迷宮姫に仕えているんだが、今日も姫様はポンである。   作:サイキライカ

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お待たせ!
ちょっと駆け足だけどいいかな?

前回はプレミはタイミングミスだけだったから今回は大丈夫なはず!
※駄目でした…。(舌噛み)


俺の名前を言ってみろ!

 大分見慣れてきた緑色に輝く魔法陣の結界が構築される中、俺は大神祇官に尋ねる。

 

「いいのか?【オレイカルコスの結界】は【デスピア】と相性最悪だろうに?」

『御心配には及びません。

 私には【デスピア】だけでなく私が愛する【教導】もおります故。

 私は墓地から【悲劇のデスピアン】を除外して効果を発動します』

 

 墓地には【赫の烙印】しか無かったはず?

 使えないカードをリクルートしたのはなんでだ?

 

「チェーンは無い」

『私は【赫の烙印】をセットし手札から【強欲な壺】を発動して手札を合計二枚にしてから手札から【マジシャンズ・ソウルズ】を発動します』

 

【マジシャンズ・ソウルズ】

効果モンスター

星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが手札に存在する場合、

デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、

以下の効果から1つを選択して発動できる。

●このカードを特殊召喚する。

●このカードを墓地へ送る。

その後、「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」1体を自分の墓地から特殊召喚できる。

(2):自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。

墓地へ送った数だけ自分はドローする。

 

 汎用枠で【教導】でも使えるとはいえどうやって手に入れたんだ!?

 

『デッキから【教導の騎士フルルドリス】を墓地に送り【マジシャンズ・ソウルズ】を魔法ゾーンに特殊召喚し効果を発動。

 フィールドのセットした【赫の烙印】を墓地に送り一枚ドロー。

 引いてきた【貪欲な壺】を発動します。

 墓地から【教導の騎士フルルドリス】【デスピアン・クエリティス】【教導の大神祇官】【デスピアの大導劇神(ドラマトゥルギア)】【共鳴の翼ガルーラ】をデッキに戻し二枚ドローします。

 その後手札から【天底の使徒】を発動します』

 

【天底の使徒】

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。

その後、墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、

「ドラグマ」モンスターか「アルバスの落胤」1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える。

 

『エクストラデッキから【旧神ヌトス】を墓地に送りデッキから【教導の聖女エクレシア】を手札に加え、その後墓地に送りました【旧神ヌトス】の効果を発動。

 貴方のフィールド魔法【冥骸府-メメントラン】を破壊します』

 

 天から雷撃がメメントランへと直撃し、衝撃で神殿が崩壊していく。

 

『更に墓地の【中生代化石騎士スカルナイト】を除外して効果を発動。

 【メメント・シーホース】を破壊します』

 

 【メメント・シーホース】の身体の骨が急速に色褪せ、その身体が石に変わろうとする。

 

「チェーンして伏せカード、速攻魔法【冥骸融合-メメント・フュージョン】を発動!」

 

【冥骸融合-メメント・フュージョン】

速攻魔法

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):お互いのメインフェイズに発動できる。

「メメント」モンスターを含む自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、

融合モンスター1体を融合召喚する。

このターンに自分のモンスターが効果で破壊されている場合、

自分の墓地の「メメント」モンスターをデッキに戻して融合素材とする事もできる。

(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。

自分フィールドのモンスター1体を破壊し、

デッキから「メメント」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

 

『チェーンはありません』

「ならば逆順処理を実施!【メメント・シーホース】と手札の【メメント・メイス】を素材とする!

 雷音を供に再び帰ってこい!融合召喚!レベル8!【メメント・ツイン・ドラゴン】!!」

 

【メメント・ツイン・ドラゴン】

融合・効果モンスター

星7/光属性/雷族/攻2800/守2100

「メメント」モンスター×2

このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが融合召喚した場合に発動できる。

自分の手札・フィールド(表側表示)の「メメント」モンスター1体を破壊し、

デッキから「メメント」モンスターを2体まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。

(2):自分の「メメント」モンスターが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。

(3):融合召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。

自分の墓地からレベル6以下の「メメント」モンスター1体を特殊召喚する。

 

 完全に石になる刹那、必死な顔でシーホースに飛びついた【メメント・メイス】の叫び声に神殿の跡地が吹き飛び二口を持つ雷龍が現れその稲光でシーホースの石化を阻んだ。

 

「フィールドから【メメント・シーホース】が居なくなったためスカルナイトの効果は空打ちになる。

 その後、【メメント・ツイン・ドラゴン】の召喚時効果を発動。

 手札の【メメント・エンウィッチ】を破壊してデッキから【メメント・エンウィッチ】と【メメント・ゴブリン】をサーチする」

 

 【メメント・シーホース】を心配する様子で寄り添う【メメント・メイス】の二体が下がって行くのを守っていた【メメント・ツイン・ドラゴン】が二体の安全を確認してからその二口を大きく開き咆哮すると意味を理解した【メメント・エンウィッチ】頷き仲間を呼ぶためその場を飛び発った。

 

『分かりました。

 では、フィールドにエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが居るため【教導の聖女エクレシア】を特殊召喚します』

 

 瞳に光のないエクレシアが現れ、額の聖痕に重ねるように『オレイカルコス』の紋章が妖しく輝いた。

 

『エクレシアの召喚時効果を発動します。

 デッキから【教導の騎士フルルドリス】を手札に加えます。

 その後フィールドに融合モンスターがいるため自身を特殊召喚します。

 召喚時にエクレシアがいる為効果を発動。 

 【メメント・ツイン・ドラゴン】の効果を無効にします』

「それにチェーンして伏せカード速攻魔法【メメント・ボーン・パーティーを発動する!」

 

【メメント・ボーン・パーティー】

速攻魔法

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分の手札・フィールド(表側表示)の「メメント」モンスター1体を破壊し、

そのモンスターとはカード名が異なる「メメント」モンスター1体をデッキから選び、

手札に加えるか守備表示で特殊召喚する。

(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、

自分フィールドの「メメント」モンスター1体を対象として発動できる。

このターン、そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、

その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。

 

「フィールドの【メメント・ツイン・ドラゴン】を破壊してデッキから【メメント・ダークソード】を特殊召喚!

 更に【メメント・ツイン・ドラゴン】の破壊時効果発動!

 墓地からレベル6以下の【メメント】モンスターを蘇生する!

 俺は墓地から【メメント・シーホース】を守備表示で召喚!」

 

 フルルドリスが掲げた剣から放たれた光に焼かれた【メメント・シーホース】と【メメント・ダークソード】が救い出し、【メメント・ツイン・ドラゴン】は体勢を立て直すため一旦下がっていく。

 

『手札から永続魔法【凶導の聖告(ドラグマトリックス)】を発動し、デッキから【凶導の葬列(ドラグマカブル)】と【凶導(ドラグマ)の白き天底(アルバ・ゾア)】を手札に加えます。

 その後、手札に加えた【凶導の葬列(ドラグマカブル)】を発動』

 

凶導の葬列(ドラグマカブル)

儀式魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、

自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、

またはリリースの代わりに自分の墓地の融合・Sモンスターを除外し、

自分の手札・墓地から「ドラグマ」儀式モンスター1体を儀式召喚する。

その後、フィールドに「凶導の白騎士」及び「凶導の白聖骸」が存在する場合、

自分か相手のEXデッキを確認してその内のモンスター1体を墓地へ送る事ができる。

 

『墓地の【氷剣竜ミラジェイド】と【真炎竜ルベリオン】を除外し手札から【凶導(ドラグマ)の白き天底(アルバ・ゾア)】を儀式召喚!

 見よ!!これぞ神へと至りし我が神体!! 

 儀式召喚!レベル12!【凶導(ドラグマ)の白き天底(アルバ・ゾア)】!!』

 

凶導(ドラグマ)の白き天底(アルバ・ゾア)

儀式・効果モンスター

星12/光属性/魔法使い族/攻4000/守4000

「凶導の福音」により降臨

このカードは「ドラグマ」カードの効果でしか儀式召喚できない。

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分フィールドの「ドラグマ」モンスターは相手が発動した融合・S・X・Lモンスターの効果を受けない。

(2):自分メインフェイズに発動できる。

相手は以下の効果から1つを適用する。

●自身のEXデッキのカード2枚につき1枚、自身の手札・EXデッキからカードを墓地へ送る。

●自身のフィールドの融合・S・X・Lモンスターを全てEXデッキに戻す。

 

 それは異形と呼ぶことすら憚られる只々厭悪と不快感を抱かせる存在だった。

 本人は天使のつもりなのか腰からは肉の翼が生え、白い身体に反して腕まで紅く染まった指先はこれまで犠牲にした者たちの血で染まっているようだ。

 

『なんと美しい…』

 

 恍惚とそう漏らす大神祇官だが、俺はこんな気持ち悪いものを見せずに済んだ事に遊戯君達を先行させた己の判断が間違っていなかったと安堵していた。

 

『【凶導(ドラグマ)の白き天底(アルバ・ゾア)】の効果を発動します。

 フィールドのモンスターをデッキに戻すか、或いは貴方のエクストラデッキの残り四枚の半分の二枚を手札かエクストラデッキから墓地に送ってください』

「……エクストラデッキ二枚を墓地に送る。

 墓地に送った二枚目の【共鳴の翼ガルーラ】の効果で一枚ドローする」

 

 これで俺のエクストラデッキから喚べるモンスターが全て消えた。

 【メメント】とは相性が悪いからと【貪欲な壺】を入れていなかった事を今更悔やむとはな。

 そして、引いてきたのは保険で入れていた【速攻のかかし】。

 墓穴は使い切られているので生き残れる事は確定したが、これが他のカードなら死んでいた。

 伏せカードのタイミングを間違えたかと悩むが、メメント・フュージョンはメインフェイズにしか使えないから順番が逆だったとしてもその場合はフルルドリスの効果でツインドラゴンの効果が無効化されるため破壊時の特殊召喚は出来なくなり盤面のモンスターの数に差はなかっただろう。

 

『バトルフェイズに移行します。

 【教導の騎士フルルドリス】で【メメント・ホーン・ドラゴン】に攻撃!!

 その際に【教導の騎士フルルドリス】の効果を発動!

 攻撃力を500ポイントアップします!』

 

 これでアルバゾアの攻撃力がテクトリカに並んでしまった。

 【メメント・ダークソード】が果敢に剣を振るって抵抗するもフルルドリスの剣が【メメント・ダークソード】を突き刺しそのまま早贄のように掲げて弄ぶ。

 仲間をこれ以上玩弄されて堪るかと【メメント・シーホース】がフルルドリスからダークソードの身体を奪い取るが…。

 

『【教導の聖女エクレシア】で攻撃します』

 

 まるで人形の様にエクレシアが鎚を振り上げ仲間を抱えて逃げようとするシーホースを二体を纏めて叩き潰した。

 

「……すまん」

 

 痛ましく凄惨な光景にそれを生み出したのが俺なのだと自らへの怒りに身を焼きながらそう絞り出す。

 

『【凶導(ドラグマ)の白き天底(アルバ・ゾア)】でダイレクトアタック!』

「手札から【速攻のかかし】を捨てて攻撃を無効にしてからバトルフェイズを終了させる!」

『凌がれてしまいました…。

 メイン2へ移行しカードを一枚伏せてターンエンドです』

「俺のターン。ドローフェイズ」

 

 先程の玩弄にデッキからミクトランテクトリカの激しい怒りの波動を感じる。

 

(落ち着け。我武者羅に暴れて勝てる相手じゃない。

 殺意を磨け。鋭くだ。

 奴に一筋の勝機さえ許さない完全無欠な盤面を敷ききって轢き潰す)

 

 そう胸の裡で語りかけるとデッキは少しだけ怒りを我慢するように静かになる。

 

「ドロー。スタンバイフェイズ。メインフェイズ。

 俺は手札から【名推理】を発動」

 

 勝つにはテクトリカを二体並べ、一体をアルバゾアと相打ちに持ち込む必要がある。

 その為にも残りの【メメント】を全て墓地に落とす必要がある。

 だが、その思惑は大神祇官の伏せカードによって破壊された。

 

『それにチェーンして【サモン・リミッター】を発動します』

 

【サモンリミッター】

永続罠(制限カード)

(1):このターン中にモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に合計2回以上成功しているプレイヤーは、

このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、モンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。

 

「なん…だと…?」

 

 しまった!?

 【名推理】の効果でテクトリカは召喚出来ず、この状況でテクトリカを二体並べるなら大神祇官がレベルを当ててかつデッキからテクトリカが墓地に落ちねばならない。

 

『私はレベル10を宣言します』

 

 そして大神祇官もそれは理解していると言わんばかりにこのデッキに入っている筈がない数値を宣言した。

 

「………」

 

 勝機は……まだある。

 しかし、それが成立させるためにはデッキから()()()()()を墓地に落とした上で目当てのモンスターをピンポイントに喚び出さねばならない。

 どちらか片方の条件は満たせるだろうが、しかし両方を満たす事はデッキの枚数的にほぼ不可能だ。

 

 だけど…俺は…!!

 

「一枚目!【メメント・クレニアムバースト】!

 二枚目!【手札抹殺】!

 三枚目!【冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ】!

 このカードは通常召喚不可能なため墓地へ送りめくり直す!

 四枚目!【隣の芝刈り】!

 五枚目!」

 

 そのカードがめくられた瞬間、大神祇官は仮面越しにさえ分かるほど驚愕した。

 

『何故、そのカードがデッキに入っているのですか!!??』

 

 そのカードは、

 

「【ビッグウェルカム・ラビュリンス】!!」

『ありえない!! 戦ったからこそ分かります!!

 【メメント】はテーマ単体運用が前提のテーマ!!

 汎用カードならまだしも、他のテーマを混ぜようものならデッキがまともに稼働するはずがありません!!??』

 

 大神祇官の言う事に間違いは無い。

 だがな、大神祇官。

 お前は忘れているようだ。

 

「俺の名は【迷宮の執事見習い】!!

 どんなデッキを使おうと、そのデッキに【ラビュリンス】が入る隙間があるなら入れない理由がないんだよ!!」

 

 【人造人間】や【トイ・ボックス】のような互いに強みを食い合うデッキなら流石に控えるが、そうでないなら姫様を使う事を俺は躊躇わない!!

 

「お前は言ったぞ大神祇官。

 『魂の宿らないカードを使っても勝てない』と。

 ああ、そこだけは俺も同意してやる。

 だからこれは、偶然でも奇跡でもない!必然だ!!

 六枚目!【白銀の城のラビュリンス】!!

 レベルは8!特殊召喚成功だ!!」

 

 だから俺の窮地に姫様が黙っているはずが無いんだよ!!

 

「さあ、舞台は整いました! 出番ですよ、姫様!!」

 

 双斧の石突きで地面を叩き砕きながら我が敬愛の総てを捧げる主人がフィールドへと降り立った。

 

『何故!何故!何故!何故!何故!何故!何故!何故!何故!何故!何故!!』

「言ったはずだ!俺は【迷宮の執事見習い】!

 俺の魂は【ラビュリンス】と共に在る!!

 墓地の【ビッグウェルカム・ラビュリンス】の効果発動!

 【ビッグウェルカム・ラビュリンス】を除外してお前のフィールドの【サモン・リミッター】を手札に戻させる!!」

 

 何故と喚く大神祇官へ宣い姫様の御力で【メメント】を縛り上げていた拘束具を消し去ると、大地の底から冥府の神がその怒りを吹き上げる。

 

「手札から【メメント・ゴブリン】を通常召喚し効果を発動!

 自身を破壊してデッキから【メメント・ウラモン】と【メメント・ホーン・ドラゴン】を墓地へ送る!

 墓地に落とした【メメント・ウラモン】の効果発動!

 自身を特殊召喚し、召喚時効果を発動して墓地から【メメント・ホーン・ドラゴン】を手札に戻す!

 手札から【メメント・ホーン・ドラゴン】特殊召喚!

 そして、墓地から【メメント・ゴブリン】【メメント・ダークソード】【メメント・ツイン・ドラゴン】【メメント・エンウィッチ】【メメント・シーホース】をデッキに戻し、更に墓地から【メメント・ゴブリン】【メメント・ウラモン】【メメント・メイス】【メメント・シーホース】【メメント・エンウィッチ】をデッキに戻して墓地から二体の【冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ】を特殊召喚する!!」

 

 愛する同胞に無体を敷いた悪辣への制裁は一撃では足りないと、大地を粉砕し島を揺るがす大地震を引き起こしながら二体の巨竜が三つの角を輝かせる竜を伴いフィールドへと降り立った。

 

『またなのですか!?

 私は『また』神への階梯に手をかけながら敗北するというのですか!?

 後一歩!!あと一歩で私はカミへと至れるハズなのニ!?』

「バトルフェイズに移行!!

 テクトリカでアルバゾアに攻撃!!

 『ムエルテ・メメント・ミクトラン』!!」 

 

 テクトリカがアルバゾアへと組み付き、アルバゾアの爪を深々と突き立てられながらその全ての口からブレスを放つと二体は爆発に消える。

 

「二体目のテクトリカでフルルドリスに攻撃!

 『ムエルテ・メメント・ミクトラン』!!」

 

 同胞を殺すばかりかその骸を嬲った事を許しはしないと怒りを込めて放たれたブレスにフルルドリスは跡形もなく消し飛ばされた。

 

『何故なノでスか!!』4000→2500

「【メメント・ホーン・ドラゴン】でエクレシアに攻撃!!」

 

 放たれた赤いブレスは聖女を貫いて大神祇官までも焼く。

 

『わタしはカみに!!』2500→2150

「【メメント・ウラモン】で【マジシャンズ・ソウルズ】に攻撃!!」

 

 実態のない幻影は小さなモンスターの体当たりであっさり霧散していった。

 

「終わりだ大神祇官!

 これまで犠牲にしてきたすべての命に地獄で永久に詫び続けろ!

 姫様でダイレクトアタック!『ブレイク・ラブリュス』!!」

 

 斧を旋回させ踊るように回転しながら高く跳躍した姫様が遠心力をも攻撃力に加算させた大上段からの振り下ろしを大神祇官へと叩き込んだ。

 

『ナゼですカァァァァァァアアアア!!??』2150→0

 

 絶叫する大神祇官へ俺は、聞いてはいないだろうと思いつつ答えをくれてやる。

 

「この世界を作った高橋和希(神様)はな、『努力・友情・勝利』(子供の夢)を踏み躙る様な奴に絶対に勝たせたりなんかしないんだよ」




大神祇官はフラグを立ててたために負けますた。

次回はまたデュアハやっていいかな?
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