迷宮姫に仕えているんだが、今日も姫様はポンである。 作:サイキライカ
ゲームとしては巻き戻して対象を変更する方が正しくはありますので修正は当然なのですが、同時にデュエルに不備が起きていない範囲ではデュエリストの紳士協定ということで流したいなとも思っとります。
後、【魔界劇団カーテン・ライザー】に−が入ってますが、使っているのが沢渡君のオリジナル版【魔界劇団】なので誤字表記されていないって認識で入ってます。
先程からの不気味な雰囲気から一転した白銀の姿に遊矢達が困惑する中白銀はプレイングを交えつつ語り部然とした様子で話を始める。
「私は先ずフィールド魔法【魔界劇場「ファンタスティックシアター】の効果を発動し、手札の【魔界劇団-エキストラ】と【魔界台本「オープニング・セレモニー」】を公開しデッキから【魔界台本「ドラマチック・ストーリー」】を手札に加えます。
その後Pスケールに【魔界劇団-エキストラ】をセットし効果を発動して自身を特殊召喚。
此度皆様にお送り致しますは…そうですね、『一つの次元』とでも呼びましょうか。
その次元には私達の世界と同様DMが栄え、デュエリストが栄光を掴まんと日々カードを捲り戦っておりました」
【魔界劇場「ファンタスティックシアター】
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の「魔界劇団」Pモンスター1体と「魔界台本」魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
見せた魔法カードとカード名が異なる「魔界台本」魔法カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):P召喚した「魔界劇団」Pモンスターが自分フィールドに存在する限り、
相手が発動したモンスターの効果は「相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」となる。
【魔界劇団-エキストラ】
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 100/守 100
【Pスケール:青3/赤3】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドにモンスターが存在する場合に発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「魔界劇団」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
この効果の発動後、ターン終了時まで
自分は「魔界劇団」モンスターしか特殊召喚できず、
「魔界劇団-エキストラ」のP効果を発動できない。
フィールドに現れたコミカルなタッチのモンスター達が白銀の語りに合わせてデュエルディスクを付けてデュエルをするような振る舞いを見せる。
「カードを一枚セットし、エキストラの効果を発動。
チェーンはありますか?」
「くっ…スプライト・レッドの効果を発動!!
リィラをリリースしてエキストラの効果を止めるぜ!!」
フィールドにペンデュラム召喚された【魔界劇団】が居る状態でレッドの効果を使うとファンタスティックシアターの効果で強制的に書き換わるのが分かっているため、使わされたと理解しながらもペンデュラム召喚を使われる前に切るしか無いと沢渡君は宣言した。
リィラが「ちょっと席外すねと」スプライト・レッドに端末を渡してフィールドから消えるとレッドが渡された端末をショートさせ溢れ出したエネルギーがエキストラ達に降りかかり演技を放り出して慌てて逃げ出した。
予定通りとはいえ、ここでレッドを使用されたのは致命的じゃないけどゲネプロやリンク召喚が無いだろうから結構キツイな…。
「それではリリースしたエキストラはエクストラデッキへ移動し効果は不発。
次に【魔界劇団-カーテン・ライザー】をPスケールにセットして効果を発動。
自身を特殊召喚します」
【魔界劇団カーテン・ライザー】※−が抜けているのはOCG版のため
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1100/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
このカード名のP効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
このカードの攻撃力は1100アップする。
(2):1ターンに1度、デッキから「魔界台本」魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分のEXデッキから表側表示の「魔界劇団」Pモンスター1体を手札に加える。
「効果を発動。
デッキから【魔界台本「魔王の降臨」】を墓地に送り【魔界劇団エキストラ】を手札に戻します。
チェーンはありますか?」
「…いや。無い」
「では効果を処理した後私はエキストラを通常召喚してから手札から【魔界台本ドラマチック・ストーリー】を発動」
【魔界台本ドラマチック・ストーリー】
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「魔界劇団」Pモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なる「魔界劇団」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
その後、対象のモンスターを自分のPゾーンに置くか破壊する。
(2):自分のEXデッキに表側表示の「魔界劇団」Pモンスターが存在し、
セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
フィールドのカードを2枚まで選んで持ち主の手札に戻す。
「使う効果が無ければ私はエキストラを指定してデッキから【魔界劇団-メロー・マドンナ】を攻撃表示で特殊召喚し、エキストラをPスケールにセットします」
「クソッ…通すしかねぇ!?」
【魔界劇団-メロー・マドンナ】
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻1800/守2500
【Pスケール:青0/赤0】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
デッキから「魔界劇団-メロー・マドンナ」以外の「魔界劇団」Pモンスター1体を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「魔界劇団」Pモンスターしか特殊召喚できない。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(3)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの攻撃力は自分の墓地の「魔界台本」魔法カードの数×100アップする。
(3):「魔界台本」魔法カードの効果が発動した場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の「魔界劇団」Pモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
「次いでセットした【魔界台本「オープニング・セレモニー」】を発動。
フィールドにはメロー・マドンナ一体だけなのでライフポイントを500回復します。
その後【魔界台本】が発動したためメロー・マドンナの効果を発動。
デッキから【魔界劇団プリティ・ヒロイン】を攻撃表示で特殊召喚します」
【魔界台本「オープニング・セレモニー」】
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は自分フィールドの「魔界劇団」モンスターの数×500LP回復する。
(2):自分のEXデッキに表側表示の「魔界劇団」Pモンスターが存在し、
セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分は手札が5枚になるようにデッキからドローする
【魔界劇団-プリティ・ヒロイン】
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守1000
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃で自分が戦闘ダメージを受けた時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●その相手モンスターの攻撃力は、受けたダメージの数値分ダウンする。
●自分のEXデッキから、受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つ
表側表示の「魔界劇団」Pモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分または相手が戦闘ダメージを受けた時、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は、その戦闘ダメージの数値分ダウンする。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された時に発動できる。
デッキから「魔界台本」魔法カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
フィールドでメロー・マドンナが台本を読み込んでいると慌てた様子でプリティ・ヒロインが駆け込んで来た。
「なあ白銀。アンタのデュエルディスクってどうなってるんだ?
俺が使っていた時より【魔界劇団】の連中が大分動き回っているんだけど?」
まるで生きているかのような奔放さに沢渡君が引いたような顔でそう問いかける。
「私も理由は分からないのですが、一部のテーマを使うとなんかモンスター達が自由になるんですよね?」
エキストラの動きからなんとなくそんな気はしていたが、【魔界劇団】は【
「デュエルには支障はありませんし、その方が見ていて愉快ですから沢渡君もそんなものかで納得しておいて下さい」
「えぇ…?」
納得しかねるという表情を向ける沢渡君にちょうど良いかと語り部として切り替える。
「私のメインフェイズにやる事は終わりましたので、そろそろお話の続きをさせて頂きましょう。
デュエルで溢れる日々のそうした中、ある時一人の科学者が思い付きました。
『モンスターを映像のみならず実際に触れられるようにすればきっとデュエルはもっと進化する』と。
彼は自らの発想を実現するため日夜を問わず研究に腐心し、そうした苦労は遂に『リアルソリッドビジョン』として完成しました。
その研究者の名こそ『赤馬零王』。
この世界を混乱へと貶めた諸悪の根源であり、ある意味最大の被害者であります」
「父が被害者とは一体どういう事だ!!??」
赤馬零王が被害者であるという言葉に堪らず零児君が問い質し声を荒げるが、俺は指を振って宥める。
「そう急かさないで下さいお客様。
物語はまだ始まったばかりで御座います。
結末だけを急かして求めずに、総ての始まりとその結末までをしっかり鑑賞して下さい」
「それでは先にバトルフェイズと参りましょう。
その前に沢渡君に使う効果はありますか?」
「いや、来い!!」
「畏まりました。
それではプリティ・ヒロインでマネキンキャットに攻撃します!!」
「攻撃力で負けているモンスターに攻撃だと?」
「いや。あれで正解だ。
プリティ・ヒロインは破壊時効果でデッキから【魔界台本】をサーチ出来る。
加えてプリティ・ヒロインには戦闘破壊された時に発生したダメージ分の攻撃力を減少させる効果もある。
プリティ・ヒロインをライフポイント500を支払いカードをサーチする効果として使用した上で墓地の【魔界台本】の数だけ攻撃力を上昇させたメロー・マドンナでマネキンキャットを破壊すれば、沢渡のライフポイントも600ポイント減り先んじて回復していた白銀の方がライフポイントは多く残る」
「ライフポイントの過多よりフィールドアドバンテージを優先してか。
確かに白銀は【魔界劇団】を理解しているようだな」
【魔界劇団】の性質を知らないために訝しむカイト君に零児君がこちらの意図を説明する。
ただ沢渡君の今のフィールドを加味するともう少しこちらの支払いは多くなりかねない。
「チェーンはありますか?」
「伏せカードは使わない!」
反撃で返り討ちが確定しているため半泣きでマネキンキャットへとプリティ・ヒロインが鞭を振り下ろすが、マネキンキャットはあっさり鞭を弾くと鋭い爪を振り下ろす……かと思いきや爪をしまい猫パンチでポスポスと怪我をしないようにプリティ・ヒロインを叩いて追い返した。
「なんだこの気の抜ける光景は?」
「お芝居だと理解して彼女達も合わせてくれているんですよ。
プリティ・ヒロインの戦闘で戦闘ダメージが発生したため500ポイントマネキンキャットの攻撃力を下げます。
更にプリティ・ヒロインが破壊された事でもう一つの効果も発動しました。
デッキから【魔界台本「宴タ女」】をセットします」4500→4000
マネキンキャットに殴られて大袈裟に倒れるプリティ・ヒロインに焦るマネキンキャット。
割とよく見る光景にいつもの事と流す俺に対して納得いかないと沢渡君の顔がコメディ調に歪む。
「次いでメロー・マドンナは【スプライト・レッド】を攻撃します」
「ちっ、【スプライト・ガンマ・バースト】への警戒は万全ってか!」
「使ってくれていたらマネキンキャットを倒しに向かいましたけどね」
「メインギミック使えないなら虎の子は大事にするさ」
メロー・マドンナからサイン色紙を渡され嬉しそうにレッドがフィールドから去るのを横目に、俺と沢渡君は言葉を用いた攻防を交わして読み合いを深めていく。
「それではメインフェイズ2に移行して私はセットされた【魔界台本「宴タ女」】を発動します。
チェーンはありますか?」
「無いぜ!」
【魔界台本「魔界まかいの宴タ女」】
※「タ」は機種依存文字のため、ルビで代用しています。正しくは「口偏に它」。
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体をリリースし、
自分の墓地の「魔界台本」魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(2):自分のEXデッキに表側表示の「魔界劇団」Pモンスターが存在し、
セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「魔界劇団」Pモンスターを任意の数だけ特殊召喚する。
「更に永続魔法【魔界大道具「ニゲ馬車」】を発動してターンエンドです」
【魔界大道具「ニゲ馬車」】
永続魔法
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分の「魔界劇団」モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「魔界劇団」モンスター1体を対象として発動できる。
相手ターン終了時まで、相手はそのモンスターを効果の対象にできない。
(3):自分のエクストラデッキに表側表示の「魔界劇団」Pモンスターが存在し、
セットされたこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て持ち主の手札に戻す。
フィールドにメリーゴーランドの木馬のような馬に引かれた馬車が現れメロー・マドンナが乗り込むと台本を開いて優雅な態度で中身を読み始める。
何処となく既視感を感じさせる様子に今回のを片付けたらストレス緩和も兼ねて城に帰り姫様に会おうと決めるのだった。
さて、デュエルと語りをバランスよく進めるとか自らハードモード選んだけど、今回は何話掛かるかなぁ…←