龍兎「天ッ才科学者である創成龍兎はnascitaで響と未来に流星を見る約束をしていたが、その日の夜にノイズが現れ、龍兎はビルドとして戦闘を始めるのだったが……」
奏「ビルドが戦っている場所にやって来たのはノイズとの戦闘を優先した響。ビルドは逃げた一体だけのノイズを響響に任せ、地下にいるノイズを殲滅し始める」
翼「そしてその場にいるノイズを殲滅したビルドは大規模な戦闘が行われている地上へと向かうのだった……」
響「それにしても、龍兎さんって一体何やってたんですか?」
龍兎「えっと、空手に柔道に合気道、剣道も少しだけやってたな。科学者なのは単純に頭を良くしておきたかった成れの果てだからな」
響「へぇ〜。あ、第8話をどうぞ!」
龍兎「それ俺のセリフ〜!」
ビルド『何が……』
困惑しながらも翼達を見る。翼達のギアはかなりボロボロになっており、フラフラしていた。
少女「ようやく来たか、仮面ライダー!」
ビルド『そうか、俺を呼び出す為にノイズを……!』
少女「流石仮面ライダー、よく分かったな」
ビルド『見れば分かる。それにしても……』
そう言うと翼達の方へと向かい、2人の前に立つ。
ビルド『ここまでやるなんて、何か理由があるんだろ?』
翼「っ……」
奏「……あ、あぁ……」
翼は俯き、奏は頷く事しかできなかった。奏は何故戦うのか理由を話した。その内容とは、少女が装着している鎧は二課が2年前にライブと言う名目で起動実験を行った完全聖遺物と呼ばれる物で、2人は取り返す為にやけになっていたのだった。
ビルド『なるほどねぇ……科学者としてその鎧に興味はあるけども、それより先に君からだな』
少女「そんな事は分かってるんだよ。だからお前はコイツらと遊んでおきな!」
少女は持っている杖からビームを出したかと思えば、着弾点からは筋骨隆々な感じのノイズが現れる。
ビルド『何なんだ……ハァッ!!』
よく分からないまま攻撃を仕掛ける。そして予想外の出来事が起こった。
ビルド『何っ……!?』
ビルドの拳をノイズが受け止めていたのだった。そしてそのままビルドを振り回して投げ飛ばし、ビルドはボールのように跳ねるのだった。
ビルド『何なんだ、これは……!?』
少女「教えてやるよ。ノイズには多くの種類がいてな、その中でも強力な奴をお前にプレゼントしてやったんだ」
ビルド『んだと……って、がぁっ!!』
少女を睨み、攻撃を仕掛けようとすると筋肉ノイズに体当たりされてしまい、木を数本巻き込んで吹っ飛んでいく。
ビルド『とっととやらねぇと、こっちがやられてしまう……!』
ビルドは立ち上がり、ノイズと戦闘を始める。
翼「私達は……!」
奏「あぁ……!」
少女「おっと、お前らはコイツらだ!」
翼達は少女と戦闘を始めようとするも、雑魚ノイズを召喚されてしまい、阻害されてしまう。
ビルド『ハッ!』
響「ビルドさん……」
腕や脚を伸ばしてノイズに攻撃を喰らわせていくも、筋肉ノイズの防御力が強い為か攻撃が通用している感じがしないのである。そして響は今まで見てきたビルドとは違う、追い込まれている姿を見て自分が力になれる事ができればと思うのだった。
ビルド『がっ……!』
そしてビルドは急所に攻撃をもろに喰らい、倒れてしまう。
響「ビルドさん……大丈夫ですか!?」
ビルド『大丈夫だ……!』
ビルド(試作段階だが……アレ、使うか……!)
響はビルドに駆け寄り、ビルドを起こす。ビルドは響の手を借りて立ち上がり、フルフルラビットボトルを取り外しながらノイズと少女の方へと顔を向ける。
ビルド『それにしても中々、効いたよ……!』
少女「ん?何をするつもりなんだよ」
ビルド『見れば分かるさ』
ピョンピョンピョンピョンピョンガァォガァォガァォガァォガァォ
そしてフルボトルを10回振ると、ウサギの跳ぶ音とは違う“ドラゴンが火を吹くような音”が発せられる。
ビルド『これが俺の……』
ドラゴン
リボルインジケーターを龍の面に向け、ビルドドライバーへと装填する。
ビルド『結晶だ……!!』
ドラゴン&ドラゴン
ガタガタゴットンズッダンズダンガタガタゴットンズッダンズダン
Are you ready?
ビルド『ビルドアップ』
チン
ハザードライドビルダーがビルドを挟み込むと、ハザードキードラゴンフォームを形成。そして何処からともなく現れたグレートクローズドラゴンが蒼炎の炎を吹くと、炎がドラゴン型ユニットを成形する。
オーバーフロー
蒼炎のブルーファイター
ドラゴンドラゴン
ヤベーイ
アツーイ
ドラゴン型ユニットが分割され、腕、脚、そして頭に装甲が装着される。その姿は蒼を素体に、腰にはローブを装着し、所々に銀色となっているクローズそのものだった。
ビルド『仮面ライダービルド、ドラゴンドラゴンフォーム。俺が創った、ビルドだ!!』
少女「姿が変わっただけじゃねぇか……!行け!」
少女がノイズに命令を出すと、ノイズは一気にビルドへと距離を詰め、攻撃を仕掛ける。が。
ドゴッッッッ
少女「なっ……!」
少女が見たのは、先程と打って変わってビルドが筋肉ノイズを打ちのめした光景だった。
ビルド『俺の魂が……!』
ドガァッ
ノイズに上段回し踵蹴り。
ビルド『俺の心が……!!』
ドゴガガッッッ
飛んだノイズに連続パンチ。
ビルド『熱くなる……っ!!!』
ノイズは地面に伏す。この光景は正に先程のビルドの状態と同じだった。そしてボルテックレバーを回し、必殺を放つ……
ガタガタゴットンズッダンズダンガタガタゴットンズッダンズダン
ビルド『俺の闘志が……』
『燃えたぎる!!!』
蒼炎のドラゴンがビルドを噛みつき、ビルドは蒼炎を纏う。
Ready go!!
ハザードドラゴニックフィニッシュ!!!
ビルド『オリャァァァァァ!!!!』
まずは蒼炎の拳でノイズを上空へと打ち上げる。
ビルド『ドリャァァァァァァ!!!!』
そして打ち上げられたノイズを上向きにボレーキックで一閃。ノイズは爆散し、ビルドは膝をつけて着地したのだった。
ビルド『……シャアッ!!』
翼「す、ごい……あのノイズを、意図も容易く……」
奏「あ、あぁ。アタシ達じゃあ、どうにもできなかった……それにまた助けられちまった」
ビルドが雄叫びをあげている間、翼達は先程の戦闘の余韻が残っており、動く事ができなかった。そんな時。
少女「……何だよ、もう帰れって言うのか!?分かったよ……それじゃあここでお終いだ!」
ビルド『何だと……!逃すか!』
翼「待て!!」
少女「お前らの相手はコイツらだ!」
ビルドと翼が少女を追いかけるものの、杖によって大量のノイズが召喚されてしまい、そのまま見失ってしまうのだった……
ビルド『クソッ……』
ラビラビフォームへと変わったビルドは少女の逃げた方を向いて歯を食いしばる。そして3人と協力しながらノイズを倒し、翼はビルドに話しかけた。
翼「……ビルド、今回は助かった。礼を言わせてもらう」
ビルド『……ふっ、そうか。礼なんかいらない、俺は俺のやる事をしただけだ』
翼「そうか……」
ビルド『と言う事で、Ciao』
手を振り、高く跳んでその場から去って行ったのだった。
そして少し遅れて龍兎は未来と流星を見たのだった……未来の愚痴を聞きながら……
仮面ライダービルド ドラゴンドラゴンフォーム
スペック
パンチ力:51.2t
キック力:50.3t
必殺技:ハザードドラゴニックフィニッシュ
見た目:クローズビルドのクローズ側