拙作はアプリゲームNIKKE 勝利の女神の二次創作です。
初投稿となる妄想垂れ流しになります。
ニケの世界観によくあるSF設定を捏造して出来たものになるのでご容赦ください。
また作者はニケをまだ15章辺りまでしか進めていません。
作品内に出てくるレポートのようなものをイメージしました。


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◯◯○年△月◻︎日 とある投稿

我々アークの救いの女神であるニケについて話そう。

これは書いた私自身そしてこれを読んでしまった皆の安全を保証するものではない事をここに記し、ここから先を読む事に対し判断はあなたに委ねる。

しかし1人の人間として知るべく真実としてこれを書き残す事は決して無意味ではないと確信している。

全ての人類に啓かれた未来がある事を願う。

 

 

続けよう

私たちアーク市民、及びその他アウターリム地域の人間は知らない者はいないだろうニケとは、人間の脳をそのまま用いて、それ以外の身体を機械に置き換え地上における絶対的脅威ラプチャーに対し対抗できるように調整された兵器(人間)である。これは周知の事実である。

 

ニケを製造する為には少女の脳が不可欠である。

また少女の中に加工された後、加工前の記憶を保持することは極めて稀である。

そして加工後は人類では使用が難しい兵器を事もなく使用できる強靭な身体を用いて戦闘を行うことが可能となる。

故に人類の希望、女性であることから由来し女神、ニケと命名されている。

 

ここで疑問を抱いた者はいるのではないか。

なぜ男性のニケ(男性神になぞりゼウスやアレスか?)はいないのか。

 

それを語るのには第一次ラプチャー戦役をさらに遡る必要がある。

そもそもラプチャーが現れて人類の存亡が脅かされ、突然ニケの技術が開発されたのか、否である。

ラプチャーが襲来するまで人類は地球において最も強い存在であった。

その時点で人類は栄華を極め、そして地上を支配しきり、争いで死ぬものより、過食による病死が極めて多くなっていた。

人類の障害に足り得るのは残すところ自身の寿命ばかりとなっていたのだ。

そんな中一つの計画が持ち上がった。

プロジェクトホモ・デウス

これはホモ・サピエンスである人類が次なる進化の形を目指す一部の富裕層のみが知る計画だった。

詰まるところ死の克服である。

 

人間は、脳が停止したら、

心臓が止まったら、

さらに言えば魂と言えるものが抜け落ちたら、

それで死ぬと人々は言うだろう。

それは違う、脳、心臓の停止も届けるべき酸素や栄養素が不足し止まっただけに過ぎず、そもそも魂なんて質量の無いものは論外である。

これまでも内臓の機能が低下して不調をきたしたのなら、新しい内臓を移植する。心臓も然り、そもそも不調をきたす生体部品はメンテナンスしやすい形にしてしまえば、生命活動において死ぬことは無くなる。

事故死等で原型を留めないようなことにならなければ、不死ではなくとも非死の存在となれる。つまり、かつての神々のような存在になれるのだ。

プロジェクト内容は詰まるところ、コミックの表現を引用するならサイボーグとなる計画だった。

しかしこれは殊の外うまくいかなかった。

なぜなら一つ目に当時の社会の道徳、倫理観が計画に実行にブレーキを掛けた事。

これは権力者同士の妨害も含まれる。(権力者が不滅となってしまったら後続の者達は永遠に上に立つことが出来ないからだ。

 

そして、第二に四肢のサイボーグ化ならまだしも、それ以外の機械化を施した時、精神において異常をきたしてしまったからだ。

実験的に進めていくにあたり自身の機能が整体部品でなくなった途端次第に被験者は精神が衰弱したり、人格が変わってしまうなんて事が起きてしまったからである。

これは人体の違和感と精神のズレにより日常的にストレスを覚えてしまっているからだとし、精神的に強い人であれば起きないと考えられた。

しかし実験は成功とは言えないまま計画は日の目を迎えることなく時間ばかりがすぎていった。

のちに成長し切った精神では、機械化なら対するギャップに耐えきれない事がわかった。

つまり皮肉な事に実験の出資者、世の成功者たちでは自我を持ったまま神とはなれない事が判明したのである。

 

この停滞した計画に転機が訪れる。

人類の脅威ラプチャーの出現である。

これまでの価値観により、踏み切れなかった倫理的に問題のある実験も人類の存亡に比べれば些事であった。

人類が敗戦を続ける裏側であらゆる人種、年齢、性別で行われ、

一つの結論を導いた。

成長期を終えていない女性であること。

加えて、段階的ではなく脳以外を全て機械化すること。

 

そうする事でラプチャーに対抗できる兵士としての水準が満たされた機械化人間が製造出来る事となる。

男性に出来ない原因として生まれ持った精神構造が異なるのだろう。

もともと身体的に変化が著しい女性的身体は全てを機械化と言う変化にも体が受け入れられたという事だろう。

男性は生涯自身の肉体内外において大きな変化はなく成長するものである。故に異物を受け入れ難いものだった。

また精神が脆く感情的にになりやすいと考えられていた女性は、その実とても身体の変化にはニュートラルに現実を受け止められる精神構造をしているという事がわかった。

もちろん必ずしも全ての者が機械化に適応出来るわけではなかった。

むしろ適応しきれない者が殆どである。

適応しきれなかった物は自我を失い機械的に応対するようになってしまう為、量産型として識別番号での管理することとなる。

対して強く自我を保てる者たちは各々特筆すべき能力をそれぞれ持っていることがわかった。

その者たちは固有名称ありネームドとなり特設部隊をそれぞれ結成している。

一番有名なのは勿論皆の知っている勝利の女神の代名詞である

ゴッテス部隊である。

今なおその名をアーク全体で知られている彼女たちはどこにいるのか。

彼女達はラプチャー戦役の後どうしているのか、その実我々には何も知らされていない。

全滅しているならそのように公表すれば良い、

していないならどこに行ったのか、なぜアークに居ないのか。

それを考える必要があるがここでは割愛する。

 

閑話休題

 

さてここまで滔々と語ってきたが、私たちの勝利の女神ニケは

人間の脳を持ったサイボーグである。

その体は人類では敵わないラプチャーを殲滅でき、脳さえ無事なら死ぬことはない非死の神々である。

 

しかしなぞられている神話の神のように人格を持っている。

自我があるものもいる、そして、一度失ってもニケとして新たに自我を育んでいるものもいる。

その事に私たちは目を逸らしている。

 

その理由は明白である。

地球の強者であると勘違いした今を生きる旧人類が弱者であると思っていた新人類たるニケに太刀打ち出来ない事実に恐怖しているからだ。

故に未熟な精神を逆手に取り、言うことを聞くように厳重に管理するようになった。

何も知らない内に細工をし、逆らえない様にしたのだ。

強く危険な生き物に首輪をする。それは当然だと主張する者たちに問う。

旧人類たる我々を生かしているのはニケである。

あなたの感受しているその平和は無数の少女の命、肉体の山の上に築かれている事を忘れてはならない。

また、前史の人類が夢見た非死となった新人類の先駆けである。

このことが皮肉な事に今の私達との軋轢を生んでしまっている。

 

新人類となれるのはごく一部のうら若き少女のみであり、

その新生な神々に見放されては機械化という転生が叶わない旧人類達は絶滅するしかないのだ。

 

ニケを兵器と呼び、人権はあってない様なものとし、旧人類達にはニケへの差別意識と選民思想を、ニケには脳へニンフという制御プログラムを埋め込み人類への危害を禁ずる束縛と万が一のための記憶の抹消を行う。

そうする事で旧人類の下に神々を従えるているのが今のアークである。

 

 

そして現在は男の機械化の成功例がない。

ないとされている。

 

しかしもし成功してしまったとき。

一つの懸念が間違いなく浮上する。

この今のアークに未来はあるのか、

あったとしてそこに旧人類は存在出来るのか。

今の社会が真っ逆様になる事態となるだろう。

 

最初の男性神が誕生した瞬間

世界はその神の振る賽に委ねられる。

 

これを狂人の妄想と唾棄してもいい、

今更ニケにゴマをする必要もない。

ただ忘れてはならない、知らなくてはならない、考え続けなければならない、我々のしてきた事を。

 

人は、生き物は変わらなかったとき時代に取り残され滅びていく事を。

 

 

アークに栄光あれ。




読んでいただきありがとうございます。
拙作の稚拙な文章に耐え切った皆様に敬意を表します。
たまたま読んだ本にホモデウスと言う単語があり、勝手にニケと関連付けして妄想した作品です。

ニケの小説が増えると嬉しいです。
と言うかニケユーザー増えないかなぁ


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