Fate/stay night Persona Memory   作:鏡蓮

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24日(月)→29日の話。

20話到達。ここまでやれたのはいい事なんだけど、文章力が成長しない。
ここからは日が空く可能性があるのでご了承ください。
それとUAが3000を突破してました。1話だけ見てる人が多いけど、嬉しい事ですね。ここまで読む人って限られてくるのでは?と危機感を持ってます。
平日は15時投稿する事にしました、休日は9時〜24時までの間に投稿する事にしました。

キリがいいので、アルカナの事をまとめていこう。
三人称がひどい…。もっと書けれる様になれればよかったのに…。
29日の量が多いので、休み休み見てください。


#20 騎士の最後。

24日(月)、定期テストの放課後、俺と士郎は家で情報を整理していた。遠坂さんたちは冬木市の見回りだ。

 

「現在、俺が関わってきたサーヴァントはアサシンとクラス不明のサーヴァントだ。」

「で、俺たちが闘ってきたのは、ライダーとバーサーカー、ランサーだな。」

 

俺とクラス不明の英霊を含まなければ、セイバー・アーチャー・ライダー・バーサーカー・アサシン・ライダーだ。あと一騎がいない。

キャスター…。クラス中では最強格の魔術師だ。だが、まだ場所が判明していない。

 

「場所は分かるのか?」

「ああ、()()()()だけな。」

 

アサシンの駒を柳洞寺に置く。そう、ずっとそこにいるのはアサシンしかいない。それも、門番の様に。

 

「柳堂寺って…。」

「ああ、一成の家だ。」

 

そう、もしここで一成が出て仕舞えば、彼がマスターになる。だが、可能性は無いと考えてる。

何故なら、彼には()()が無いのだ。

 

「そういえば士郎。令呪は使わないのか?」

「ん?…ああ、どう使えばいいのか分からなくてな。」

 

そうか、令呪の事は伝えてないのか。…遠坂さんからすれば不利になるが、仕方ない。教えておこう。

 

「例えば、「令呪を持って命じる。セイバーの宝具を解放しろ!」と言えば、出来る。」

「た、試しにか?」

「いや、もし不利な状況になったら強制行動か宝具…まぁ、切り札を出せると思えばいい。」

 

そう簡潔に言う。不利な状況時に使うと思えばいい。と伝えておき、次の目標をどうするか考えた。

 

「なぁ、悠理はずっと友達だよな。」

「ああ、友達だ。でも、お前に伝えておく。俺と敵同士になったら、殺してくれ。」

「…殺せるわけないだろ。お前が死んだら、俺は…。」

 

士郎は躊躇する。けど、元々は、サーヴァント同士の戦い。聖杯を持つ者が勝者なのだ。だから、士郎の言い訳がどうだろうと、決着は付けておくべきだ。

 

「大丈夫だって、いつか会える時が来る。」

 

そう慰め、俺たちはこれからのことを考える事にした。そう、聖杯戦争の終焉の後を。

 

「悠理は、生きてるのか?この世界に。」

「秘密だ。でも、お前がそれを願うなら、逢えるんじゃないか。」

「…そうだな、俺は願うよ。英霊としてのお前じゃない…本当のお前に。」

 

そう笑う彼、その少年はかつての自分では無い。ただ今を生きる少年の顔。お人好しらしく、お人好しじゃない普通の少年。

俺はそれを見ながら、いつの日か出逢える士郎の未来を密かに楽しみにしていた。

 

夜は冬木市を歩いていた。そんな時、1人の男性とすれ違った。

 

「葛木先生…?」

「君は…。」

 

生徒会で顧問として勤めている教師に出会った。

 

「夜なのに、外出とはいただけないな。」

「すみません。夜だと安心するので。」

「ふっ…、君もその類か。」

 

葛木先生に奢られ、ラーメンを食べていた。教師と生徒の立場では違う。だが、一緒に食べる事など、あまりなかった。

 

「君が転入して生徒会も変わった。私が手を付けずとも、一成たちと共に問題を解決してくれたのだな。」

「一成と仲良いんですか?」

「ふっ、プライベートな質問だ。…そうだな、彼の親とは恩人という関係だ。だから、彼の息子を一成と呼んでいる。」

「そうなんですか…。」

 

一成の親と葛木先生って、そんな関係なのか。じゃあ、一成が葛木先生に兄の様な信頼を感じたのは、勘違いじゃなかったのか。

 

「もう時間だ。お金は先に払った。早く帰っていくといい。」

 

そう言われ、俺と葛木先生は別れた。…コミュはない。対象外なのか?

そんな事を考えながら、帰っていった。


29日(土)、定期テストが終わり、あの道に向かった。

 

「行ってみるか。」

 

俺は路地裏を歩いていくと、そこはいつもの冬の城。今回は城に向かわず、イリヤに会う事にしよう。

 

「お兄ちゃん!来てくれたんだね。」

「ああ、今日は何する?」

 

イリヤは少女の様に微笑み、今日は話をする事にした。雪の上で座る事はあまりしたく無いが、我慢をしよう。

 

「お兄ちゃんはさ、外の事よく知ってるの?」

「外って…街の事?」

「うん!私ね、外に行った事ないの。どんな町か知らなくて。」

 

イリヤはそう寂しい顔をする。外を知らないか…。彼女に何があったのかは分からないが、街の事を伝えておこう。

 

「冬木市っていうところがあってね。発展してるんだ。」

「ふゆきし…?ねぇ、お兄ちゃんの街はどんな所なの?」

「そうだなー、俺の友達の話になるけど──。」

 

士郎や友達の慎二、一成、綾子、大河さん。セイバーやランサー、アサシンの話をした。

色々な人がいる事、お店の中やそこで何したかを具体的に話した。

 

「お兄ちゃんは、愛されてるんだね!」

「ううん、愛されてはないよ。でも、自分から関わったから前へ行けたんだと思うんだ。」

「自分から…。」

 

イリヤは不思議そうな目で見る。難しいかもしれない。でも、誰でも出来る事だ。顔で判別すれば変わるかもしれない。でも、俺が上手く行ったんじゃない。

 

「イリヤも友達が出来るんじゃないか?」

「そうかなー…。ねぇ、お兄ちゃんはいつもここに来るの?」

「来ない時もあるよ。でも、イリヤがそう望むなら来るかもね。」

「うん!だったら、お兄ちゃんが来る事を願ってみる!」

 

イリヤは純粋な目で笑ってくる。イリヤがこれからどうなるかは分からない。でも、助けが必要だったら助ける。それが、俺の出来る物だろう。

 

「お兄ちゃん、友達になってくれる?」

「ああ、なるよ。」

 

イリヤと友達になり、俺は彼女から離れる事にした。段々と寒気が来てるからだ。

そう思って彼女と別れ、元の路地裏に戻る。もう夕方だ。

…冬の城に行けれないだろうか。

 

夜はあの冬の城にやられ、風邪を引いてしまった。苛まれる脳内、その痛みが響く。

 

汝よ──。

全てが終わりを迎えて行く戦争──。

何故、疑いを向けずにいる──。

何故、言峰綺礼が居ないと疑わない──。

 

その言葉が聞こえ、俺は目を覚ました。深夜だ…。風邪もいつの間にか治っている。

 

「…外に出るか。」

 

夏に向かう風に吹かれる木、その景色の一風景を眺めながら俺は士郎の家の前に居た。

 

「終わりを迎える…か。」

 

全てが消えるのだろう。彼らの心に残るのだろう。…俺の記憶は。

 

「やはり、外に出てたのだな。」

「アーチャー…。」

 

俺の隣にアーチャーが来る。何故分かったのかは分からないが、索敵スキルを持ってるのだろうか。

 

「ここは思い出のある場所なのか?」

「いや、俺の後輩がここにいつも来てたんだ。でも、今はいないみたいだ。」

「…後輩か。」

 

アーチャーは目を瞑った。…アーチャーも見覚えある場所だろうか。

 

「アーチャーはどうしてここに?」

「野暮用で来たのだ。そこで、珍しい者が来てたのでな。」

「そうか、それで野暮用って?」

 

そう聞くと、上から鎖の剣が飛んでくる。野暮用ってまさか、ライダーが来る事だったのかよ…。

 

「チッ…。次は狙う。」

「アーチャー、野暮用ってこれのことか?」

「…予想は付いてたが、来るとはな。」

 

可能性の話してたのか…。だが、ライダーが来たって事はバトル開始だろう。

 

「行くぞ、アーチャー。ここからは俺たちの番だ。」

「ふっ…、足を引っ張るなよ。」

 

アーチャーはそう貶し、俺とアーチャーはライダーと闘う事となった。


「ペルソナッ!」

 

悠理は、アルセーヌを出し、ライダーに向けてエイガオンを打つ。だが、呪怨属性に耐性を持つライダーはそれを弾け飛ばす。

 

「チッ…。」

「この程度ですか!」

 

ライダーは鎖を伸ばし、悠理に向けて切り付ける。悠理は不規則な動きをする剣を回避できず、ダメージを受けてしまった。

アーチャーは双剣を軽く回し、ライダーに攻撃する。

 

「ちっ…。アーチャーの皮を被った男め。」

 

ライダーはアーチャーの剣を受け、傷を見る。血は出てるが、闘えると判断し、迎撃態勢にする。

 

「ハァッ!」

 

悠理はライダーの懐に入り、ナイフを彼女に切り刻むと、よろめいたのか、ライダーは後退りをする。

悠理はその隙を見逃さず、銃を彼女に向け放つ。

 

「ぐっ──!!」

 

ライダーは大ダメージを受け、悠理を睨むが、彼女には秘策があった。

そう、英霊なら誰もが持つ「宝具」を。

 

「ここで晒せば、人々に見えるでしょう。…ですが、もう手加減など出来ません!」

 

眩い光がライダーの身体を包み込む…。2人は目を伏せるが、光が晴れた時、そこに居たのは…翼を持った青の馬に跨ったライダー。

ペガサス、そう呼ぶべき幻の馬が現れたのだ。

 

「ここからは…もう、手加減などできません。」

 

空を飛ぶライダーは悠理とアーチャーからすれば不利。だが、アーチャーは弓兵。つまり…。

 

「弓の出番か。」

 

アーチャーは大きな鉄の弓を出す。それは、普通の弓ではない。人間が作れる筈のない弓が彼の手にある。

 

「射殺して見せよう。」

 

アーチャーはライダーに向け、剣に似た弓を飛ばす。だが、ペガサスは颯爽と避け、彼らを吹き飛ばそうと間を通る。

 

「風が強い…。」

「くっ──。私の弓でも、射抜くには時間がかかる。サーヴァント!時間を稼げるか。」

「分かった、アーチャー、頼んだぞ。」

 

アーチャーは弓を思いっきり引っ張り、空を飛んでるペガサスに標準を向ける。

悠理はそのペガサスに向け、陽動をして、時間を稼ぐ作戦を実行する。

 

「銃の弾は、6発…。ライダーがここに来るには、最低でも4発。突っ込んでくるには、充分だ。」

 

悠理はライダーの方に射線を向け、1発を発射する。

 

「くっ──。私を狙うと来たか。宝具を放つにはまだ早い…。」

 

少し恐れてるのか、ライダーの動きは早くなった。だが、悠理は油断などしない。

2発目をペガサスの翼に当てる。

 

「くっ──。英霊でも追いつけない筈…。どうして、狙えるの!」

 

ライダーはイラつきながらも、宝具の展開を済ませようとする。

 

「アーチャー!行けるか!」

「いや、まだだ。ここで飛ばせば、また攻撃しにくる。」

 

アーチャーは冷静に標準を合わせる。その目に映るのはライダーの頭。

 

「なら、もっと陽動するしかないか!」

 

悠理は3発目をペガサスの足に当てる。ペガサスは悲鳴を上げている。

 

「くっ…もう、痺れを切らしました。…ペガサス、行くわよ!」

 

ライダーは黄金の手綱をペガサスに巻く。その時、大きな風圧が現れる。…ペガサスの力が倍増し、凶暴化したのだ。

 

「宝具──!騎英の手網(ベルレフォーン)──!!」

 

ライダーは悠理に目掛けて、突進して行く。その隙をアーチャーは逃さなかった。

 

「逝け。」

 

その二言だけで、ライダーの頭は射抜かれた。宝具の隙をアーチャーは見逃さなずに射抜くのだ。

 

「───。」

 

その矢は、ライダーの頭を見事に撃ち抜く。その最後の言葉は、悠理とアーチャーには聞こえず、彼女らは塵の様に光に飲まれた。


「アーチャー、よく行けたな。」

 

アーチャーの弓捌き…、あれは狙ってやってる様に見えた。けれど、宝具を出すのを待ってるとは予想できなかった。

…アーチャーは経験が違う。そう思う程、実力が開いている。

 

「これであと3騎だ。…もう朝になるな。」

「嘘だろ…。一睡はしたけど、寝れなかったのかよ。」

 

俺はガックリとしながらも、聖杯戦争が再び動き出した事に安堵した。何故だろうか、闘争心が芽生えたのだろう。

そう思うしかない。聖杯の為に闘ってるのはアーチャー達も同じだろう。

 

「帰るか、アーチャー。」

「ああ、晴宮。」

「え?」

 

アーチャーの言葉に戸惑いをもった。あのアーチャーが名前を呼んだ?

…いや、当たり前か。サーヴァントなんて、多いし。

 

「料理ってできるのか?アーチャーって。」

「できるにはできる。」

「なら、帰ったら士郎と作るぞ!」

 

そう笑ってる俺に、アーチャーは少し微笑んだのは気のせいだろうか。




追加のアルカナまとめ

法王MAX:アサシン
恋愛7:遠坂凛
運命MAX(強制カップル):セイバー
刑死者6:アーチャー
節制2:謎のサーヴァント
太陽5:イリヤスフィール・アインツベルン

ライダーとのコミュ?大丈夫だよ、出てくるから。セイバーの宝具は出さなかったの?って言われたら、まぁ出すよ。後々で。
月曜日を何故書いたのか。それは…ミスったから。まぁ、出した方がいいかなって思って書いたので、深い理由はありません。

イシスが出てきたのに居ないことになったので、その文章を変えました。
日にちを2004年に重ね合わせました。
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