一度地に墜ちた天馬は、再び翼を広げ、青空を駆ける。 作:桐山たかふみ
これ大丈夫か…?
投稿頻度も設定もガバガバなのに、しかも物語を全部、時系列別に、しかもイベストも含めて全部やる…ってんのか?
今思いましたよ。
書きたい所だけ書けば良かったぁ〜〜って。
でも、ブルアカの世界に放り込まれた星矢が何を思い、何を成して、何を生徒達に残すのか。
それが私が書きたい、そして見たいものなのです。
その後、俺達は七神リンが操縦するヘリに乗って、シャーレの部室に向かっていた。
もちろんヘリの中で何もしないわけでもなく、先程に挨拶が出来なかった3人の少女から挨拶を受ける。
「先生、トリニティ総合学園、自警団所属、守月スズミと言います。これからよろしくお願いします。」
「改めまして…スズミさんと同じくトリニティ総合学園、正義実現委員会所属、羽川ハスミと申します。以後お見知り置きを。」
「ゲヘナ学園、風紀委員会所属の火宮チナツです。先生、これから先、お願いしますね。」
「みんなよろしくな。あと…ここで聞いていいのか分からないんだがその…銃はなんなんだ?」
先程からずっと気になっていた、彼女らが持っている銃。ハンドガンからアサルトライフル、スナイパーライフルにサブマシンガンと、到底その歳の少女が持っていて良いものとは思えない。
なぜそんなものを持っているのだろうか。
疑問に思って聞いてみたのだが…
「えーっと、それはですね…キヴォトスでは銃撃戦が日常茶飯事なので、これを常日頃から携帯しておかないと身が危ないというか…」
早瀬ユウカが解説してくれた。
銃撃戦が日常茶飯事…?何かの聞き間違いかと思って周りを見ても、他の3人を見ても早瀬ユウカの解説は間違っていないとばかりの表情で頷いている。
俺は、もしかしたらとんでもない世界に来てしまったのではないか…そう思いながら、ヘリは目的地へと向かっていった。
ヘリが地上に降り立つ。
ドアの扉が開き、ユウカ達が飛び出していく。
俺も飛び出そうとしたが…そこでの光景に息を呑んでしまった。
銃弾が飛び交い、各地で爆発音が鳴り響く。
鼓膜が破れんばかりの爆音に、思わず耳を塞いでしまう。
なぜ、彼女達はこの場にいて平然としていられるのだろうか。日常茶飯事だとしても、命の危機には違いないはず。
なら、俺が飛び出すのを躊躇しているのはなぜだ?
この命の危機が、慣れないものだからか?
いや違う。命なんて、今まで幾つあっても足りないような使い方をしてきたのは、自分自身だ。
経験も、死にかけたことも、彼女達より遥かに多いはず。
なのになんで縮こまってるんだ。
…ここで縮こまってたら…一輝に笑われちまうな。
アテナの聖闘士として…いや、「先生」として。
俺がみんなを守り、見守っていくんだ。
ここで震えててどうする、そんなの…俺らしくねぇだろ!!
そう思うと、不思議と足が駆け出していた。
「……なんで私達が不良と戦わなきゃいけないの!!」
そうユウカが愚痴を漏らすと、今度はチナツが
「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すには、あの部室の奪還が必要ですから…」
と、答える。
その後方ではハスミがスナイパーのスコープを用いて相手を捕捉しようとしていた、その時だった。
「…?」
横を、何かが横切ったのだ。
もちろん敵ではないのだが、スコープに一瞬しか映らなかった人物には見覚えしかない。
「…っ!先生…!」
マズイ、とハスミは思う。先生は外の世界から来た方であり、私達のようにはいかない。銃弾1つで致命傷になりかねない、命を落とすかもしれない存在。捕まえようにも既に距離が離れてしまっていて、持ち場を離れるわけにもいかない。
「スズミさん!先生を!!」
後ろからハスミさんの声が聞こえてきたので、後ろを振り向くと…こちらに走ってくる先生の姿がすぐ、目に入りました。
これは…ここで抑えなければ、先生が撃ち抜かれてしまうかもしれない。
そう思ったため、一旦愛銃を置いて先生を止める体制に入ります。
先生はただひたすらにこちらに走って来ています。
周りを見渡しながら、速度を落とさずに。
思った以上に速度が出ていて、止めるのは一筋縄ではいかないかもしれません…。
それでも、ここで止めなければ先生の命が危ないのは確かなこと。私は先生の足を止めさせるために、先生の前に…
戦場の中で、彼女達は戦っていた。
銃弾が飛び散るこの戦場で、慣れた手つきで銃を撃ち、口を動かして何かを話し合っている。
そこまで慣れているのか…
その歳でそこまで戦い慣れていることに、言葉に出来ない感情がもやっと、心に影を残す。
支えてやらないと、心の支えがあれば戦いの苦痛もある程度は楽になるだろうと考えて、地を駆って走る。
走っている最中、目の前に何時の間にか生徒が立っていることに気付く。
守月スズミ。その意志の強さを表しているハッキリとした目と、凛とした佇まいが印象に残る彼女が、目の前に立ち塞がるようにして立っている。
流石にぶつかってしまうのはどちらにとっても望ましくないので、一旦スピードを落として横を通り抜けようとする。
が、横を通り抜けようとした瞬間に、服を掴まれて声を掛けられる。
「先生!ここで止まってください!でなければ…先生の命が…!!」
そんな強い言葉を言われてしまえば、足を止める以外に選択肢は無かった。
「…俺を止めたのは…俺の命が危ないからか?」
「そうです、私達キヴォトスの人間にとっては銃弾は身近なもので、大した傷にはならないんですが、先生にとっては一発でも致命傷になりかねないんですから、前には出ないでください。」
そう言われれば、大人しくしている他ない。
第一、俺が居なければシャーレの部室の地下にあるものを起動出来ない上、この都市の運命が掛かっていると言われているので、今までのように突っ込むのはあまりよろしくなかったか。
隣でスズミがアサルトライフルを放つ音を聞きながら、戦場を見渡す。前線はユウカ、そしてチナツ。
中衛にスズミ、そして後ろにハスミが詰めている。
ユウカは愚痴を漏らしているのか、声はあまり聞こえないが顔と口が少し不満気に動いている。
その時だった。
前線を張っていたユウカがいきなり弾丸の雨を受けたのだ。
「…!!」
即死していてもおかしくない量の銃弾。
心の臓が、一瞬止まったような感じがした。
無駄だと分かっていても、手を伸ばす。
が、その直ぐ様後に彼女はスックと立ち上がり、再び戦い始めた。
その光景を見て、言葉を失った。
しかも本人は痛っ!!っと、叫んでいるのが聞こえる。
痛い程度で済ませているのが、この世界の普通なのか。
あの量の銃弾を自分が受けたと考えると、生身の状態であれば普通に重症を追っていただろう。
いや、聖闘士でなくとも普通なら重症どころではなく即死だ。
生きている方がおかしい。
なのに…彼女達は平然と戦っている。
しかも自分が安全な位置にいれるよう、少しずつ前線を押し上げてくれている。
すべて、先生である自分のためにだ。
なにか、出来ることはないか。彼女たちの頑張りに、報いることは。
そう思考している内に、脳内に流星が流れたような、そんなアイデアが浮かんだ。
羽川ハスミがまた1人と、撃ち抜いた時に声がすぐ傍から聞こえた。
その声の主は、自分達が責任を持って送り届けなくてはいけない先生のものだった。
「ハスミ、ちょっといいか?」
その言葉が聞こえたため、一度手を止め先生の方を見る。
「なんでしょう…先生。」
「厄介なやつとかいないか…?」
「厄介…ですか、建物の影に隠れて撃ってくる、あの敵。見えますよね?」
「ああ、見えるな」
「厄介といえば厄介なのですが…こちらが覗いた時には隠れ、目を外した隙にこちらを撃ってくるので対処に困ると言えば困っていますね…」
「…分かった。」
「…分かったとは…何を…?ッ、先生!?」
言葉を言った直後、先生は駆け出していた。
その敵の元に向かって走っていく。
流石にそれは危険すぎる、でも走り出してしまった以上、もうここからでは援護するしか出来ることはない。
「無茶をしますね…先生…!」
ハスミの言っていた通り、撃とうとすると潜み、視線を外すと出てきて撃ってくる。そんな面倒くさい相手には、小細工無しに殴り込みに行った方が良いと自分の中では思っている。
ハスミがスコープを覗いて相手を潜ませてくれる。
これはハスミなりの援護なのだろう。
潜んでいる内に動く、聖闘士として鍛え抜いたスピードを活かして即座に距離を詰めた。もう目と鼻の先にいる。
相手は気付いていないらしく、向こうからは銃弾を込める音が聞こえてくる。
スッと、顔を出した瞬間にこちらも身を乗り出して殴り掛かると、相手の顔が驚愕と困惑に染まる。
「なっ…なぜお前がここにっ………」
そこから彼女が先の言葉を紡ぐことは、無かった。
とりあえず、これで1人。気絶したらしく、ピクリとも動かないので、その場に寝かせて後で運ぼうかと思っていると、
「先生!何やってるんですか!!」
と、ユウカの怒声に近い大きな声が聞こえてくる。
スズミも、チナツもハスミも、他の敵を片付けたのかユウカと共に近寄ってくる。
「先生、何を考えてるんですか…散々言いましたよね!先生は外の人間ですから、私達みたいに行きませんって!」
「今回は上手く行きましたけど、次はどうなるか分からないんですよ!!あんな命知らずな特攻、出来るだけ辞めてください!!」
ユウカとチナツに特にこっ酷く言われ、スズミとハスミも今後は控えて下さいと言わんばかりの目でこちらを見つめてくる。
少し頭を下げて今後はしないよ、と告げると、一応納得したのか、それじゃあ行きましょう!先生!!と言ってくれる。
その言葉に応!!と威勢良く言葉を返して、星矢は4人と共に足を進めていく。
彼にしかできない、特別なことを、成し遂げるために。
大変よ。
もう言っちゃったんだもん。やるしかないよ。
とか言いつつ失踪かましそうな予感がも〜〜うこの時点でプンプンしてるんですがねェェ〜〜ッ!!
1週間空いてるってことがもう既に怪しいよね。
もうほとんど自己満じゃん。何してんのほんとに。
書きたい所だけ書けば良かったとは思ってますよ。
でもね。
書きたい所だけ書いてたら前後の繋がりもないから、なぜこのキャラがこんな想いをして、この人物を憎んで、なぜこんな行動に出たのか?ってのがぐちゃぐちゃになるんですよそんなの嫌でしょ!!
サオリの想いも!!ホシノの想いも!!ミカの想いも!!全部その場の行動、判断だけでこんなキャラだって言われんのやじゃん!!
ほんで星矢の想いも書きたいよねって気持ちもあるから、しっかりやります。一部改変しながら、オリ要素入れながらやります。
あ、次はワカモ回になります。
アロナは…また先の回になりそうかな。
パヴァーヌかエデン、どっちを先に見たい?
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パヴァーヌ編(2章は後で)
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エデン条約(やるならフルで4章まで)
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普通にパヴァーヌ1章→エデン条約フル
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アビドスの後にミニストとか挟んでほしい