天ッ才科学者で格闘家のシンフォギア   作:神戸六甲

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龍兎「天ッ才科学者で仮面ライダービルドの創成龍兎は、転移した世界でツヴァイウィングというユニットのライブを観に行くも、なんと突然爆発が起き、そこにはバケモノ……もとい、“ノイズ”がいたのだった!!」

翼「創成は周りの目を気にする事なく仮面ライダービルドへと変身。ノイズを駆逐していくのだった。そんな時、ノイズが1つにまとまり巨大化し、絶体絶命のピンチに……!」

奏「翼が真っ二つにするも、また合体して復活してしまう……そんな時、龍兎がライダーキックを叩き込む事により巨大ノイズは爆散し、事件は一件落着したのだった……」

龍兎「どうよ俺の大・活・躍!!これだからお前達は……」

翼「そ、そんな事はないぞ!!」

龍兎「あ、もしかして太っtムグッ」

奏「それ以上はいけない!!」

龍兎「スンマセン……って事で俺が活躍するかもしれない第三話どうぞ!!」


π²/(2ζ(2))=話 変身ッッッッ!!グレートクローズ!!

 

 

 

 

 

 

 

『先日のライブでの事件による被害はゼロに抑えられており、“仮面ライダービルド”と言う人物がノイズを倒した事について政府は…………』

 

あのライブから数日後。世間では事件での人的被害が無かったことに加え、ノイズを倒した存在、“仮面ライダービルド”の話題で持ちきりだった。変身する際の監視カメラの映像は爆発と共に切れてしまっていた為、ビルドの正体が龍兎だとは判明せず、龍兎は平穏に過ごしていた。

 

そして当の本人、創成龍兎は自身が営むカウンターが5席程の喫茶店で2人の少女  立花(たちばな) (ひびき)小日向(こひなた) 未来(みく)  とコーヒーを飲んでいた。

 

響「やっぱりビルドさんって凄いな〜!こうやってノイズを粉砕!してたもん!」

 

未来「もう響ったら、その話は何回も聞いたよ」

 

龍兎「そうだぞ響。俺だってあの現場にいたんだし、ビルドの凄さは知ってるって」

 

響はビルドの強さをここ最近ずっと話しているのである。まぁそんな話をビルドである龍兎にしている事が驚きなのだが。

そんな事より、ナズェ龍兎と響達が知り合ったのか説明しよう。

 

変身解除してライブ会場を出る→グッタリしている響を見つける→マシンビルダーで病院まで運ぶ→起きるまで看る→響が目を覚ます→響に懐かれる→現在に至る。

 

龍兎「まぁ、ビルドがいなかったら被害が尋常じゃなかっただろうしな。はい、俺特製パンケーキ出来たよ〜。響には増量したパンケーキね」

 

響「うわ〜!ありがとうございます!いただきまーす!」

 

未来「ありがとうございます。いただきます」

 

龍兎特製のフルーツパンケーキを頬張る。響はあまりの美味しさに声を出す事なく顔が満面の笑みで、未来はパンケーキを龍兎の淹れたコーヒーと共に美味しそうに食べていた。

 

響「龍兎さん、凄い美味しいです!」

 

未来「ちゃんとコーヒーに合うように作られてて美味しいです」

 

龍兎「凄いでしょ?最高でしょ?天っ才でしょ!?」

 

響「最高ですぅ!!」

 

髪の一部をピョコンと撥ねさせ、戦兎のようになっていた。

 

チリンチリン

 

龍兎「いらっしゃいま……せ!?」

 

響「へ?むぐっ!!」

 

未来「響!?」

 

龍兎は入ってきたお客を見て目をかっ開き、響はお客を見て食べていたパンケーキを喉に詰まらせ、未来はそんな響の背中をさすっていた。

 

「あちゃ〜……なんかしちゃったか?」

 

その客とは、朱色の髪をポニーテールにし、帽子を被って淡いサングラスをかけた天羽奏その人だった。

 

龍兎「マジかよ……あ、好きな席へどうぞ」

 

奏「あ、ありがとな」

 

奏はとりあえず響達の座る席の隣に座り、メニューを確認するのだった。

 

奏「マスター。この店のオススメメニューは?」

 

龍兎「そうだなぁ……そこの2人が食べている特製パンケーキとオリジナルブレンドのコーヒーだけど?」

 

奏「ならそれで頼む」

 

龍兎「あいよ。少し待ってな」

 

奏からの注文をもらうと、コーヒーとパンケーキの作成に向かうのだった。その際響に水を渡して後で何か作ってやると言っていた。

 

龍兎「ところで何でこの店に?」

 

奏「え?なんか路地裏からパンケーキの匂いがしたから、匂いを辿っていったらここに来たんだ。まさかこんな所に喫茶店があるとは思わなかったよ」

 

龍兎「ある意味響と似てるな………はい、ブレンドコーヒーね」

 

響の食に対する行動と似ているなと感じながらコーヒーを渡すと、パンケーキの制作に取り掛かる。その間響達はと言うと、奏がいると言うこの状況で緊張しない筈もなく、特に響がウズウズしていた。

 

奏「なぁ、大丈夫か?」

 

響「ひゃぁぁいぃぃぃぃぃぃ!!!大丈夫ですぅ!!!」

 

未来「響、大丈夫じゃないと思うよ……」

 

奏に話しかけられるだけで響は飛び上がったり、カタカタカタカタ震えたりしていた。

 

龍兎「響、興奮を抑えられてないぞ。なんならサインでも貰っとけ」

 

響「あっ、じゃ、じゃあサインお願いしますぅ………」

 

響は頭から湯気を出しながら奏にサインを求める。奏は苦笑いしながら響にサイン入りのCDを渡した。そんな物を渡されたら……ねぇ?

 

響「もう家宝にします!!」

 

奏「そこまでしなくたっていいよ。なら連絡先交換しておくか?」

 

響「いいんですか!?やったよ未来!!」

 

未来「よかったね響♪」

 

奏と連絡先を交換できた事に大喜びの響。その場のノリで龍兎も連絡先の交換をするのであった。

 

龍兎「はい、特製フルーツパンケーキ。ごゆっくりお召し上がれ」

 

龍兎は奏にパンケーキ(響には追加で2枚)を渡し、食器を洗うのだった。

 

奏「なんだこのパンケーキ!美味しいしコーヒーにも合うぞ」

 

龍兎「未来にも言われた。まぁコーヒーの苦味を活かせるようにパンケーキを甘めに仕上げている。それに盛り付けるフルーツにもこだわってるから尚更にね」

 

奏「へぇ〜。今度翼も誘おうかな」

 

龍兎「あのこの店を超有名店にしようとしないでくれます?」

 

ひっそりと店をやっていこうと考えていた龍兎は奏の発言に異を唱える。奏は大丈夫、秘密にすると言いながらニッコリしていた。ヒヤヒヤしながら龍兎は自分のコーヒーをゆっくり飲むのだった。

 

 


 

 

龍兎「ふ〜……仕事終わりっと」

 

店の置き看板を店に入れ、“OPEN”から“CLOSE”へと看板を変えると龍兎は店の奥にある大型の冷蔵庫の下段を開いて中へと入る。冷蔵庫の中には階段があり、龍兎はそれを下っていき、下り終えるとそこには広い地下室があった。地下室には広い作業台やホワイトボードなど科学者として必要な物や、ベンチプレスやサンドバッグなどのトレーニング用具などがあった。これこそ龍兎の地下基地で、現在龍兎が生活拠点としている場所である。制作期間は3日である。

 

龍兎「さぁて、フルボトルバスターの製作を再開しましょうかね!」

 

髪をピョコンと跳ねさせてフルボトルバスターの開発を開始する。部品は全て前世界に置いてきてしまっているので、全てこちらの世界で作った物である。

 

………1つ言い忘れていた事がある。龍兎はこの世界が自分の住んでいた世界だとは思っていない。理由としては何個か挙げられる。

 

・“仮面ライダー”と言う存在自体がない

・“ノイズ”と言う存在は龍兎の世界にいなかった

・謎の機関がある

・“聖遺物”と呼ばれる古代のオーバーテクノロジーが存在している

 

事が龍兎の考え出したものである。じゃあ戸籍はどうしたのかと聞かれると、到底表には言えない事をしたのでここで言及する事はないだろう。とにかく、龍兎は自分が生きていけるようにしたので、どうとも言えないのが現状である。

 

龍兎「ここをこうして……って、違う!これだと暴発して自爆する!!」

 

龍兎はどうやらフルボトルバスターの製作に難航しているようだ。まぁ桐生戦兎は天ッッッッッッッッッッ才物理学者で、龍兎は天っ才科学者なので、そこの違いが影響しているのだろう。

 

龍兎「仕方ない。ブレードモードで必殺も放てないけど、せめては使えるようにしておくか」

 

とりあえずフルボトルバスターの製作は『とりあえず使えるようにする』と言う事になった。

 

龍兎「……!」ピキーン

 

フルボトルバスターの開発を推し進めていると、突如脳内にノイズの発生を感知する。龍兎は慌ててビルドフォンとビルドドライバーを持って喫茶店《nascita》を出ていく。

 

フルフルラビットボトルとハザードトリガーを忘れて。

 

 

 

 

 

龍兎「あれか!!」

 

龍兎はマシンビルダーを走らせ、ノイズの発生場所へと到着する。ライブの時程ノイズはいないものの、やはり多いものは多い。物量で押してきている感じがしてくる。

 

龍兎「やるか……!!」

 

ビルドドライバーを巻き、ポケットからフルフルラビットボトルとハザードトリガーを取り出そうとするが………

 

龍兎「……………………ボトルがねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

龍兎は慌ててボトルを探し回る。だが龍兎の服にはフルフルラビットボトルが無く、龍兎は落胆したのだった。

 

龍兎「まぁ………仕方ないか」

 

龍兎はポケットからまた別のフルボトルを取り出した。それは龍兎の持つライオンフルボトルとは違い、金の素体に口を開けたドラゴンの意匠が施されたフルボトル  グレートドラゴンエボルボトルだった。

 

龍兎「来い、クローズドラゴン!!」

 

そう叫ぶとどこからともなく赤茶色のドラゴン型のロボ  グレートクローズドラゴンが飛んできて、掲げていた左手の中に収まる。

龍兎はグレートクローズドラゴンにグレートドラゴンエボルボトルを差し込み、ウェイクアップスターターを押してベルトに装填する。

 

覚醒!!

 

グレートクローズドラゴン!!

 

龍兎「さぁて………」

 

レバーを回し、スナップライドビルダーが形成される。

 

Are you ready?

 

龍兎「っシャッ!!変身ッ!!」

 

ウェイクアップクローズ!!ゲットグレートドラゴンッ!!

イィィィィェェェェイ!!!!

 

スナップライドビルダーが龍兎を挟み、形成されたGCZドラゴライブレイザーが龍兎を包み、龍兎は仮面ライダーグレートクローズへと変身をしたのだった。

 

クローズ『俺の魂が熱くなる……!俺の闘志が燃えたぎる!!!!今の俺は負ける気がしねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』

 

蒼炎を拳に纏わせノイズを殴る。殴ると炎は蒼いドラゴンへと変わり、一直線にノイズを焼き殺す。

 

クローズ『オラァッ!!』

 

一撃一撃、蒼炎がノイズを焼き尽くす。連発すれば蒼炎のドラゴンがノイズを貫き、この世から消し去る。そんな時、巨大ノイズがクローズ目掛けて拳を放つ。

 

クローズ『ウォォォォォォォォォ!!!』

 

拳に力を込め、ノイズに拳を殴りつける。ノイズは拳から体にかけてヒビが割れ、炎が吹き上がって爆散した。

 

クローズ『纏めて消し飛ばす!!』

 

Ready go!!

 

レバーを回し、必殺技を放つ準備に入る。クローズの背後には巨大な蒼炎のドラゴンがおり、ノイズを睨んでいた。

 

グレートドラゴニック……フィニィィィッシュッ!!!!

 

クローズが飛ぶと共にドラゴンが火を吹き、それによってクローズの蹴りの威力を高める。クローズの目の前には連なって存在するノイズがおり、クローズのライダーキックはノイズを貫いた。

 

クローズ『っシャアッ!!』

 

ノイズを倒し尽くすと、拳を掌に打ちつけて雄叫びをあげる。

 

クローズ『さて、あの2人が来る前に………』

 

???「どの2人だって?」

 

クローズ『げっ……』

 

そこから立ち去ろうとすると、何処かで聞いた事のあるような声がクローズを止める。そこにはギアを纏った奏と翼がクローズを槍と剣を向けていた。

 

翼「まさかビルドに仲間がいたとは思いもしなかったわ」

 

クローズ(これもしかして別人だと思われてる…?)

 

翼の発言が龍兎の変身するビルドとクローズが別人だと思われている事に疑問を抱き、少し反論する。

 

クローズ『おんなじだ。この姿の時は仮面ライダークローズだ』

 

翼・奏「「え?」」

 

クローズ『やっぱりかよ……』

 

考える事が見事に的中した事にクローズは少しため息を吐く。

 

奏「とりあえず、アタシ達と来てくれるか?」

 

翼「勿論、あなたの正体を教えてもらう為にその姿を解除してからね」

 

クローズ『そうだな……』

 

クローズは少し考える動作をする。だが、考える事はとうの昔に導き出しており、クローズは逃げる体勢へと入る。

 

クローズ『残念だがそれは無理だな。Ciao』

 

翼「あっ、待て!!」

 

クローズは壁を伝ってビルの上へと登り、そそくさと逃げてゆく。残った翼達はノイズの後片付けを自身らの所属する機関に任せて帰るのだった。






龍兎「主、戦闘描写下手だよな?」

ピンポンピンポンピンポーン
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