ルフィに「やりたいようにやれ」って言われました。
やりたいようにやります。
テンプレその八
・赤犬を打ち負かす能力
・特殊能力付きのゾオン系悪魔の実幻獣種
・権力持ち原作キャラとのコネクション
「まさか
ワポルが造ったと思われる、『ロイヤルドラムクラウン7連散弾ブリキング大砲』とかいう長ったらしい名前のドラム王国最終兵器が城の一番上にあった。
……7連
さて、この『ロイヤルドラムクラウン7連(ry』は、バクバクの実の力で悪魔の実を食べたらどうなるか、という実験での保険として食べた。
悪魔の実の拒絶反応が出る前に、別のモノへ食べさせるために。
準備は整い、いざ実食! とバクバクの能力で悪魔の実を食べればグレイターミナルの時と同様どうやらただ収納するだけのようで。
収納した状態で体内から能力を吸収しようとしたら案の定、悪魔の実の小競り合いが発生。
このままじゃヤバい、と爆裂死する前にこの『ロイヤル(ry』改め7連
道具に宿る能力をどう使っているかだが、まず前提に、バクバクの効果で取り込んだものは『体の一部であり、尚且つ孤立したもの』とされる。
そして体内に取り入れた『悪魔の実が宿った道具』を『バクバクの実の能力で、宿った能力を引き出して使う』というプロセスで道具の能力を使える。……これには自分が道具が纏っているモノ……即ち
ただ、バクバクの実で他の能力を使うという事は逆に言えばバクバクの実の能力者の体内に無ければ使えないということ。
世に出してはいけない悪魔の実を隠し、尚且つ使えるのならこれ以上の方法はない(確信)
「マハハハハ! だが、これで他の悪魔の実の能力も使える事がわかったぞ…!」
世間に出回ったら味的な意味でなくマズい悪魔の実の一つ。
その熱を操る範囲は、絶対零度である-273.15℃から1兆℃。
ただ限界突破して1兆℃以上にも可能ではある……。
……というか熱というものには上限がなく実質無限なわけで。
多分それ以上にすると
「そうとなれば、あの2つの実も……いや、一つだけにしておくか」
トリトリの実幻獣種の『モデル・ガルダ』を体内で新しく作った、金色の硬くそれでいて柔らかい形状記憶合金で出来た鎧に喰わせた。
……絶対に、此奴だけは自分から切り離したら駄目だ。
身体の一部として鎧の制御権が自分にあるが、野に放してしまえば何をするかわかったものじゃない。
鎧を露出させるにしても皮膚という形で体から外れないようにしないと。
だってエネルの遠すぎる親戚であろう――インドラさんの100倍強いし(白目)
雷は効かず不老不死の肉体を持ち、その羽一枚で世界を支えられる神鳥という……もう、ね。
「逆に言えば体から出さない限り私は不死で不老だ! ヤハハハハハ! ……おっと」
そう、逆に考えるんだ。外さなければいいじゃないって考えるんだ。
……つい取り乱して素が出てたな、危ない危ない。
というか呪いの装備じゃないですかヤダー!
Ξ-Ξ-Ξ-Ξ
「――ネフェルタリ・コブラ。久しぶりですな」
「!? ……あ、あぁ。……ドラムの王、ワポル。四年ぶりだな」
一瞬、誰かわからなかった。……ドラムで悪政を働いていた王が人が変わったように善政を敷き始めたと、風のうわさで耳にはしていたが。姿まで変わっていようとは。
姿は恐らく、過去好き放題であったとき戯れに食べた悪魔の実の能力だろう。……だが、何故今になってそのような事を。
加えて、挨拶などロクにしない常識の欠如していたモノだったと認識していたせいか不意を突かれた。
それにしても、纏う雰囲気が違う気がする。……強者か、もしくは覇者かというような……。
「最近、国の発展に力を入れているそうだが、……何かありましたか」
「……恥ずかしながら、少々転んで頭を打ってしまってな」
「は?」
あっけらかんとこの男が言った言葉に口がふさがらない。
「マハハハハ……そのような顔、家臣には見せられませんぞ? ……転んで頭を打ち、その時、私がしていることは間違っているのではないか、とふと思ったのだ」
「……なるほど」
そのような事があるのだろうか。
いや、あるのだろう。
『人が空想できる全ての出来事は、起こりうる現実である。』
とウィリー・ガロンが言ったように、……起こり得てもおかしくはない。
会議を行う部屋へ、私はワポルと共に入る。
――この者を別人ではと思うのは私だけではなかったようだ。
それから行われた会議の話題は革命家ドラゴンなるものが活動している話であったが、それよりもドラム王国が過去のモノになっているという話で占められた。
名はドラム医療大国となり、その名の通り優れた医療を受けられること。
点在して住んでいた国民を王城周辺に集め、家族、共に何処に住み、どのような職業をしているか等を記した戸籍なる物の存在。
そしてなによりも私も含め驚いたのが、「王すら縛られる法」だった。
聞いた一人の王が嘲笑う。
その者も嘗てのドラムの王のように、人を人とも思わない王だった。
そして「どうやらドラムの王は狂乱に走ったようだ」と嗤う声は伝染する。
「嗤う事かッ!」
ドラムの王ワポルが叫ぶ。
私も含め、気圧された。
まるで兵が敬礼をするときのように、背筋が伸びた。
嗤う声は鳴りやんでいた。
「――王もまた、一人間に過ぎない。人が過ちを犯す様に、王もまた過ちを犯す可能性はある」
――私自身がそうだったように。
「だからこそ、私も法に縛られるべきだと考えたのだ。――志していたモノを忘れぬように、忘れてはならない戒めとしてな。先ほど嗤った者達がいるようだが、……その者達に問いたい」
――王とは何だ、国とは何だ。
「王が国か? それとも土地が国か? ……違うだろう。王は人を統率し、畏敬を集める存在だ。王の
――無知と侮る無かれ。
「民たちは見ているぞ。我らの行いを、政治を。……だからこそ己が私利私欲がために権力を振りかざす王は民に煙たがられ、国には革命が起きるのだ。革命家だ、ドラゴンだと危ぶむよりも、まずは自らの行いを見つめ直した方がよろしいのではないか?」
……本当に、この王になにがあったというのか。
私には推し量れない。
「……と、まぁ私はこのように考えている。何か意見があるなら会議の後にでもお聞きしよう」
淡々と語る言葉には覇気があった。
有無を言わせぬ確固たる意志の乗った言葉。
あの哂っていた者も、そのほかの者達も気圧され、圧倒されて何も言えなかった。
私には共感こそすれど異論などない。
……会議が終わり、退室するあの王の背中を私は追いかけた。
>>スーパーノヴァ!
>>ギガフレア! のバカムートじゃないよ!
>>ただし、王様として。コブラと???
核の炎が1兆℃ほどだそうで太陽より熱いらしいです。
そしてガルダ(もしくはガルーダ)は「インドラの矢(核)」を使うだろうインドラさんの100倍強いそうです(白目)
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