これは、たったひとりのサイヤ人の、とてもちっぽけな決戦の話。

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未来へ託した最終決戦!

 

  惑星ベジータで、あるサイヤ人が生まれた。その名はカカロット、下級戦士ながら戦闘力一万を超えるバーダックの息子でありながら、戦闘力がたったの二しか無い最下級戦士の赤ん坊だ。

 おまけに父親であるバーダックはそんなカカロットに微塵も興味を持たず、カナッサ星へ仲間と共に侵略しに行ってしまう始末。

 

 そんなカカロットの元に、似た顔をした一人のサイヤ人が訪れた。バーダックではない、よく似ているが纏っている雰囲気が全く違う。

 そのサイヤ人の名はシャガロット、バーダックの実の弟である。

 

「フン、姉貴め、俺の名前を勝手に使いやがったな……ラディッツの時に断り続けたからって勝手に人の名前の一部を使いだすとは思わなかったぜ……」

 

 そう、バーダックの妻であるギネは以前、子どもの名前の一部にシャガロットの名前を使おうと何度も頼み込んでいたのだ。しかしそんな小っ恥ずかしいことは御免だと、シャガロットが断り続けていたために、ついに許可を取らずに一部を使うという暴挙に出たのだ。

 

「まぁ減るもんでもねぇし別に構いやしねぇけどよ……ケッ、サイヤ人のくせして甘ったるい考え方しやがって」

 

 嘘である。

 実はシャガロット、サイヤ人の中でも特別珍しい、仲間への愛情を持っているタイプのサイヤ人なのだ。故にギネのことを甘ったるい、などと言う資格は全くもって無い。むしろカカロットを抱き抱えてやりたいとすら思っているが、仮にもサイヤ人としてのプライド故に実行していないだけである。

 

「__おい! 急いでメディカルルームへ運べ!」

 

「あぁ? 何だよ騒がしくしやがって……カカロットや他のガキンチョ共が起きちまうだろうが……」

 

 しかし何か胸騒ぎを覚えたシャガロットは、いつの間にかメディカルルームの方へと足を向けていた。

 

 そこに居たのは、メディカルマシーンに入っている、無傷のバーダックであった。

 

「あ? こいつはどういうこった」

 

「おぉ、シャガロットか、実はだな……」

 

 そこに居合わせたバーダックチームの一人、トーマが詳しい事情を説明してくれた。カナッサ星人が放った拳をバーダックが受けたところ、意識を失ってしまったため、急いでここまで運んできた、ということだった。

 

「フン、まさかバーダックがその程度の攻撃で意識を失うとはな……次のケンカは俺の勝ちに決まりかもしれねぇなぁ」

 

「しかしシャガロット、あんたバーダックに勝てたこと一回も無いじゃないかい」

 

「やかましいぞセリパ! あいつのタフさがおかしいだけだ! ……で、バーダックの様子はどうなんだ」

 

「あぁ、肉体的にはまったく問題ないんだが、脳波に少し異常が見られる」

 

「仕方ねぇ、今回はバーダックを置いていくことにしよう」

 

「なんだ、テメェらどっかに侵略しに行くのか」

 

「あぁ、惑星ミートってところなんだがな、まぁそんなに手間取るような星じゃないらしいから大丈夫だろう」

 

「ほーん……まぁ気をつけとけよ、何かあってからじゃ遅いからな」

 

「ハッハッハ! 心配症だなシャガロット! 俺たちは天下のサイヤ人だぜ? 大丈夫に決まってんだろ!」

 

「ま、頑張れよ、俺ぁ失礼するぜ」

 

 そう言ってシャガロットはまた、カカロット達赤ん坊の部屋へと戻っていった。

 

「ふ〜む……今回のガキンチョ共は可もなく不可もなく、って戦闘力のやつが殆どみたいだな……ん?」

 

 ふと、部屋を見渡していた時に一人の赤ん坊が目に止まった。カカロットの左側に居る赤ん坊、ブロリーと書かれているそのベットに何か直感めいたものを感じた。

 

「ブロリー……か、かなりの潜在能力を秘めていそうな気配を感じるが、カカロットに泣かされちまうとは精神が軟弱な野郎だぜ……フン」

 

 そう独り言を言うと、シャガロットは部屋の中へと入り、ブロリーを抱き抱えてやった。

 

「ふぇ……?」

 

 不思議そうにこちらを見つめるブロリーに、シャガロットは普段見せない笑みを浮かべる。

 

「フッフッフ、テメェ随分と面白そうだからな、俺と出かけようぜ?」

 

 そう言い部屋を出ると、自分とほとんど同じ顔のサイヤ人と鉢合わせした。

 

「バーダック! 目を覚ましやがったか」

 

「シャガロットか……てめぇベビーシッターにでもなるつもりか?」

 

 バーダックは抱えられたブロリーを一瞥した後、シャガロットに投げかけた。

 

「馬鹿言え、こいつが面白そうだから借りていくだけだ……それよりあれを見ろよ、バーダック。カカロットを」

 

「カカロット……チッ! 戦闘力たったの二じゃねぇか! クズが!」

 

「そう言うなよバーダック、カカロットはこの先、飛びっきり強い戦士になるに違いねぇ……これは俺の直感だがな、きっと宇宙一の戦士になれるぜこいつぁ」

 

「戦闘力二のガキが宇宙一だと? ボケるにはまだ早ぇぞシャガロット」

 

「俺の直感は当たるんだよ! ま、こんな話をしてる場合じゃねぇだろ? テメェの性格のことだ、とっとと惑星ミートに行きてぇんだろ?」

 

「そうだ! アイツら俺を仲間はずれにしやがっ……うっ!」

 

「どうした! 兄貴!」

 

「くっ……何でもねぇ! じゃあな!」

 

「おい! 待っ__急ぎすぎだろ、なぁ?」

 

「ふぁあ?」

 

「ま、もうあいつは止まらねぇだろうしいいか、昼寝でもしに行こうぜ、ブロリー」

 

 その後、昼寝をしていたシャガロットが、ブロリーの父親だというパラガスに見つかったが、戦闘よりも大切にしている睡眠を妨害されたことに怒り、ボコボコにして一緒に昼寝をさせたのはまた別のお話。

 

*

 

「ぐああっ、よく寝たぜ! なぁブロリー」

 

「ふうううう、う?」

 

「おら、起きやがれパラガス」

 

「痛たたた……なぜ私がこんなことを……」

 

「戦って決めたことにガタガタ抜かすんじゃねぇ、サイヤ人だろ? じゃあな、ブロリー、パラガス、今度は飯でも奢ってやるよ」

 

 そう言い、シャガロットはまたカカロットの様子を見に向かった。

 

 すると、施設の廊下から何かがズルズルと歩いてくるのが見えた、ボロボロだが、バーダックだった。

 すぐさまシャガロットは駆け寄り、肩を貸してささえた。

 

「おいバーダック!? テメェ惑星ミートに行ったはずだろ!? それに他の奴らはどうした!?」

 

「アイツらは……惑星ミートで全滅したッ……! フリーザ軍に裏切られてな!」

 

 瞬間、シャガロットはバーダックの肩をがっしりと掴み、腹の底から絞り出すようにして言葉を発した。

 

「おいバーダック、テメェ今の話は嘘じゃねぇだろうな?」

 

「あぁ……パンブーキンも、トテッポも、セリパも、トーマも、全員ドドリアの部下に殺られちまったんだ!」

 

「そうか、アイツら……」

 

 しばしの間俯いた後、シャガロットはとてつもない覚悟を秘めた瞳でバーダックを睨みつける。

 この時既に、彼の心の内ではやるべきことが決まっていたのだろう。

 

「バーダック、俺ぁテメェのことを信じてやるぜ、どうにも普段のテメェとは明らかに目が違ぇ……そんだけ覚悟を決めてるってことは嘘じゃねぇんだろう」

 

「シャガロット……」

 

「テメェ一人でやらせるってのはサイヤ人として、兄弟として許せねぇ。だから『俺』は戦ってやるさ」

 

 普段のバーダックなら、この時の違和感に気づけたかもしれない、彼を生かす方法が取れたかもしれない。

 だがこの時のバーダックに、そんなことを考える余裕は存在していなかった。

 

「もう時間がねぇ! フリーザはもうここに到着してやがる!」

 

「あぁだったら急いで向かわねぇとな……」

 

「よし、行くぞシャガ__」

 

 バーダックがその先の言葉を発することは無かった、背中を向けた瞬間、シャガロットが放った首への一撃によって意識が刈り取られたためだ。

 これもまた、余裕が存在していなかったために満身創痍のまま、向かおうとしていたことが招いた出来事だった。

 

「急いで向かわねぇとな、『ポッド発着場』によ……その前にアイツも連れて行かねぇとな」

 

 シャガロットはバーダック等他のサイヤ人と違って、頭を使うことを得意としていた。そんな彼は一つだけ、切り札としていた隠し球が存在していたのだ。

 

 それは戦闘力の感知、スカウターを常用していなかったシャガロットには、いつしかこの特異能力が身についていた。

 

(もうフリーザ共の戦闘力を近くに感じる……マジで急がねぇとな)

 

 バーダックを抱えたまま、シャガロットは急いで肉の配給場に向かい、もう一人のサイヤ人を抱えてポッド発着場に到着した。

 その内の一人はバーダックの妻であるギネだった。息子であるカカロットに関しては、今日打ち上げるということを医師から聞いていた。だからこそ、迷いなく行動することができた。

 

「やいテメェら! 俺の甥っ子をどこへやりやがった!」

 

「あ、あぁシャガロットか。少し前に辺境の星に派遣したところだぜ、たしか……地球っていう太陽系の青い星だったかな」

 

 それを聞いたシャガロットは手早くポッドの設定をし、同じ地球へ向かうポッドを二つ用意した。

 

「おい姉貴、何も言わずに今すぐポッドに乗り込め」

 

「ちょ、ちょっとシャガロット! いきなり連れてきて何なんだい!? バーダックだって傷だらけじゃないか!」

 

「時間がねぇんだ! 速く乗り込みやがれ!」

 

 いつもの飄々とした態度からは想像出来ないほどの余裕のない表情に、ギネは何かを感じ取ったのか大人しく従ってくれた。

 

「ねぇシャガロット、アタシ達をどこに飛ばすつもりだい?」

 

「地球、カカロットが飛ばされた星だ」

 

「アタシ達がその星に行ってどうするんだい、その星の征服はカカロットの役目だろう?」

 

「いや、テメェらに征服を手伝わせるのが目的じゃねぇんだ」

 

「じゃあなんで──」

 

 言い終える前に、ポッドの扉は閉まった。

 その時ギネが見たシャガロットは、どこか遠くへ行く覚悟を決めたように感じ取れた。

 

「俺の分まで長生きするんだな……地獄に来るのは土産話を山のように用意してからにするんだぜ?」

 

 ギネはポッドの中で何かを叫んでいたが、その声がシャガロットに届くことはなかった。

 

「俺が……俺が運命を変えてみせるっ……!」

 

 本当は自分が刃向かってもフリーザを倒すことは無理だと、足掻くだけ時間の無駄だと頭では分かっている。

 だが、その時間の無駄こそが、運命を変える要因になるとシャガロットは信じている。

 なにより使い潰すだけ使い潰して滅ぼされるのは、自分のサイヤ人としての誇りが許さない。

 

「はあぁぁぁぁーーーーーーッ!!」

 

 飛び出した一人のサイヤ人はもう止まらない、自分にとって最大の敵を打ち倒すまでは。

 

*

 

「__これがこの星の最後の眺めになりますね……」

 

 そうフリーザが独りごちると、焦った様子の兵士が一人駆け込んできた。

 

「た、大変ですフリーザ様! 一人のサイヤ人が!」

 

「フリーザぁぁぁぁ!」

 

 大量の配下をなぎ倒しながらフリーザの乗る宇宙船に突き進むシャガロット、その体は確実に満身創痍へと近づいていた。

 

「止まれシャガロット!」

 

「どきやがれアプール! 俺ぁテメェらを傷つけるつもりはねぇ!」

 

「……そういう訳にもいかねぇんだ、俺たちはフリーザ軍の兵士だからな!」

 

「そうだ! 悪く思うなよ!」

 

 四方八方からシャガロットに組み付いていくフリーザ軍の兵士達、その大多数は顔見知りの兵士ばかりだった。

 

「ラーズベリ! オーレン! ブルーベリもか! テメェらさっさと離しやがれ!」

 

「おいシャガロット……ここで抵抗をやめれば俺達がこれからもフリーザ軍に居られるように掛け合ってやる! だからここは大人しくしてくれ!」

 

 そう、彼らはシャガロットが殺されないように、これからもフリーザ軍に居続けることができるようにするために、ここまで必死に止めているのだ。

 

「テメェらに……今の俺が止められるかよ! とっとと離れやがれぇぇぇぇ!」

 

「「うぎゃああああ!」」

 

(だがマズいな……そろそろ限界が近づいて来やがった)

 

 シャガロットはバーダックより気の使い方に優れていたが、身体能力は同じサイヤ人の中でも中の下がいいところだった。

 だから常にエネルギーを消費し続け、自分を強化し続けながら戦っていたのだ。

 

「アイツらが完全に脱出しきるまでまだ時間が必要だ……もっと注意を引き付けねぇと……」

 

「ま、待て……シャガロット……」

 

「チッ、いい加減にしろアプール!」

 

「いくらでも止めてやるぜ……俺はお前の仲間だからな……」

 

 アプールはシャガロットに会ってから変わった、フリーザ軍の中でもそこまで強くもなく、大多数の中の一人としてしか接してもらっていなかった。

 しかしシャガロットは違った、シャガロットはフリーザ軍の中に居る自分という存在と対等に接してくれたのだ。

 

 だからこそ、ここで止めなければならない、ラーズベリ、オーレン、ブルーベリや他の兵士達だって同じ、シャガロットに救われた者が沢山居るのだ。

 

「! チッ、退きやがれアプール!」

 

 刹那、シャガロットの右肩を一筋の光線が貫いた。

 

「おや、外れてしまいましたか……なかなか感がいいようですね、シャガロットさん」

 

「フリーザ……テメェ部下ごと殺そうとするなんざいい度胸じゃねぇか!」

 

「ホーッホッホッホ! たかが戦闘員の一人です、どうってことありませんよ」

 

 まるで部下を道具のような扱いをしたフリーザ、その言動がシャガロットの逆鱗に触れた。

 

「フリーザ……俺ぁテメェのそういう所が前から気に入らなかったんだ!」

 

 サイヤ人だけでなく元から所属していた部下であろうと切り捨てたフリーザ、その姿勢はシャガロットにとって到底受け入れられるものではなかった。

 

「だが……そろそろだ、そろそろ俺の勝ちが近づいて来やがった……」

 

 だんだんと惑星ベジータを離れていく二つの戦闘力を感じ取りながら、シャガロットは不敵な笑みを浮かべた。

 自分という圧倒的強者を前にしてもそんな笑みを浮かべているシャガロットの態度に、些かフリーザのプライドに触った。

 

「あなたの態度は少々癪に触りますね……いいでしょう、私自らの手で殺して差し上げます!」

 

「く、くくくっ、これで運命が変わる……ギネの運命……カカロットの運命……バーダックの運命……そして__テメェの運命も……ッ!」

 

 シャガロットは左手に殆どのエネルギーを凝縮し、フリーザへ向けて渾身の一撃を投げ飛ばした。

 

「これで最後だぁぁぁぁぁぁ!」

 

 しかしその気弾は、フリーザが展開したスーパーノヴァにあっさりと飲み込まれて消滅することとなった。

 

「チッ、やっぱりな……ここまでの力がありながら俺たちをこき使ってたってのか……やっぱりテメェは気に入らねぇな、フリーザ!」

 

「アナタの悪あがきもここまでです! 仲間の猿どもと共に死になさい!」

 

 フリーザが指を傾けると、ゆっくりとスーパーノヴァは惑星ベジータに向けて進み始めた。

 

「どこまでもバカにしやがって……俺を……俺たちサイヤ人をどこまでも……」

 

 シャガロットの体から発せられていたエネルギーが、金色へと変わる、それは自身の家族を守らんとしたためか、はたまた自身の種族をバカにされたからか。

 

 しかしその微かな奇跡は、確実に運命を変えた。

 

「サイヤ人の力を舐めるなああああああ!」

 

 シャガロットはフリーザの放ったスーパーノヴァに突っ込み、手のひらに全エネルギーを集中させることでほんの少し、しかし確実に勢いを減衰させることができた。

 

 __なぁバーダック、俺はテメェという兄貴が居て、ギネという姉貴ができて、カカロットとラディッツって甥っ子ができた。

意外と楽しかったんだぜ?テメェらと過ごす時間は特にな。

 

 だからこそ、カカロットの親のテメェらが居ない、ってのは避けるべきだ、俺ぁ他の奴らとは違ってそこんとこを理解してる。

 ラディッツはまぁ……ベジータ王子の腰巾着として定着してるようなもんだしな、きっと何とかなるだろうさ。さっき確認したところ、どっかの星を侵略しについて行っている最中みてぇだしな。

 

 まぁバカなバーダックはそんなこと微塵も考えずに突っ込もうとするから気絶させてやったんだ、自分のガキの心配はするくせして自分自身のことは微塵も気にしてやがらねぇ。

 

 絶対に生き残ってくれよ、俺の分まで長生きしてくれりゃそれでいいぜ?

 

「うぉああああああ!!」

 

 その時、シャガロットが戦闘力を感知できる範囲から、二つの戦闘力が離脱するのを感じ、ニヤリと笑みを浮かべた。

 

「ハッハッハッハ! 馬鹿が! 俺の勝ちだああああああ!」

 

……あばよ、兄貴。しばらくこっち来んじゃねぇぜ、テメェが居るとおちおち眠れねぇからなぁ!

 

*

 

「フフフフ……ホーッホッホ! すばらしい! ホラ、見てご覧なさい! ザーボンさん、ドドリアさん! こんなに美しい花火ですよ! ホーッホッホッホッホ!」

 

 爆発する惑星ベジータだった物が放つ爆炎と光を眺めながら、宇宙の帝王は高らかに嘲笑する。まるで玩具を何事もないように弄び、無邪気に遊ぶ子どものように。

 

「ホーッホッホッホ! ホーーーーッホッホッホッホ!」

 

「__よろしかったのですか? クウラ様、あのポッドを撃ち落としておかなくても」

 

「……フン、放っておけ……自分で蒔いた種だ、自分で刈らせろ。しかしフリーザもまだまだ甘い」

 

 この二人は未だに気がついていないのだろう。自分たちを脅かす、かの伝説の超サイヤ人になり、打倒するであろうひとりのサイヤ人を、たったひとりのサイヤ人を生かしているということに。

 今回の一悶着で、見下していたサイヤ人に、たかが一匹のサイヤ人に運命を変えられてしまったということに。

 


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