ブライト博士と学園都市   作:架空柿

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 この作品書いてるときってブルアカをミニウィンドウ開きながら書いてるんですけど……汚い言葉を使いますが……すぅごい邪魔……仕方ないんですけどね。もう一つ携帯あったらなぁ


対策委員会編
いざ、過疎地へと


 引き継ぎ業務などを終えたブライトはコーヒーを一杯嗜んでいた。勿論、普通のコーヒーカップで。そんな中アロナが起動し、ブライトに話しかけてきた。

「おはようございます、先生!」

「あぁ……お疲れ」

「……お疲れの中申し訳ございません……他の生徒達から助けを求める手紙が届いています」

 ブライトは右手を両目に当て、小さく溜め息を吐いた。

「……どこも一緒か……どんな感じ?」

「『ブロックを踏んだから助けて欲しい』や『お小遣いの賃上げを』等が多いのですが……一つだけ不穏な手紙がありまして……」

 ブライトは救急車呼び出し理由に似た気配を感じたが、その不穏な手紙とやらに深い興味を示したようだった。

「纏めて読んで」

「はい。『過疎地域にある校舎が様々な組織から狙われている。弾薬も切れそうで占拠されそうなので力を貸して欲しい』……とのことです」

「……ふむ、もう少し君なら纏められる気がするが…………過疎地域、つまりはアビドス……だったか。向かおうか」

 ブライトは箱やその他多くの荷物を持って部室を出る。箱を持つ際、アロナが色々と警告を出していたが、ことごとくブライトはそれらを右から左へと流してしまった。

 

「迷った!」

 歩き続けて数日、ブライトはようやく迷子を認めた。歩いても歩いても変わらぬ光景、もはやそれはオブジェクトのように思えてくる。視界は周り、朧気となってきている。そんな中、一つのブレーキの音がブライトの耳に入ってきた。

「……あの…………」

 視界をあげると、そこには自転車に跨がる、銀髪ケモ耳少女がブライトを不思議そうに眺めていた。

「……大丈夫?」

「……水を……水をくれ」

「飲みかけで良いなら……」

 少女はブライトに一つのボトルを手渡す。それを受けとると、すかさずブライトは飲み干してしまった。中身は甘い、エナジードリンクであった。

「くぅ! 生き返る!」

「見た感じ、連邦生徒会から来た大人の人みたいだけど……お疲れ様。学校に用があって来たの?」

「あぁ……君、もしかして生徒?」

 少女は静かに頷いた。そして、それと同時にエナドリの糖分が脳へと行き渡り、欠損していた記憶が修復された。

「あ、君シロコだな? 丁度良かった、学校まで案内して欲しいのだが……」

「う、うん。良いけど……急にどうしたの?」

「いや、脳が復活しただけ」

「……変な人」

 ブライトは立ち上がり、少女シロコの隣を歩く。先程までロードバイクに乗っていたにも関わらず、シロコの方からは鼻をくすぐる良い香りが漂ってきていた。

 

 凡そ二十分で学校には辿り着いた。教室まで案内され、中へと入る。すると教室からシロコの帰還を歓迎する声が上がった。

「おかえり、シロコせんぱ……い?」

 しかし、声は途中で転調した。

「うわっ!? 何っ!? その隣にいるの誰!?」

「ジャック・ブライト。初めまして、セリカ。それにノノミにアヤネも」

 教えた覚えの無い自身の名前を告げられ、その場にいたものはほとんどが恐怖を覚えた。大人の男性、それだけでも生徒にとっては恐怖の対象なり得るのだが。

「お客様がいらっしゃるなんて、とっても久しぶりですね」

「そ、それもそうですね……でも来客の予定ってありましたっけ……」

「私は君達の救助要請を経てここに来たのだが……」

 そう言うと、少女達は驚愕の表情を表に出した。「救助要請」から連想したものがあるらしい。

「……え、ええっ!? まさか!?」

「連邦捜査部『シャーレ』の先生!?」

「わあ☆支援要請が受理されたのですね! 良かったですね、アヤネちゃん!」

 先程まで流れていた疑いの雰囲気が、一気に明るくなったのを感じ、ブライトは少し心の荷を下ろした。

 しかし、ブライトはあることに気がついた。ここにいるはずのもう一人の生徒が居ないことに。

「ええと……ホシノは何処に?」

「委員長なら隣の部屋かと……恐らくは昼寝中……」

 瞬間、銃声の大声が教室に響き渡った。窓から外を見れば、ヘルメットを被った変な奴らが多数。

「わわっ!? 武装集団が学校に接近しています!」

「好きにして良いやつ?」

「え、あ、はい」

「へえ、言ったね?」

 ブライトは対象の人数を確認した。

 時に、キヴォトスに住まう、特にヘイローを持つ人々は耐久力が高いことで有名だ。それはもう、銃火器が軽傷になる程には。つまり、死の恐怖をあまり知らぬものが多いとも読み取れる。そこでブライトは思った。

「『アベル』」

 襲撃をするなら、自らが殺される覚悟をしなければならぬと教えようと。

 突然ヘルメット集団の目の前に巨大な石の棺が現れたかと思えば、それは開いた。瞬間、剣の斬撃がヘルメット集団を襲い、棺の中からは「最強」の名を冠した存在が出てきた。その存在は目につく全てのヘルメットに攻撃、気絶させてゆき、あっという間に集団は戦闘不能へと陥った。襲われたものは皆一様に、膝から崩れ落ち、失禁した者さえいた。

「『収容 アベル』」

 その声と共に、棺と最強は装置へと戻っていった。

「いやぁ……容赦ないねぇ」

 ブライトが振り返ると、そこにはピンク色の長髪をした生徒が立っていた。

「君達を守るためさ。それに、弾薬も渡し損ねていたしね」

 ブライトは持っていた鞄の中から弾薬やその他武器、回復薬や包帯などを取り出し、置いた。

「ありがとうございます……少し遅れましたけど、改めて挨拶します。先生。私達はアビドス対策委員会です。私は委員会で書記とオペレーターを担当している一年のアヤネ……こちらは同じく一年のセリカ」

「どうも」

「二年のノノミ先輩とシロコ先輩」

「よろしくお願いします、先生~」

「さっき道端で最初に会ったのが、私」

「その折は本当にありがとうございます」

 ブライトはシロコに向かって土下座をした。シロコは何処か申し訳なさそうな表情を浮かべてブライトを見つめる。

「そしてこちらが委員長の……三年のホシノ先輩です。」

「いやぁ……よろしく、先生~」

 ホシノがブライトと目線が合う。そしてブライトはその目に少し違和感を感じた。しかし、その違和感の正体は分からずに目線が逸れてしまった。

「ご覧の通り、我が校は現在危機に晒されています……そのため『シャーレ』に支援を要請し、先生がいらしてくれたことで、その危機を乗り越えることができました」

「まぁ結構残酷だったけどね~」

「まあ、あれは緊急時のやつだよ。普段はあんなことしない」

 ブライトは先程のアベルの戦いを思い出した。あれはまさに蹂躙であった。あまりあってはならない事。ブライトは自身で行った行為に少し反省をした。

「ところで、対策委員会……については知ってる……」

「知っているんですか。話が早くて助かります」

「勉強したからね……じゃ、現状でも聞こうかな」

「砂漠化が進み、学園都市の住民がほとんどいなくなってカタカタヘルメット団みたいな三流のチンピラに学校を襲われてる始末なの」

「守り切るの厳しくない?」

「その通りです」

 ブライトは頭を抱えて悩む。予想よりも深刻な問題に、昼食に選ぶ定食を選ぶ時位に悩む。

「それにしても、中々良いタイミングで現れてくれたよ、先生」

「うんうん! もうヘルメット団なんてへっちゃらですね」

「油断しない方が良いとは思うがね。それに、次は君達の力を見たい。勿論支援はする」

「……分かった。任せて」

 シロコの肯定に続いて、どんどんと他の委員達も賛同していく。先生に任せきりは流石に申し訳ない、それに自己防衛ができなくなるからだ。

「まあ、ヘルメット団以外にも問題はあるんだ。というわけで、ちょっと計画を練ってみたんだ~」

 自慢げにホシノは語る。それに周囲は驚きの声や反応を挙げており、普段のホシノの様子が分かるような気がした。

「……で、どんな計画?」

「ヘルメット団は数日もすればまた攻撃してくるはず。ここんとこずっとそういうサイクルが続いてるからね~」

「つまりこっちから仕掛けると?」

「そういうこと~」

「……はは! 面白い! 私達のところでも今度やってみようかな!」

 突然の大声に一同は驚いた声を上げた。

「じゃあやるなら今か?」

「そう。今なら先生もいるし、何より私達の力も見せれる」

「成る程。それは良い。で、基地の距離は?」

「ここから三十キロメートル」

「遠いねぇ……ま、観光がてら行きましょうかね」

「よっしゃ、先生のお墨付きももらったことだし、この勢いでいっちょやっちゃいますかー」




 ちょい中途半端ですがここまで。まぁ、ブライトは先読み力が強くあって欲しい。アベルも最強であって欲しい
作者メモ:1-3戦闘前

登場SCP
Kain Pathos Crow, DrClef作
SCP-076 - "アベル"
2008
http://scp-jp.wikidot.com/scp-076
CC BY-SA 3.0

会話について

  • もう少しブライトの台詞を増やして欲しい
  • このまま
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