Fate/stay night Persona Memory 作:鏡蓮
P3Rを3周目クリアし、コミュとリンクエピソードを攻略サイトで解決した。悪い事か…?
今は4周目をして、風花を彼女にする。5周目でアイギスを恋人にする。つまり、S.E.E.Sだけを彼女にするのだ!
…だって、一般の人を悲しんだらダメだろ?だったらせめて、S.E.E.Sだけでも…。一途プレイしてますが、一途プレイですかね?これ。
「貴方は死ぬべきではなかった。なのに、何故私達のために…闘おうとするのですか?」
15日(土)、放課後はセイバーとの交流を深めていた。
「そういえばですね!遊園地ってあるんですよね!」
「ああ、あるけど…今向かうのか?」
「はい!」
セイバーは段々と俺に心を開いている。…だが、何故だろうか。この違和感は。
「なぁ、セイバー。」
「はい?」
「やっぱり、やめ──。」
その時、穂群原学園に微かだが魔力を感じた。…この魔力は…。
「セイバー、士郎と遠坂さんを呼んできてくれ。」
「貴方は、どうするのですか!」
「原因を調べてくる。」
俺は穂群原学園に戻っていく。セイバーとの約束は、明後日に持ち込めそうだ。
「魔力で練り上げられてる…。それも、強固の結界か。」
…でも、どうしてここに結界ができたんだ。
「悠理!」
「セイバー、連れてきてくれたんだな。」
「ええ…。凛、この結界についてどう思いますか?」
「さぁね…。でも、一つわかるのは、この結界はサーヴァントが作ったこと。それだけね。」
サーヴァント…、つまりマスターもいる。だが、どうして昼間にこの結界を作ったんだ。
「衛宮くん、貴方弓道部なんでしょ?何か変化はあった?」
「いや…、こんなの部活の時はなかったはず…。」
…まさか!
俺の記憶では間桐家という存在がいるってことは知ってる。間桐慎二や間桐桜も、この学園にいる…。
じゃあ、この結界を作ったのは、どちらかだ。
「…遠坂さん、割ることはできるか?」
「…難しいわね、それに、まだ正体を掴めてないわ。一旦各々でマスターを知るしかないわ。」
そう告げて、各々で情報を集めることになった。…俺は2人だけ怪しいとは思ってる、
間桐慎二、間桐桜。遠坂さんに聞いた所、有名な魔術家系だ。2人のうち、1人を問い詰めよう。
「…セイバー、夜は士郎の側についてくれないか?」
「いいですけど…どうして?」
「ちょっと野暮用でね。」
俺は衛宮家から出て、間桐家に向かった。
だが、今日は留守らしい。諦めて、帰ることにしよう。
「…晴宮さん。」
「桜さん…?なんでここに?」
帰りの途中、桜さんがよろけながら来た。体調が悪いのか…?
「鍵閉まってあったけど、家族は?」
「いえ…、今日は皆さん外にいまして。…私は鍵を忘れて入れなくて。」
「なら、家に来るか?今は士郎の家だけど。」
「そうですね…。すみません、ご迷惑をかけて。」
「いいって、友達なんだしさ。」
俺は桜さんを連れて、士郎の所に戻った。士郎は予想通り了承して、一泊することにしたようだ。
その後は、桜さんの部屋に入り、慎二の事を聞いていた。
「…久しぶりに話しますよね、晴宮さんとは。」
「そうだな。なぁ、最近どうした?あまり学校や桜の木に来ても居なかったが…。」
「いえ、私にも用事できて、来れない状況になったのです。」
「そうだったのか。」
俺はチラッと桜さんの手の甲を見る、令呪はない。…慎二の可能性が高いのか。
「慎二はどうしてるんだ?」
「兄さんですか?最近は…、少し苦しそうです。」
「そうなのか…。なぁ、桜さんはどう思うんだ?慎二の事を。」
「最初はいい兄でした…。でも、ある年から私に当たりが強くなって…。けれど、晴宮さんが来てからは優しくなっていて。」
…慎二がもし穂群原学園にいる場合、可笑しい所が多い。苦しそう…、何か思い詰めてるのか?
「ありがとう、今日はゆっくり休んでくれ。慎二の事は士郎が解決するさ。」
「…はい。」
俺は桜さんを部屋に置いて、遠坂さんに話す事にした。
桜さんは白だと。慎二はもしかしたら、マスターかもしれないと。
「…それだったら、戦うしかないわね。でも、間桐くん本人が望んでない事をしている…。」
「そうだな…。日にちは月曜にするか?」
「…いえ、まだ確証はないわ。それに…間桐くんたちが何をしているか、対策をしないと。」
「そうか…。」
俺は遠坂さんの意見を聞き、数日間は様子見をする事にした。
明日は日曜…、アサシンの所に行こう。
16日(日)、俺は、昼間に寺に着いて、アサシンと喋る事にした。
「お主、サーヴァントなんだろう?何故、敵同士なのに話しかける。…まさか。」
「違うさ、俺はアサシンと話す為に来たんだ。それに…、佐々木小次郎の事を知りたい。」
「…佐々木小次郎とな。」
アサシンの眉は深くなった。…隠したい事情があるんだろうか?
「いや、その話はできん…。だが、一つ言うとするならば、俺は佐々木小次郎ではない。」
「…佐々木小次郎ではない?」
「そうだ、ただの偽名…。と思えばいい。しかし、某の武器の事は聞くのではない、いいな。」
「それは、分かってるよ。」
俺はアサシンの事を知れた。佐々木小次郎本人ではない。…けど、本人が来ないってことは、存在しないのだろう。
夜は、士郎との訓練をした。今回は投影魔術らしい。
「遠坂に聞いたけど、意味がわからない…。」
「例えば、俺のナイフをコピーすると思えば行けるんじゃないか?」
「…そ、そうなのか?」
俺はそんな出鱈目な事を言って、ナイフを見せた。切れ味抜群だが、最近は新しいナイフを買う事がある為、隠してるのが多い。
「───
そう詠唱した士郎の手には2本のナイフが生まれた…。2本…!?
「遠坂さんから聞いた時には一本しか作れないって話だったけど…。」
「そ、そうだよな。なぁ、維持する時間測ってみようぜ。」
「あ、ああ。」
俺は驚きながらも、タイマーをつけた…。維持する時間は10秒〜1分くらい。ナイフだから1分経てば消える。とたかを括っていたが。
「消えねぇ…。」
「これ、投影魔術なのか?」
「さ、さぁな。でも、強化よりやり易いんだな。」
「上位魔術なのに?」
「…わからねぇ…。なんで、俺上位魔術が得意な身体なんだろ。」
困惑する俺たちは一応、遠坂さんに伝える事にした。
「はぁ──ッ!?投影魔術が簡単!?それも維持できるって…、このナイフどうするのよ!」
「家庭で一本…ナイフ。包丁代わりとして使ってみたら?」
「馬鹿なの!?藤村先生も来てるのに、ナイフで切る人はいないでしょ!」
それは同感…。でも、この2本を売る場所って──。
「売ってくる。」
「え?売るの?」
「余りが出てきたので売りますって、言えば買ってくれるさ。」
俺はそう答えて、ミリタリーショップで売ってきた。合計2本の為、4000円だ。
泣いてる店長を見ると、少し心苦しいが、家に置けない2本のナイフの使い道がなかった。
17日(月)、放課後は、セイバーの約束通り…ではいがヴェルデに来る事になった。
「遊園地では無いのが癪ですが…、仕方ありません。」
「学園の事があるんだ、収まったら一泊2日で遊園地楽しむぞ。」
「…太っ腹ですね。」
「セイバーがいるんだ、こんな事してもいいだろ?」
俺はそう諭し、セイバーと共にバッティングセンターでの得点対決。
セイバーが剣を振うようにしてるので、教えたり、カフェでカップル割引を頼むなどをしていた。
「セイバー、どうだったんだ?ヴェルデに来て。」
「そうですね…。貴方といるからでしょうか、生前の時とは変わって、人間らしくいるんです。」
「そうか…。なぁ、次の日曜日は士郎たちを誘ってみるか?」
「え?」
「…2人だと楽しくないだろ。せめて、友達との思い出を作ろう。」
「わかりました。ですが、私の思い出はこれだと、忘れないでください。」
そう言うセイバーの目を見ながら、俺は日曜は空けておこう。と心で決めた。
夜は穂群原学園に訪れた。…結界は前より強くなっている。
「来たのね、貴方も。」
「遠坂さんにアーチャー…。」
俺の後をつけてきたのだろう。少し疲れてるように見える。
「貴方は、何の為に生まれたの?」
「…凛、その事を聞いても意味はない。」
「なんでよ!私は意味があるから聞くの!」
遠坂さんは俺を見つめる。生まれた意味か…。
「わからない。どうして、俺が冬木市に呼ばれたのか。…聖杯を求める理由があるのか。って。」
「…自問ね。…でも、それを見つけるのは貴方自身よ。」
「凛、言ったはずだ。全ては彼が決めるのだと。」
「…そう、ごめんなさい、こんな事を聞いて。」
そう言って、遠坂さんとアーチャーは去っていく。穂群原学園を見つめる俺を置いて。
「死ぬのは怖い…。そう感じても、俺の手に残るのは…一つのカードしかないか。」
俺は手に持っているタロットカードを見る。愚者と書かれた…0のカードを。
聖杯を求める理由なんて決まっている。「生きたい」それだけだ。だけど、士郎たちの夢すらも消える。
「どうしたらいいんだろうな。」
俺は結界で作られてる穂群原学園を背に、遠坂さんたちの後を歩く。
次の戦いの針が迫っていく。
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