアとは内容が被らないように徹底されている。

 

そんな中、遊希は特に何事もなくパス出来たのは不幸中の幸いであろう。

 

だがこの共通テストは学園の皆が死に物狂いで受けている。その理由としては、

 

点数が良ければクラスのランクアップが見込め、点数が低ければクラスのランクダウンが起こり得るからだ。

 

オシリスレッドであればラーイエローに

 

ラーイエローならオベリスクブルーに

 

そしてその逆も有り得るのだ。

 

そしてこのテストは筆記試験だけでなく試験デュエルも存在する。

 

この試験は減点方式でデュエルでの姿勢やデュエル内でのコンボを見られ、ターンが重なるにつれ2点ずつ減点される。

 

この試験では以下にターンを短く、そしてどれ程高難易度のコンボを開拓したりコンボを成立させることが出来るのかを見られているのだ。そしてこの試験は勝利が前提になっている。

 

遊希はこの試験に勿論参加したのだが……

 

 

「では私の先行、ドロー!モンスターを裏守備表示で場に出す。ターンエンドだ」

 

──俺のターン、ドロー!………手札からトレードイン発動。レベル8の青眼を墓地に送って2枚ドロー、続けてトレードイン。青眼を墓地に送って2枚ドロー。3枚目のトレードイン、青眼を墓地に送って2枚ドロー。

……手札からカオスフォーム発動。手札の白き霊龍を墓地に送って儀式召喚!

現れろ!!ブルーアイズ・カオスMAX・ドラゴン!!!

 

2枚目のカオスフォーム!!墓地の青眼を除外して儀式召喚!!現れろ!青眼の混沌龍!!

 

そして復活の福音を2枚発動!!墓地の青眼2枚を墓地より蘇生!!そして2枚を墓地に送ることでこのカードは融合なしで融合召喚できる!!青眼の双爆裂龍!!

 

カオスMAXドラゴン

ATK4000

 

混沌龍

ATK3000

 

双爆裂龍

ATK3000

 

試験官は唖然とした。青眼とかいう海馬社長しか持ってないはずのカードをめちゃくちゃ使ってきたのだ。こうもなる。

 

──カオスMAXは貫通効果を持っている!そして貫通効果でダメージを与える時、ダメージは2倍になる!!バトルだ!!

 

カオスMAXで攻撃!

──混沌のマキシマムバースト!!!!

 

カオスMAX

ATK4000

バニーラ

DEF2100

 

試験官4000→200

 

──ツインバーストでダイレクトアタック!!

 

試験官200→0

 

 

まぁ、脳筋ではあるがまあまあやり過ぎである。とりあえずこうして試験を突破した遊希は、日常的に挑んでくるオベリスクブルー達をボコボコにしながら寮に帰るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

遊城十代side

 

「す、すげぇ!!!ブラックマジシャンだけじゃなくてブルーアイズまで持ってるのかよー!!くぅー!!!デュエルしてぇ!!」

 

十代はそう言いながら今すぐにでも駆け出そうとするが、丸藤翔がそれを止める

 

「待つっすよアニキ!アニキももうすぐテストッス!ここで抜け出したら不味いっすよ!」

 

「おっと、それもそうだな!なら試験もクリアして挑んでやるぜ〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

万丈目side

 

「………ブルーアイズ、あのカードも持っているのか…だがまぁ、アイツのおかげで最近オベリスクブルーのレベルが上がっているのは否定できんな」

 

万丈目は周りのデュエリストとしてのレベルが少しづつ上がっていることが見て取れる程になっている事を少しニヤケながら言う。

 

どうやらこの世界の万丈目は綺麗な万丈目の可能性があるのかもしれない。

 

「あら?万丈目くん。調子はどう?」

 

「天上院くん」

 

万丈目に話しかけたのは天上院明日香、サイバーブレーダーと言ったカードを使うこの学園切っての実力派女性デュエリストである。

 

「……さっきの子、あなたの知り合い?」

 

「ああ、俺の取り巻きが迷惑をかけていたみたいでな。一応助け舟を出せるよう離れてみていたんだが……調子に乗ったオベリスクブルーを蹴散らしていたよ」

 

「……そんなに強いの?確かにさっきのタクティクスはすごいけれど…彼はまるで」

 

「まるで本気でデュエルしてはいない、と言いたいんだろ?ああ、その通りだ。」

 

万丈目は天上院の言葉に重ねるようにしてそう告げた。浅海遊希は未だ本気でデュエルしていないと。そしてそれは本当の事である。

 

「奴は、なにか隠している。恐らく理由はバレた時に面倒だからだろうが、それは決して開けてはならないパンドラの箱のような物だろう。」

 

「パンドラの箱……じゃあ彼はここでは本気になることは無いの?」

 

「…いや、恐らく本気は出すだろう。何処かでな。そこに俺たちが居るとは断言は出来ない。そして俺の言う〖本気〗は……カードの精霊の事だ。」

 

「カードの……精霊?」

 

天上院は首を傾げる。目の前の男からメルヘンな言葉を聞いたからだろう。それにカードの精霊と言われてもピンとは来ない

 

「──ああ、天上院くんは見えないんだったな。カードの精霊を簡単に説明するなら、カードに魂が宿ってるような、デュエリストにとって守護霊のような存在だ。……そうだな、例えば特定のカードを入れていたら初手5枚の内に必ず引いていたり、ピンチの時逆転できる時に来てくれるカードがそれに該当する可能性があるな。」

 

万丈目は分かりやすく天上院に説明する。天上院は少しばかり難しそうな顔をするが何とか理解した。

 

「……なら彼はカードの精霊の力を借りていないって事?」

 

「ああ、もし借りていたら……ただのデュエリストでは太刀打ちできない。それこそ海馬瀬人や武藤遊戯といった伝説のデュエリストたちのような存在でなければ…な。」

 

「そ、そんな事って……危険、なの?」

 

「いいや。確かに悪用するものを居るんだろうが大体はそんな事をすれば精霊達は手を貸してはくれない。そこは安心してもいいだろう。」

 

「──そう。」

 

「ではな、天上院くん。試験、お互い頑張ろう。」

 

そう言いながら万丈目はその場を後にする。そこに残ったのは天上院明日香だけであった。

 

「……カードの、精霊。……ふぅ、ホントかは分からないけど嘘をついては居ないのよね。…デッキを信じてデュエルしていれば…いずれは見えるかもしれないわね…フフ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊希side

 

───青眼じゃなくて真紅眼の方が良かったかもしれない。

 

『今更では?』

 

──やめてくれブラマジ、その言葉は俺に効く

 

『うるさいです。後で弟子にポコポコされてください。』

 

──ダニィ!?

 

 

この後ブラマジガールにポコポコ殴られた。あんまし痛くなかった。




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