Fate/kaleid liner knight 作:シャチ猫
第10話です。
最近、本編もそうですが、サブタイトルも考えるのが難しいです。
できるだけその話にあったタイトルを付けるよう努力してますが、中々思いつかず頭を悩ませています・・・。
あと、設定を編集しました。
それでは、どうぞ!
大和side
内なる魔界での修行。
今日の相手は、マントを纏っているホラー・ラテル。
闇に堕ちてホラーになってしまった元魔戒騎士だ。
「はぁっ!」
「はぁ!」
俺の剣とラテルの剣がぶつかり火花が散る。
「お前、強いな!いいぞ、俺は楽しくて仕方ないぞ!」
「そうかよ!」
ラテルの言葉に返し、ラテルの剣を弾いた。
ラテルはすかさず剣を振るってきたが、参式で防ぎ、弐式で斬り付けた。
ラテルはその攻撃を後ろにジャンプして躱し、すぐさま剣で突進してきた。
俺は弐式と参式を交差させて受け止めた。
そのまま、数m後ろに押された。
元魔戒騎士であって、強いな。
だが・・・・!
「尊士とは天と地だな!」
「ぐぅッ!?」
弐式と参式を振り抜き、がら空きになった胴体に蹴りを入れた。
「はぁっ!」
「ぐああっ!!?」
すかさず弐式と参式を逆手に持ち、ラテルに飛び掛かった。
弐斬り 魔熊!!!
「くうぅっ!!」
ラテルは剣で受け止めて、今度は逆に俺が数m押し出した。
「ケアァッ!!」
ラテルは剣を振るい、俺を上空へ払った。
俺は空中で後ろに一回転して体制を整えた。
参式を消して、左手は右手首を掴むように添え後方に引いた状態で、ラテルに向かって急降下した。
「はあぁッ!!」
飛竜 火焔!!!
ラテルに斬り付けた。
「グアアァァアッ!!!」
ラテルは切り口から全身に炎が燃え広がった。
そして、そのまま爆発し、塵となった。
「ふぅ・・・」
鎧を解除し一息ついて意識を集中させ、内なる魔界から出た。
現実から戻り、時計を見ると、そろそろ家を出る時間だった。
学校に着き、教室に入ったら、イリヤが教室に柱に隠れるようにして震えていた。
「美遊、イリヤのやつどうしたんだ?」
「あっ、大和。実h」
美遊が説明しようとすると、突如ランドセルが美遊に迫ってきた。
俺は咄嗟に美遊の手を引き、回避させた。
「っと、危ねぇ・・・。なんだ?」
なんでランドセルが飛んで来たんだ?
疑問に思っていると。
「うみ“———!!」
叫び声が聞こえてきた。
見ると、龍子が机の上に乗って、騒いでいた。
「まだか!!夏休みはまだかー!!もう待ってらんねぇ、脱ぐぞー!!」
「また龍子の発作が出たぞ!!」
「だれかヤツを止めろー!!」
龍子のバカ騒ぎに、雀花や那奈亀、クラスのみんなが龍子を止めようとパニックになっていた。
『(なにを発狂しているんだ、あの小娘は?)』
ゾルバ、発狂なんて言うな。
「龍子!ハウス!」
「ホウ!?」
その時、イリヤがどこからか業務用の段ボールを持ってきて、龍子を頭から被せた。
すると、龍子は途端に大人しくなった。
龍子は本当に動物みたいなやつだ。
「あっ、あの・・・大和・・・」
その時、美遊が声を掛けてきた。
美遊を見ると、俺が美遊の両肩を掴んでおり、まるで抱きしめている状態だった。
「あっ、悪い」
「うっ、うん。大丈夫・・・ありがとう・・・」
俺は美遊を離した。
美遊は顔を赤らめていた。
その時、イリヤがジト目でこっちを見ていた。
咄嗟のことだったから、仕方ないだろう。
「イリヤちゃん、どうしたの?」
「なんでもない・・・それより、龍子どうしちゃったの?」
「悪い悪い。ほら、前にみんなで海行こうって言ったろ?夏休みの初日ってイリヤの誕生日だったよな?だからその日に合わせて誕生会も一緒にやろうぜって話でさ」
「え、ほんと?」
確かにそんな話していたな。
それに、もうすぐイリヤの誕生日か。
早いな。
「美遊ちゃんと大和君も来てくれるんだよね?」
「うっ、うん・・・」
「ああ」
美々の言葉に美遊はすこし困った感じで了承し、俺もうなづいた。
「行くのは私、龍子、那奈亀、美々、イリヤ、美遊、大和・・・あとクロもだな。これで合計8人」
雀花が指を折りながら人数を数えた。
そして、最後にクロの名前を上げた。
そう言えば、クロは今日来ていないな。
「え“っ、アレも呼ぶの?」
「おいおい、ハブはないだろー」
イリヤが引きつった顔で言った。
「まあ色々面倒起こすヤツだけどさ。友達だろ?」
「強敵と書いて友だぜ」
「いい加減取れよ、それ」
雀花も龍子もクロのこと、前みたいに敵対している感じではなくなっていて、もうクロのこと友達と思っているみたいだ。
「今日はクロ休みみたいだから、会ったら伝えといてよ」
「あー・・・うん、そうだねー・・・」
雀花の頼みにイリヤは引きつった顔のまま言った。
龍子のせいで、昨日何があったか聞きそびれてしまった。
もう一度聞こうとしたら、チャイムが鳴った。
しょうがない、放課後にでも聞くか。
そう思い、席に着いた。
時間があっという間に過ぎ、放課後。
俺、イリヤ、美遊は一緒に教室を出て、下駄箱まで来た。
靴を履き替えようとした時、美遊が話しかけてきた。
「イリヤ、大和、先に帰ってて。私は今日・・・ちょっと寄るところがあるから」
「え?あっ、うん・・・」
「ああ、分かった」
美遊は先に学校から出て行った。
俺はイリヤと一緒に衛宮邸に行った。
今日は泊りの日だし、何よりクロに何があったのか聞きたかった。
「ただいまー」
「お邪魔します」
衛宮邸に入り、荷物を二階に置きに行こうとした。
「イリヤさん、大和さん、お帰りなさい」
台所ではセラさんが、晩御飯を作っていた。
今日はピーマンの肉詰めみたいだ。
「ピーマン抜きでお願いします!」
通り過ぎる際、イリヤがセラさんに懇願していた。
「ピーマンの肉詰めからピーマンを抜いたら、ただの肉でしょう」
「肉でいいじゃない肉で!」
「却下です!」
イリヤは頬を膨らませて、二階に上がった。
俺も荷物を置いて、イリヤの部屋にお邪魔した。
「はあ・・・世の中思い通りにはいかないね・・・」
『ピーマンくらいで世の中語られてもー』
「いや、ピーマンのことじゃないよ」
「クロのことか」
俺の言葉にイリヤがうなづいた。
「雀花、龍子、那奈亀、美々もみんな、アイツのこと何だかんだで友達だって思ってるんだよねー」
『みなさん、純粋かつ単純でいい子たちですねー』
『お前さん、それ褒めてんのか?』
「それで、昨日何があったんだ?」
『ああ、それはですね____』
俺の問いかけにルビーが答えた。
昨日、ルヴィアさんの屋敷の風呂を借りに入った時、クロがすでにいたそうだ。
セラさん、リズさんを何とかごまかし、先に上がってもらった。
その後、入れ替わるように凜さんとルヴィアさんが入ってきた。
そこで、今後の方針を話し合った。
その時、凜さんがイリヤにどうしたいか聞いた。
イリヤは、悩んだ末、≪元の生活に戻りたい≫と答えたそうだ。
だが、突如、クロが怒り、また逃げたそうだ。
それと同時に、アーチャーのクラスカードはクロの中にあることが分かった。
「___なるほどな」
俺はルビーの話を聞き、言った。
「ねぇ、大和君・・・誕生会にアイツ呼んだら来てたのかな」
イリヤが俺に聞いてきた。
「おいおい、何で過去形なんだ?」
『そうですよ。何を終わったみたいに言ってるんですか。今からでも誘ってあげればいいでしょう』
「居場所も分からないのに—?」
イリヤはそう言って、ベッドに寝転んだ。
「アイツが今どこにいるか。正体がなんなのか。何を考えているのかも。ぜーんぜん分かんないよ」
イリヤは額に腕を当てながら言った。
『うーん、そうですねー。クロさんは不可解な存在ではありますが、昨日クロさんが怒った理由は分かる気がしますよ』
「えっ・・・?」
ルビーの言葉にイリヤは体を起こした。
「俺もだな」
「大和君も?どういうこと?」
イリヤが聞いてきた。
「イリヤ、凜さんに≪元の生活に戻りたい≫って言ったんだよね」
「う、うん」
「それってさ、クロに消えろって言っているのと同じに思わないか?」
「なっ、ち、ちがっ・・・」
俺の言葉にイリヤは否定しようとしたが、途中でやめた。
自分の中でも否定できない気持ちがあるみたいだ。
「そうだよね・・・。それじゃあ確かにアイツが怒るのも当たり前かも・・・」
『お嬢ちゃんは命を狙われているんだ。そう思うのは無理もないがな』
イリヤは膝を抱えた。
『それもあるとは思いますが、それは理由の半分かと』
「半分?」
「どういうことだ?」
ルビーの言葉に俺も疑問に思った。
『これはクロさんの拡大解釈かもしれませんが、それは____』
『私や凜さん、美遊さんとの出会いと否定されたと思ったかもしれません』
ルビーの言葉に俺とイリヤは静かに聞いた。
今までの出会いを否定・・・。
確かに≪元の生活に戻りたい≫って、聞けばそう捉えてもおかしくはない。
だが、イリヤがそんなことを思ってるとも思えない。
イリヤを見ると、膝に顔を埋めていた。
イリヤの中で、あの時みたいに何か葛藤しているかもしれない。
『お二人とも大変です!今サファイアちゃんから通信で、美遊さんとクロさんが!』
その時、ルビーが慌てた声を上げた。
美遊とクロ?
2人の名前を聞いて、帰り際の美遊を思い出した。
あの時の美遊の用事って、クロのことだったのか。
それに、このルビーの慌てた様子、おそらく戦っている。
「ルビー、場所は?」
『都市郊外の森の中です!』
俺は立ち上がり、行こうとした。
その前にイリヤに声をかけた。
「イリヤ、お前はどうする?」
「え?」
『こんな時に何言ってるんですか!?』
「ルビー、黙ってろ。イリヤ、もう一度聞く。お前は、今どうしたい?」
俺はベッドにまだ座っているイリヤに言った。
多分、今イリヤにとって、2度目の大きな決断の時だ。
「私は・・・」
イリヤはまた膝に顔をうずめた。
しばらく、そのままだったが、顔を上げて立ち上がった。
「行くよ。行ってもう一回、アイツが何考えているか分かりたい」
まっすぐ、俺の目を見て言った。
「よし、行くぞ!」
「うん!」
俺とイリヤは1階に降りた。
「2人共とこに行くのですか?」
「すいません、すぐに戻ります!」
「あっ、ちょっと!?」
セラさんに断りをいれて、玄関を出た。
『イリヤさん!転身を!』
「うん!」
イリヤが転身して空に飛んだ。
俺も鎧を召喚して、空中を蹴り上げた。
三人称side
美遊はセイバーに
クロも両手の短刀で対応していたが、美遊の剣によって砕かれてしまった。
クロは距離を取るために後ろに下がった。
美遊は一気に近づこうと駆け出そうとしたが、クロは無数の剣を出現させ美遊に投擲した。
クロは美遊が防御している隙に、弓を出現させ美遊に放った。
美遊は咄嗟に剣で防御し、矢の軌道を曲げて後ろに反らせた。
矢が美遊の後ろの地面に直撃し爆発したが、威力が大きく美遊は反動で木にぶつかった。
「無から剣を
「《アーチャー》。文字通りの力よね」
クロは美遊に矢を放ち続けた。
クロの放つ矢は一射一射が威力が大きく、美遊は下がりながら回避し続けた。
「(
美遊は一気に駆け出し、クロの矢を剣で斬り裂いたり、紙一重で回避しながら、クロに接近した。
そして、クロの目の前まで来て、剣を構え、振り抜いた。
だが______
「残念」
ガキキキキキキッ
美遊とクロの間に、突如剣が数本出現し、美遊の斬撃を防いだ。
クロはその隙に、さすまたのような物で美遊の手を封じ、木に縛りつけた。
「駄目ね。全然駄目ね、美遊。頼りの力任せ」
クロは美遊に近づいた。
「そんな考えなしの
クロの言葉に美遊は、はっとした。
美遊はクロと初めて戦った時から違和感を感じていた。
こちらの手口をことごとく読まれるのは、何かしらの力や手法で行っていると思っていた。
だが、実際はそうではなかった。
美遊やイリヤが今まで戦っていた敵すなわち英霊は、戦闘本能のみで向かってきていた。
しかし、クロは英霊とは決定的な違いがある。
それは_____
「(思考する敵・・・!ただそれだけで、私たちにとってクロは未知の脅威だったんだ・・・!)」
美遊はクロの本質を悟り、戦慄した。
「さて・・・どうしよっか?」
クロは短剣を出現させ、美遊の首元に近づけた。
「あなたがどうしても私の邪魔をするって言うなら・・・しょうがないわね。あなたを殺して、その後イリヤを殺すわ」
「ッそんなことすればクロも・・・!いや、それ以前に大和が絶対止める!」
クロの言葉に美遊は反論した。
「確かに大和に勝てるかどうか正直微妙ね。・・・でも、まあ、なるようになるでしょ。それでイリヤを殺して私も
クロは露出している美遊のお腹を指でなぞりながら言った。
「ッ!」
美遊は腕を捻り拘束を木ごと斬り裂き、クロに斬り掛かった。
クロは短剣で防御した。
「心中に付き合う気も付き合わせる気もない。・・・もう一度だけ聞く。共存する気はないの!?」
「言ったでしょ。無理なのよ。共存なんて」
美遊の問いかけにクロは一蹴した。
「なら・・・!」
美遊は剣を振り抜いて、クロを向こうに押した。
「ここで止める!!」
「残念だわ、美遊!!」
お互い剣を構え、突撃しようとした。
その時____
ザンッ!!!!
2人の間に、斬撃が降ってきた。
「なっ・・・!?」
「これは・・・・」
2人は思わず立ち止まった。
そして、斬撃に続けて降ってきたのは。
「ま、間に合った?」
「ギリギリだったな!」
イリヤと大和だった。
大和side
美遊とクロが激突しようとしたとき、2人の間に七十二煩悩鳳を放った。
そして、間にイリヤと着地した。
「ま、間に合った?」
「ギリギリだったな!」
なんとか間に合った。
見ると、美遊がバーサーカーと戦った時と同じ姿になっていた。
美遊、本気みたいだ。
「イリヤ、大和、どうしてここが・・・?」
「ルビーがサファイアから通信があったって言うからな」
美遊の問いかけに俺は答えた。
「サファイア!?いつにも増して無口だと思ったら・・・」
『すみません、美遊様。私の判断で姉さんに救援信号を送っていました』
剣になっているサファイアが答えた。
「あれっ美遊の格好何それ!?新コス!?」
「うっあっ・・・えっとあのその・・・」
イリヤが美遊の騎士のような姿に食いついていた。
その隙に、クロがイリヤに斬り掛かった。
『イリヤさん!』
「えっ・・・」
ルビーがクロに気付いたが、イリヤは反応に遅れてしまった。
俺は間に入り、クロの短剣を受け止めた。
「イリヤ!気を抜くな!」
「ご、ごめんっ」
クロを向こうに押し返し、一旦鎧を返還した。
「いい加減にして、イリヤ」
クロはイリヤを睨みつけた。
「あなたは言ったわよね《元の生活に戻りたい》って。だったら・・・もう私達に関わらないで!目を閉じて耳を塞いで自室にこもっていればいい!それがあなたの望みでしょう?」
睨みながらイリヤに言った。
「大和、あなたもよ。これ以上私の邪魔をするなら、あなたでも容赦しないわ」
クロは右手に持っている短剣を俺に向けて言った。
『クロのお嬢ちゃん、マジだな』
確かに今まで見たことないくらい本気の目をしていた。
「イリヤ、大和、話し合いはもう終わってる。クロに共存の意思はない。だったらここで倒すしかない!」
美遊は俺より前に出て、剣を構えた。
「美遊、待て!早まるな!」
俺は美遊の腕を掴んだ。
美遊の言っていることは、つまりクロをこの場で殺すということ。
「・・・・・大和、分かって。そうしなきゃ、イリヤを守れない」
美遊は俺の腕を振り払った。
「・・・・・2人共嘘つきだ・・・!」
その時、イリヤが言葉を発した。
「・・・・・・なんですって?」
イリヤの言葉にクロは怪訝な顔を浮かべた。
「知ってるくせに・・・私だって認めたくない・・・でも、もう分かってるの!」
「
イリヤの叫びにクロはうろたえた。
「だから美遊の言葉は嘘だよ。美遊が私を殺すなんてあり得ない。そんなことするはずがない」
美遊は図星をつかれた顔をしていた。
「確かに私は前に自分の力が怖くて逃げ出して、何もかも逃げ出して閉じこもっちゃった」
イリヤは手を握りしめながら言った。
「でも・・・目をつぶったって逃げ出したって何も解決しなかった」
「私がみんなとの出会いを否定したと思った?また目の前の問題から逃げようとしていると思った?」
「知ってるくせに・・・・・あなたは知ってる!」
「私はもう逃げない!」
「出会った人も怒ってしまったことも」
「なかったことになんて絶対しない!!」
イリヤは声を上げた。
「・・・・・・ご高説ありがとう。それで?どうするの?」
クロはため息をつきながら言った。
「仲直りしておうちに帰ればいいのかしら?その後は?ずっと私の正体を隠したまま生活していこうっていうの?そんな生活続くはずがないわ・・・・・ねぇ、イリヤ」
クロが自嘲気味に微笑んだ
「日常って何なのかしらね」
「家族がいて、家があって、友達がいる」
「私にはそんな当たり前のモノさえ与えられなかったわ」
「私は《無かったことにされたイリヤ》だから」
無かったことにされたイリヤ?
どういうことだ?
「でも、何の奇跡か私は今ここにいる。考える意思がある。動かせる身体がある。だから・・・」
クロは短剣をイリヤに向けた。
「この手で自分の日常を取り返したいと思うの。私たちは2人、でも与えられた日常はひとつよ」
「だったら、同じ日常を送る選択肢だってあるはずだ!」
俺はクロの言葉に思わずはさみこんだ。
「何も隠れたまま生活を送る必要はない!今のままでも十分日常を送れている!」
「・・・・悪いけど、大和。もう私には、これしかないの!!」
クロは短剣を構えて駆け出してきた。
「させない・・・・・!!」
美遊も剣を構えて駆け出そうとした。
「くそ・・・・ッ!」
俺は止めるために、もう一度鎧を召喚しようと魔戒剣を掲げた。
「あ―――!!も―――!!!」
「いい加減に・・・」
ゴオォオンッ!!!
イリヤが叫ぼうとした瞬間、俺達の頭上に一台の車が飛び込んできた。
突然の登場に俺たちは止まってしまった。
車はすごい勢いで俺とイリヤのそばに着地した。
「いひゃああああああッ!?」
「あぶなっ!?」
着地した車はドリフト回転して木に衝突した。
何で車が?
・・・・いや、ていうかあの車・・・。
『あの車、何か見覚えがあるぞ』
「ああ、俺も同じことを思ってた」
あの車の運転手、まさか・・・・。
その時、ドアが開き人が降りてきた。
その人物は_____
「やほー、ただいまイリヤちゃん、大和君。もうすぐ夕飯だから迎えに来たわよ―」
アイリさんだった。
何でアイリさんがここに・・・・?
いかがだったでしょうか。
美遊とクロの戦闘は最初から描写しようと思ったのですが、そうすると長くなる上に何より原作とほとんど変わらないので、ちょっと省きました。
話は変わりますが、《牙狼TAIGA》いよいよ来週公開ですね!
楽しみで仕方ありません!
本当は17日に有給を取って見に行こうかと計画していましたが、9月の初めコロナに感染してしまい、有給を使ってしまいあまり残っていない状況になってしまいました。
なので、初日は断念しました。
舞台挨拶見れずに、本当にショックです・・・・。
なので、土曜日に行こうかと思います。
さらに、流牙の新しい物語が制作発表されました!
一体どんな物語になるか、ワクワクします!
それでは、次回!