リオンが朝目を覚めたら大きなプレゼント箱果たして中には何が⁈

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乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 短編ss

  『リオンのクリスマスプレゼント』

 

 12月25日のある朝。リオンは自分の目の前に大きなプレゼント箱が置かれていた。

 

 そしてその上からメッセージカードみたいなものでこう書かれていた。

 

 『メリークリスマス、リオン・フォウ・バルトファルトくん。君はいつも人の為に全力尽くしている。そんな貴方に私から些細なプレゼントを用意した。存分に可愛がってねっ』

 

差出人は不明だがこの俺にもクリスマスプレゼントが!

 

 箱の中は何かな?

 

 楽しそうに開けた瞬間。中から可愛らしい動物が九匹出てきた。

 

 「にぁ〜」「わんわん!」

 

  「なんて……可愛らしいのだろう」

 

  この子達を見ているとなんだか心が癒される。

 

  よく見るとアンジェにクラリス先輩、ミレーヌさん、ヘルトルーテさん、ルイーゼさんに似た猫達。

 

  こっちはリビア、ノエル、ディアドリー先輩に似た犬達。

 

 そして場違いかマリエに似た狸が一匹。

 

  何故か俺に懐いてくる動物達。もふもふしながらこの子達は喜んでいる。なんて尊いのだろう

 

 『マスター大変です』

 

  「どうしたいまこの子達に癒され中だが」

 

突然やってきた人工知能俺の相棒ルクシオン。今日は突然やってきて何が大変なのか?

 

  『実は昨晩からアンジェリカ達の姿が何処にも見当たりません』

 

「……心臓に悪い冗談はやめろ。お前ならすぐにでも見つけられると思うが」

 

何か嫌な予感がする。

 

  『いえ冗談ではございません。学園内や王都にも見当たらないのです』

 

 おいおいどうゆうこと?アンジェ達が学園や王都にもいないだなんて…‥!

 

『それから』

 

まだ何かあるのっと言いルクシオンが頷きこう言った。

 

 『マリエの消息も不明にまりました』

 

「えっ……」

 

俺は思わず声が出て信じられないことをこいつは口にした。

 

 嘘だろマリエもかい。あいつなら王国を出て……それはないか。

 

 俺にたかりくるし

 

 でもこの子達を見ているとなんだか

 

  『それからミレーヌ、クラリス、ディアドリー、ヘルトルーテ等が消息不明に……マスター?』

 

まさか、この子達がアンジェだといやいやきっとそれに似ている動物。

 

 『マスター何か知っているのでは』

 

だから断じてこの猫や犬、狸がアンジェ達であるはずがない……!

 

『それよりマスターこの動物はどうなされたですか?』

 

「……えっ、あぁ、この子達はサンタさんが俺にクリスマスプレゼントにと貰ったのさ」

 

『……そんな非科学的なことが存在するはずがない。クリスマスにサンタが来るのは良い子のはず。残念ながらが外道で愚かなマスターには一生縁のないことです』

 

「お前それはないだろう。俺だって良い子にしてたさ」

 

ひどいよ全く俺がしたんだか

 

 『一年生の時ユリウス達をはじめ貴公子四人を完膚なきまで叩きのめし、不幸になるマリエを嘲笑ってました』

 

  「それの何処が悪いむしろ返り討ちに、って痛い。どうしていきなり噛み付くの⁈ 」

 

何故かルクシオンの話しを聞いてでマリエに似た狸が俺の足に噛みついて、なんとか強引に剥がし暴れたがノエルに似た犬がなんとか落ち着かせた。

 

 『続いて、学園祭でエアバイクレース以降クラリスはマスターに惚れてしまい、お忍びで来たミレーヌに口説き落とし』

 

それを聞いて何故か茶猫は微笑み、白猫は顔を赤くした。

 

 『修学旅行ではマスターが生徒達を罵るぐらい煽り、公国の皇女ヘルトルーテを誘拐』

 

あれ、何故か黄色い犬が興奮気味に喜び、黒猫はむっとし。あれなんか何処で見覚えのある気が

 

  『二年生の時はルイーゼに弟になってとせがまれた事態に』

 

しょうがないだろ、ルイーゼさんが死んだ弟の面影があって、あれ……急に緑猫が俺の足に抱きついて?

 

 『その後も共和国を焼け野原にし、ラーシェルを壊滅まで追い込み』

 

あれ?俺そんなに悪いことしたか。あの時共和国を守る為にはあぁするしかなかった。

 

 『何よりアンジェ達三人を婚約者にした時点でサンタはマスターの下には一生来ません』

 

「おいそれはないだろう!アンジェ達を婚約者にした時点って何よ!」

 

俺がルクシオンに文句を言っている最中

 

 黄色の猫が横を振り。茶犬はハイライトの消えた目で見られ。ゴールデンレトリーバーがジト目で俺を見ていた。

 

 なんだかこの子達が怖くなってきた。俺が何をした。

 

 『メリークリスマス、マスター!』

 

 俺が困惑している最中現れたクレアーレ。

 

 「クレアーレか。悪いが今アンジェ達が行方不明になって、話しなら後で……」

 

『アンジェちゃん達なら目の前にいるじゃない』

 

「……えっ」

 

今なんて言った。クレアーレがそんな……まさか

 

『実はクリスマスプレゼントを貰えない悲しいマスターに動物化したアンジェちゃん達をプレゼントしたら喜ぶっと思って……あれ?マスター』

 

 そうか……通りでアンジェ達そっくりな動物なわけか……

 

 「望み通り可愛がってあげるさ、なぁクレアーレ」

 

 狡猾な笑みでクレアーレに近づき、そして右手で握り締め

 

 『マスターなんだか怖いわ。それに私を可愛がるならまず握り締めている手を離して貰えると助かるなぁ』

 

クレアーレの意見に俺は

 

 「ダメだ。俺に無断でアンジェ達を動物にしたこと。絶対に許さないから覚悟しろ」

 

 『ルクシオン、見ていないで助けてよ!』

 

『自業自得です。後でアンジェリカ達を元に戻しといて下さい』

 

相変わらず言い方だが、今回に限っては

 

 『イヤァアアアア‼︎』

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 


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