【完結】じゃんじゃかジャンカードーザー傭兵 作:白河童小鼠(人間)
公式設定と自作の独自設定が混在しています。
あくまで本作を読む際の補助程度と考えてください。
わからないことがあれば補足するので作者メッセージや活動報告に送ってください。
ルビコン/ルビコン3
ゲームARMORED CORE VI FIRES OF RUBICONの舞台となる惑星。新資源「コーラル」を巡って星外企業勢力や土着勢力が争っている。正式名称は「ISB2262 惑星ルビコン3」。
ルビコンとは紀元前ローマに実在した偉人ガイウス・ユリウス・カエサルに因んだ格言「ルビコン川を渡る」に出る地名であり、後戻りできない地点を越えることを指す。
本作では表記が漢字の川とローマ字のⅢが似ているという理由でルビコンⅢ表記も使用している。公式にはルビコン3なので注意。
グリッド
本作の舞台である惑星ルビコンⅢに乱立する超高層建造物。グリッド086のように3桁の番号が末尾に振り分けられている。惑星ルビコンⅢのコーラル開発に関連して建造されたと思しく、番号が小さいほど古い建造物になっている。
およそ10m前後の人型兵器であり、ACという規格の中で自由に様々なパーツを組み替えることができるのが特徴。普通はパーツを変えると習熟訓練が必要だが、強化人間はそれが必要無いとか。
パーツ構成はフレームパーツの『頭部』『コア』『腕部』『脚部』、インナーパーツの『ブースタ』『FCS』『ジェネレータ』に加えて、武器パーツは『右腕』『左腕』『右肩』『左肩』の四つに装備できる。
主に400m以内で戦闘を行う接近志向の強力な機動兵器だが、近年は上位機種の登場や下位機種の性能向上によって相対的にACの強さが下がってきていると思しい。
詳しくは検索推奨。
ウォッチポイント/コーラル流量監視施設
惑星封鎖機構が惑星ルビコンⅢ上に幾つか建設・保有する施設の一つ。各地の地中支脈を流れるコーラルを監視する役割を持ち、センシングバルブという機器で流量制御を行っている。
センシングバルブを破壊するとコーラル逆流による災害が発生する危険性がある。
アセンブル
ACのパーツ組み替えや、完成した機体構成のことを指す。ACは共通規格を活かしたアセンブルによって性能を変更できる兵器だが性能の変化も激しいので、全身、または一部を組み替えた場合はアセンブルした機体への習熟が必要となる。強化人間はアセンブルへの適応性が高くされているようだ。
ブースト/クイックブースト、アサルトブースト
ACの基本機能。燃費や出力といった細かな挙動は機体重量やブースタとコアの性能に左右される。
この機能は大別して「ブースト」「クイックブースト」「アサルトブースト」の三つに分けられている。ACという兵器は上昇推力を参照した上昇や近接攻撃推力による急接近も可能だが、脱線するので説明は三つとする。
ブーストは通常の移動を行う為の地上巡航のこと。左右前後に動けるACの最も基本的な移動方法であり、ほぼエネルギーゲージも使用しない。余談だが一般的なACのブースト移動速度はおおよそ250〜370となっている。平均的な機体では310〜330ほど。
クイックブーストは一定のエネルギーを消費する短距離の緊急加速。任意の左右前後に一定距離のステップを行う。地上でクイックブーストを行うと脚部の跳躍能力でステップ距離と時間が強化される。空中では純粋なブースタの性能によるステップとなる。主に回避や位置の調整に使用される。
アサルトブーストは前方の視点先となる上下左右に高速移動する強襲用加速。発動後は持続的にエネルギーを消費し、それはキャンセルかエネルギー枯渇まで持続する。クイックブーストでの移動と比べて燃費に優れる他、通常のブーストと比べて速度で上回る。その他にもアサルトブースト発動中は受ける衝撃をある程度減衰させる効果がある。主に強襲突撃や背を向けた離脱に使用される。
マルチロック/ミサイルのターゲッティング
ファーロン・ダイナミクス社製ミサイルに見られる、複数の相手を目標にミサイルを放つ機能。小型ヘリやガードメカといった耐久力の低い相手を殲滅する用途に向く。
OSチューニング/機体強化
ACを最適化することによる性能向上、もしくは機能解放。
前者は出力調整による攻撃力増加や被弾姿勢制御の精度向上による防御力増加など。後者はブーストキックやウェポンハンガーといった動作追加や、コアエキスパンションと呼ばれる4種類の内一つ搭載できる特殊技が存在する。
キック/ブーストキック
ACのアサルトブースト中に使用できる攻撃手段で、突撃の勢いのまま相手を蹴りつける。ACの脚部種類によって挙動が大きく変わる。二脚がヤクザキック、逆関節がドロップキック、4脚が開脚回転、タンクは戦車部分での轢き逃げ。ブーストキックの威力は重量依存であり、中量二脚でも一発でMTを倒せる威力を持つ。蹴りつけた相手のモーションを中断させる利点の他、ブーストキック時の移動と慣性で上昇・滞空をこなすことも可能。
ハンガー/ウェポンハンガー
肩部への武器ハンガー機能。肩武器の代わりに手武器を追加で装備可能。これにより手持ちの射撃武器を両手に持つダブルトリガーと、スタッガー追撃用の近接武器を両立できるようになる。余談だが星外企業のAC乗りがほぼ使用していないことから、ルビコニアンによる独自技術の可能性がある。
コアエキスパンション/コア拡張機能
アーマード・コアに一つだけ搭載できる回数制限のある4種類の拡張機能の総称。使用すると冷却の為にジェネレータを露出させる他、冷却に一定の時間が必要となる。弾薬補給と共に回数も回復可能。
機能の名前はそれぞれ「アサルトアーマー」、「パルスアーマー」、「パルスプロテクション」、「ターミナルアーマー」。
アサルトアーマーは機体を中心としたパルス爆発を発生させる。中心部の衝撃力は特に高く、周囲の殲滅やカウンター向き。
パルスアーマーは機体追従型のパルス防壁を発生させ、被弾した衝撃値をリセットしつつ数秒の間相手の攻撃を相殺するバリアを展開できる。汎用性が高い。
パルスプロテクションは空間設置型のパルス防壁を発生させ、敵からの攻撃を遮断する障害物として働く。戦闘ではテクニカルな運用が必要になるが、主に護衛や保護に使われる。
ターミナルアーマーは機体AP限界を検出して自動発動する機体追従型の緊急パルスアーマー。発動回数は一度きりかつ持続時間は5秒と短いが、発動中は相手の攻撃でほぼ減衰しない圧倒的な防御力を得る。リペアキット使用を前提とした起死回生や、不意の事故が起こる集団戦の保険として使用される。
パージ/ウェイトコントロール
ACの武装を手放す機能を指す。公式の説明文では『積載超過での出撃および武器の手動パージ機能を解禁する。武器をパージすることで機体重量は軽くなり速度性能が向上する』とある。
その他にも任意のタイミングで腕部武装をパージすることで、ACの拳を用いた近接攻撃に移行することもできる。威力は意外と高いが射程が短い。弾切れ時等の奥の手として使われる。
データ回収/情報ログ、戦闘ログの回収
ACの電子機器に干渉する機能を用いたハッキング行為。干渉できる射程はそこまで長くない。内容によっては高く買い取る勢力もある。
COM/コンピュータボイス
ACなどの兵器に搭載されたAI、ガイド音声。とはいえこれ自体の性能は本来高くなく、あくまでナビゲーション用読み上げソフトのようなもの。色々な機能を解説する為にアクセスする拡張性がある。
リペアキット/回復
現状ACのみに搭載された回復手段。三回まで使用可能。
スタッガー/ACS負荷限界
防御姿勢制御システムACSがダウンした状態のこと。ACSとは装甲を活かした避弾経始を司る機能であり、兵器の防御能力を飛躍的に向上させることから、現代ではACに限らず大抵の兵器に搭載されている。スタッガーとはACSが処理しきれない短時間に過剰負荷を受けて無防備になった状態。これに陥った機体は数秒間行動不可能になる上に、被ダメージが飛躍的に上昇する。スタッガー状態の機体にダメージを与えることを直撃またはスタッガー追撃と呼ぶ。
ドーザー
コーラルを向精神薬として使用する薬物中毒者の総称。マフィアとかならず者の類。ある人物曰く『総じて頭のネジが緩い』。ジャンカーと混同されていることが多い。実際兼任していることもある。
ジャンカー
壊れている物や動作未確認品をあえて入手し、修理や転売を行う奴らの総称。惑星ルビコンでのジャンカーの定義は広く、ただの廃材漁りからメカニックまで様々な者が存在する。一般的にはドーザーと繋がりのある技術者の事を指し、ドーザーを兼任していることが多い。
独立傭兵
企業などの特定勢力に所属せず、報酬によって様々な依頼を行うACパイロットの通称。
惑星ルビコン3においての独立傭兵は傭兵支援システムオールマインドのバックアップを受けて活動することが多いが、それぞれ独立独歩の気風が強い者達なので傭兵間の繋がりは薄い。
独立傭兵の腕はピンキリ。その辺のならず者の使うジャンクにあっさりと負ける者もあれば、単騎で1大勢力に喧嘩を売って渡り合う猛者も居る。
ACよりは安価で量産性に優れる機械兵器の総称。人型ですらないMTもある。
性能はACに劣るが組織の主力機として使われており、惑星封鎖機構の発展型としてLCやHCという機種も存在している。
性能が低いとはいえ、装備する武器によってはACを超える攻撃力を持つこともあり、数で囲めばジャイアントキリングもあり得る。そのため相対的にACの価値が下がっている。
傭兵支援システム『オールマインド』
独立傭兵を支援することで利益を得ている傭兵支援システム。
輸送ヘリの提供やACパーツショップ運営、機体修理やミッションの仲介からアリーナによる模擬AC戦、訓練プログラムクリアでパーツ支給といった所属する傭兵に対して手厚い支援を行っている。
オールマインド自体でもAC開発を手がけており、一定数の撃破した機体のログとACパーツを交換するログハントプログラムといったシステムも存在する。
開発したフレームパーツは「人体感覚の拡張」をテーマに設計されており中・重量機として優秀な性能にまとまっているが、武装パーツは非常に癖が強い。
エルカノ/ELCANO FOUNDRY
惑星ルビコン3土着の製鉄企業。
鍛造を専門とするACパーツ開発・製造メーカー。
軽量機の全身フレームパーツ「FIRMEZA」と軽量タンク脚部「FORTALEZA」を手がけている。
機体傾向は軽量かつ汎用的。そして紙装甲。
軽量パーツな割にそれぞれの積載能力が高く、機体構成や武装構成に高い自由度がある。
同社の製品は鍛造には向かないような複雑で格好良い見た目のパーツが多く、その技術の代償なのか非常に高価。
インナーパーツは製造しておらず、上昇速度特化型ブースターをRaDに外注している。
BAWS/BELIUS APPLIED WEAPON SYSTEMS
惑星ルビコン3土着でベリウス地方に本社を置く兵器メーカー。
この惑星で運用されているMTの大半はこの企業の製品であり、企業であろうと解放戦線であろうと顧客を選ばず取引を行っている。
旧式とはいえACも製造しており、中量級フレームパーツ「BASHO」は極端に近接戦闘へ特化した性能。
武装パーツも多数開発しており、近接特化の同社機体でも扱える実弾武器や癖のあるランチャーを取り扱っている。
同社の製品は「MTから派生した最初期のAC」でもあることから非常に安価で平面的かつ無骨でシンプルな造形。
他の企業とも遜色ない性能とはいえど些か極端であることは否めず、活用には技量と工夫が求められる。
インナーパーツはブースタとジェネレータを手がけており、ジェネレータについては平均的な性能のものを三つも手がけている。
技研/ルビコン調査技研
かつてルビコン開拓期に存在した研究集団であり、コーラルを利用したC兵器と呼ばれる兵器群を手がけていた。
かつてルビコン星系で破滅的な汚染を撒き散らしたアイビスの火を引き起こした犯人とされており、約半世紀前に滅亡している。
ACパーツは製造が停止されて久しいが、ルビコン各地から未だに残骸が出土する生物的な外見をした量産型軽量〜中量機「EPHEMERA」が代表的なACと言えるだろう。
武装はコーラルを用いたものかEN属性の物のみとなっており、実験的な側面が強い。
意外にもACの全パーツを手がけており、武装から機体や内装まで含めて全て癖が強く、高出力高負荷で極端なパーツ達を全て運用するのは至難である。
しかし、パーツ単体で見ると強力な性能をしており、機体コンセプトに適合したものを採用することこそが重要となる。
惑星ルビコン3グリッド086に本拠地を構えるドーザー集団にしてジャンカー集団、そして技術者集団でもある。
勢力こそ企業ほど大規模では無いが、ジャンカー集団ながら高い技術力を保有しており、ACやMTのみならず、探査用・建設用など様々な用途のパーツの製造・改造を行っている。
RaD製品は廃材や工業用のものを兵器転用した品がメイン商品であり、軽量低負荷な惑星探査用AC「ORBITER」シリーズと土建工事用の重量機「WRECKER」が主なAC製品。
双方共にACパーツとしての値段は安めであり、販売している武装も比較的安価なことから独立傭兵に人気がある。
他にもRaDの頭目「シンダー・カーラ」自らが駆る高級近接重量級AC「FULL COURSE」なども存在しており、幅広くACパーツを手がけている。
内装はブースタを三つ製作しており、単独開発したものは重量機向けの二つとなっている。
余談だがパーツの命名がドーザーらしい面白おかしいジョークの効いたものばかりであり、中には酩酊状態で登録された「BC-600 12345」なんてブースタも存在する。
アーキバス/アーキバス・コーポレーション
アーキバスグループ盟主にして星外企業勢力の一つであり、星系を跨いで経済圏を築き上げている巨大企業。
アーキバス先進開発局はアーキバス・コーポレーションの完全子会社と思しい。
優れた技術力を誇り、ACのフレームパーツや高出力ジェネレータに威力が高いレーザー兵器を製造している他、コーラルを用いない強化人間手術によって専属AC部隊「ヴェスパー」を組織している。
一方で捕虜を移送する「再教育センター」や人を部品として加工する「ファクトリー」と言った非人道的な側面のある企業でもあり、独立傭兵を露払いに使い捨てる方針から黒い噂が絶えない。
アーキバス製の量産型中量二脚ACフレームパーツ「VP-40S」シリーズは優秀な基礎設計にアップデートを重ねており、第2世代ACパーツの傑作との呼び声に恥じない汎用的かつバランスの良い性能をしている。
ライバル企業であるベイラムと比べるとかなり値段が高いが、内装にあたる補正数値が高めで同社製品のレーザー兵器を扱うに足る性能を確保している。
先進開発局が製造した重量二脚ACフレームパーツ「VE-40A」シリーズは大重量・高負荷の武器を運用可能なよう積載上限とEN出力補正が高め。
アーキバスの実質的指揮官V.Ⅱスネイル操るオープンフェイスは全身をVE-40Aシリーズで固めており、作戦に応じて適切な武装パターンに組み替えるという。
内装のインナーパーツは接敵以前の封殺を目的にした遠距離用FCS2種と高出力な還流ジェネレータを6つも手がけている。
中でもVP-20Cというジェネレータは「短所が無い」という謳い文句に違わず万能性に富み、アセンブルに自信が無い者は最初にVP-20Cを積むところから始めると良いとされる。
シュナイダー/SCHNEIDER
星外企業勢力の一つであり、アーキバスグループに属する系列企業。
空力に関する研究を活用してパーツを製作しているACパーツ開発・製造メーカー。
軽量機の全身フレームパーツ「NACHTREIHER」と派生換装パーツ「KASUAR」を手がけている。
機体傾向は身軽を信条とする高機動特化。
軽量機の中でも特に跳躍能力と瞬発力に優れており、圧倒的な回避力で大抵の攻撃を回避することができる。
内装まで機動力に特化した代償で出力と積載に余裕が少なくなっており、高重量高負荷の武器は装備し辛い欠点こそあるものの、それを補って余りあるほどの圧倒的機動力を有する。
技術実証用のACが存在するという噂がある。
ベイラム/ベイラム・インダストリー
ベイラムグループ盟主にして星外企業勢力の一つであり、星系を跨いで経済圏を築き上げている巨大企業。
社是として掲げる「物量による制圧」に違わず、比較的安価で量産性に長けるACのフレームやFCS、実弾兵器を製造している。
ベイラム専属AC部隊「レッドガン」の総長G1ミシガンは木星戦争の英雄と名高い軍人であり、古巣ファーロン・ダイナミクスからベイラムにスカウトされた際の逸話はあまりにも有名である。
ベイラム主力中量二脚ACフレームパーツ「MELANDER」は性能も一流ながらコストパフォーマンスに非常に長けており、ルビコンのBAWS製MTが武装として多く採用している耐弾・耐爆にも優れることから、なんと敵対勢力ヴェスパー部隊のエースパイロットV.Ⅰフロイトはベイラムのパーツを複数採用しているほど。
MELANDERはACという兵器の性能を引き出す基本ドクトリン「コア理論」に合致する近接派兵主義を体現しているため、接近戦に高い適性を持っている。
武装も接近を前提とした高い衝撃値を持った実弾武器が中心であり、相手をスタッガーさせ続けて致命的な一撃で瞬殺することに向いた極めて実戦的なパーツ群である。
その徹底具合は近接型FCSにも表れていて、特にFC-008 TALBOTは「優れたバランスを誇るロングセラー」という謳い文句を裏切らない万能型近接FCSに仕上がっている。
もう片方のFC-006 ABBOTは木星戦争以前から存在する近接特化FCSであり、古い製品ながらシンプルに強いことでも有名。
大豊核心工業集団/DAFENG CORE INDUSTRY CORP
星外企業勢力の一つであり、ベイラムグループに属する同盟企業。
機体中心を重厚にして先端部分を最低限にする「樹大枝細」をコンセプトにパーツを製作しているACパーツ開発・製造メーカー。
系列企業にしてはかなり幅広くACパーツを手がけており、ブースターとFCS以外のパーツは一通り取り揃えている。
火力や継戦能力といった現場での実用性を重視した武器パーツ群は、駆け出しでも扱いやすく熟練者が使用しても強力な重火器が多い。
重量機体の全身フレームパーツ「TIAN-QIANG」は、駆け出しでも採用を検討できる値段に抑えつつ、一機でアセンブルの幅が広がる高耐久高積載高出力を実現している。
欠点は重量機故の鈍足。被弾を火力と耐久で押し通せる確実性があるとはいえ、迅速な遂行を求められる類のミッションには不向き。
内装パーツのジェネレータは良好なEN補充性能によって地上での高機動戦闘に最適化されている。
特に重量級ジェネレータ「DF-GN-08 SAN-TAI」はACでも随一のEN容量を誇り、機体に桁違いのスタミナを与えてくれることから軽量機にすら搭載されることがあるという。
独立傭兵は重用しない代わりに、雑用のようなミッションを多く発行しており、リスクを好まない傭兵に人気があるとか。
コーラル
辺境の開発惑星ルビコン3で発見・採掘される資源であり、様々な用途のある万能物質。
とても強力なエネルギー資源であり、機械の性能や人間の認識を拡張する情報導体としての側面も持つ。
その他にも現地住民のルビコニアンにとってはミールワームと呼ばれる家畜を育てる飼料、ならず者のドーザーからすれば中毒性のあるドラッグと万能性が高い。
数十年間前に壊滅したルビコン調査技研によると、その正体は「自己増殖する生体物質」。
群知能めいた一箇所に集合しようとする性質と集合すると増殖する性質があると言えば理想的な物質だが、致命的な欠陥が存在する。
それは、個体群の密度を最大化できる真空や宇宙空間などであれば指数関数的に増殖し、やがて制御不能な破綻を引き起こすというもの。
約半世紀前に周辺星系を巻き込み甚大な汚染を引き起こした「アイビスの火」は、その制御不能な破綻をルビコン調査技研が直前で食い止めた結果であるとの推測がある。
なお、この研究結果は技研壊滅によって焼失しており、この事実を知るのはアイビスの火を生き残った灰被りと呼ばれる者達の中でも数人程度と思われる。
アイビスの火で焼失したコーラルは再び増殖を始め、星外企業は「レイヴン」のリークによってルビコンへの侵攻をはじめた。
強化人間/旧世代型強化人間、新世代型強化人間
人体を改造する手術を施された人間のこと。
ACなどの乗機に接続することで、手足の如く操れるといった特徴を持つ。
古くは約半世紀前にルビコン調査技研が開発したコーラルを知覚の増幅に用いる第一世代型強化人間から端を発する。初代となるこの第一世代強化人間は生存率10%を切る危険極まりないもの。以降の旧世代型強化人間も精神的・肉体的に何かしらの後遺症を残す欠陥が存在した。
コーラルを用いた劣悪な強化人間手術が確認できるのは第四世代までであり、第7世代以降はアーキバス社によるコーラルを用いない手術術式が確立されている。
第8世代以降は旧世代型強化人間を完全に無価値化したと評され、現行最新の第10世代強化人間に至ってはコーラル代替技術の成熟によって極めて人格が安定。原作において第5、第6世代についての言及はないので詳細不明だが、技術革新の過程で多くの犠牲が払われた事は間違いない。
ミールワーム/ルビコニアンふつうワーム
コーラルを食べて育つ芋虫のような生物。食糧事情の厳しいルビコニアンの主食で、劣悪なルビコンの環境でも野生化できる生命力がある。コーラル濃度が高い場所で育つと体高約5mほどまで異常成長する。
惑星封鎖機構/PCA(Planetary Closure Administration)
アイビスの火による大規模災害後、惑星ルビコン3の封鎖を行っている組織。外国版の翻訳によって宇宙政府軍(翻訳前はSpace Governmental Force)とも言える正規の組織であることが判明している。おそらく最も正当な権威ある治安維持組織。
最新鋭の兵器群に練度が高く忠誠心の高い軍人を多数擁する堅固盤石な治安部隊であり、作戦指揮は強制執行システムというAIに委ねられている。
戦闘中の状況報告にはテン・コードと呼ばれる符丁を用いる。
AIには人間が使われているという噂もある。
惑星封鎖のせいで地元企業の制作したMTに頼らざるを得ない企業とは違い、封鎖機構は独自の機体を運用するため非常に戦力として強力。
高性能MTのSG(サブジェクトガード)、LC機体(LIGHT CAVALRY )、HC機体(HEAVY CAVALRY)を始めとする多種多様な機体を運用している他、中央氷原の施設もグリッド以外は封鎖機構による建造物という説もあるほど。
組織としての地力は隔絶しているのだが、ルビコンに存在する他勢力に度々武力攻勢を仕掛けているせいで多方面から恨まれている。
バンダイナムコの公式サイトより外国版スターターガイド:https://en.bandainamcoent.eu/armored-core/news/armored-core-6-fires-of-rubicon-starter-guide