Fate/stay night Persona Memory   作:鏡蓮

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死神、戦車+女帝を進めます。


間7 正しい道。否定と肯定の心

4月22日(木)、今日は部活がないため、皇帝を進めることにした。

 

「あれ、いない。」

 

今日は、言峰さんはいないらしい。…穂群原学園に戻ろう。

 

「あれっ、アンタ、あたしの弓道部に入った新入部員か?」

「部長さん…でしたっけ?」

 

突然話しかけられ、少し戸惑ったが、弓道部の部長さん・美綴綾子さんだった。

今まで声を掛けてなかったからか、自分から声を掛けられたようだ。

 

「今日は暇か?」

「はぁ…暇ではありますね。」

 

男口調の美綴さんは、誘ってる。なら、答えるしかない。

暇だったし。

 

「なら、行くか。バッティングセンター、知ってるだろ?」

「遠くに歩くんですね。」

「そういう事だ。」

 

冬木市の中央に向かう為、駅に乗り降りし、海浜公園に着いた。

 

「バッティングセンターは、ここだな。」

「ここが…。」

 

大きいバッティングセンターがここに建っていた。

あまり海浜公園の事を知らない為、道のりを考えれば、そこまで遠くない場所にある。

 

「やったことはあるのか?」

「ありますよ。でも、最近はしてないですね。」

 

俺はバットを見る。安物だが、振っても壊れなさそうだ。

300円を払って、何点取れたかを競うらしい。

 

「あまり、情けない姿見せんなよ?」

「部長から言われると、プレッシャー凄いですね…。」

 

隣にいる美綴さんを見て、始める。バットを軽く持ち、ボールの中央下を狙う。

蓮としておいてよかったな。

 

ボールは140km/hを打つ。点数の競いの為、集中しなくてはならない…。

──結果はギリギリ負けだ。8-6。美綴さんの力は…予想外にも力が強かった。

 

「ふぅ…、ギリギリだったけど、勝ちはアタシな。」

「強いですね…、部長。」

 

バッティングセンターの勝負を終え、お互い疲れを冷やす為に、カフェに訪れた。

 

「あんた、冬木市に来たばっかりなんだろ?」

「ええ、はい。」

「なら、言っておくが…ここは、デートスポットな。」

 

デートスポット…、納得はいくな。でも、なんでそんなことを聞くんだ?

 

「鈍い奴か…。アンタ、あたしと一緒にいたら勘違いされるだろ?」

「…ああ、カップルだと思われると?」

「そういうことだ。」

「…まぁ、気にしなければいいのでは?」

「…こっちが気にすんだよ。」

 

美綴さんはコーヒーを飲みながら、気恥ずかしいのか、顔を向けてくれない。

 

「…帰りましょうか?」

「そうしてくれると助かる…。」

 

俺は美綴さんの気持ちを考え、海浜公園を出ることにした。

 

「あんた、あたしの予想より度胸強くねぇか?」

「まぁ、面白いからいいんだけどよ。」

 

夜中、美綴さんはそんな感想をこぼし、別れることにした。

 

「それじゃ、あたしは弓道部の日以外は暇だから、暇な時に誘えよ。」

「あ…はい。」

 

俺は美綴さんの日を覚えておくことにした。…暇な時にまた、どこか誘ってみよう。

 

我は汝…汝は我…

汝、ここに新たなる契りを得たり

 

契りは即ち、

生きし英霊の力とならん。

 

我、女帝のペルソナの生誕に祝福の風を得たり

勝利へと至る、更なる力とならん…

 

ランクは3。少しずつ…学園のコミュニティが築いてきた気がする。


4月23日(金)、今日は部活に向かった。

間桐さんは、今日はいないらしい。

 

「珍しいな、間桐がいないなんて。」

「今日は、体調不良ってよ。」

 

他の部員はそんな心配を投げかけてる。体調不良なら、しょうがないよな。

…今日は、間桐さんの家に行こう。風邪なら、家族だろうが、見舞いはしておこう。

 

「…あれ?ドアが開いてる。」

 

チャイムを鳴らすが、誰もいない。代わりにドアが開いていた。

 

「戸締りしないなんて珍しいな。」

 

俺はドアを開き、悪化してるのかと思い、マウント深山で買ったりんごを持っていく。

 

「なんだ…、これ。」

 

魔術で作られた謎の蟲だ。間桐家に何が…。

 

「なんで、ボクが間桐家の後継ぎじゃないんだ!」

「お前は何か勘違いしてるな。…仕方ない、お前は用済みじゃな。」

「──ひっ!?や、やだぁ!!死にたくないっ!!死にたくないっ!!」

 

そんな声が聞こえたので、俺は小型のナイフを持つ。英霊としてではなく…1人の友人を守る為に駆けた。

その場所は大広間だが…、机や椅子が崩れ壊れていた部屋になっていた。

 

「なんじゃ…お前さんは。」

「俺は間桐慎二の友人だ。」

「なんで、なんで来たんだよっ!!他人の癖にっ!」

 

間桐さんは泣いてる目をこちらに向ける。見逃せるわけない…。俺は、友人を見捨てない程、バカだからな。

 

「ハッハッハッハッ!そういうことか…。お前が、人間の日常に住んでるという…英霊じゃな。」

「英霊っ…?」

 

嘲笑う爺さんは、俺を一目で英霊と見抜いた…。只者じゃない、それに…あの魔術と同じ力を感じる。

 

「英霊が何故、救う。メリットなどあるのか?」

「救う価値はあるだろ?俺は、見舞いの為に来たら、こんな状況になってるんだからな。」

「ハッハッハッハッ!!その為だけに来て、助けるか。他人想いじゃのぅう。」

 

蟲が動いてる…。俺を巻き込む気だ。

…仕方ない。撤退するか。

 

「間桐さん、走るぞ。」

「はっ?今からか?」

「お前の爺さんは…俺以上に強い。逃げるなら今だ。」

 

間桐さんを諭し、俺は手を引きながら、遠くまで、間桐さんを連れ出す。

 

「はぁはぁっ…。なんで来たんだよ。お前。」

「間桐さんの友達だから?」

「…友達って、あんな介入の仕方するほど、馬鹿なんだな。お前。」

 

間桐さんは息をあげて、俺を睨む。それは、前言っていた、()()()()()()()()という恨みだった。

 

「僕は、君みたいに人助けなんてできない。だから、今が死ぬべきなんだぞ!!」

「それだったら、なんで、間桐さんは叫んだ。死にたくなかったんだろ…。お前は!」

「──チッ!ああ、そうさ。死にたくなかった。僕がやっと次期当主になると思ったら、桜だぞ!あんな出来損ないと、できる僕を変えたんだぞ!」

「…嫉妬か。」

「ああ、そうさ!僕はアイツみたいに、魔術もない!けれど、それ以上の成果をあげたんだぞ!なのに、彼奴だけ優遇されるなんて…。」

 

可哀想になるほどの冷遇。だが、今の人生は、間桐さんだ。間桐慎二として決めるのはなんだと…、俺は考えていた。

 

「諦めるのか?」

「…ッ!!」

「確かに、魔術がなければ、この聖杯戦争は生きていけない。けれど、今決めるのは、間桐慎二。君なんだ。これからの人生をどうするかは、君なんだ。」

「そうかよ…。…僕は一度、間桐家に戻る。話をつけに行くよ。」

「多分、これが本当の別れなんだと思う。次は敵同士になる。それでも行くなら、俺は止めない。」

 

間桐慎二は笑う。その笑顔は、人としての成長を感じる笑顔だった。

 

「馬鹿かよっ。僕は間桐慎二だ!敵になるなら、相応の覚悟を持つに決まってるだろ。それに、君に大きい借りが出来た。それで僕は十分だよ。」

 

慎二は笑いながら、俺に背を向ける。ここからは、間桐慎二としての人生だ…。聖杯戦争で何が起こるか、俺はまだ分からない。

彼に幸がある事を祈るしかない。

 

我は汝…汝は我…。

汝、ここに、人の絆を確立したり。

ここに、戦車の秘めたる力を解き放したり。

今こそ、英霊という名の力を再臨せよ。

 

もう夜になる…。俺は間桐家を離れることにした。

(*死神のコミュを進めることができる。)

 

夜は、アーサー王伝説を読むことにした。

 

エクスカリバーが出てきたのは、1人の女性が持っていた剣だったらしい。そこからは傷一つもつけれない鞘を持ち、闘いに身を投じてきたと書いてある。(pixivから引用)

 

…もう夜だ。続きは今度にしよう。


4月24日(土)、今日は美綴さんに誘われたので、ヴェルデに行くことにした。

 

「今日は、映画館に行くぞ!」

「部長は、普段、何の映画を見るんですか?」

「ふ、普段か?あたしはなぁー‥。」

 

なんて答えようか迷ってるらしい。美綴さんは確かアクションが好きらしいが‥、たまには違う映画を見るのもいいかもしれない。

 

「ラブ・アクチュアリー」を見てみよう。

 

「わ、あたしも見てみたいやつだ!」

「そうなんですか?なら、見に行きますか。」

 

美綴さんの好きなジャンルらしい。意外と女子らしい趣味だ。

‥内容はクリスマスを背景にしたロマンチックの恋愛映画。洋画だけど、好評らしい。

 

魅力が上がった気がする。(本編外)。

 

「ありがとうな!あたしの好きなジャンルだ!」

「意外と‥というか、アクション系苦手なんですか?」

「ああ‥、あたしはテレビゲーム全般は好きなんだが‥、乙女ゲーが好きでな。誰も聞いてくれないから、主張しづらいんだ。」

 

凄い女子らしい趣味だ。‥ランクは6になった。

 

「次は何処か遊びに行こうな!」

 

短い時間だったが、関係は深まった気がする。

 

夜は久しぶりに、桜さんに会いに行こう。

 

「‥間桐家に入ったんですね。」

「ああ‥、迷惑だったか?」

「いえ、兄さんが急に「ジジイと争うなら、僕は出ていく!」っていって、出ていきそうになるくらいの変化だったので‥。」

 

慎二は、話をつけたらしい。‥出ていきそう、ということは聖杯戦争に介入しそうだな。

 

「私も、兄さんがあんな立ち向かうなんて驚くくらいの変化です。一体、何をしてあんな変化したんですか?」

「話しただけさ。慎二が元気ならそれで十分。」 

「‥晴宮さんがここに来てから、周りが変化して行くんです。今までの生徒会や先輩、それに藤村さんも。怖いくらいにみんな前に進んでいくんです。」

 

前に進む‥か。桜さんは何を言いたいんだろう‥。

 

「私も晴宮さんに感化されて‥家族を裏切ると思ってしまうんです。」

「‥裏切るかは分からないだろ。それに、桜さんがどう生きるかは、まだ決まってないんだろ?」

「‥はい。」

「なら、自分の心に従えばいいさ。でも、常識の範囲でな。」

 

そう言って、俺は桜さんの隣を離れ、家に帰ろうとする‥。

なのに、桜さんは俺の袖を引っ張っていた。

 

「私、変わるのが怖いんです‥。でも、貴方なら許せると‥そう思ってしまう私がいるんです。」

「晴宮さん、今度、出会ったら、私の事を忘れないでください。‥私は貴方の為ならなんだってできるって‥思ってますから。」

 

不穏な空気が流れるが‥次に出会ったら、彼女はどうなるのだろう‥。そんな期待と不安が入れ混じったまま、俺は桜さんから離れる。




戦車MAX
死神9
女帝6

最近は、これをメインにしてますが、少しでも他の小説を書けるように頑張ります。
(仮面ライダーの小説、書いたほうがいいんだろか。)
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