地球連合所属属性多め憑依転生者 in 世界平和監視機構コンパス   作:ガンダムおじさん(にわか)

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FINAL-PHASE-3 例え銀の弾丸になれずとも③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 旧EU領都市の東側、境界線近くに布陣されているENLFの砲兵陣地。襲撃の初手において、守備隊の主だった基地への砲撃によって大きな戦果を上げた彼等。

 だがコンパスのキャバルリー隊が現着し戦闘を開始した今、上げた戦果を喜ぶ暇などなかった。

 

 戦術リンクで情報共有することでKm単位での長距離砲撃の精度を保証するレーダー車、それに乗り込んでいる観測手が固唾を飲んでモニターを見つめる。

 そこに映し出された光点の動きを、穴が開くほどに見つめ注意を払っていた。

 

 

 

 レーダー車のモニターにて光点で示された存在──アローズのユークリッドEは側面から既に飛び立ち編隊を組んで飛翔しているアローズ3及びアローズ4──まるで甲羅か円盤を頭から被ったような外見の、フォビドゥンのバックパックを流用した全周囲警戒及び防御を重視した新型ストライカーパック──"キャンサーストライカー"を装備したレクサス達が高精度センサー群で取得した情報を戦術リンクによって共有。

 そうして得られたENLFの砲兵部隊の座標情報を、機体上部へと備えられたヒュドラ多連装大型誘導弾発射筒に装填されたウォンバットへと入力することでロックオンを完了した。

 

 

 

 

 

 『アローズヘッドよりアローズ1から4、攻撃開始までカウント5』

 

 

 

 

 

 

 ユークリッドEの副操縦士がアローズ班員各位へと攻撃のタイミングを告げる。

 それに応え、キャンサーレクサス達がストライカーから伸びるアームで保持された一対の鋼色の盾──"アイアス"複合式シールドを前方に掲げればVPS装甲が起動、ライトブルーの鮮やかな色彩を取り戻す。

 その上でアイアスのほぼ中央部に配されたシュターリズリヒトが煌めく多角形を形成すれば、もはやヘラクレスでさえ簡単には踏み潰せないほどの防御となる。

 そして二機のキャンサーレクサス(二匹のカルキノス)ユークリッドE(ヒュドラ)を守る為の編隊と防御態勢を崩さずに、88mmレールガン"エクツァーン"を前方へと展開して攻撃に備えた。

 

 

 

 

 

 

 

 『5、4、3、2、1……今!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 副操縦士のカウントダウンが終わるとともに、ユークリッドEの上部からウォンバットが撃ち出され地上目掛けて闇夜を疾走する。

 

 

 

 

 

 

 

 『敵ユークリッド、ミサイル発射!』

 

 

 

 

 

 

 

 地上のレーダー車内で警戒していた観測手の声。それを皮切りにほとんど完璧な連携でリニア自走榴弾砲やブルドックを含めたミサイル発射車両、105ダガー達がレーダー車から齎された情報を元にミサイルを迎撃する。

 極めて高い精度の迎撃によってウォンバットの悉くが撃ち落とされ、両者の間に赤と灰の入り混じった爆煙が幕のように大きく広がり双方の視界が塞がれる。

 

 

 それを見越してわざと砲撃しなかったゲルズゲー改造機が、高射砲の如く背負うドッペルホルンの仰角を大きく取り一拍遅れて火を吹いた。

 夜空に大きく広がった赤と灰の幕が、ドッペルホルンとエクツァーンの砲弾によって取り払われる。

 

 ドッペルホルンの砲弾は、ユークリッドEが斜め下方向へと展開していた陽電子リフレクターとキャンサーレクサス達のアイアスによって。

 レーダー車を狙ってローレンツ力によって射出されたエクツァーンは、それを見越して陽電子リフレクターを展開していた背部に105ダガー二機を乗せたゲルズゲーによって。

 双方の初撃は防がれた。そのままアローズ3及びアローズ4とユークリッドE、そして地上のENLF戦力は互いに激しい砲撃戦へともつれ込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『背中のダガーどもは、ゲルズゲーの死角兼近接戦対策ってワケか。コッチの猿真似みたいなもんだな』

 

 『それでも効果はあるんだから、バカには出来ませんて。少なくともただ突っ込むだけじゃ下手すりゃ返り討ちですよ、アレじゃ』

 

 

 

 

 

 

 

 爆煙によって視界が遮られたタイミングでユークリッドEの側面から飛び立ったアローズ1──アクイラレクサスと、アローズ2──トーデスシュレッケン六門と250mm超高インパルス砲"アルムブラスト"二門に加え主翼とスラスターを備えた砲撃戦用の新型ストライカー"サジタリウスストライカー"を装備したレクサスのパイロット達が誘導弾やドッペルホルンによる対空砲火を掻い潜りながら、軽口にも思えるやり取りを交わしていた。

 

 本来ならアローズ1がアローズ各位の援護の下で吶喊し、盾役となるゲルズゲーを苦手とする近接戦に持ち込んで撃破。

 残った戦力を砲撃を中心とした攻撃で仕留める算段であったが、彼らの会話から分かる通り通常のゲルズゲーがその背に二機の105ダガーを乗せていることで待ったがかかる。

 

 

 

 

 

 

 『とはいえ、この程度の対策は想定内。プランBってヤツだ、やれるだろ?』

 

 『面倒ですがね……一発目を外しても、文句言わないでくださいよ?』

 

 『安心しろ、そんなん言わねーよ……オレはなッ!』

 『怖ーい事務方から庇ってくださいって話ですよ中尉……ッ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、それでも狼狽えた様子も見せずに彼らはプランB──シミュレーションでは効果の確認された、とある遠距離兵装による攻撃の準備にかかる。

 アローズ1がビームシールドを展開しながら前に出て壁役を買って出る中、アローズ2がビームカービンを右腰にマウントし腰の後ろの350mmレールバズーカ"ゲイボルグ"を肩へと担ぐ。

 準備が整ったことを悟って、アローズ1は素早くアローズ2の前方──ゲイボルグの射線から飛び退いた。

 アローズ2の肩にて揺るぎなく構えられた砲口がゲルズゲーを捉え、装填された()()()()()()()()()()()()()()()()()()()をローレンツ力によって撃ち出した。

 

 

 

 中央部のシュナイドシュッツを狙い陽電子リフレクターを突き破った砲弾が、抵抗によって軌道が変わり左脚を吹き飛ばしてゲルズゲーの体勢を崩す。

 

 

 

 

 

 『チッ……やっぱりただコーティングしただけの砲弾じゃ狙いブレますってコレェ!』

 

 『オレじゃなくて技術者連中にレポートで叩きつけろよ文句はよぉ!ホラ次撃て次ぃ!』

 

 

 

 

 

 

 口では文句を言いながらも、すぐさま二射目の準備を整えたアローズ2は一射目のデータから照準を修正。アローズ1は体勢が崩れたことで狼狽えたダガー達の様子を見て取って、ドッペルホルン装備のゲルズゲー改造機へと躍り掛からんと吶喊。

 壁役の居なくなったアローズ2の隙を狙ったダガーや戦闘車両群が放つ対空砲火を、前に出たアローズ3がアイアスによって庇った。

 

 

 そのまま対空砲火の空隙をついて上方へと飛び上がったアローズ2の放ったゲイボルグが、今度こそ狙い違わずゲルズゲーのMS部分を撃ち抜いて陽電子リフレクターの緑の煌めきを掻き消した。

 瞬間、肩から伸びたアルムブラストから放たれた二筋の高圧縮状態のプラズマがゲルズゲーをダガー諸共にぶち抜く。

 

 それとほぼ同時。アクイラストライカーのX状に展開された主翼によって齎される空力特性と、レクサス本体が誇る揚力さえ得られれば大気圏内での飛行を可能にするストライクEに比類する推力の合わせ技による機動性で瞬く間に地上へと駆け抜けたアローズ1が、レーバテインによってゲルズゲー改造機を解体。

 

 

 ゲルズゲーの誇る陽電子リフレクターでの硬い防護の無くなったENLFの砲兵陣地が制圧されたのは、ヴァルキリー4──ゼフォーによってゲルズゲーハイペリオンが撃破されたのとほぼ同時刻であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『いやァ、あの局面ならカラミティが前に出た方が良いと思ってェ……』

 

 『前に出るのが早過ぎると言っている!了承を取れ、状況を報告しながら突っ込むんじゃない……ッ』

 

 ──俺は一体、なにを聴かされているんだ…………?

 

 

 

 

 

 

 

 能面のように表情が乏しいながらも、視線を泳がせながらモゴモゴと言い訳を口に出す幼気な容貌であるカラミティのパイロット。

 意志の強そうな、言葉を選ばなければキツい印象を与える目尻の釣り上がった碧眼を鋭く向けながら印象に違わぬ叱責をするアクイラレクサスの妙齢な女性パイロットのやり取り。

 

 どう言うわけか通信をこちらへと繋げたまま始まった叱責に、口を挟むタイミングを掴めずに年若いダガーLのパイロットは困惑したまま聞き続けるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 『戦場に絶対は無いんだぞ。例えカラミティの性能が高く、キミがそれを十全に活かせるとしてもだ。足並みを合わせない独りよがりは、結果が伴おうと決して褒められたものでは無いぞ?』

 

 『すみません、どうしてもヤマト隊の時の感覚が抜けなくってェ……』

 

 『よそ(ヤマト隊)よそ(ヤマト隊)うち(ヴァルキリーズ)うち(ヴァルキリーズ)だ!!』

 『プフッ……!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゼフォーは思わず吹き出した。軍の上官が部下に行う叱責の最中に飛び出すようなものでない言い回しが飛び出してきたのもあるが、それだけではなく。

 彼の持ち合わせる特異な能力故に、語気が強いハンナの言葉の裏に強く知覚する心配の感情とのギャップを感じたが故だ。

 尤も、叱責を受けている身で吹き出したのはあまり褒められたものではないが。

 

 

 

 

 

 

 『何が可笑しい!ゼフォー特務中尉!!』

 

 『大尉殿、周辺の……ありゃ、こいつは失敬。お子様への説教の最中でしたか』

 

 

 

 

 

 

 

 当然の如くハンナにそれを咎められるが、割り込んできた通信が水を差す。

 それはカラミティとアクイラレクサスの近くへと着地したヴァルキリー2──キャンサーレクサスを駆るライノ・グッドマン中尉からのものだった。

 

 

 

 

 

 

 『くだらない冗談はよせ、ライノ。こんな大きな子どもを持った覚えは、私にはない』

 

 『そんな、ママ……ッ!』

 『アハハハハ!』

 

 『キミも悪ノリするんじゃない!ライノ、笑ってないで要件を言え!』

 

 『ハッ!周辺のENLF戦力の掃討を確認。ポイントアルファ、制圧完了であります大尉殿!』

 

 「…………ハァ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まるでスイッチを押したかのように真面目な態度に切り替わったライノに、ハンナは思わず息を吐いた。

 そしてライノ同様に意識を切り替えた彼女は、守備隊各位へと通信を繋げて口を開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『こちらコンパス所属、ハンナ・バーベラ大尉だ。アナタ方はこれより後方の……今、戦術リンクを通して共有したポイントベータ。ここより3km西側の地点にて各地の守備隊と合流。部隊の再編後、残された市民の避難誘導を願いたい』

 

 『ちょっ、ちょっと待ってくれ!ここには動かすのも厳しいぐらいの重症者を含めた負傷者が大勢いるんだ!俺たちだけ下がるなんて──』

 『オイっ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハンナの指示に年若いパイロットが思わず口を挟み、守備隊の隊長が怒鳴りつける。

 ハンナが視線を巡らせれば、ゼフォーもライノも小さく笑みを浮かべていた。

 恐らくは、ハンナ自身と同じく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『大丈夫だ、心配ないよ。ほら、見れば分かるさ』

 

 『えっ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つい先程まで聞こえていた叱責の際とはまるで違う、柔らかいハンナの声色に疑問の声を上げた年若いパイロット。

 そのままモニターの中でハンナが上を指差したのを見て、思わず上を見上げた。

 

 

 

 

 ヴァルキリーズのユークリッドEがヴァルキリー3──キャンサーレクサスのエスコートを受けながら、ゆっくりと降下してくる。

 そのまま着地したユークリッドEの機体後方、備え付けられた大きな立方体──シェルターポッド側面のハッチが開かれて中から担架や救急キットを抱えた、恐らくは軍医や従軍看護師と思われる一団が負傷者の元へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『彼等は我々が責任を持って、安全な場所へと送り届ける。アナタ方は、アナタ方の出来ることを』

 

 『………………はい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それでも思うところのありそうな返事を最後に、ハンナは守備隊との通信を終わらせる。

 そして今度はキャバルリーヘッド──キャバルリー隊指揮官であるダグラスへと通信を繋いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ヴァルキリー1よりキャバルリーヘッド、現状の中間報告と意見具申があります』

 

 『こちらキャバルリーヘッド、少し待て……よし、始めろ!』

 

 『ポイントアルファの制圧が完了、現在避難民の収容作業中……ですがプレ・ブリーフィングでの想定よりも数が多く、ポイントベータへの搬送には複数回かかり、また重症者の様子を見るに速度を出せないかと。可能であれば援護願います』

 

 『どうやらここの守備隊は、なかなかに気合いの入った連中のようだな?ドラグナー1、ドラグナー4!聞こえていたな!?貴様らはこれよりVIPを送迎するヴァルキリーヘッドのエスコートに入れ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本来ならば早々に避難民を後方へと送り届け市街地に散らばるように展開しているENLF戦力の掃討へと移行するはずの予定が崩れたという、分隊指揮官としては喜ばしくないはずの報告を受けたダグラス。

 だがそんな気配は噯にも出さずにすぐさま自身の受け持つドラグナーズの、機動力ゆえに前衛を務める二機へと素早く指示を飛ばす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『分かってるな?守備隊が死に物狂いで守った彼らに傷を増やすような情けない真似を晒してみろ、その無様にふさわしい顔面になるよう俺自ら整形手術を施してやる!向こう一週間は固形物が食えなくなると思え!それがイヤなら、死に物狂いでエスコートを完遂しろ!分かったな!?』

 

 『了解!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 一歩間違えればコンプライアンスに抵触しそうな、ムダに荒っぽい発破を聞きながらもドラグナー1を駆るケンもドラグナー4を駆るマクシムも、間髪入れずに返事を返した。

 言い方は兎も角として、その内容に異存は無いからだ。

 

 

 

 そして、定員一杯の避難民を詰め込んだユークリッドEがポイントベータに向けて発進した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 幾たびもレクサスたちのエスコートの下、ポイントアルファとポイントベータをユークリッドEが往復して全ての避難民の搬送を完了した時。

 東の空が白みはじめ、長い長い闇夜が明けようとしていた。

 

 

 

 ENLFの残存戦力が、這々の体で東側──境界線の向こうへと撤退していく。

 そのうちの一つ、ボロボロの105ダガーが光条に貫かれて爆散する。

 

 それを皮切りにジェットストライカーによって空を駆けるウィンダム達が、地上を進軍する105ダガー達が、地平線の向こうから砲弾を撃ち掛ける砲兵隊が、撤退しているENLFへと容赦のない攻撃を加えていく。

 ユーラシア連邦軍の部隊が、日の昇る東側からようやく到着したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『相変わらずの重役出勤ってヤツっスねェー』

 

 『そう言うなよ。早々に部隊を展開出来るわけじゃないんだからさ、オレらと違って』

 

 

 

 

 

 

 

 殆ど勝敗の帰趨が決したようなタイミングでの到着に、ゼフォーが思わず漏らした皮肉げな言葉をライノが嗜める。

 とはいえあまり真摯な態度とは言えなかったが。

 

 それも当然だろう。最近起こったENLFの旧EU領への侵攻において、その全てでユーラシア連邦軍は同じようなタイミングで──現地の守備隊や都市機能に大打撃を受け、コンパスの部隊によって侵攻勢力の殆ど撃退されたようなタイミングで現着しているからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 ──斯くして、独立の機運が高まった旧EU領の一つはまたしてもユーラシア連邦政府によって派遣された部隊の下、ユーラシア連邦政府の影響力を強く受けながら復興の道を歩むことになりましたとさ。めでたしめでたし……なんてところか?

 

 

 

 

 

 

 

 佐官という、政治的要素に関しても一枚噛むようになる立場であるダグラスは胸中でひとりごつ。

 もちろん、この推測にははっきりとした根拠などない。単純にユーラシア連邦に対して、穿った見方をしているだけでしかない。

 

 年寄り特有の、ネガティブな思考を頭から追い出して視線を巡らせる。MSから降りた守備隊から向けられる視線も、単純な感謝だけでない複雑なものだ。

 そもそも、旧EU領で独立の機運が高まったのはユーラシア連邦政府に対して大西洋連邦が影響力を強めたことに起因するのだから、当然だろう。

 

 経験からそれを感じ取れるダグラスだけでなく、ゼフォーもそれを感じ取っていた。あるいは、ダグラス以上にハッキリと、知覚していた。

 感謝の裏に滲む、鬱屈とした感情。八つ当たりめいた怨嗟、間に合わなかったことへの行き場のない憤り。

 

 

 

 

 

 ……それでも。こちらに手を振る誰かを見て、ゼフォーは思うのだ。

 

 例え一発だけで問題を解決出来る銀の弾丸どころか、単なる鉄砲玉に過ぎないのだとしても。

 地球だけでなく、宇宙においてもファウンデーションに触発されたザフトのクーデター軍のうち投降もせず逃亡した勢力がテロリストと化しミレニアムのシンやルナマリア。アグネスやヒルダたちがその残党の対処に追われて、平和な世界とは到底言えないのだとしても。

 キラやラクス、シンやアスランやカガリの言うように。

 

 

 

 少しずつ、自分の出来ることで。少しでも平和な明日へと自分の足で、歩みたいのだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 この話をもちまして、本作は完結とさせていただきます。ノリと勢いで書き始め、不定期な更新頻度にも関わらずお付き合いいただいた皆様に多大なる感謝をこの場で述べさせていただきます。
 本当にありがとうございました。




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