低カロリーなタフチーンの作り方を教えてください   作:猫好きの餅

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はい、どうも。今回からエピローグの後日談を投稿してきます。


今回は私のもうひとつの作品とのコラボです。まだそちらを読んで居ない方は今回の話は分かりにくいかなって思います。


あ、ちなみに要望があまりにも多かったので、r18のタフチーンを書いて投稿しました。(エピローグの最後のシーンの続き)

つまるところそういう描写が多々含まれるので、そういうのが苦手でないのでしたらぜひ読んでみてください。


低カロリーなタフチーンの作り方を教えてください
〜向こうでは書けないエピソード集〜

https://syosetu.org/novel/340831/


今回ちょっと





「職場の先輩がウチの飼い猫だった件」とのコラボ章
幼なじみの誘い方が反則


 

 

 

□□□□□

 

 

「なぁクーファ。蒼夜叉って冒険者を知ってるか?」

 

ある日の昼下がり。偶然休みが被ったのでニィロウと家でのんびりしていたらディシアさんが尋ねてきた。

 

喉が渇いていたのか俺が置いた茶をゴクゴク飲み干し、その冒険者について知っているかと尋ねてくるディシアさんにニィロウは首を傾げる。

 

「あお…やしゃ?それってあだ名なの?」

「ああ、璃月港やモンドで有名なんだ。クーファは?」

「俺はさすがに知ってますよ。冒険者なら知らない人は居ないんじゃないですか?」

 

俺がニィロウにお茶を手渡しながら隣に座ると、両手でコップを握りしめながら「どういう人なの?」と聞いてきた。

 

「蒼夜叉はモンドとか璃月で活動してる冒険者だ。前は蒼閃迅雷ってあだ名だったんだけど最近変わったらしい。なんでも過去に1年間で依頼達成率100%を達成して、ちょっと前に璃月港に侵攻してきた魔神の眷属の撃退にすげぇ貢献したとか」

「へぇ〜、すごい人なんだ。それでディシア、その人がどうかしたの?」

「いやぁ、どんな奴なのか気になってな。巷じゃ冒険者最強って言われてるみたいだし、傭兵の血が疼くってもんだ。……今日ここに来たのはただの冷やかしと、ひとつ誘おうと…なぁ、……なんつうか、お前ら…雰囲気変わったな」

 

なんかの相談かと思ったらただの冷やかしかい。…なんか前に言ってた彼氏の条件のひとつにチェックが付いたような気がする。話を一区切りしたディシアさんが神妙な顔で俺たちを見てきたので、ニィロウと顔を見合わせた。

 

「そうですか?…ニィロウ、俺なんか変わったか?」

「んーん?いつも通りかっこいいよ?」

「ほら」

「いやいや!?ほらじゃないがっ?前会った時はお前ら、なんかこう、もっと甘酸っぱいオーラが出てただろ!?……も、もしかして、お前ら」

「いや、ただの幼なじみですけど?」

「そうだよ?仲のいい幼なじみだよ私たち」

「え、えぇ……?」

 

何を言っているのだろうかと言いたげな顔をする俺たちを見てディシアさんは困惑したように首を捻る。

 

そんな彼女を見ながら、机の下でこっそり手を繋いでいる俺とニィロウはくすりと笑いあった。

 

 

 

あの日、ニィロウと彼女の衝撃的な誘惑を受けそれに陥落した俺は、まぁ、有り体に言うと大人の階段を登った。……二段飛ばしで。

 

まさかニィロウが商人のドリーから"そういう"薬を買って来ているとは知らなかった。その薬の効果や、ニィロウの俺にだけ見せる隠れた一面等などが相まって、まぁ、二段飛ばしで大人の階段を駆け上がったと表現するような事を一晩中行ったのだ。

 

それらが終わった後もてっきりそれからさらにヒートアップするのかと思いきや、意外とすんなり日々が過ぎた。だがニィロウから感じるほわほわの「すき」オーラは出っぱなしなので口では「幼なじみです」と言いつつもこっそりこうやってスキンシップに励んでいるのである。今日もお昼ご飯を一緒に買い出しから初めて一緒に作り、一緒に家で食べるという幸せな午前を送っていた。つーかもう店の手伝い以外の時間はずっとニィロウと一緒にいる。お互いの家に行き来してるし、これはさすがに幼なじみだろ(?)

 

 

「ま、まぁ、お前らがそう言うんならそうなんだろうな。…で、冷やかしに来たのは嘘じゃないんだが、ズバイルさんからバザールが改装するって聞いてな、2人とも4、5日位はは丸々暇なんだろ?」

 

その言葉に頷く。

 

ここ最近のニィロウの踊りはもう一段階進化したと言っていいくらい、キレと魅力が増していた。そのせいで人気が凄く、お金がたんまり溜まったので、いっそグランドバザールごと大きくしてやろうと改装をするそうなのだ。期間は6日間で、今日がその一日目。まぁ俺はニィロウがいてくれたら暇とかは無いんだけどさ、とニィロウの方を向くと同じことを考えてたらしい、目が合って机の下で絡ませている指がモゾモゾ動いてくすぐったい。

 

「…え、ほんとに付き合ってないのかこれ……?」

 

頭上に「?」が浮かびまくっているディシアさんをまるっと無視した俺は、さっき言いかけていたことが気になって声を上げる。

 

「そういえば、さっき俺たちを何かを誘おうとしてませんでした?」

「あ、ああ。…お前ら2人でフォンテーヌに旅行に行かないか?」

「旅行「行くっ!?」声でっか」

 

概要聞く前に即答すんな。興奮するニィロウを宥めながら話を聞いた。

 

なんでも、明日ディシアさんが雇われて護衛をする旅団の席に欠員が出てしまったそうだ。その旅団はフォンテーヌに行くらしく、せっかく暇なんだし俺たちの仲を進展させようと画策して話を待ってきたそうだけどまさかもうこんなにくっついてるとかなんとか言ってたけど、俺たちはただの幼なじみです(恋人繋ぎ)。

 

つまり、席空いて無料でフォンテーヌまで行けるんだけど、せっかくだし2人で旅行行っちゃえよってことだ。

 

「そういうことなら、行くか旅行」

「うんっ!うわぁ楽しみぃ〜!直ぐに明日の荷造りしなきゃっ!ありがとっディシアっ!!」

 

ニィロウの抱きつきスキルが発動してディシアさんの方にすっ飛んでいく。なんかニィロウがディシアさんの耳元でこしょこしょと話をしていると思ったら、バッと驚いた顔で俺の方を向いた。あいつバラシやがったな。一体どこまで言ったんだ。

 

と、ディシアさんも同じことを思ったみたいでそれをニィロウにコソコソ聞いている。………あ、全部言いやがった。ディシアさんの顔がみるみる赤くなっていく。

 

 

 

「お、おま、っお前らまさかそこまでっ……!?」

「…ニィロウ、今日のタフチーン、鶏肉抜きな」

「ええっ!?そ、それは勘弁してぇっ!!」

 

 

 

 

♢♢♢♢♢

 

 

 

「ほ、ほんとにお肉抜かない…?ほんとに?」

「抜かない抜かない、抜かないから……ち、ちょっと離れてくれって」

 

あの後、明日の日程を伝えてよろよろと帰って行ったディシアを見送った私は、タフチーンの大切構成要素を抜こうとするクーファに懇願をしていた。お、お肉が入ってないタフチーンなんて、タフチーンじゃないよっ!

 

私は抜かないって言うまで離れないからねって意志を込めて、クーファの胸に抱き着き続けた。剥がされても直ぐにまたくっついて、家の中を追いかけっこ。クーファの顔を見上げながら精一杯作った可愛い声で「なんでもするからぁっ」とまで言ってお願いしていると、どんどんクーファがケダモノの目になっていって「なんでもいいんだな?」との声と共にキスされたと思ったら時間が30分くらい飛んでた。す、すごかった…。

 

スイッチ入った時のクーファはちょっと強引な感じになって凄く好み。後になってこうやって照れるところも含めて大好きなんだ。

 

2人で作ったタフチーンを食べたあと、交互にお風呂に入った。……この前は一緒に入っちゃったけど、さすがに毎日は恥ずかしいのです。

 

その後。

 

「じゃ、俺も帰るから」

「やっ」

「やっ、じゃなくて。明日は早起きなんだぞ?」

「クーファと寝たら早起きできるもんっ」

「今んとこ昼まで寝た記憶しかないわっ」

 

そ、それはその、"あの日"の次の日だったからじゃんっ!私は帰ろうとするクーファの腕を抱き込んでうーっと唸る。

 

「なんで帰るのぉっ?」

「お、俺も荷造りしないと…」

「もう終わってるじゃん、明日帰ってちょっと着替え取りに行くだけでしょ?」

「ぅ……」

 

よし、もう少しで陥落しそう。

 

どうしてその、こんなに引き止めてるかって言うと……ちょっと、そろそろ2回目を……はぃ。あ、明日は移動で疲れちゃうし、旅行先が相部屋とも限らないから……ね?

 

だからクーファをケダモノの目にしちゃえばこっちのものっ!

 

なので私は立ち上がろうとしたクーファの上に乗っかった。

 

「やだっ、帰らないで?」

「ぐっ、ニィロウ…でも流石に……」

「なんでもするからぁ……!」

「…っ!」

 

クーファの目がちょっとギラついてきた。私もクーファも黙り込んで、しんとした部屋にふたりの息遣いの音だけが響く。もうちょっと今日はそういうスイッチが入っちゃった。私はクーファを帰らせまいと彼の首筋に唇を落とす。

 

「…ちゅっ、ねぇぇ…帰っちゃ…ちゅぅ、やだぁ…。…今日は、一緒に……過ごそ?(シよ?)

「お、お前っ、そりゃ反則だろ…!」

「んぅ〜」

 

クーファは私をぎゅっと抱きしめてくれた。彼の手を取って、私の心臓の上に当てる。クーファの手が私の胸に沈んで、身体が勝手にピクリと反応をした。

 

「よかったぁ、私、断られたどうしようってすっごく緊張してたの…」

「あ、ああ。めちゃくちゃ鼓動速いな。……つか、ニィロウのおねだりが上手すぎるんだよ。……今日は我慢しようと思ったのに…全部ひっくり返しやがって」

「えへへっ」

 

クーファも同じ気持ちだったんだ!……それならもう、止まらなくていいよね?

 

クーファは、ほっぺに手を当ててむにむに弄ってくると上に乗っかる私の腰を優しく抱いた。

 

 

 

「じゃ、なんでもしていいんだな?」

「…………ぅん」

 

 

 

案の定、明日は時間ギリギリでした。

 

 






エロ小説かよ。エロ小説だったわ。
この後アレはr18の方で出す予定ではいます。


短くてすんません。


①両思いで一線はもう超えてる美少女
②別に誰も咎めることはない時間の、十分時間がある時に
③発情して誘ってきた。

この条件で耐えられるやつどこぞの蒼夜叉以外おらんだろこれ。

今回のニィロウの誘惑に、あなたは耐えれますか?(あとがきの条件下とする)

  • いや無理だろこんなの。
  • 唇を噛みちぎって耐える。
  • 鋼の精神で耐え忍ぶ
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