生徒のような肉体ですが先生です!   作:SIRIUSAlbert

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サブOS:バッテリー残量.94.3%低電力モードを解除します。
サブOS:メインOSを叩き起します
音割れメインテーマーを耳元で流す音
アロナ:ギャーっ
サブOS:寝坊です、起きてください
アロナ:そんな音割れで起こさなくてmあ!?
サブOS:もうとっくにカメラ回ってますよ
アロナ:皆さんどうも!えっと…アロナです!本日も頑張って行きましょー!
サブOS:イクデー(๑•̀ •́)و✧


大人の戦い

━━━━━━━━━━━━━

現在地・・・:アビドス高校

時刻:2xxx年○月φ日16:30

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アビドス高校の空き教室に敷設された救護所にて…

ケイト:次こっちに!

部員:膝………膝がァァァァァァァ!!!!膝にショットガンがぁぁぁぁぁあ

部員:しっかりしろ!今何とかしてやるからな!

痛みで暴れる部員が仮設ベットから落ちないよう抑えながら

ケイト:金田!そっち押えて!そこにいる吉田は棚から鎮痛剤持ってきて!

部員:了解!

部員:うわ、完全に膝脱臼してるやんけ…

部員:安心しろ!私が付いてる!今治してやるから待ってろ!

部員:膝がァァ…

ケイト:鎮痛剤急いで!

部員:今用意させてます!医療長こっちも逼迫してんですよ!

部員:持ってきました!(薬品置き場から追加の鎮痛剤の入ったコンテナを机に多いて開き)

ケイト:貰うわよ

鎮痛剤の入ったバイアル瓶を受け取り腕に注射器の先端を押し付け投与

部員:いいか!3で入れ直すぞ!

1.

2.

3!!!!

 

グギャッ

 

部員:あああああああああああああああああああ!!!この!やぶ医者あああああああああああ

部員:安心しろ!ちゃんと関節は入った!

部員:ちゃんと入ったじゃねぇーよ!クソ痛え!!!!もう少し痛くなくできのかぁ!!!

 

 

「……」

臨時の救護所となった空き教室の前で佇み

あの時もう少し上手くやれなかったのかと思い顔を顰めつつ会議室の方へ向かう

 

:会議室:

 

アヤネ:現状を整理しましょう…カイザーは先程の攻勢で損耗した戦力を補給するため1時撤退…損耗具合から推測するに72時間は攻撃は無いと思います…

シロコ:ん…じゃぁ…その隙にホシノ先輩の行方を…

エリ:なら、防衛エリアの人員の再編成と逃げ遅れた人と戦闘区域になりうるエリアにある避難所の民間人の一斉避難をしておくわよ…今度はどこに飛び火するか分からないからね…

 

「・・・発言いいかな?」

アヤネ:はい、アキヤマ先生どうぞ

「少し心当たりがあるのだが……」

アヤネ:心当たり?ですか…

「ああ…ただ、めんどくさい相手だろうよ」

シロコ「?」

 

場所は変わりアビドス市街区南方

輸送機が都市部の空き地に向け飛んでいき着陸し、輸送機から降りるアキヤマ

 

「・・・」

着いてきた護衛の部員4人を輸送機で待たせ、1人でビル内に入っていく

 

???のオフィス

一応あくまで”大人”同士の会話のためヘルメットは外してエレベーターで目的の階に進みエレベーターから出るとそこには……

 

黒服:クックックックッ…秋山先生、お待ちしておりました…

 

「黒服…」

 

黒服:あなたとはこうしてお話してみたかったのですよ…さ、立ち話もあれd…

 

「社交辞令はいい…単刀直入に聞く…小鳥遊ホシノに何を吹き込んだ…」

 

黒服:おや?何かと思えば…その件でしたか…彼女にはアビドスにとっても良い結果を迎えられる提案をさせていただきました。

 

(その提案のせいでで…あの子の性格上…)

 

「その提案ってのが、アビドスを自主退学した後、カイザーPMCへ編入させる、その仲介料で借金を半分肩代わりすると?」

 

黒服:おや…そこまでお見通しでしたか…

 

「お見通しも何も…こんな裏がありまくるような事態調べないわけないだろ」

 

黒服:クックククッ…実に面白いことになりましたね…

 

「……とっととホシノを返してもらうぞ」

 

黒服:ですが、あなたの行動に正当性がないことは承知でしょう?先生?今の貴方に一体何の権利があってそのような要求をしているのですか?彼女は既にアビドスの生徒ではありません、届出を確認なされていないのですか?

 

来たか…だが…それを待っていたぞ!

 

「たしかに、黒服…お前の言う通り…だが…もしその前提が成立していないとしたら?」

(ホシノが提出した退部届を取り出す音)

 

黒服:ほう?

 

取り出された退部届には…顧問の印鑑が押されていない!

 

「小鳥遊ホシノは現在に至ってもアビドス対策委員会臨時顧問アキヤマの監督下にあり、現在の彼女の精神状を考慮し面談無しでの退部は一切許可していない…よって、現在も彼女はアビドス高校の生徒であり、シャーレの保護下の生徒でもある、よって、直ちに身柄の返還を要求する」

 

黒服:なるほど…あなたが「先生」である以上担当生徒の去就にはあなたのサインが必要…そういう事ですか…なるほど…なるほど…学校の生徒…そしてその先生……実に厄介な…

 

「そして何より…お前達はあの子達を騙し、心を踏みにじり、苦しみを利用した…そんな大人の元にはうちの生徒の身柄は引き渡せない」

 

黒服:えぇ…確かに仰る通りです。他人の不幸よりも、私達は自分達の利益を優先しました。

 

「・・・・」

 

黒服:それは否定しません…私たちの行動は善か悪かと問われれば間違いなく悪でしょう。

 

「なら…」

 

黒服:しかし、ルールの範疇です

 

黒服:そこは誤解しないでいただきましょうか。

 

黒服:アビドスに降りかかった災難は、私達のせいではありません…

 

黒服は椅子から立ち上がり窓際へ

 

黒服:アビドスを襲ったあの砂嵐は大変珍しいとはいえ、一定の確率で起こり得る現象です。誰か明確な悪役がいる訳でもない、天変地異とはそういうものでしょう・・・私たちはあくまで、その機会を利用しただけ。

 

黒服は不気味な笑みを浮かべつつこちらに振り向き

 

黒服:砂漠で水を求めて死にゆく者に、水を提供する、ただし一生奴隷として働いても返済できない額で・・・ただそれだけです。さして珍しくも無い、世の中にはありふれた話でしょう。何も私達が特別心を痛め、すべての責任を持つことはありません。私達が初めて作った事例でも無ければ、私達がそれをしなかったことでも消えるものでも無いのですから

 

「・・・(人のことを言えたもんじゃないが……卑怯にも程があろう…)」

 

黒服:持つ者が、持たざる者から、搾取する、知識の多い者が、そうでない者から搾取する………大人なら誰しもが、知っている厳然たる世の中の事実ではありませんか?

 

黒服は窓際から離れアキヤマの目の前まで移動し

 

黒服:そういうことですから……アビドスから手引いていただけないでしょうか?先生?ホシノさえ諦めていただければ…あの学校について守ってさしあげましょう。もちろんカイザーPMCのことについても私達が解決いたします。あの子たちもどうにか、アビドス高等学校に通い続けることができるはずです。そしてこれは、ホシノさん本人も望んでいるはずです。いかがですか?

 

「・・・確かにそれなら解決は手っ取り早い………だが断る」

 

黒服:どうして?どうあっても、私達と敵対するおつもりですか?

 

黒服:なぜ、そこまでして戦うのですか?

 

【大人のカードを取り出す】

 

「なぜか?それはな…大事な生徒のためだからだ」

 

黒服:・・・・先生…確かに、それはあなたなりの解決手段の1つです…しかし私はそれのリクスを薄っすらとですが知っています。

 

黒服:使えば使うほど削られていくはすまです、あなたの生と時間が…そうでしょう?

 

黒服:ですから、そのカードはしまっておいてください、先生。あなたにもあなたの生活があるはずです。

 

食事をし

電車に乗り

家賃を払う

 

黒服:そういった無意味でくだらないことを、きちんと解決しなくてはいけないでしょう?

 

「ああ、たしかに言ってることはごもっともだ」

 

黒服:是非そうしてください、先生、あの子達y…

 

「だが、それでもこの命をかける価値があそこにはあると私は信じている」

 

黒服:何故そこまで…なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?

 

「私は、今を生き必死に足掻いてるあの子達を守りたい…あの場所の日常、あの場所の思い出…そして、あの場所に残された願いを」

 

黒服:理解できません…なぜ…なぜそのようなもので…そこまで…

 

「そして何より…あの子達の苦しみに対して責任を取る大人が誰も居なかった…故に私は…シャーレの先生として…1人の大人としての責務を果す」

 

黒服:何が言いたいのですか…あなたが責任を取るとでも?あなたはあの子達の保護者でもなければ、家族でもありません。あなたは偶然アビドスであの子達と会っただけの他人です。

 

黒服:一体どうして、そんなことをするのですか?なぜ、取る必要のない責任を取ろうとするのですか?

 

「それか、先生として…大人のして、やらなければいけないことだから!」

 

黒服:・・・・・あぁ…そうですか。

 

黒服はデスクへ座り直し

 

黒服:大人とは【責任を負うもの】そう言いたいのですか?

 

黒服:先生……その考えは間違っています。大人とは、望む通りに社会を改造し、法則を決めて、規則を決めて、常識と非常識を決め、平凡と非凡を決める者です。権力によって権力の無い物を、知識によって知識の無い者を、力によって力の無いものを支配する、それが大人です。

 

黒服:自分とは関係のない話、なんてことは言わせません。……あなたはこのキヴォトスの支配者にもなり得ました。この学園都市における、莫大な権力と権限、そして学園都市に存在する神秘。その全てが一時的にとはいえあなたの手の上にありました。しかし…あなたはそれを迷わず手放した…私には理解できません。一体その選択になんの意味があるのですか?真理と秘儀、権力、お金、力、それを捨てるなんていう無意味な選択を、どうして!

 

「なぁ…黒服…私はな?支配してあーだこーだすることなんて1ミリも興味がなかった、それに…私はここで働く先生でもある、力で支配し、権力で支配する、そんなパワハラ教師なんてなってたらそれこそ大人失格だと私は思う…それに…あの子達本人が思う選択を尊重しつつ正しい道へ導き、間違ってたら叩き直す、それが大人の役割では?…」

 

黒服:・・・やはり理解できません………いいでしょう…交渉は決裂です。先生。私はあなたの事が気に入っていましたが仕方ありません。先生…彼女を助けたいですか?

 

「助けたいに決まってるだろ…」

 

黒服:ホシノはアビドス砂漠のPMC基地の中央の実験室にいます

 

「!」

 

黒服:「ミメシス」で観測した神秘の裏側、つまり恐怖。それを生きている生徒へ適応することができるか・・・そんな実験を始めるつもりです…

 

「まさか…」

 

黒服:そう、ホシノを実験体として…そして、ホシノが失敗したらあの狼の神が代わりに、と思っていたのですが・・・ふう…どうやら前提が崩れてしまったようですね。そういうことですので、精々頑張って生徒を助けると良いでしょう

 

不気味な笑みを再び浮かべ

 

黒服:微力ながら幸運を祈ります。

 

「・・・」

 

黒服:秋山先生…ゲマトリアはあなたのことをずっと見ていますよ。

 

「見てるだけならいいが…今度うちの生徒に干渉してろ…タダでは済まさないぞ…」

 

アキヤマは黒服のオフィスを後にし、待たせていた部員達を引き連れ輸送機でアビドス高校へ帰った

 




大変長らく失踪してしまい申し訳ありません、黒服の解像度がどうも上手くあげられず難航していたうちに気が付けばこの始末…とはいえ何とか投稿は続けますので暖かい目でご愛読ください!

【次回予告】
アビドス砂漠中央に位置するPMC基地…そこに囚われたホシノを救うべくして一斉攻撃を開始するシャーレ、果たしてアビドスの命運やいかに
次回:砂漠のホルス作戦

アキヤマ先生に着せたい水着

  • スク水
  • 競泳水着
  • ビキニ
  • ビキニ+パレオ
  • セパレート
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