迷宮姫に仕えているんだが、今日も姫様はポンである。 作:サイキライカ
ですが文字数がヤヴィので分割していきます。
先攻はズァークから始まった。
「我のターン!
我は…いや、榊遊矢の裡より貴様のデュエルは見ていたぞ!
故に貴様がスタンバイフェイズでも手札からカードを使う事は既に承知している!
使う効果が有るなら先に告げるがいい!」
口調は覇王ムーブだが実際の中身はスタンバイフェイズに使う効果があるかの確認である。
なんとフェアプレイ精神に溢れた礼儀正しい言葉なんだ。
ならば此方も応えねば無作法というもの!
「くっ!? 不意討ちは効かないということですね!?
口惜しいですが現時点で私の手札から発動する効果はありません!」
デッキパーツがギチギチ過ぎたためにこの次元ならそこまで抑制力は無いと判断しドロー系誘発は全て外し、残した手札誘発は【妖怪少女】と無限泡影のみなので嘘はない。
…余裕があったらロンギヌス入れてズァーク召喚封じたかったな。
「ならば容赦はしない!
我は手札からスケール0の【覇王門零】とスケール13の【覇王門無限】をペンデュラムスケールにセット!
これにより我はレベル1から12までのモンスターを特殊召喚出来るようになった!」
【覇王門零】※アニメ効果
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青0/赤0】
(1):自分フィールドにモンスターが存在する場合、自分はP召喚できない。
(2):自分フィールドに「覇王」モンスターが存在する場合、自分が受ける全てのダメージは0になる。
【モンスター効果】
(1):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「覇王門無限」1枚を手札に加える。
【覇王門無限】※アニメ効果
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青13/赤13】
①:もう片方の自分のPゾーンに「覇王門零」が存在しない場合、このカードは破壊される。
②:「覇王門零」の②のP効果を適用して自分が受けるダメージが0になった場合に発動できる。
その元々のダメージの数値分だけ自分のLPを回復する。
【モンスター効果】
①:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「覇王門零」1枚を手札に加える。
スケール値は同じだがOCG版と効果が違うのか!?
となると他の【覇王】モンスターも軒並み別物と考え対応するしかないな。
「対応は出来ません!」
「往くぞ!現われよ我が下僕のモンスター達!
ペンデュラム召喚!【覇王眷竜ダークヴルム】!」
【覇王眷竜ダークヴルム】※アニメ効果
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「覇王」モンスターが攻撃対象に選択された場合に発動できる。
その攻撃を無効にする。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドにこのカード以外の「覇王」モンスターが存在し、
このカードが攻撃対象に選択された場合に発動できる。
その攻撃を無効にする。
…こちらのダークヴルムはサーチではなく攻撃耐性付与なのか。
現れた二体のダークヴルムにより攻撃ロックが掛かり、更に二枚の覇王門によりバーンダメージも回復に転じるようになっていた。
破壊耐性が無い分まだ隙間は大きいが、初手盤面としては古代遊戯王ならかなり厳しい盤面。
ここから更に動くか?
「我はターンエンドだ。
さあ、貴様の足掻きを見せてみろ!」
召喚権は放棄しターンエンドか。
ペンデュラム召喚で喚ばずセットしなかったから手札誘発の可能性もあるが…。
「温いですねズァーク」
「何?」
「そんなんじゃあ簡単に轢き潰してしまいますよ!
私のターン!ドローフェイズ。ドロー!」
引いてきたのは【
最高の初動札だ!
「スタンバイフェイズからメインフェイズへ移行!
使用カードはありますか?」
「無い!!」
「ならば私は手札から【
【
特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「深淵の獣ルベリオン」は1ターンに1度、
自分フィールドのレベル6以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体をリリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから「深淵の獣ルベリオン」以外の「ビーステッド」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
「このカードを墓地に送りデッキから【ビーステッド】モンスターを手札に加えます!
チェーン確認!」
うららで弾かれるならこいつが理想だが?
「我に小細工など必要無い!
せいぜい足掻いてみせろ!」
使える効果は無いので確認は不要という事か。
「ならば【
【
効果モンスター(制限カード)
星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分か相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる
(相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる)。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、
自分のデッキ・墓地から「深淵の獣マグナムート」以外のドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
ルベリオンに余裕があればそのままルベリオンをコストに誘発の有無を確認しに行くがルベリオンはピン差しなのでメインギミックを展開する。
「手札より【
【
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 100
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分は「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚した時に発動できる。
「EMドクロバット・ジョーカー」以外の「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内、
いずれか1体をデッキから手札に加える。
デフォルメされた髑髏の意匠が入ったシルクハットの道化師がコミカルな所作で一礼する。
「ほう?我の欠片が使っていたテーマカードか。
だが、ソイツでは我が下僕には敵わぬぞ?」
その召喚にチェーンは無いと。
「ふふ、慌てるのはまだ早いですよ。
ドクロバット・ジョーカーの召喚時効果でデッキから指定されたカードを手札に加えます」
「今度は何を引いてくるつもりだ?」
チェーンは無しと。
まさかニビルか?
まあ、その時はその時で考えよう。
「私が手札に加えるのはこの一枚。
【魔術師】ペンデュラムモンスター【覇王門の魔術師】!」
【覇王門の魔術師】
ペンデュラム・効果モンスター
星7/光属性/魔法使い族/攻2500/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「覇王龍ズァーク」は相手の効果では除外できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、手札・デッキから「覇王門の魔術師」以外の「覇王門」Pモンスター1体を自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンに「覇王門の魔術師」以外の「覇王門」カードが存在する場合に発動できる。
手札・EXデッキから「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」
「フュージョン・ドラゴン」モンスターの内1体を墓地へ送り、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
魔法使い族モンスターを除く、「覇王龍ズァーク」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
「は、」
「「「「「「「覇王門だと!!??」」」」」」」
ズァークを含むこの場に居た全てのデュエリストが驚愕に声を合わせた。
「貴様!!?? 何故我だけが持つ【覇王門】を所持している!!??」
ロールプレイも吹き飛んだ様子で問い質すズァークに俺は愉しくて溜まらなくなり笑みを深く刻みながら答える。
「さあ? その答えが知りたければデュエルの先に見出してみなさい!
私はスケール1の【覇王門の魔術師】をペンデュラムスケールにセット!
そして手札から永続魔法【星霜のペンデュラムグラフ】を発動します!」
【星霜のペンデュラムグラフ】
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は魔法カードの効果の対象にできない。
(2):自分のモンスターゾーン・Pゾーンの
表側表示の「魔術師」Pモンスターカードがフィールドから離れた場合に発動する。
デッキから「魔術師」Pモンスター1体を手札に加える。
「その後、【覇王門の魔術師】の効果を発動!
自身を破壊しデッキから【覇王門】ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンにセットします!
私がセットするのは【覇王門零】です!」
【覇王門零】※OCG版
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青0/赤0】
(1):自分フィールドに「覇王龍ズァーク」が存在する場合、自分が受ける全てのダメージは0になる。
(2):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「覇王門無限」が存在する場合に発動できる。
自分のPゾーンのカード2枚を破壊し、デッキから「融合」魔法カードか「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードとこのカードを破壊し、ドラゴン族の融合モンスターまたは
ドラゴン族のSモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、
効果は無効化され、S・X召喚の素材にできない。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
「【覇王門零】まで…だが、効果が違うだと?」
「私は異郷のデュエリスト。
私の手に渡ったこれらのカードは少しばかり変異しておりましてね。
その違いも含めワクワクしてください。
【覇王門の魔術師】がフィールドから離れた事で【星霜のペンデュラムグラフ】の効果が発動!
デッキから二枚目の【覇王門の魔術師】を手札に加えます。
その後、【覇王門の魔術師】のモンスター効果を発動します!
ペンデュラムゾーンに【覇王門】ペンデュラムモンスターがセットされているためエクストラデッキから【スターヴ・ヴェノム・プレデター・フュージョン・ドラゴン】を墓地に送り自身を特殊召喚します!
さあ、この世で最もワクワクするデュエルが始まりますよ!」
白いエネルギーで出来た身体を持つ魔術師がフィールドに現れその手に持った杖を掲げる。
「【覇王門の魔術師】が特殊召喚に成功した時、デッキから【覇王龍ズァーク】の名前が記されたカードを手札に加えます!
私が加えるのは【覇王龍の魂】!」
【覇王龍の魂】
通常罠
(1):LPを半分払って発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体をEXデッキから召喚条件を無視し、効果を無効にして特殊召喚する。
そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに持ち主のEXデッキに戻る。
(2):相手が魔法カードの効果を発動した時、
墓地のこのカードと自分フィールドの「覇王龍ズァーク」1体を除外して発動できる。
自分の手札・デッキ・EXデッキ・墓地から、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」
「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターをそれぞれ1体まで選んで特殊召喚する。
「まさか…そんな事があり得るのか…?」
最早疑いようもないその事実を前に動揺を隠せないズァークに向け俺は答え合わせを口にした。
「さあ刮目しなさい最強!
貴方が挑み挑まれるのは貴方自身!
現代遊戯王により磨かれ更なる境地へと至った【ズァーク】を倒せるものなら倒してみろ!!」
というわけで今回はアニメ【ズァーク】対OCG【ズァーク】の非対称ミラーとなります。
アニメ特有のぶっ壊れチートが勝つか現代遊戯王の修羅により鍛え上げられた殺意の塊が勝つかワクワクしてもらえたら幸いです。
さあ、なるべく早く書き上げないと…