迷宮姫に仕えているんだが、今日も姫様はポンである。 作:サイキライカ
そしてやらかしました(切腹)
「我のターン!ドロー!」
ドローフェイズを挟み、ズァークはフィールドを改める。
ズァークのフィールドにはペンデュラムスケールにスケール0と13の【覇王門零】と【覇王門無限】、魔法罠ゾーンに何もなく、モンスターゾーンには【覇王眷竜ダークヴルム】二体と【アストログラフ・マジシャン】。
対する俺は魔法罠ゾーンにスケール0の【覇王門零】とスケール8の【稀代の決闘者】と【星霜のペンデュラムグラフ】と【復烙印】にセットカード、エクストラモンスターゾーンに【奇跡の魔導剣士】モンスターゾーンには【ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム】と【I:Pマスカレーナ】。
「我のメインフェイズへの抵抗はあるか?」※メインフェイズ前に何かありますか?
「…刺すのは今じゃないですね」※メインフェイズまで動かないのでどうぞ
手札の【儚無みずき】は下手に使うとデメリットを狙いズァーク召喚を次のターンに引き伸ばされかねないからアストログラフ・マジシャンの効果に重ねて使う。
【浮幽さくら】はズァークを喚ばずにバトルフェイズに入ったらマスカレーナの効果を使いフィールドのモンスターを減らしてズァークを除外。
ズァーク召喚を決行して来たらズァーク召喚後に使いクリアウイングを除外。
後は伏せカードをどう切るかだな。
「ならば貴様に真の覇王の姿を見せてやろう!
時を読み、星を読み、全知全能を統べるアストログラフ・マジシャンよ、今ここにその力を解き放ち我の望みを叶えよ!」
「やはりナーフされて当然ですねソイツは!!」
先出し不要の【覇王天龍の魂】がデメリット無しのセルフ効果なんてインチキカードも大概にしろ!
「我は【アストログラフ・マジシャン】をリリースしエクストラデッキから四天の龍、【クリアウイング・シンクロ・ドラゴン】【ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン】【スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン】とデッキから【オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン】を除外し【覇王龍ズァーク】として我と一つになる!
この召喚を貴様に止められるか!」
「【覇王龍ズァーク】の降臨は止められません!
ですが指を加えて眺めるつもりもありません!
アストログラフ・マジシャンの効果にチェーンを組み手札から【儚無みずき】を手札から捨てて効果を発動!
このターン中に貴方が召喚・特殊召喚する度にそのモンスターの攻撃力分のライフポイントを得る!」
「小癪な!
だが許そう!その足掻きこそが我の勝利の美酒をより味わい深くしてくれる!!」
【儚無みずき】が通るならこのターン中のリーサルは無い!!
「ならばもう一足掻き見せてやります!!
チェーンを重ねマスカレーナの効果を発動!
相手メインフェイズにリンク召喚を実行する!
開け未来回路!サーキット展開!エクシードとマスカレーナをリンクマーカーにセット!
アローヘッド確認!召喚条件は名前の違うモンスター二体!
リンク召喚!リンク2!【警衛バリケイドベルグ】!」
【警衛バリケイドベルグ】
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:左/下】
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
このターンのエンドフェイズに、
自分の墓地から永続魔法カードかフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの表側表示の魔法カードは相手の効果では破壊されない。
空間が歪み恐るべき力が形を得ようとする中、いち早く危険を察知したマスカレーナがサーキットへと飛び込みエクシード・ザ・ペンデュラムがそれに続き、未来回路から大盾を装備したロボットがその盾を構える。
「四天の龍を統べ、第5の次元に君臨する究極龍よ! 今こそこの我とひとつとなるのだ! 統合召喚! 出でよ!【覇王龍ズァーク】!」
空間の歪みが限界を超え砕け散る。
そして暗黒の靄がズァークをも包み、やがて一体の巨大な龍の姿へと固定された。
【覇王龍ズァーク】※アニメ効果
融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻 4000/守 4000
【Pスケール:青1/赤1】
①:自分フィールドの「覇王」モンスター1体をリリースして発動できる。
Pゾーンのこのカードを召喚条件を無視して特殊召喚する。
【モンスター効果】
ルール上、このカードは融合・S・Xモンスターとしても扱う。
その際、このカードのランクはそのレベルと同じとする。
このカードは「アストログラフ・マジシャン」の③の効果でしか特殊召喚できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、この効果でモンスターを破壊されたプレイヤーに、破壊した全てのモンスターの攻撃力の合計分のダメージを与える。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
②:融合・S・Xモンスターが自分・相手の墓地に存在する限り、または除外されている限り、
このカードは破壊されず、フィールドから離れる効果を受けない。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドのモンスターは相手の融合・S・Xモンスターの効果を受けない。
④:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動できる。
エクストラデッキから「覇王眷竜」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する。
⑤:相手がドローフェイズ以外でカードを手札に加えた場合に発動できる。
そのカードを破壊する。
「さあ我の力を見るがいい!
【覇王龍ズァーク】の召喚時効果発動!
貴様のフィールドの全てのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の総数値分のダメージを与える!!」
「バック破壊が無い代わりにバーン効果が付いているのか!?
くっ、だけどマスカレーナは自身を素材にリンク召喚したモンスターに破壊耐性を与えるため【警衛バリケイドベルグ】は破壊されない!!」2800→6800
「猪口才な!」
「そして私はここで伏せカードを発動!」
「【覇王龍の魂】か!!??」
「それはどうかな?」
「何!?」
このターンにズァークが来た場合バックも破壊されると思っていたため【覇王龍の魂】を発動してズァークを召喚しても、ズァークの効果を無効にしての召喚であるため出したズァークは破壊耐性も失っていたから無駄死にさせる事になると考えた。
だからセットしたのは【覇王龍の魂】ではない!
「私が伏せたのは速攻魔法【大欲な壺】!」
【大欲な壺】
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体を対象として発動できる。
そのモンスター3体を持ち主のデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
「除外された四天の龍、【ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン】【オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン】【スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン】の三体をエクストラデッキに戻す!」
「我の四天をデッキに戻すのか!?」
「そしてその効果にチェーンして【浮幽さくら】の効果を発動!
このカードを墓地に送り自身のエクストラデッキからカードを一枚公開する!
その後相手のエクストラデッキを公開し、此方が公開したカードが相手のエクストラデッキに入っている場合そのカードを除外する!」
「残したカードはクリアウイング…貴様の狙いは【覇王眷竜クリアウイング】の排除か!!??」
【大欲な壺】の指定から此方の狙いを完璧に読み取りやがった。
流石最強のデュエリストだ! 初めてのミラー対決だってのに何が一番厄介か理解してやがる!!
「だが無駄だ!
我は手札から【墓穴の指名者】を発動し、【浮幽さくら】を指定して除外してその効果を無効にする!」
此処で墓穴だと!?
バルドレイクを使えば墓穴は回避出来るがそれをしたら次のターンの一手が致命的に遅れてしまう!?
だがクリアウイングを残させるリスクとどっちが致命的か……
「……チェーンは、ありません!」
クリアウイングのリスクは無視出来ない。
だがここでエレクトラムの1800に加えてバルドレイクの2500ポイントの追加ダメージを喰らえば残りライフポイントは2500となり【復烙印】でマグナムナートがフィールドに戻って来るから帰還させた【ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン】の効果を使えばリーサルラインが見えてしまう。
バーン効果が付いているのを把握していたら【大欲な壺】ではなく【レインボー・ライフ】をセットしてライフアドバンテージを稼げていたのだが…。
「ならば【浮幽さくら】の効果は無効となり貴様のフィールドの【ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム】の攻撃力1800ポイント分のダメージを受けてもらう!」
「ですが【大欲な壺】の効果で一枚ドローします」6800→5000
引いたのは【超融合】。
これでズァークを此方の【スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン】にすれば…
「ドローフェイズ以外に貴様がカードを手札に加えた瞬間我の効果が発動!
そのカードを破壊する!」
「ペンデュラム効果ではなくモンスター効果にその効果があるのか!?」
ズァーク除去の切り札の一つが手札から吹き飛んでいく。
「だがこれで【復烙印】の効果が二つとも通る!
相手がモンスターを召喚または特殊召喚した時墓地からマグナムナートを特殊召喚し、このターン中に光属性か闇属性が除外された時そのカードをデッキに戻し一枚ドローします」
ルベリオンの贄となったマグナムナートがフィールドに戻り手札が一枚増える。
今度は【屋敷わらし】、これなら…
「無駄だ!我の手札に加えたカードの破壊にターン1など存在しない!」
「アストログラフといい無頼が過ぎますよ!!??」
再び吹き荒れたズァークの波動を受けて【屋敷わらし】もが消え去る。
ターン1が無いならエンドフェイズで手札に入るマグナムートの効果も対象となる。
「マグナムートの特殊召喚時に効果が発動しエンドフェイズにドラゴン族モンスターを手札に加えますが…」
「ドローフェイズ以外である以上当然それも破壊する」
「承知しました」
ドロー系カードはドローフェイズに使えるもの以外は墓地かエクストラデッキ肥やしのカードと考えるしかないな。
或いはアストログラフ・マジシャンのようにズァークの効果にチェーンして手札から召喚出来るカードなら躱せるが【深淵の獣】はドルイドヴルムだけ。
「ズァークの効果は他にありますか?」
「特殊召喚しフィールドを破壊する効果を使用したターン我は攻撃出来なくなる。
そして我がいる限り我の他のモンスターは融合、シンクロ、エクシーズモンスターの効果を受けなくなり、我自身も墓地か除外されているリンクモンスター以外のエクストラモンスターと同じエクストラデッキから特殊召喚されるモンスターの効果を受けなくなるが…」
「通常、ペンデュラム、リンクに加え今暫くはエクシーズモンスターの効果も通用すると」
「そういう事だ。
そして我は戦闘破壊は不可能であり我を破壊する一切の効果はもとより破壊を伴わない墓地送りと除外とバウンスも魔法罠カードであろうと受け付けん。
最後に我が貴様のモンスターを破壊すればエクストラデッキより表側表示の【覇王眷竜】モンスターを二体まで呼び戻せる」
つまりリリースコストか【反逆の罪宝-スネークアイ】による魔法罠ゾーン送りぐらいの例外的手段でなければモンスターゾーンから離れることはないと。
本来は【覇王龍の魂】でコストにしたモンスターを戻すために採用した【大欲な壺】のお陰でエクシーズモンスターの効果が通るようになったのは望外か。
【覇王龍の魂】と思わせるためにブラフとして仕込んだが、思いもよらずリクルート手段以外としての仕事を果たしてくれたな。
「承知しました。
それを踏まえた対策を考えておきますよ」
「その大口が口先で終わらぬ事を期待してやろう。
貴様のライフを削るために我の眷属を喚ぶ気であったが、そのために貴様のライフポイントを増やすのも面白く無いな。
我はこのまま我の効果を防いだ忌々しいモンスターをバトルフェイズで砕いてやろう!
ダークヴルムで【警衛バリケイドベルグ】に攻撃!」
ダークヴルムのロックはそのままバリケイドベルクを狩りに来たか。
ライフポイントをコストに【稀代の決闘者】の効果で自身を手札に戻したいが…ズァークの効果は『手札に加える』なのでリクルートドローだけじゃなくてバウンスも対象に含まれる筈。
「チェーンはありません!」5000→4200
ダークヴルムの体当たりを食らいバリケイドベルグがバラバラに砕け散る。
「我はターンエンドだ。
さあ、エンドフェイズに我に何を破壊させたいのか我に示してみせろ!」
「私は…【亡龍の戦慄-デストルドー】を選択し手札に加えます」
【亡龍の戦慄-デストルドー】
チューナー・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
LPを半分払い、自分フィールドのレベル6以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、レベルが対象のモンスターのレベル分だけ下がり、
フィールドから離れた場合にデッキの一番下に戻る。
「ならばその死に損ないも冥府で眠るがいい!!」
手札に加えたデストルドーが墓地へと落ちていく。
ライフコストは痛いがデストルドーは墓地からでも喚べるから許容範囲だ。
「ドローフェイズ。ドロー」
引いてきたのは【死者蘇生】。
ズァークの破壊効果はドローフェイズでは発動しない。
ならば!
「私は手札の【
墓地の闇属性モンスター【
その後【復烙印】の効果で【
「中々知恵が回るようだな。
だが、いつまでその足掻きが通用するか見物だな」
引いてきたのは【覇王眷竜ライトヴルム】か。
「スタンバイフェイズ。メインフェイズ。
ズァーク。少し運試しといきましょうか。
私はバルドレイクとマグナムートの二体でオーバーレイ・ネットワークを構築します」
黄金の銀河が渦巻き二体のモンスターを取り込むと爆ぜた。
「エクシーズ召喚!ランク6!【席取-六双丸】!!
エンタメデュエルではありませんが、こんな遊びもいかがでしょう?」
アンヘルやリトルナイトをリストラしてまで採用したのはコイツでした。
ネタ兼ズァーク除去のガチ手段として採用しました。
因みになんでコイツ枠はもう二体居ます。