駄文ですが良ければ呼んでいただければ幸いです。
小説を書くごと自体根っからの初心者なのでお目汚し失礼します。
澄み切った空
冷めきった大地
理想を胸に理論を掲げより大いなる未来の為に足を歩める
皆が皆得意な魔法を保有し扱い行使する
護る為に戦う為に暮らす為にありとあらゆる想いを込めて今日も今日とて魔法を唱える
人を喰らう魔物が大地に蔓延り、人は自衛の為に戦う。
剣を掲げ盾を構え槍を突き刺す。
騎士達は民の為、国の為、王の盾となり剣と成る
剣と魔法の世界『ウェルト』。
この世界では人は皆魔法や剣を使い魔物に対抗する術を持っている。
最上位の存在として最高神も存在しているし最悪の存在として魔神も存在している。
剣と魔法の世界と先ほど記述したが科学も発展している。
然しそれも魔法ありきのモノだが、魔物を使役する力や魔力を持たない人間に対し使用する事で絶大な力を与える事ができる薬物も存在している。
そんな世界に僕たちは生きている。
こんな世界に貴方達人間は生きている。
僕の名前はリグト。
氷の魔法を得意とする魔剣士だ。
魔剣士とは魔法と剣術を掛けあわせ戦いに馳せる者たちの事を言う
普通、魔剣士は
浪漫と品性の欠片もないよあんな荒業。
閑話休題。話がそれてしまいましたね。
僕はウェルト中央都市の冒険者ギルド『木陰の森』所属のフリーランスの冒険者だ。
冒険者とは主な役割は雑用を主軸に活動している言わば万事屋の様な事をしている。
冒険者にはランクという制度を設けており、ランクに応じて受けられるクエストが決まっている。
僕の場合ランクはAAに振り分けられているので受けられるクエストはダンジョンの攻略及び魔物の殲滅活動、都市の防衛だ。
Aランク以下の冒険者はダンジョンに潜る事は厳密には禁止されている。
一部特例で入れる条件として、Aランク以上の冒険者の同伴とギルドマスターからの推薦状のみだ。
ランクについて大雑把に説明しすぎたね。もう少し掘り下げて話をしよう
ランクにはE→D→C→B→A→AA→AAA→S→SSと言った具合に序列が存在している。
最初は各都市に点在しているギルドにて血液検査を行い血液含まれた魔力を元にランクを計測する。
主に見られるステータスは魔力・体力・筋力・俊敏・レベルだ。
各ステータスが高ければ高いほど振り分けられるランクは高くなる。
然しAランクに上がるには戦闘試験、筆記試験が必要になってくるので最高Bランクまでだ。
低いランクの冒険者には魔物との戦闘は推奨されていないが、禁止もされていない。
この世界は魔物を倒さなければ強くなれない世界なので魔物に戦いを挑む際は自己責任になる。
死ねばそれまで。生きれば経験に繋がる。
「長々とどうでも良い話に付き合わせしまってすまないね。何故だか、どうしてもこんな話をしたくなってしまった。酔いが回ってしまったのだろうきっと。ここまで饒舌に話したのは生まれて初めてかもしれない。店主さん、お会計をお願いします。この人の分まで。」
愛刀『フロスティ』を腰に立ち上がり店主に金貨を渡し酒場を後にする。
店主は金貨を受け取り怪訝そうな顔をしフードを被り酔いつぶれ机に突っ伏している人に視線を向ける
「お客さん。もうあのお嬢さん帰っちまったよ?それともう店仕舞いだ起きろ」
──────────────────────────────
蒼く輝く満月が空に昇っている
冷たい空気が頬を撫ぜ、酒に酔い火照る身体を冷ましてくれる。
腰まで伸びる白銀の髪がいい加減鬱陶しくなってきた、そのうち短くしなくては戦闘の邪魔になってしまうであろう。
僕はそんな事を考えながら夜の街を歩き家路に付く。
時刻はまだ十七時ぐらいであろうか真冬の季節はどうしてもどこもかしこも暗くなるが、中央都市『センティグ』誕生祭の屋台の灯が街を照らしてくれている
酒を片手に肩を組み飲み呆ける男達にスイーツを嗜む女性達、皆が皆ありのまま楽しんでいる
「平和だ...」
ここ数百年この中央都市は平和そのものだ。
平和ボケしているといっても過言ではない。
...しかしずっとそれでいてくれれば僕たち冒険者も中央都市の騎士達も喜ぶのだけれども
今東の二つの国は戦争をしている。戦火がこっちに来なければ良いのだが、日々祈るばかりだ。
もう、戦争は懲り懲りだ。
そんな思考の海に身を委ねながら頭を呆けさせていたのも束の間、この町で感じたことのない魔力を僕の感知スキルが探知する。
事の発生源は一介の路地裏の様だ。表の灯が届かず月明りのみが差し込む暗くどことなしか不気味にさえ思える。
「面倒事はなるべく避けたいのですが...」
僕も治安を守る冒険者の一人だ。仕方なしに路地裏に歩みを進める
そこで見かけたのは座り込んでうずくまる角の生えた魔族の少女だった。
道理で見知らぬ魔力のはずだ。僕は魔法で氷の刃を作り警戒する。
「魔族...!『|氷細工・氷の剣《アントルメグラッセ・フロストブレード》』。
何故魔族がこんな所にいる。お前は何者だ」
氷の剣を少女に突きつけ少女に質問を投げ掛ける。
少女は顔を上げ僕に虚ろな瞳を向ける
その顔には痣が付いていたり、血を拭ったような形跡も見える。
見て分かる通り瀕死だが、魔族は魔神が生み出した狡猾無慈悲な化け物である。油断もできない
そう考え警戒を外さなかったのだが、少女はパタリと倒れ込み僕の足元に体を引きずらせ寄ってきた。
「..た...す..けて...くだ....さい...。」
僕は面倒事の気配を感じた。
少女は涙を流し、嗚咽しながら僕に助けを求めている。
立ろぎ思考する。手当し介護したところで万全の状態になった際僕に攻撃しないなんて事はないだろう。
というかそもそも何故魔族が結界の内側に入れているのか疑問が湧いた。
これは僕が責任をもって
で、あるならば話は簡単だ。
まず、騒ぎにならない様に次元収納から服を取り出し頭に付いている角をフードを被せて隠す。
次に怪しく思われないよう少女をおんぶし一目に付かないよう路地裏を経由して街はずれの家に帰宅する
気絶している少女の汚れた服を全て剥がし、湯浴みを手早くすませ傷口をポーションで回復させ埋める。
外傷を粗方直し終えたら傷口が開かぬよう包帯を巻き、余っている僕の服を着せベッドに寝かせ部屋に閉じ込める。
外から部屋に鍵を掛けコーヒーを口にし一息つく。
「...」
何をしているのだろうとふと我に返りこの後どうしようかと途方に暮れる。
そうして一夜が過ぎ去っていった。
如何でしたでしょうか?
誤字脱字報告して頂ければ直します。
とりあえずの短編投稿なので加筆修正や文の書き直しをする場合がございます
ご了承くださいますようお願い申し上げます。