ちょっと平和になった世界線ののわゆの話...
高嶋友奈は郡千景のことが大好きである。なのに当の千景は若葉にゲームのお誘いをしていて...?
ヤンデレ友奈とどっちつかずで若干ヘタレ?な千景のお話...

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ちょっとぱっと思いついたので書いてみました。
ちょっとした妄想です。でもこういうのかいている人って大体妄想で書いてるからいいよね?


千景のことが大好きな友奈のお話

 この世界はなんやかんやあって勇者が全員生還してなぜか知らないけど天の神が壁を壊せなくてそして三百年後にハッピーエンドを迎えない世界線...


 私こそ高嶋友奈はぐんちゃんこと郡千景が大好きである。だというのに当のぐんちゃんはというと...

 

「あの...の、乃木さん...今日一緒にゲーム...しない?」

 

 戦いが終わってからというもの若葉ちゃんに結構べったりなのだ。

 

(それにしてもぐんちゃん可愛いなぁ...若葉ちゃんを誘うときに上目遣いになってるし断られないか心配になってちょっと声が震えているし、あぁ!私にそれをやってくれたらなぁ...まぁ身長私のほうが低いから無理なんだけど)

 

 そこまで千景のことを妄そ...考えて友奈はあることに気づく。

 

(ちょっと待って?なんで私を誘わないの?ぐんちゃんは私のだよ?それなのになんで若葉ちゃんなの?ねぇ?なんで?)

 

 友奈は自分からどす黒いオーラが出てることには気づかず、お昼の時間になった。

 

(ぐんちゃんと距離の近い隣の席でもいいけど、やっぱりぐんちゃんの食べてる姿を真正面から見たいしやっぱ目の前の席だよね~)

 

 友奈は上気分で六人席の端に座っていた千景の真正面に座った。

 

「ぐんちゃん!何食べてるの?」

 

 よくよく考えたら今日おはよう以外しゃべていなかったなと思い友奈は声をかけた。

 

「た、高嶋さん...えっと、カツオのたたきうどんよ以前花本さんと一緒にうどん屋に行った時に初めて食べたんだけどそれ以来ハマってしまって...」

 

 そこまで聞いて友奈は後悔した。なんでぐんちゃんのことについてだけ聞きたかったのにほかの女とデートしたことを聞かなけらばならないのだろうと。

 ふ~んそうなんだ。と相槌を打ちながらなるべく笑顔でいるようにしているとほかの勇者たちがテーブルに集まってきた。若葉は当然のように千景の隣に、それに続いてひなたも当然のように若葉の隣に、球子は友奈の隣に座り、杏は余った席に座った。

 

(なんで若葉ちゃんはぐんちゃんの席の隣に座るの⁉いいじゃん!若葉ちゃんにはヒナちゃんがいるじゃん!なんでヒナちゃんも止めないの⁉)

 

 友奈は黒いオーラが出ないように(みんなに気づかれないように)引きっつった笑顔を浮かべて若葉をガン見した。周りに気づかれないように頑張っているつもりだったが友奈の手は震え、今にも箸が折れそうであった。その様子に当事者と隣にいる人はのんきにうどんを食べ、それ以外は少し引きながら友奈を見ていた。それぞれの心情を表すとするならば

 

(うどんうまっ!)

 

(乃木さんの隣...高嶋さんが目の前...両手ではないけど花ね)

 

(千景とゲーム)

 

(あらあら、若葉ちゃんったら友奈さんに睨まれていますよ?まぁ私もこんなのんきに事を構えていたらいけない立場なんでしょうけど...)

 

(この人たち怖いよぉ)

 

 とこんな感じである。誰が誰であるかは一目瞭然であろう。

 食事後に千景に声をかけようとした友奈だったが目の前で若葉と一緒に自分の部屋に入ってしまったので、友奈は一日中ベッドの中で「私のぐんちゃんなのに」と呪詛を吐き続けるのであった。

翌日...

 友奈が朝食をとりに来た時に見たものはげっそりとした若葉と肌が艶々になった千景だった。

 

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで...

 

「友奈さん⁉」

 

 友奈は築けば手に持っていた朝食を落としていた。当然のように汁物というより麺類だったので足が濡れ、うどんが床にぶちまけられる。普段の友奈であれば「ああああああああああ!」と大きな声を出したものだが今日は違った。友奈は杏が駆け寄って落としたものを処理するのに気づかず仲良く話す二人の姿を見ながら心の中でずっと呪詛を吐き続けていた。

 

「友奈さん大丈夫ですか?」

 

 至近距離で声をかけられ、ようやく友奈は杏に自分の起こした失態の処理をしてもらっていたことに気が付いた。

 

「ごめんね...アンちゃん」

 

 友奈の声は震えていた。それに気づかないのは昨日の友奈の様子に気づかなかった人ぐらいで...あれ?過半数じゃね?

 

「友奈さん...友奈さんはチキンなんですよ!そんなんだから思いの強さは強くても...タマに千景さんをストーキングしていても若葉さんに()られるんですよ!」

 

 文字だけを見れば結構な大声で話しているが、杏はしっかり友奈にしか聞こえないような声で友奈に注意をしていた。

 

「アンちゃん...でもぉ...ぐんちゃんがぁ...」

 

 友奈は今朝の千景と若葉の様子を思い出して杏にしか見えないように涙をぽろぽろと流した。

 

「あぁ!友奈さん落ち着いてください...だ、大丈夫ですよ。だって千景さんと若葉さんはゲームをしただけで、若葉さんにもしっかりとお会いてが...」

 

 そういって杏は二人が朝に同じ部屋から仲睦まじげに出てきたことを思い出し口籠った。しかし友奈にその絶望な真実を告げるわけにもいかないので必死こいて次の言葉を探した。

 

「あぁ!千景と若葉じゃん!杏から聞いたぞ!朝同じ部屋から出てきたんだって⁉いったいどんなゲームをしてたんだよ!朝までやるぐらい面白かったんだろ!タマにも教えてくれよ!」

 

 杏の気遣いはすぐ無駄になった。

 

(たまっちせんぱ~い!)

 

 一瞬思いっきり球子をにらんですぐに友奈に視線を戻した杏が見たものは、ハイライトグッバイして一筋の涙を流し天を見上げる友奈の姿だった。

 

(いやわかるけどなんで所の表情してるの⁉お肌が艶々になった千景さんにげっそりとした表情の若葉さんという状況証拠を見たら朝まで一緒にいたことぐらいわかるでしょ⁉)

 

 杏は友奈を慰めることを放棄した。しかし見捨てるわけにもいかず...

 

「もう本人に直接確かめればいいんじゃないですか」

 

「怖いよぉ」

 

「そういってるといつまでも進展なしですよ」

 

 杏はため息をつきながら元居た席に戻っていった。

 

(そうだよね...もうこんな状況になってしまった以上ぐんちゃんに直接聞いてどんな答えを聞いても私の部屋に連れていこ...あぁそう思えば少し楽しくなってきた...私のぐんちゃんが私の部屋に...)

 

 友奈は少し前向きになって落としてしまったうどんにごめんなさいをして、新しいうどんをとりに行った。友奈が席に着くころには千景は若葉と一緒に食堂を出てしまいその姿を真顔で見送るのはまぁ別の話。

ちょっと後...

 友奈は若葉が修練に行き、千景がそれを見送るというタイミングを見計らい千景に近づいた。まぁ行ってしまえば千景が一人になるまでずっと尾行していたわけだ。さすがに五分も尾行されたら若葉は気づくわけで、尾行していた友奈の姿がもう一人の黒髪の怒った表情に似ていたので修練という言い訳を使って青い顔をして逃げただけだった。

 

「乃木さん...なんか青い顔をしていたけど体調悪いのかしら...だったら何か差し入れをしてあげたほうがいいのかしら?でも私料理できないわ...」

 

「ぐ~んちゃん!」

 

 千景が分かれたはずなのにまた若葉のことを気にかけ始めたので、友奈はあざとい声あざとい仕草で千景に近づいた。

 

「高嶋さん...なに?」

 

 千景は友奈に話しかけられたというのに上の空であった。

 

ドン!

 

 この期に及んでほかの女のことを考えているのだろうと考えた友奈は実力行使に出た。まぁ壁ドンである。

 

「た、高嶋さん...?」

 

 さすがの千景も友奈の壁ドンということもあれば頭に考えていたことがすっ飛んで目の前の少女のことしか考えられなくなった。友奈のする壁ドンは壁ドンを仕掛ける側の身長が低いせいで壁ダァンで完全に包囲することができなかった。しかしそのデメリットはメリットに生まれ変わることもできる。

 

「っ...///な、なに?」

 

 千景は目の前の少女が行う上目遣いが可愛すぎて直視することができなかった。きれいな若葉、可愛すぎる友奈である。

 

「どうして私を見てくれないの?」

 

「え?」

 

 どんなドギマギするセリフが飛んでくるかと身構えていた千景であったが飛んできたのは疑問の言葉であった。

 

「私はぐんちゃんのことが大好き...だからぐんちゃんのやりたいことは全部文句を言わずにただ見るってことを突き通してきた。でも...でも!今ぐんちゃんのやってることは私を見ずにほかの女の子とただ遊んでいるだけ...どうして私を見てくれないの⁉私だけを構ってよ!」

 

 しれっと告白された千景だったが、それにドギマギできるわけなかった。さっきまでの可愛すぎる表情はどっかに飛んでいき、今の友奈の表情はハイライトグッバイに一筋の涙というこの物語で結構出てきそうな友奈の表情をしていた。初めて見る友奈の表情に戸惑っていたのである。

 

「若葉ちゃんと何をやってたの?」

 

「げ、ゲームよ...」

 

「嘘だ!」

 

 よく見る嘘だ!である。

 

「嘘じゃないわよ...」

 

「嘘だ嘘だ嘘だ!じゃあなんでぐんちゃんそんなにお肌艶々なの?」

 

「それは...乃木さんとゲームをしたからじゃないかしら?というかそんなに私肌艶々なの...?」

 

「私とゲームした時はそんなに肌艶々じゃなにのに!...何ゲームしてたの?」

 

 千景はその質問に少し考えた後に提案をした。

 

「今から一緒にやる?」

 

「いいの?...やるといってもぐんちゃんがお肌が艶々になった原因のゲームだよ?そうじゃなきゃ若葉ちゃんに穢された部分を私で浄化できないし

 

「...その私が艶々になったゲームがどれだかわからないから全部やることになって多分だけど朝まで一緒にいることになってしまうけど...た、高嶋さんは大丈夫かしら?」

 

「全然大丈夫!ほら早くいこ?」

 

「え、ちょっ⁉高嶋さん⁉」

 

 機嫌がよくなった友奈は千景の腕に抱き着いていた。

 

(えへへ~幸せぇ)

 

 これがどちらの思っていることなのかは神のみぞ知る。

翌朝...

 

「あの高嶋さん...?どうしてちょっと不機嫌そうなの...?」

 

 一緒に夜通しゲームをしていた友奈の表情はどこか不満気だった。

 

「ぐんちゃんの嘘つき...ゲームしかしてないじゃん」

 

「嘘をついていないからこそゲームしかしていないんだけど...」

 

 千景がわざわざ座布団を用意してくれたのに座らずにベッドにずっと座っていた友奈はむぅ...という表情をした。そして千景が画面を見ていない隙に千景を画面外へと落とした。

 

「あっ、ちょっ...」

 

 ジト目で千景は友奈を見るが、友奈はもう知らないとばかりにそっぽを向く。

 

「はぁ...高嶋さん...確かに女性はそう言った行為後に肌が艶々になるという表現は物語であるわ...それはね女性がそう言った行為に心が満たされたからという説があるわ...」

 

「だからぐんちゃんは若葉ちゃんとその、んんっなことをしてそれにぐんちゃんは満足したんでしょう?」

 

「違うわよ...」

 

「嘘だ...」

 

 千景はその力細い友奈の声を聴き、ため息をつきながら友奈の隣に座った。友奈はちらっと千景を見た。

 

「じゃあ」

 

 そして友奈を押し倒した。押し倒したといっても友奈はベッドに座っていて、足はベッドにおらず完全に押し倒せたわけではない。

 

「こうすればよかったの?」

 

「ふぇ...」

 

 この状況であきらめかけていた場面が急に訪れた友奈の表情は混乱と羞恥に満ちていた。大好きな人の真剣な顔が間近に迫っていたのだ。

 

「可愛いわよ...やっぱり高嶋さんはその表情じゃなきゃ...上里さんみたいな表情ではなくこんな感じにお目目真ん丸のほうがよほど似合ってるわ...」

 

 千景の言う通り友奈の眼はぐるぐると混乱を表している感じになっており今の千景の言葉は聞こえていないようだった。

 

「いい?きいて...」

 

 そんな友奈を千景はまじまじと真剣な顔で見つめた。しばらくしてその状態に少し慣れたのか友奈は少し赤い顔をして千景の眼をしっかりと見れるようになった。

 

「ほんとに私と乃木さんは一緒にゲームをしただけよ?それもずっと対戦ゲームを...全部私の圧勝だった...でも乃木さんはあきらめずもう一戦もう一戦とあきらめない姿を見せてくれたわ...多分そんな乃木さんをボコすのが私にとってとても心満足なものになったんだと思うわ...」

 

「私とゲームをするんじゃそうはならないの...?それになんで若葉ちゃんはあんなにげっそりしていたの?」

 

 友奈は少し不安げに聞いた。

 

「高嶋さんとゲームをやってもボコしずらいのよね...それにボコしてもニコッと笑ってるだけだから少し物足りなくて...高嶋さんとやるゲームは確かに面白いしやっていて幸せよ?でも...私はやっぱり対戦ゲームが好きみたい...乃木さんに関してはずっと気を張っていたから疲れてげっそりしてたんじゃないかしら?」

 

「じゃ、負けたら私も若葉ちゃんみたいにすればいいの?」

 

「それは違うわ...それは乃木さんだからいいのであって、高嶋さんがそれをやったら私きっと手加減しちゃう...」

 

「そっか...」

 

 友奈は残念そうに目をつむった。そして千景が起き上がる音を聞いてパッと目を開ける。

 

「え...続きは?」

 

 慌てて尋ねる。しかし望んだ答えはやはり出なかった。

 

「続きをやるから姿勢を起こしたのよ...」

 

 と千景はコントローラを握りニコッと笑った。普段の友奈だったら「可愛い!しゅき!」と百回ほど心の中で叫ぶのだが今回ばかりは状況が違った。

 友奈はいつの間にかベッドの上に置いていた足を下ろしため息をつく。

 

「どうしてそうなるかな...いやここまで来たのだからもうこれはぐんちゃんが悪いよね...」

 

 友奈のストッパーが消えた瞬間だった。

 

「高嶋さん...?やはり押し倒すのはよくなかったかしら...?きもいって思われたりしたのかしら...?」

 

 千景は自らの行いを反省していた。すると友奈はベッドから降りてきて千景と向かい合った。

 

「ごめんね、ちょっと痛いかもしれないけど我慢してね」

 

「え?」

 

 そう千景がつぶやいた時には千景は固い地面に押し倒されていた。

 

「ぐんちゃんが悪いんだよ...?焦らすだけ焦らしてやっとやってくれたと思ったらまた焦らすんだもん」

 

 そういう友奈の表情は惚れ薬を飲んだかのように興奮を表しており、目は理性を失ったことを表すようにハイライトグッバイしていた。

 そんな友奈の表情をまじめにみてため息をついた。

 

「だから...っ」

 

「⁉」

 

 押し倒した友奈が慢心していると千景は友奈を押し返した。というより回転して形勢逆転したのである。

 

「え、あ、えぇ...」

 

 さっき押し倒されたが、結局あれは不完全な形だったのだ。しかし今回は違う。千景は友奈の腹の上に乗り、片手で両手を押さえつけられもう片方の手は友奈の頬を触っている。

 

「最近力ついてきたでしょ?ふふ...やっぱり高嶋さんの表情はそれがいいわ...」

 

 千景に組み伏せられ友奈のさっきまでの『無理やり千景をものにする』という気持ちは吹っ飛んでいった。

 

「ちょっとベッドに寝るなりしてて」

 

 そういうと千景は友奈に乗るのをやめて引き出しのほうへと向かっていった。友奈は困惑しつつも言われるがままベッドの上へと移動した。千景の顔が普段見ないような扇情的な表情をしていたからだ。

 

「ぐんちゃんそれ何?」

 

 千景が引き出しから出したものとはいやらしい形の容器にピンクの液体が入ったものだった。

 

「本当は乃木さんに押し倒されたときに使ってもらおうと思っていたのだけれど...どっちもチキンだったみたい...」

 

「なんでここまで来て若葉ちゃんの名前を出すの⁉」

 

「もう...高嶋さんのその表情はお望みじゃないわ...まぁこれでぐちゃぐちゃにしてあげるから...その表情はもう見れなくなるから許してあげる...乃木さんにはぐちゃぐちゃにされたいけど高嶋さんだと逆なのよね...」

 

 正直そう話す千景の顔は友奈にとって恐怖の対象だったがこれから起こることへの興味で逃げ出すことはできないし選択肢すらも存在しなかった。

 

「やっぱり高嶋さんが可愛いからかしら?」

 

 そう自己完結すると千景は容器の中身を一気した。

 

「さぁ高嶋さん...?今夜、いえ今日は寝かせないわ」

 

「うん♡...優しくしてね...?」

 

「あら?聞こえなかったのかしら?ぐちゃぐちゃにしてあげるといったはずよ...?」

 

 朝を告げる雀の鳴き声が聞こえるが二人の夜は始まったばかりだ。

余談だがこの日から友奈は大体毎日夜に千景の部屋に行くようになったし、ずっと千景の腕にまとわりつくようになった。そして友奈のヤンデレも解消された...狐色の髪が千景のベッドから見つかるまで...




千景はベッドヤクザです。意味があってるかは知らないけど...
お昼は若干若葉に流れていますが夜になると若葉と友奈だったらどっちでもいいやとなります。ひどいですね()

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