崩スタに転生したら、前世でやらかしてたみたいです(旧:ゼーレとブローニャの幼馴染に転生しました)   作:ダレンダ

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原作通りになってしまったぜ。(´>∀<`)ゝ
まあ、このシリーズオリジナルの展開への伏線を張っていくので、首を長くして待ってくださいm(_ _)m
いつの間にか、この作品に11人も評価をしてくれて大変嬉しいです。
pepe_pさん、あっはんさん、谷るせな伊ひとさん、
gurudoさん、シノまるさん、わけみたまさん、
地木陰さん、ノルネさん、野獅島 夏茂さん
ぐりぢゅんさん
ご評価ありがとうございます


第16話:羅浮って色んな人がいるんだね

 

 

 ピンク髪の人はカフカを雲騎軍の兵士にどこかへ運んだ。

 

 符玄「列車の皆さん、はじめまして。いえ、すでに我が予見の中で会っていたと言うべきかしら。この身は仙舟[六御]が1人、太卜司の太卜、符玄。

 遠方より訪れし客人を美酒で迎えたくはあるけど、天・地・人、三元がその位にあらず、遺憾にも後回しにするしかない状況。さっそく用件といきましょう」と丁寧な口調で小難しい言い方をした。

 

 なのか「……何言ってるか分かる?」

 言い方が小難しいのか、なのかが言葉の意味を聞いてきた。

 

 穹「いや、さっぱりわかんない」

 

 レント「要は、私は、太卜司のお偉いさんで、遠路はるばる来た俺たちをもてなしたいけど、今はそんな状況にないから、まずは要件を済まそうって事じゃないの? 知らんけど。┓(^ワ^)┏」

 

 なのか「今の言葉を良くわかったね。ウチには何言ってるのかさっぱりだったよ」

 

 レント「いや、なんかこういう小難しい言い方を聞きなれた気がするんだよね。全くそういう口調の人と過ごして記憶ないけど」少なくても、今世と前世では無いな。

 

 符玄「コホン! 私の話し方に文句があるなら、直接言っていただけるかしら」この人怒りっぽいな。

 

 ヴェルト「俺たちは景元将軍の依頼で星核ハンターを捕まえに来た。太卜殿の助力には感謝する。だが、こいつは俺たちが将軍に送り届けなければならない」

 

 符玄「いいえ、ここに将軍からの文があるわ。ほら、ご覧なさい。星核ハンターを捕まえたら、太卜司が後の審問に取りかかることになっているでしょう?」そう言って、符玄は将軍からの書物を見せてくれた。確かに、符玄の言った内容だな。

 

 なのか「あの女と一緒にいなくていいってこと? 将軍様っていい人だね」

 

 レント「いい人判定するとこそこ?」

 

 なのか「べつにいいじゃん、ウチらに面倒事が来なくて済むんだし」

 

 ヴェルト「分かった。だが将軍はこちらに情報を共有することを約束した。カフカが吐いた一言一句を、俺たちも知る権利がある」

 

 符玄「…………は?」あ、これ景元将軍、言ってないパターンの顔ですね。これは。

 

 符玄「あいつ……面倒な約束ばかりして──」この人、自分の上司のことあいつって言うんだ。

 

 ヴェルト「手間を掛けないことは約束する、審問を傍聴するだけだ」

 

 符玄「機に臨み変に応ずか……いいでしょう、私と共に太卜司へ来なさい」

 

 なのか「ここで審問出来ないの? 星核ハンターってずる賢いから、また逃げられるかもよ?」

 と、符玄の発言に疑問をかけるなのか。

 

 穹「[夜ながければ夢多し]だな」

 

 レント「どういう意味?」

 

 穹「物事を長引かせると、何も起こらない訳がないってこと」

 

 レント「ほええ」さっきの謝絶といい俺よりゴミ箱大好き人間のほうが、教養あるってマ? 

 

 符玄「この私がいる限り、どこにも逃げられはしないわ。それに星核ハンターの口を開けて、自白させる方法は太卜司でのみ力を発揮するの。

 ふん、時間ね、行くとしましょう。さぁ、こちらへ」

 嘘発見器とかそういうのがあるの? そう思いながら俺たちは符玄についていき、太卜司へ案内される

 

 停雲「皆様、ここで降りましょう」停雲の言葉に従い俺たちは星槎を降りたが。ここが太卜司か。

 

 符玄「……あまり外を出歩かない身とはいえ、治下の様子は知っているつもりよ。 どこに案内してるの? ここは太卜司ではないでしょう!?」ええ〜(困惑)。

 

 停雲「申し訳ありません……穹儀が壊れてしまい、洞天の入り口を特定できなくなってしまったのです。私も速やかに案内したいところではありますが、すぐに星槎を停められる場所がここしかなく……」怪しいな〜まあ星槎とか全く知らないから、なんとも言えないけど。

 

 穹「俺だったら、太卜司に着けたのに……」

 

 レント「穹、お前が運転すると命が足りなくなりそうだから、やめてくれ。そもそも、太卜司ってどこか知ってるのか?」

 

 穹「…………(目を逸らす)」あ、これは、知らないパターンですね。

 

停雲「[長楽天(チョウラクテン)]──聞く限り、安全な場所ではありませんか。残りの道は徒歩で行くとしましょう」

 

 符玄「ふん。「兌坎(だかん)の間、卦象(かしょう)に満ち引きあり。船の進みが難くなり、泥に足を取られる……」符玄が鼻を鳴らしなんだかすごい専門用語を行っている。けど、なんか言っている意味がわかりそうで分からない。

 

 なのか「仙舟の[卜算(ぼくさん)]については聞いたことあるけど、神社だって言われてるわりに指を使うだけなんだ? ウチが数を数える時と一緒じゃん。]そうなのかが符玄の卜算とか言う占いっぽいのにケチ? を着けていた。

 

 穹「なのは数える時に指を使うんだ?」

 

 なのか「悪い? 指は10本もあるんだから、使わないともったいないじゃん!」

 

 符玄「念のため占ってみたけど、結果は今と同じ状況を示しているわ。あちらは星核で大変のようだし……今日中に星槎で太卜司に着くのは無理ということでしょうね。 はぁ、私が座を離れて、司内はどうなっているのやら……」

 

 停雲「そうですね。符玄様は太卜司にとって欠かせない存在ですもの」

 

 なのか「それなら、ちゃんとしたシステムを作っておいたほうがいいんじゃない? 符玄が休暇を取ったりしたら、大変なことになりそうだし……」

 

 符玄「ふん、内情を知らない部外者ということで、今の言葉には目を瞑ってあげましょう。私は先に言って審問に備えるわ、では──」

 

 レント「ちょっと待ってくれ」

 

 符玄「一体何かしら?」

 

 レント「さっきから気になっていたんだが、その額にあるの第三の目らしきものは、外付けのものか?」

 

 符玄「それが何かしら?」

 

 レント「いや、そんな物、埋め込んでいるなら、常に激痛が走ってると思うんだが。痛くないのか?」

 

 符玄「ふん、そんなのとっくのむかしに慣れている、余計なお世話だわ。 全く、こんなことを聞いてくるなんていつぶりかしら、あいつの雰囲気に似てるし(小声)、はぁぁ(ため息)、もう質問はないかしら、では──」

 なんかため息をはかれてしまった。さっきなんか言っていたような。

 

 穹「では、さらば!」

 

 符玄「……」なんかホッとした表情をして、なにやら考え込んでしまった。

 

 なのか「あ・の・ね、気に障るかも知れないけど──アンタの将軍は、カフカを審問する時にウチらも立ち会っていいって言ったんだよ!」

 

 符玄「この私なんだと思って……一諾千金! たとえ洞天が崩れようと、約束は守らなければ──まあ、洞天が崩れる可能性なんてゼロに等しいのだけど。 犯人の[口を割る]には、特殊な手段を使う必要があるの。その手段は太卜司の機密であり、公表することはできない。申し訳ないけれど、それは理解して。これだけは約束する……お前たちが来るまでは、決して審問を始めないと。 すでに部下に連絡し、[長楽天]の広場でおまえたちを接待するように手配したわ。内務が整い次第、そのものに太卜司まで案内させるから、もうしばらく待っていてくれないかしら」

 

 なのか「わ、わかったよ、信じるから!」符玄は頷き、どこかへ向かっていった。

 

 なのか「……また人を怒らせちゃったみたい」

 

 穹「[気がする]?」

 

 なのか「うるさいっ!」

 

 ヴェルト「あまり気にするな。符玄さんは道理を心得た人のようだし。怒っていないはずだ」

 

 なのか「そうかなあ? 冷たい人に思えたけど……」

 

 穹「案外わざと堅苦しいふりをしているのかも」

 

 なのか「そうやって自分を守ろうとしてるのかな?」

 

 レント「案外、単純に人と話すのが慣れてなくて、冷たい人にみたいになったんじゃない?」俺の勘が符玄がツンデレだと呼んでいる。

 

 ヴェルト「さあ無駄話はここまでにしよう。太卜司の準備にも時間が掛かるだろうし、この辺りを少し散策してみないか?」

 

 なのか「いえーい! さっき乗った星槎も面白かったし、きっと[長楽天]にも面白いものがたくさんあるよね!」

 

 そう言って一旦ここで解散し、長楽天を満喫することになった。ここには、屋台があるみたいだ。

 

 屋台の店主「おいしい(ばく)巻き! 蓮根餅もあるよ! はい、いらつしやい! 安くておいしい羅浮の一品料理はいかが? おや、見ない顔だね? もしかしてここに来るのは初めてかい?」

 

 レント「そうですね」

 

 屋台の店主「そりゃ、タイミングの悪いときに来ねぇ。 まあここは、羅浮で一番の繁華街だよ、いろんな物があるから、ぜひほかを回ってみるといいよ。 でもウチをご贔屓にしてくれるとありがたいよ。さて、何を買うのかい? おすすめは、自慢の獏巻きと蓮根餅だよ!」

 

 レント「 じゃあ、獏巻と蓮根餅をそれぞれ一つください」

 

 屋台の店主「はいよっ! どうぞ、 今後をウチをご贔屓(ひいき)ね」

 

 レント「ありがとうございます。じゃあいただきます」うまっ! また、ここに来よ。

 

 なのか「レント、今から、みんなであっちの広場に行こう」

 

 レント「はふはふ、ちょっほはって……わかったよ」急いで蓮根餅を食べ、広場にむかった。

 

 なのか「あそこが広場みたいだね。 待ち合わせしてるような人はいないっぽいけど……近くを捜してみる?」

 

 近くを捜してみると、広場の中心で数人が集まっていた。そこは、数人の雲騎軍の兵士が担架に横たわっていた……が、突如、担架に横たわっていた雲騎軍の兵士が苦しみ始め、何処かで見たであろう いちょうの葉っぱが雲騎軍の兵士を包み、光った。そうすると予想していたが、魔陰の身になった。が、案の定、理性はなく周りの人を襲うとしていた。

 

 ??? 「皆、下がれ!」と、どこかから、声が聞こえ、聞こえる方を向くと、尻尾と角を持った小さい子が、尻尾に帯電しており、魔陰の身にしっぽビンタし、気絶させた。

 

 ??? 「これを飲ませて、やつを横たわらせるんじゃ!」と瓢箪(ひょうたん)を取り出し、他の人のところに向かおうと背を向かせたが、いつの間にか、他の雲騎軍の兵士も魔陰の身になっていた、

 

 ??? 「つっ、つまり……やつらを、横たわらせるんじゃ……」不味そうな顔をしていた。

 

 理性を失った魔隠の身は少女を襲おうとしたが、

 

 レント「あぶねっ。おらよっと! (魔隠の身を吹っ飛ばす) 大丈夫か?」

 俺が抜刀して間一髪で阻止した。吹っ飛ばした魔陰の身は、なったばかりか、すぐに気絶した。周りを見ると、穹たちがそれぞれ、魔隠の身を気絶させたようだ。

 

 ??? 「ああ、すまん。完膚なきまでに叩きのめされて、ようやく大人しく寝る気になったようじゃな。そこの小童と小娘、患者の情報を安定させてくれたこと、礼を言う。素晴らしい‪‬物理麻酔‪‬じゃった」少女が小童とか言っても、全く違和感がない。まさか、合法ロリこの世に存在していたのか!? 《シャキン(抜刀音&脳内再生)》

 !!! ( ゚д゚)ハッ!!!! 今、ゼーレとブローニャに殺意をむけられたような。

 

 なのか「[物理麻酔]……ウチら、そんなことしたっけ?」

 

 レント「物理麻酔って単に殴って気絶させただけだよ」

 

 ??? 「そうじゃ。まぁ、おかげでこの者たちは傷も負うことになったがな。全力で手当をしてやらんと……まったく、忙しくて手が回らぬ」

 

 穹「診察は遊びじゃない⋯」穹はそう言いながら、俺を見てきた。穹の目からは、お前からも言ってくれ。っと伝えてくる感じだった。俺には、なんとも言えないよ。と目線で伝わるかわからんが、やってみた。

 

 なのか「この子、どこから来たんだろ? パパは?」

 

 ??? 「おらん」

 

 なのか「ぁ……じゃあ、ママは?」

 

 ??? 「ママもおらんぞ」

 

 なのか「…………」

 

 ??? 「さては、わしが幼く見えるゆえ[子供]じゃと勘違いしておるな。ここは仙舟じゃぞ! よその小娘小童が、見た目で人を判断するでない! 持明族は輪廻ができる故、パパもママも不要じゃっ! わしは転生(脱鱗)した時から医学の道に専念してきた。丹鼎司(たんていし)の医者免許を持つ、れっきとした医者じゃぞ!」輪廻? 持明族? 俺と同じ、回帰の眷属なのか? でも、あの人から、持明族なんて話聞いたことがないんだが。

 

 ??? 「近頃の羅浮は安全な場所ではない。ぬしら、もし……」

 

 なのか「用事がないなら出歩くな、でしょ? でもアンタたちの将軍に仕事を任されたから、出歩かないわけにはいかないんだよね」

 

 ??? 「な、なら、もしぬしらに何かあれば……骨でも折れたりしたら、わしが無料で診てやろう! わしを救ってくれたお礼に、薬代も8割りにまけてやる」

 

 穹「無料じゃないじゃん……」

 

 レント「いっておくが、薬代を八割負担してくれるのは結構でかいぞ」

 

 ??? 「その通りじゃ。 この仙舟[羅浮]で、わしに診てもらいたい患者がどれほどおるか知らぬのか!」

 

 なのか「別にウチらにはレントがいるから、レントに診てもらえばいいし」そう言い、なのかは俺を見た。それにつられ、この少女も俺を見た。

 

 レント「羅浮で医薬品を買える場所ってあるか? そこを教えてくれたら助かるんだが」

 

 ??? 「それなら、ちょっと待て⋯⋯よし、ここに書いてある場所に行けば医薬品は買えるじゃろう。コホン、無駄話はここまでじゃ。患者の診察を遅らせるにはいかぬからのう」少女から貰った紙には、場所が書かれていたが、漢字が読めん。丹⋯なんだこの漢字? 県みたいな漢字をしている。漢字の読みを聞こうとしたが、少女はすでに魔陰の身の治療に当たっていた。

 

 なのか「ヨウおじちゃん。さっきのちっちゃいお医者さん、雰囲気が周りと随分違ったね」

 

 ヴェルト「ああ、俺も文献でしか見たことがなかったんだが、あれが[持明族]なのか。文献には龍の末裔と書いてあったが、確かにその通りだったな」龍の末裔!? 何それかっこよ! てか、ヴェルトさんにこの漢字聞こ。

 

 レント「ヴェルトさん、この文字なんて読む?」

 

 ヴェルト「それは、丹鼎司(たんていし)という場所だな」

 

 そう思うながら、俺たちは符玄の部下を聞き込みをしながら探した。聞き込みをしているとどうやたここ、長楽天が一時封鎖されたそうだ。その他にも、先程、魔陰の身になった兵士の中には、200歳で雲騎軍に入ったばかりの人で魔隠の身になるには早すぎると言っている人もいた。いや、200歳って十分長生きしてるな。

 

 ??? 「そこのお兄さん、待ってくれ」と後ろから声が掛かり、振り返った。

 

 ??? 「[長楽天]の民と龍女様を助けてくれて、本当にありがとうな」

 

 穹「龍女様?」そう言うと男は頷いた。

 

 ??? 「あの方は丹鼎司(たんていし)の龍女、白露様だ」

 

 なのか「さっきの子のことだよね? なんか、すごく偉い人に聞こえるんだけと……」

 

 ??? 「天舶司の友人から聞いた。将軍様が羅浮の危機を解決するために、よそから客人を招いたってな。見たところ、お前たちのことだろ。 面倒を掛けるつもりはないが、時間があったら地衡司(ちこうし)の[[rb:官衙

 > かんが]]まで来てくれないか、[長楽天]について話したいことがあるんだ……」そう言われて、男に付いていくが

 

 穹「丹恒から連絡が来た」

 

 なのか「で、なんてメールを送ってきたの?」

 

 穹「丹恒が羅浮に来たらしい」

 

 レント「あんなに嫌がってたのに?」

 

 穹「話が長くなるような事情があったらしいけど後で説明するだってさ」

 

 ヴェルト「ひとまず、地衡司官衙に向かおう。丹恒の話はその後だ」

 そういって俺たちは地衡司官衙に入ったが、中は書物がたくさんあって、俺等の眼の前のこの中で1番大きい机のところに先程の男、大毫がいた。話しかけたが、開始早々この官衙に足りないのは何かを聞いてきていきなり話が脱線した。なんとかその話が終わり本題に入った。

 

 大毫「よし、本題に戻ろう。お兄さん、俺になんのようだ?」

 

 穹「俺達に用があるんだろ?」

 

 大毫「ああ、そうだ! 忘れるところだった! よく来てくれたな、穹のお兄さん! 景元将軍の客人が俺たちの要請を受けてくれるとは、本当にありがたい! 前に、長楽天広場で龍女様を助けてくれたこと、手配が行き届かなかった地衡司の仲間を代表して霊を言わせてくれ! ありがとうございます!」

 

 穹「単刀直入に言って何が会ったんだ?」

 

 大毫「知っての通り、星核の災いが訪れて以来[魔陰の身]の狂病が蔓延している。[魔陰の身]は仙舟人が忌諱してきた宿命で、十王司の監視があれば、本来こんなに頻繁に現れるものではないんだと。だが、今は多くのひとが……特に雲騎軍のようにストレスや危険に晒されている人たちが、魔陰の身に堕ち始めている。それに、彼らは外観まで恐ろしい化け物に変化した。こんなの、俺の知っている[魔陰の身]じゃない……」

 

 レント「ってことは、あの広場で暴れた魔陰の身は、突然変異みたいな奴なのか?」

 

 大毫「ああ、今まで、あんな化け物にならなかった?」

 

 穹「つまり、この裏には何かあると思ってるの?」

 

 大毫「ああ、どんなに強い風でも。最初は浮き草が揺れる程度のそよ風だって言うだろ? ……俺は地衡司の小役人に過ぎないが、第一線で仕事を続けてきたおかげで、いつも真っ先に危機を察知できるようになった。お前は強いから、将軍様の依頼を受けて星核を追う中で、きっと魔陰の身とも戦ったことがあるだろう……どんなに小さな手掛かりでもいい、見つけたら地衡司に知らせてくれ。そうすれば俺や同僚たちがすぐに対応できるし、もし手伝えることがあれば、素早く力を貸せるからな。 そうだ、ここに来るまでに何か見つけたものはあるか?」

 そう言うと穹は手紙を渡した。いつの間に手紙なんて拾ったんだ? 受け取った手紙をじっくり読み進めると、信じられないといった表情を浮かべた。何度も読み返してると大汗をかき何処かへ行ってしまったが、数分後一人の女性を連れてきた。

 

 大毫「その……お前が見つけた手紙何だが……正直に言って俺では、この問題にどう対処すればいいのかわからない。これは地衡司の管轄を超えている。だから、将軍様のいる神策府に連絡したんだ。 この人は……いや、この方は青鏃(せいぞく)さん、景元将軍の策士長だ。この手紙については、彼女が証明したほうがいいと思って来てもらった」

 

 青鏃「あなたが魔陰の身から入手した手紙は読ませてもらったよ。 雲騎軍が星核の所在を調査する間、私も将軍様の命を受けて魔陰の身に関することを調べてるの。あなたのおかげで、ようやく手掛かりが掴めた。外の人から見れば、これは病気だった人が快復したことを報告する手紙に過ぎない。でも、かいてあることは[不赦十悪]の禁律を犯していて、大逆無道だと言える」 俺は手紙を読んでいないから内容は全くわからん。とりあえずはおれは話についてこれそうにないから、存在を薄くした。

 

 穹「[慈悲なる薬王]のこと?」

 

 青鏃「そう。慈悲なる薬王……法を守る同盟の民なら、こんな敬称は絶対に口にしない。だって、これは仙舟人の大敵……私たちが[寿禍の王(寿瘟禍祖)]と呼ぶ豊穣の星神、薬師のことだから。 この手紙を書いた人は、おそらくあなたが倒した魔陰の身だろうね──彼は誰かに惑わされ、病を治療するという名目で毒を盛られ、あんたが見た姿になったんだと思う。 こういう振る舞いは、仙舟で数千年前に壊滅した組織……[薬王秘伝]を思い出させる。禁忌である丹法を掘り起こし、いわゆる仙道の秘密を復興させることを志としている豊穣の信者……とっくに滅びたはずの組織が、今さら復活して混乱を招くなんて思わなかった。取り返しのつかないことになる前に、この組織の現状を徹底的に調べないと。もし他にも[薬王秘伝]に関係がありそうな手掛かりを見つけたら、神策府に来て私に渡してほしんだ。神策府は今、一次資料を必要としているの」

 

 穹「なんか面倒くさそう……」

 

 青鏃「そうだよね。でも、時間がある時に気にかけてくれるだけでいいの。それに、神策府は貢献してくれた人を蔑ろにしたりしない。最近の報告によれば、彼らは目下の混乱に乗じて、長楽天一帯で殊俗の民を惑わしているらしいの、そこから初めてみるのはどうかな? 実は数ヶ月に調査人員を偵察に向かわせて、少しなら情報が得られたんだけど…… 向こうも疑り深いみたいで……偵察に行った人と連絡が取れなくなったの。もしかしたら、偵察していることがバレたのかもしれない……あなたは羅浮で顔を知られてないし、殊俗の民でもある。あなたに任せることができたら、私も安心なの」そう言い話し合いは終わった。やっと話が終わった。全く話がわからん。

 

 穹「レントはどう思う?」

 

 レント「あ、いいんじゃない?」

 

 穹「とりあえず、長楽天の言われたところに向かおう」

 俺たちは地衡司官衙を出た。近くの階段を登り、周りを散策していたら、変なやつに声をかけられた。

 

 言行が奇抜な変人「そこの異邦の客人、お待ち下さい。あなたは長生を望みますか?」何だこの怪しいやつは。

 

 レント「穹、こいつに関わらない方がい……」

 穹「俺が望むもの、それは力!」おいいいいいいいい、何返事しちゃっての!? しかも力を求めちゃってるよ。

 

 言行が奇抜な変人「なるほど! あなたは長生を望んでいるのですね! 何しろ不老長生も一種の力ですから!」やっぱこいつやばいやつだ。

 

 穹「いや、純粋なる力を望んでいる!」

 

 言行が奇抜な変人「え―…… これは参りました、お兄さん ははは、本当に面白い人ですね。正直に言いましょう。私は殊俗の民に不老長生の機会を与えることができるのですが……あなたは反物質レギオンに入ったほうがいいかもしれません。 

 どちらにしても、お互いに少し声を落としましょう。これは表立って話していい話題ではありませんので。

 絶対的な力を手にする前に、永遠に生きたいと思いますよね? しかし、仙舟は短命種の幸せなんてちっとも考えいない! 彼らは長生という輝かしい道に向かうことを頑なに禁じているのです」あれ、俺いない存在になってない? てか、こいつさっきの青鏃さんが捜してた薬王秘伝ってやつか? でも、永遠ねえ。永遠に生きてたら、先に心が壊れてカーズみたいに考えるのやめてるだろ。

 

 緑芙蓉「私の名前は緑芙蓉(りょくふよう)。長楽天に来たのはあなたのように縁のある人に出会い、共に長生の仙道を歩むためです。 どうでしょう? そこのお兄さんも私と一緒に話し合いに適した場所に行きませんか?」怪し。

 

 穹「分かった、行こう」

 

 レント「いいのか? (小声)」

 

 穹「俺に作戦がある」

 

 レント「わかった。行こう」

 

 緑芙蓉「では、さっそく出発しましょう。ここは人が多い、あまり長いすべきではありません」

 そうして、俺と穹は緑芙蓉についていった

 

 

To be continue.




小話
次回、レントは穹の奇行で大変な芽に遭います(断定)
今回、薬王秘伝というやばい宗教団体が出てきましたが、実は先日、宗教勧誘の人が来まして、コレが宗教勧誘かと思いました。まぁ俺、仏教徒なので、意味ないんすけどw
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