天ッ才科学者で格闘家のシンフォギア   作:神戸六甲

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龍兎「天ッ才科学者の創成龍兎は、ある日、突如として“人を自身諸共灰に変えるバケモノ”が現れて騒ぎが起こっていることを聞きつけ、現場へ急行したのだった!!そして龍兎は正義のヒーロー、《仮面ライダービルド》に変身し、バケモノ達を一掃したのだった!!」

朱髪「えっと……バケモノ達が発生している理由が、空中に浮かぶ穴だった為、龍兎はその中へ突入して行った…!そして気づくと、そこは自分の知る世界ではなく……って、これでいいのか?」

龍兎「いいのいいの」

蒼髪「そして創成は“ツヴァイウィング”と言うユニットのライブのチケットがあった為、最初にそこへ向かう事にしたのだった。創成、第一話のあらすじはここまででいいんだな?」

龍兎「終わり終わり。さて、仮面ライダービルドである俺の活躍だらけの第二話をどうぞ!!」


第1章 仮面ライダービルド・無印編
6/π+48Σ[n=1~∞]n/(e^(2πn)-1)=話 戦闘、仮面ライダービルド!!


 

 

 

 

 

 

あの後、近くのレストランで食事を済ませ、200km近い距離をマシンビルダーで走った。中々遠いので、龍兎はラビラビフォームに変身してやろうかと考えていたが、普通に手間が面倒臭いのでやめた。ライブ会場に着くなり、髪の一部をピョコンと跳ねさせ、会場の大きさやデザインなどにとても興味を持っていた。

 

そしてライブが始まった。

 

歌うのは青髪の少女風鳴(かざなり) (つばさ)と朱色の髪の少女天羽(あもう) (かなで)の2人だ。龍兎のいた時代(仮)では聞いた事のない曲だが、2人の歌声は龍兎の心に響き、興奮させていた。ただ龍兎は第六感が疼いており、何か嫌な予感がしていた。

そしてフィナーレへと入ったその時。伝説の始まりとなる扉が開いた。

 

 

「ノイズだぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

観客の1人がそう叫ぶと、人々は一目散に出口に向かって逃げ始める。龍兎はどうしたものかと逃げる人々とは反対側へ目を移す。するとそこには人や鳥のような姿をした異形達……龍兎が前世界で見た異形達がそこにいた。

 

龍兎「コイツら“ノイズ”って言うのか…!!」

 

龍兎はそんな事を呟きながらノイズの方へと走る。

 

龍兎「やるっきゃないな!!」

 

走りながらビルドドライバーを巻き、フルフルラビットボトルとハザードトリガーを取り出し、トリガーのボタンを押す。

 

 

マックスハザードオン!!

 

 

逃げる人々はその場に合わない音に驚いて龍兎の方を見る。龍兎は視線を受けながらもフルボトルを振る。

 

ピョンピョンピョンピョンピョン

 

ラビット

 

リボルインジケーターを兎の面へと変え、ボトルを半分に折り、そのままビルドドライバーへと装填する。

 

ラビット&ラビット

 

ガタガタゴットンズッダンズダンガタガタゴットンズッダンズダン

 

レバーを回すとハザードライドビルダーが展開される。

 

Are you ready?

 

龍兎「準備は出来てる……!変身ッ!!」

 

チーン

 

オーバーフロー

 

紅のスピーディージャンパー

ラビットラビット

ヤベーイ

ハエーイ

 

板に挟まれると黒い姿  ハザードフォームになり、走り出す。そして赤い装甲が腕・脚・胸・頭と装着され、龍兎は仮面ライダービルド ラビットラビットフォームへと変身したのだ。

 

ビルド『ハァァァァ……オリャァァァァ!!!』

 

人々を襲おうとしているノイズに向かって走り、その勢いのまま強烈なパンチを喰らわせた。

 

ビルド『早く逃げろ!!オリャァッ!!』

 

ノイズの攻撃を受け止めて蹴りを繰り出す。思考を止めていた人々はハッとなり素早く逃げていく。しかしその姿は先程とは打って変わって落ち着いて逃げていた。理由は“ビルド”と言う存在が自分達を守ってくれると言う安心感から来ているのだろう。

そんな中ビルドは人々を逃すのに力を尽くしていた。100mを1.2秒と言う速さで走るラビラビフォームの力を存分に使って人々を襲うノイズの殲滅をしていた。

 

ビルド『いくら倒してもキリがない……!!フルボトルバスターさえあれば…!』

 

ラビラビフォームの得意とするフルボトルバスターによる高速斬撃ができない事に苛立ちを隠せないが、後々完成するであろう。しかし今はそんな事を言っている暇はなく、人々を助ける事を優先するのであった。

 

ビルド『チッ、囲まれたか』

 

粗方人々の避難を終えるとノイズの殲滅を再開する。先程よりもかなり少なくなっているのは目に見えて分かるが、それでも脅威となる以外何もない。とにかく今は目の前の敵を倒すことのみ。そう考えたビルドは脳を本格的に戦闘モードへと切り替える。ただしハザードフォームみたいに暴走はしない模様。

 

ビルド『ハァッ!!』

 

素早い動きで一体、また一体、鬼神の如くノイズを殲滅する。そんな時、何処からか歌が聞こえ始めると共に一部のノイズが消えていく。ビルドがその場所を見るとそこには特徴的なボディスーツに少しだけの装甲を装着した2人の戦姫がそこにいた。

 

ビルド『風鳴翼に天羽奏……!?』

 

その2人はまさに先程までステージでライブをしていた筈である。そんな2人が特殊なスーツを着て戦っている事にビルドは驚くしか無かった。

 

ビルド『そんな事気にしてる場合じゃない。早く終わらせるぞ』

 

翼らの加勢もあり、ノイズの殲滅が早くなったのだった。だが、ノイズらはほとんどのノイズを倒したビルドを脅威と見たのか、ノイズが一塊となって巨大な姿へと変化していく。

 

奏「本当かよ……!!」

 

翼「ハッ!!」

 

翼は手に持つ剣を巨大化させ、ノイズを斬り裂く。真っ二つになったノイズはもう一度くっ付き、ビルドへと攻撃を始める。

 

ビルド『狙いは俺か…!』

 

ビルドに向けて放たれた一撃はビルドのパンチに相殺され、風が吹いた。ただ、ビルドの方が強いからか、徐々にビルドが押し始め終いには弾き飛ばすと言う事になった。

 

ビルド『勝利の法則は………』

 

イヤーフェイスモジュールRRを右手の人差し指で伝い、顔の横でパッと手を開く。

 

ビルド『決まった!!』

 

ビルドは巨大化したノイズよりも高く跳び上がり、ボルテックレバーを回す。

 

Ready go!!

 

脚がノイズ目掛けて伸び、その伸びた脚でノイズの顔らしき場所にビンタするように叩きつける。そして体勢が崩れたその時、脚をノイズにロックオンし、勢いよく蹴りを繰り出した。

 

ラビットラビットフィニーシュ!!

 

とてつもない勢いで胸に穴を開けられたノイズは先程の翼の攻撃みたいに復活する事はなく、塵となって消えていった。

 

ビルド『ノイズの反応は……無さそうだな』

 

ググーと体を伸ばすとチャキという音が聞こえ、ビルドは後ろを振り向いた。そこには剣先をビルドに向ける翼と槍を向ける奏の2人がいた。

 

翼「先程の件は助かりました。ですが私達は貴方を拘束しなければなりません」

 

ビルド『ふーん……』

 

奏「まずアンタの名前は?」

 

奏に名前を聞かれると、ビルドはアレをするかと考え、自己紹介する事にした。

 

ビルド『仮面ライダービルド。作る、形成するって意味のビルドだ。以後、お見知りおきを』

 

葛城巧のビルドの自己紹介をそっくりそのままやる。

ただ、ここからが問題だった。

 

ビルド『じゃ、俺は行かせてもらうよ』

 

翼「なっ!」

 

ビルド『敵対とかするつもりはないし、戦うつもりもない。けど1つ言わせてもらう。俺の力は“LOVE&PEACE”の為の力だ。じゃ、Ciao〜』

 

ビルドは手を振って脚に力を込め、その場から退場していった。逃げられた事に翼は歯を食いしばるが、奏は人的被害が無かっただけでも良かったと慰めるのだった。






龍兎「え?無理がある?全部本当の事だ。あんまり気にすんなよな」
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