魔法少女リリカルなのは Goddess Was Fallen   作:ルル・ヨザミ

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あと少しで第一章が終わりますわ(二章以降もあるのか)
あと今回の時間軸は書いていないですが夜8時以降の話です。


第14話 前夜

夕方、フェイトとはやてが学校から帰ってくるとエイミィがドタドタと足音をたてながら走ってきた。

「ど、どうしたの?エイミィ?」

「随分慌てとるなぁ」

エイミィは息を切らしながらタブレット端末を2人に見せた。

「な、なのはちゃんの…今の居場所わかったよ…はぁ…はぁ…」

「おお、エイミィさんお疲れさまやー」

「うん、お疲れ様エイミィ、そしてありがとう」

「あはは、でもまた転移する可能性があるんだけどね…

「え?また転移する可能性があるの?」

「そう、実はなのはちゃんたちこの2日間別の次元世界を転移し続けてたみたいなの」

「ちゅー事は、一日ごとに拠点を変えてたってことなんか?」

「うん、前の拠点を管理局側が見つけたのを向こうにバレたっぽくて、それから各次元世界を転々とね」

「なるほどなぁ…」

「今いる次元世界ってここに近いの?」

「どうしたんや?フェイトちゃん」

「ちょっと気になって…」

「えっとねー、ああ近いね今までの拠点の中でも一番近いよ」

「そっか、もしかしたらなのはたちはそう遠くない時期にこの世界に来るかもね」

「確かに、拠点が段々こちらに近くなってきたのはそのためなのかもね」

「今のうちに準備しないとなぁ」

「ようし、クロノ君にも伝えておかなきゃ、今のフェイトちゃんの予想もね」

「ありがとう、エイミィ」

そして、3人はやっと玄関から移動するのだった。

―NANOHA SIDE―

「ココハ快適ダネー」

なのはは暖かい風を全身に受けながら呟いた。

「ああ、そうだな…」

「いよいよ明日か?第97管理外世界に行くのは」

「ソウダヨ、楽シミ?」

「楽しみっつーか、いよいよなのはが言う最終決戦ってのが始まるんだなって思ってさ」

「最終決戦ッテ、響キ格好イイデショウ?」

「それだけの理由かよ…」

「いいだろヴィータ、我々が口を挟む事ではない」

「わーったよ…ったくシグナムは忠誠心が強いのな」

「そういう風になったのだから当然だろう…?」

「おかしくなっているのにわかっているのに、主人はなのはだって頭や体が言ってくる…そしてはやてには心の底からの殺意しか感じられないしそれに違和感も何も感じない、不思議だな」

「記憶が改ざんされたわけではないのだがな、あの暖かい記憶が全て憎悪の対象にしかならなくなっている」

「ああ…」

と、今の自分たちの状況について話していると、風を受けていたなのはがシグナムたちの方を向いた。

「面白イデショウ?中々体験デキナイヨ、ソンナ感覚」

「「普通なら感じたくないけどな」」

「オオ、息ピッタリ」

―SIDE OUT―

フェイトの部屋で、フェイトとはやては次の戦いに向けての話し合いをしていた。

「なぁ、フェイトちゃん」

「なに、はやて?」

「前の戦いの時になのはちゃん次は一騎打ちでって言うたんよな」

「ああ、うんそうだよ」

するとはやては神妙な面持ちで考え始めた。

「てことは、ヴィータとシグナムは私の方に来るんかな?」

「あっ…確かにその可能性はあるよね…」

「そうなんよ、二対一かぁ…どう戦おう…」

「こっちは一騎打ちだけどなのはがどんな手を使ってくるのかわからないからなぁ…」

《フェ…ちゃ…!……て………!…!フェイ……!》

「!?」

「どうしたんや?フェイトちゃん?」

「い、今何か聞こえたような…」

《………!た……!…!》

「また!だれ!誰なの!」

「お、落ち着くんやフェイトちゃん!何か聞こえるんか?私には何も聞こえないんやけど…」

「はやてには聞こえてないの?じゃあこれは一体…」

「まだ聞こえるんか?」

「ううん、もう聞こえなくなっちゃった」

「そうか…なんやったんやろうなぁ…」

「…私クロノの所に行ってくる!」

「あ、私もいくで!」

また慌ただしい足音がフェイト宅に響いた。




物語はクラマックスに突入!!(多分)
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