一度地に墜ちた天馬は、再び翼を広げ、青空を駆ける。 作:桐山たかふみ
「…孤坂、ワカモ…」
その名を無意識に口にしてしまった。なんでもあの後に彼女のことを調べてみると、あの混乱期に矯正局を脱走した囚人達の中でも七囚人と呼ばれる特に目立った者達がおり、目の前にいる孤坂ワカモ…はその一人に数えられる程の者だったのだ。 確か…災厄の狐と呼ばれていたかな、破壊と略奪、更に扇動を繰り返し行い時のSRT特殊学園のFOX小隊によって捕縛されて矯正局送りになった…と、記事には書いてあった。
その彼女が今、目の前に立っている。でもなんだ?貴方様…?どういうことだろう…でも助けに来てくれたのは間違いない…はず。
「まあ♡私の名前を、知ってくださっておりましたのね…!ああ、このワカモ、貴方様に名前を呼んでもらえるなど…」
一度名前を呼んだ、と言うより口ずさんだだけなのだが、あの有り様。本当に何なんだろうか、彼女は…それもそうだが、とりあえず彼女がここに来た理由を聞いておかねば。
「ワカモ…でいいんだよな?なんであいつらを撃ったんだ?」
「それはもう…貴方様を傷付けようとしたからにございます。」
「…へ?」
待て、それは理由なのか?
そんな言葉が口から出かけたが、グッと飲み込んで、その言葉の意味を考える…考えようがあるか?これ。傷付けようとしたから撃った?それじゃあまるで…
「俺が大切な人…ってことなのか…?」
「はい♡貴方様はこのワカモにとって、何人にも変えられないこの世に一人だけの大〜〜〜切な貴方様にございます♡」
孤坂ワカモは恥ずかしげも無く、至って真面目にその言葉を言い切った。
●
これは流石にバカな俺でも分かる。この孤坂ワカモは、俺のことを…その…好いているんだろうな。理由はよくわからないがそうなんだろう。そう言えば、始めて会った地下でも良く分からないまま走り去っていたな…もしかしたらあの時からなのか…?それはさて置き、とりあえず不良達をどうにかしないとな…って、!?
思考を切り替え、不良達の事後処理をしようとした星矢。だが星矢が思考している間に、ワカモは不良達を何時の間に運んだのか、一纏めにしていた…
「ちょっ、ワカモ!不良達をどうする気で…!」
「それはもちろん、決まっているでしょう?」
不良達の処理について聞けば、己に向けられる声とはまた違った低い怨嗟の交じった声が返ってきた。心なしか狐面が歪んでいるようにも見える。
「貴方様に銃口を向けたこの愚か者共は、ここで私が…!」
「…!」
そこから先は聞かなくても何を言うかが予測できた。
恐らくワカモは不良達を殺す。世界で最も大切な人を傷付けようとした愚か者達にこの世で最も重い罰を与えんとしている。
それはいくらなんでもやりすぎだ、と星矢は思う。どう考えても殺しは行き過ぎ、矯正局送りくらいが丁度な程だろう。大体己が危険に自ら身を投じたのだから責められるべきは自分だ。
「ワカモ!ストーーップ!!」
「…なぜ、お止めになるのでしょう?この者たちには私が然るべき罰を…」
「ワカモがする必要は無いぞ、それに俺がこいつらを鎮める必要も無かったから、俺が自分でやったことだから、俺もある意味悪いんだ。そいつらをワカモが罰するなら俺も一緒に罰してくれ。」
「貴方様…本当によろしいので?」
「ああ、俺が既に軽めの罰は下したし後々追加で下るだろうよ」
「貴方様がそこまで言うのなら、私はこれ以上は申しません。」
良かった、なんとか引き下がってくれた。ヴァルキューレに連絡してこの子達は引き渡すとして…せっかくワカモと、しかも助けてもらったんだから何かお礼がしたいな…そうだ。
「…ワカモ、後でシャーレに来ねぇか?」
「はい、喜んで♡」
一瞬のためらいもなく、ワカモはその申し出を承諾してくれた。
●
その後、連絡を受けたヴァルキューレに不良達を引き渡して、そのままシャーレに帰投する。ワカモには先にシャーレに向かってもらうことにした。
そしてシャーレへの帰り道の最中、不意に持ってきていたカバンの中からシッテムの箱の起動音が聞こえたと思ったら、最近聞き慣れてきた幼い声が響いてきた。
「先生!あれほど毎日アロナがシッテムの箱を手放さないでって言ったこと、忘れてましたよね!!さっきの時もカバンごと放り投げられたせいで、何もアロナがサポート出来なかったじゃないですか!!」
「ごめんよアロナ、つい身軽になるために放り出しちゃったんだ…」
「先生は外の世界の人だからここキヴォトスじゃ危ないんですよって、アロナ、ずーーっと言ってますよね!!アロナのサポートが無いと、先生はキヴォトスで常に落ちたら死ぬ綱渡りをしているような状態なんですよ!!」
「分かってるけどつい…」
「ついじゃありません!これからはシッテムの箱を一時足りとも身から離さないでくださいね!これはアロナとの約束ですよ先生!!」
「わ、わかったよアロナ…俺が悪かった、これからはシッテムの箱を身近に持っておくから。」
「言いましたよ!!絶対ですからね!!先生!!」
アロナの勢いに押されて約束してしまう。
参ったな、この子がこんなに押しが強いなんて。それも俺の命が掛かっているからこそなんだろうが。アロナのサポートはまだ使ったことも、既に発動しているのか知らないが、本人が超高性能と言っているだけあってすごいものなんだろう、多分。
数十分歩いた所で、シャーレのオフィスに着いた。
このオフィスや権限の大きさは、いつか説明されるのだろうか?そんな事を思いながら建物内に入ろうとすると…
「…ワカモ?」
そこにはワカモが立っていた。なぜ中に入っていないのだろうと不思議に思ったが、ワカモがモニターに向かって何か唸っているのを見て、ハッとその訳を察する。
…俺、ワカモにセキュリティのパスワード教えてなかった…
「いや、ほんとすまなかった、これは完全に俺の失態だ。怒ってもらってもなんらおかしくはないと思う。」
冷静にワカモが待った時間を考えると、まず引き渡しで半時間程使って、その後数十分掛けて戻って来たわけだから…一時間程待たせてしまったのか。本当に申し訳無いことをしてしまった。
が、ワカモは特に気にしてない様子で
「いいえ、パスワードを聞かなかったのは私にも…」
と、逆に自分も悪かったと言い始めた。
いや、一時間も待たせたのは申し訳無いと思っているんだが、もしかしてワカモにとっては時間がどうとか…問題はそこじゃないのか…?
とりあえず開けよう。そうしよう、そう思って備え付けの機器にパスワードを打ち込んでセキュリティを解除した。
「ワカモ、とりあえず入ろうか」
「はい、お邪魔させていただきます…」
そうして、星矢とワカモは二人でシャーレに入って行った…
■
二人して執務室に入ったところで、星矢が話を切り出す。
「んじゃ、俺はシャワー浴びてくるわ。ワカモは好きにそこら見といてくれるか?」
「はい、お任せください♡」
そう告げて、星矢はシャワー室に直行する。汚れた衣服を洗濯機に放り込んで、シャワーを全身に浴びる。戦闘によって疲れ、汚れた体が洗い流されていくように感じる。シャワーを浴びながら星矢は自分の身体を見回すとその異変に気付く。
「…身体、こんなボロボロになってたんだな…」
聖闘士として戦っていた頃には気にも留めなかった、身体の傷の数々。身体中に大小様々な傷跡が古傷として刻まれていて、この先決して取れない、死闘の軌跡のようになっていた。
「これは魔鈴さん…これは…」
そうやって、傷跡が誰に付けられたか思い出しながら探っていく。中でもやはり大きな傷跡になっていたのは…
「黄金聖闘士…アルデバランにアイオリアにシャカ、そして…サガ。」
サガの必殺技によって付けられた傷は、肌を薙ぎ払うようにして跡を残しており、その強大さが伺える。まったく青銅聖衣のあの耐久力でよく生き残れたものだと思う。自分が小宇宙を燃やし尽くしていたのもあるのだろうが。
他にもアルデバランの力強い傷跡にアイオリアの光速拳による線のような傷、更にバイアンやバレンタインに付けられた傷跡も見つかった。そして何よりも存在感を放っているのが…
胸の、ハーデスの剣が突き刺さった箇所。今も尚進行している、ハーデスの剣の傷跡。心なしか他の傷跡よりも色濃く、その存在を主張しているように感じる。
「俺はまだハーデスの手の内…ってことか。…クソ」
思わずついてしまった悪態は、無数に湧き上がる湯気によって掻き消されていった。
シャワーを終えて、置いておいた予備の服に着替えていく。
ゴトンッ!!
しまった、着替える最中に備品に手が当たって落としてしまった…早く拾わないと…
「貴方様!?一体今の音はッ!?」
「ワカモ!?」
●
私は貴方様がシャワーを浴びている間、言われた通りにシャーレを巡り終えた所で、結局執務室に戻って来ていました。
「はぁ…貴方様はまだでしょうか」
と、そう呟いた時でした。
シャワー室の方からゴトンと、何か重い物が大きな音を立てて落ちる音が聞こえてきたので、私は反射的にシャワー室に向かって行き、そのまま中に入りました。
そこには、もちろん貴方様が居ました。いつも通りのその姿を見て無事だったと一瞬ホッとした直後、その安堵は直ぐ様吹き飛ぶことになりました。
「貴方様…その傷は…!?」
貴方様の体には、無数の傷跡がありました。しかもどう考えても今付けられたものではなく、古傷。それに全身の至る所に大小問わずの傷が手から足から胴体までの全てにくっきりと刻まれていました。
身体を見られた貴方様は、裸体を見られてしまったことを恥ずることなく、逆に何か隠したかった秘密を見られてしまった、そんな困惑に近い顔をして少しの間、考えた後に何かを決心した様子で私に語りかけてきてくれました。
「ワカモになら話してもいいかもな…」
「私に、なら…?」
「…誰にも話さない、このことは約束出来るか?」
「はい、貴方様との秘密であれば、このワカモ、墓場まで誰にも明かさない覚悟は出来ております。例え如何なる事があろうとも。」
「そこまで言うなら安心出来るな、よし、なら話すぞ?いいか?」
「もちろん、話してください。どうぞ御心がご満足するまで私にお話しくださいませ。」
「…ありがとう、ワカモ。」
貴方様の口から語られることは、どれも今まで知り得なかったことでした。聖闘士と呼ばれる戦士として、前の世界で常に生死の境界で戦っていたこと、命を落とす寸前でよくわからないがこの世界にやってきたということ、そして…
「命に限りがある…?本当なのですか?」
思わず聞き返してしまった。ここから先、そう遠くない未来に自分が死ぬだろうと貴方様は言った。嘘だと一瞬否定したくなったけれど、堪えて話の続きを聞くことに専念する。
「ああ、本当だ。ワカモも見ただろ…?この胸の傷跡。」
「ええ、見ましたとも。他の傷に比べて妙に生々しいと思ったのですがその傷が命に…?」
「関係している。どうやら神の力ってのはやはり凄まじいらしくてな、聖闘士の頃の小宇宙、って力を使えるのが1週間と設定されているらしくて、その1週間分を使いきると…ハーデスの剣が胸に完全に突き刺さって、俺は死ぬ。」
「…なら使わなければ…」
「どうやらそういうわけにもいかないらしい。小宇宙を使わなくても、ほんの少しずつ剣は進んでいくらしい…っても、ほんの僅かだがな。」
「…つまり、どうすることも今は出来ない…と?」
「…まあ、そうだな、今は極力小宇宙を燃やさず、身体を傷つけないようにしているところだ。」
にしては先程まで不良と殴り合っていたような気がするが…恐らくそういう問題を放っておけないのだろうと、ワカモは考えた。それにしてもいつかは会えなくなるとどこかでは分かってはいた、いたのだが、それを告げられるのがこんなに早いなんて。
「ワカモ、分かって欲しいのは…」
「いつ貴方様が居なくなってもおかしく無いから、覚悟を決めておいて欲しい…ということですよね?」
「…そうだ、その通りだ。」
「ならばなぜ…他の面々にも、連邦生徒会にもこの事を伝えていないのでしょうか…?」
それを聞くと、貴方様は困ったような顔をして、返す言葉に悩んでいたのかうーんと頭を傾げた後、こう答えてくれました。
「これを言っちまうと恐らく、いや確定だが今のように自由には動けなくなっちまうだろう、それは俺としても望んじゃいないし、何よりこのキヴォトスの各地で助けを求めてる奴らを助けてやれなくなっちまう。それが一番嫌なんだ。」
「そこまで…そこまでして、キヴォトスの人々を助ける必要は貴方様には無い筈では…」
純粋な疑問。なぜこの方はそこまでして皆を助けようとするのでしょうか、助ければ助けるほど己の身が比喩ではなく、本当に貫かれて苦しくなっていくはずなのに、それでもなぜと。
「それは決まってるからだ…!」
「決まってるだなんて…そのようなことは…!」
「俺は、地上の平和と人々、愛と正義を護るため戦うアテナの聖闘士だからだ…!そして、生徒を教え、導き…守る、先生って肩書きも背負っちまったからな!やれるだけ、手の届く範囲なら生徒でも、誰でも困ってようが苦しんでようがなんだって助ける!例え生命を削ろうとも!それが俺の信念だ!!」
「……!!」
嗚呼、この人は自分の身が燃えようとも、朽ちようとも他の人を思いやり、手を差し伸べられる強い心を持っている。そんな強くて、だけどある意味弱く、脆い理想を掲げた大人。いや、もしかしたら大人ですら無いのかもしれない。皆の心と体、両方救って最期は自分だけ舞台を去る。まるでヒーローのような考えをしているし、それを本当にやり遂げてしまうであろうお方。それではあまりにも、貴方が救われない…誰にも理解されようともせず、多くの苦しみをたった一人で背負って消えて行くなんて…そんなこと、あってはならないはずなのに。
ですが、それは貴方様が決めたこと。私がいくら言ったとしても、止めることは出来ないでしょうし、無理矢理止めた所でそれは御心を傷付けてしまうだけ。なら私に出来ることはただ一つ。
「分かりました…それではこのワカモ、貴方様のために手足となって動きましょう。これからは身も心も、全て貴方様のものでございます。」
貴方様の秘密を、途中ハプニングがあったとはいえ、私めを信頼して話してくださった。その事実だけで、私が動く理由には充分足り得えます。
その言葉を聞いた貴方様は、
「ありがとな、ワカモ!」
そう言って、まるで太陽のような眩しい、一片の曇りもない笑顔を私に向けてくださいました。
●
「ワカモ、はいこれ。俺の緊急連絡用の電話番号と、シッテムの箱にしか感知されない秘密の連絡アドレス。このメモを渡しておくから、何かあったらこれにかけてくれ。」
と言って、ワカモに連絡先を教えておこうと思ったので、出来る限り裏側に近い連絡先を教えておいた。一応ワカモは七囚人の一人なので、表立ってシャーレに通っているとなると何かしらの問題が起こってくるかもしれない。それを考慮して裏連絡先を教えた。
「では私の方からも…これを。」
「…これは?」
ワカモの方からも、連絡先を教えようと、彼女が持っているスマホ…と言うものの画面を見せられる。そこに表示されていたのは…
「…モモトーク?」
モモトークだった。ユウカが前に確認しておいてくださいね!!と、こっぴどく言って来ていた、そのモモトーク。
あれ、これ情報とかどうなんだろう…と思ったその不安は、シッテムの箱の頼れるOSによって無に帰した。
「大丈夫ですよ、先生!このアロナが居る限り、情報漏洩なんてさせませんし、ワカモさんの方も対策がしっかりされているので、普段はこれで連絡を取り合っていいと思います!」
「なるほど…わかった、ありがとうなアロナ。」
「えへへ〜!もっと褒めてもらってもいいんですよ〜!!」
そう言って胸をえっへんと張り、褒めてくれと言わんばかりに待機しているアロナだが、今はワカモがいるので後で、と言っておく。そしてワカモとモモトークの交換をして…
「よし…!これでいいん…だよな?」
「はい♡これで交換出来ました♡ああ、これで何時でも貴方様を…」
「…ちょいちょいちょい、大丈夫だよな?な?」
「もちろんです、私がそんなことをするとでもお思いで?」
「…まあ、ワカモのことは信頼してるし、そんなことないと信じてるけどな。」
「ありがたきお言葉にございます…♡」
そんなやり取りをした後、ワカモはこちらに背を向けて
「では、貴方様、どうか無理を為さらぬように…何かあれば、すぐ私に連絡をお願い致しますね。このワカモ、貴方様が何処にいようがお呼びが掛かれば飛んで行きますので。」
「ああ、頼りにしてるぜ、ワカモ。」
そう告げた後、ワカモは歩きながらシャーレの出口へ向かっていった。どんどんと遠ざかる彼女の後ろ姿は、何処か覚悟のような、強い意志を背負っている様に見えた…
●
「よしよし〜偉かったな〜!アロナ〜!!」
「ふえへへへへ…もっと、も〜〜っと褒めてもいいんですよ〜…」
ワカモが去った後。後でと言った通りにアロナを褒め殺している。頭を撫でたり、褒め言葉をたくさんつぶやいてあげている。
「それにしても先生?先生の秘密、ワカモさんにその…話して良かったんでしょうか…?」
「あそこで隠すことも出来ただろうが、またいつか説明しなくちゃいけなくなっただろうし、何よりワカモなら誰にも言わないって確信があったから。」
「む〜…そこまでワカモさんのことを信頼しているんですね…なら私のことはどれくらい信頼しているんですか!数字で一から百までで!!」
「ん〜と、ワカモが百で…アロナは百二十かな。」
「アロナが百二十…えへ、えへへ…って!もうワカモさんの信頼が百もあるじゃないですか!!理由!理由はあるんですか!」
「理由、ねぇ…なんとなく?」
「なんとなくで済むもんですか!!もういいです!!先生なんか知りません!!」
「あ、アロナ〜!拗ねないでくれよ〜!!」
助けてくれた上、俺の話を真剣に聞いてくれた。そしてその上に協力もしてくれると言ってくれたのだ、これから先はワカモにならなんだって任せられてしまいそうだ。意志の強さ、何より俺に向けられている熱い想い…それに応えれるかは別として、この数時間で、彼女がどのような人であるかが、多少なりとも分かった気がする…ほんとにするだけなのだが。
そしてワカモに語ったこと、あれは嘘偽りのない俺の本心、そして俺の覚悟だ。苦しみ悶えている生徒を、人々を、聖闘士と先生、二つの立場として救う。例え俺の命が燃え尽きようとも、最後までやり遂げて見せる。そう、決めたんだ。
だから、どこかで見ていてくれよ、みんな。
そう心の中で呟く。いつか戻れると、再び会えると信じて。
ふと、星矢は空を見上げた。何か、星座が浮かんでいるような気がして、青く澄み渡った、この空を見上げた。
星矢は、ずっと、ずっと、この青い空を、眺めていた。
見ちゃったねえ!聞いちゃったねぇ!ワカモォ!!
いや〜、結構筆が乗っちゃって7000字も書いちゃいました…
どこかワカモのキャラや言葉遣いがおかしかったら教えて下さい。すぐ治すので。
思いがけず星矢先生の傷だらけの体を見てしまったワカモの感情は想像し難いものでしょうね。表情も狐面で見えないながら青ざめてただろうな〜。
さあ!次こそ遂にアビドス対策委員会編に行きます!!
対策委員会の皆との出会い、そしてなんか黒くてわからんやつとの遭遇!そして結局燃やされてしまう小宇宙!!
次回をお楽しみに!!
パヴァーヌかエデン、どっちを先に見たい?
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パヴァーヌ編(2章は後で)
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普通にパヴァーヌ1章→エデン条約フル
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アビドスの後にミニストとか挟んでほしい