崩スタに転生したら、前世でやらかしてたみたいです(旧:ゼーレとブローニャの幼馴染に転生しました)   作:ダレンダ

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第18話「俺の前世っておえらいさんだった件について」

 

 

 景元「君は、巧蓮(こうれん) という名を知っているかい?」

 

 レント「巧⋯⋯蓮。どこかで聞いたような⋯⋯ 」巧蓮という名は、確実知っている名前である事はわかるが、一体どんな人なのかは思い出せない。何かが頭の中で引っかかる。

 

 レント「⋯そもそも巧蓮って誰なんですか? どうにも思いだせない? ですが」

 

 景元「おっと、まずはそこからだったね。⋯巧蓮は、(符玄殿)の2代前の太卜の頃に活躍した殊俗の民であり、私の旧友でもある。そして、⋯君と同じお守りを持っていた」

 

 レント「このお守りを持っていた?」

 

 景元「⋯ああ。彼も君が持っているような御守りを持っていてね、殊俗の民でなければ間違いなく太卜に就いていただろう。おっと⋯⋯これ以上の彼の説明は、彼女の方が詳しいだろう」彼女? そうすると 彼の周りに先程見た青緑色の炎が居た。

 

 ??? 『呼んだかい? 景元』

 

 景元「ああ、少し彼に巧蓮のことについて説明してやってくれ。 それと、彼の記憶はどうだった? (小声)」

 

 ??? 『それについては、さっき取り憑いた時に確認したけど、ほぼ間違いないと思うよ。(小声) 』

 

 景元「そうか。(小声)」なんか、2人ですごく真面目な話をしてる。

 

 ??? 『了解、 コホン、またあったね、君。僕の名は、巧蘭(こうらん)。どんな風に呼んでも構わないよ』

 

 レント「あ、あの時助けてくれた人? まあ、とりあえず巧蘭、よろしく。 ⋯ってこれじゃあ握手できないのか」

 

 巧蘭『ははは、君面白いね。気持ちだけでも受け取っておくよ。こういうところやっぱり彼にそっくりだ。(小声) じゃあ、ここからが本題なんだけど、まずは、あの鏡に手を当ててくれないかな』

 

 レント「鏡?」巧蘭の後ろを見ると俺と同じぐらい鏡(約2mぐらい)があった。鏡に近づいて手を当てても得なんの変哲のない鏡だ。

 

 レント「こうか? 特に何も起こ⋯ってちょおま!! (鏡に引きづり込まれる)」

 

 景元「では、巧蘭。彼のことを頼んだよ」

 

 巧蘭『りょうかーい(鏡の中に入っていく)』

 

 景元「さて、彼女が彼を呼んでくる間に私も羅浮の将軍として役目を果たそう」

 

 


 

 

 レント「痛っててて。ここは一体?」周りを見ると中華っぽい造りとどことなく幽霊が出そうな場所だ。さっきから、なんか変な感じするが、気のせいか? 

 

 巧蘭『幽霊じゃなくて歳陽(さいよう)だけどね』と言うと俺の目の前に巧蘭が現れた。心読むとか、読心術か何かか? 

 

 レント「歳陽?」

 

 巧蘭『ああ、そういえば、言ってなかったね。ここ、仙舟では私のような幽霊みたいなのを歳陽っていうの。ちなみに君の心が読めてるのは、君に取り憑いてるからだよ』

 

 レント「取り憑いてる? この変な感じのことか?」確かに、よく自分の体を見てみると、青緑色のオーラ? が纏っていた。

 

 巧蘭『そうそう』

 

 レント「なるほど、で、ここで何をするんだ?」

 

 巧蘭『それはね、君に思い出して貰いたいんだ。昔のこと、私たちとの思い出をね』

 

 レント「昔のこと? 俺たちは初対面だよな?」

 

 巧蘭『それは、君がレントであればね。(小声) まあまあ、これから思い出していけばいいから。じゃあ、ここをまっすぐ進もう』そう言われるがままに、進んでいく。

 

 レント「そういえば、ここは何処なんだ?」

 

 巧蘭『そういえば、全然説明しないで進んでたね。ここは、幻障迷境(げんしょうめいきゅう)。私が作った幻影の空間さ。安心して、危害は加えないと誓うよ』

 

 レント「ほぇ~~~~ スッゲエな」

 

 巧蘭『着いたよ』話し合っていると意外と早く進んでいた。

 

 レント「ここは?」あたりは広い広場があり、色々と荷物があった。

 

 巧蘭『ここは、私と巧蓮が初めて出会った場所を再現したんだよ。ちょっと待っててね』すると、巧蘭は消え、その代わりに人影のような炎が現れた。

 

 巧蘭『じゃあ、これに近づいてみて』近づいていく段々声が聞こえてきた。

 


 

 

 幼少期の巧蓮『う、う、グス、グス お父さん、お母さん』泣

 

 巧蘭『おや~? おやおや? 僕、一体こんな真夜中で何をしてるのかな? お父さんとお母さんは、どうしたの?』

 

 幼少期の巧蓮『グスッ、お父さん、お母さん、みんな、変な葉っぱがついた化け物に56された。お父さんとお母さんが僕を逃がしてくれたんだ』泣

 

 巧蘭『⋯⋯⋯ これは、嫌な話を聞いてしまったね。じゃあ、私が一緒に居てあげるよ』

 

 幼少期の巧蓮『え? どうして?』

 

 巧蘭『私も1人ぼっちは退屈してたんだよね。それに2人で一緒に居たら寂しくないでしょ』

 

 幼少期の巧蓮『うん、じゃあ約束、指切りしよう。 ⋯⋯あれ? 、でも君と指切りできないよ?』

 

 巧蘭『あはは(笑)、それはそうだよ。僕は歳陽で体はないからね。でも、ありがとう、気持ちだけでも受け取っておくよ』

 

 幼少期の巧蓮『じゃあ、これからもよろしくね。え──っと名前はなんだっけ?』

 

 巧蘭『そういえば、お互い名前を知らなかったね』

 

 幼少期の巧蓮『僕の名前は巧蓮。君の名前は?』

 

 巧蘭『あ~~、実は僕、名前が無いんだよね』

 

 巧蓮『じゃあ、僕がつけるよ。え──っとねえ、じゃあ巧蘭っての言うのはどう? 』

 

 巧蘭『巧蘭、いい名前だ! 』

 

 幼少期の巧蓮『じゃあ、よろしくね。巧蘭 』

 

 

 

 

そこで声は止まった。

 

 

 

 

 巧蘭『どう? なにか思い出した?』

 

 レント「いや、何も? 」巧蓮についてはわかったが、どうして俺と繋がりがあるんだ? 

 

 巧蘭『まだか~~~ まだ、見せたい(記憶)は残ってるし。次に行くとしよう。付いてきて』そう言うと巧蘭は奥へと進んで行った。

 

 レント「気になったんだが、巧蘭は巧蓮とは、仲が良かったのか? 」

 

 巧蘭『そうだね~ 、巧蓮とはさっきの会話の時に初めて会ってそこから一緒に行動するようになって、ずっと仲良かったんだよ。まあ、ちょくちょく意見が割れて喧嘩したり、色々あったけど、本心で話せるような関係だったね まあ、最期は、彼が私を置いて行っちゃたけどね』

 

 レント「⋯⋯⋯」

 

 巧蘭『まあまあ、そんな暗い雰囲気になんないの。それで、次の場所に到着しました~~』

 

 レント「ここでは、何を見るんだ?」

 

 巧蘭『それは、聞いてからのお 楽 し みってね』なんだこいつ

『ちょっと引くのは失礼なんじゃない?』心を読むな。 と話がズレたが先程と同じように人影のような炎が現れ、声が聞こえてきた。

 

 

 


 

 

 ☆☆『おい、巧蓮。お前がこの前渡してきた設計図通りのものを作って来たぞ』

 

 巧蓮『おお、助かるよ、応星。さすがは、工造司、期待の星』

 

 応星『褒めたところで、何も出ないがこれで、一体何をするんだ? 』

 

 巧蓮『それは、出来てからのお楽しみだ』

 

 応星『じゃあ、もう帰ってもいいか?』

 

 巧蓮『まあまあ、そんな急がなくても。 少しお話しようぜ』

 

 応星『スマンが、俺は俺で仕事があるから無理だ。それにお話しようって言ってもこの前したばかりじゃないか』

 

 巧蓮『⋯⋯てへ(´>∀<`)ゝ』

 

 応星『てへ 、じゃねえよ! 全く俺たちは、短命種で、ここ仙舟じゃあ、余りいい目で見られないからな。成果を出さないと、周りから下に見られるぞ』

 

 巧蓮『そこら辺は、大丈夫だろ。現に俺たちは成果と名をあげてきたからこうやって2人とも、"工造司期待の星"と"太卜司異例の華"って呼ばれてるだろ?』

 

 応星『確かにそうだが…… まあ短命種で太卜司に入れてるお前なら大丈夫だな』

 

 巧蓮『まあな。でも、余り張り切りすぎるといつか体の過労で逝くぜ。 ちょくちょく休めよ、じゃないと彼女(白珠)に心配がられるぞ』

 

 応星『べ、べ、べべ別に彼女って訳じゃ』

 

 巧蓮『体全体が震え上がってるぞ。図星だな。まあまあ、黙っておくさ。じゃあ、仕事頑張れよ』

 

 応星『余計なお世話だ、まあ、お互い様だ。それと巧蘭もよろしく言っておいてくれ』

 

 

 

 

 

そこで声は止まった。

 

 

 巧蘭『どう? 今度は、なにか思い出した?』

 

 レント「いや、全然」巧蓮のことは聞いているうちにわかってきたがやっぱり肝心なところで思い出せない

 

 巧蘭『ダメか〜ー 何がたりないんだろう? 』

 

 レント「そもそも 俺と巧蓮の関係性がわかんないけど」

 

 巧蘭「じゃあもうちょっと見せないとダメか〜── じゃあ、次に行こうか 付いてきて」

 そういって巧蘭は奥の扉を開き、進んで行った

 

 レント「そういや、応星って誰なんだ?」

 

 巧蘭『そうだね⋯彼は巧蓮と同時期に工造司で活躍していた殊俗の民で、長命種の上層部の者とはよく対立していて嫌がらせていたんだけどいつも実力で黙らせていたんだよね』

 

 レント「巧蓮はどうだったんだ?」

 

 巧蘭『巧蓮はそういうのは無かったね。そもそも太卜司は仙舟の中でも重要な所で、殊俗の民なら相当実力がなきゃ入れないからね。働いてる時点で実力は証明されてるんだよ まあ、殊俗の民だから そこまで偉い立場にはなれなかったけどね』

 

 レント「ふぅ──ん 巧蘭から見て応星どういう感じだったんだ?」

 

 巧蘭『応星についてかい? あいつは、明るくて真面目なやつだったね あまり話したりはしなかったけど、って話してたら着いたね 』そう言うとまた広場に出た。今度は一体どんな話しが出てくるのか レントは特に何も聞かずに次の話を聞いた。

 

 


 

 

 

 巧蓮『はい、これで決まりだ、景元。君の負けだ』

 

 若き頃の景元『まだです、巧蓮。次こそは必ず僕が勝つ!!』

 

 巧蓮『相変わらず負けず嫌いだな。 そう言って何回負けてきたと思ってるんだ?』

 

 若き頃の景元『グヌヌ(´◉ᾥ◉`) 今度こそは───』

 

 巧蓮『言っておくが、牌を変えたりズルはダメだからな。したところで負ける気はしないがな』

 

 若き頃の景元『⋯⋯⋯』

 

 巧蓮『図星のようだな。⋯まぁ、また会う時、何時でも勝負してやる。いつでもこ───』

 

 鏡流『見つけたぞ、景元。さっさと稽古を始めるぞ』

 

 若き頃の景元『し、師匠!! どうしてここに?』

 

 鏡流『どうしたも何も、お前こそ何、道草を食っている。稽古をするんじゃなかったのか?』

 

 巧蓮『へぇ──? 景元、サボってるのか?』

 

 若き頃の景元『違う!! そもそも師匠。稽古は明日ですけど』

 

 鏡流『そうだったか? ⋯まぁ、そんなことはどうでもいい、景元、稽古に付き合え』

 

 若き頃の景元『で、でも、まだ巧蓮との決着がまだなんですが⋯⋯』

 

 鏡流『そんなもの、巧蓮、決着をさっさとつけて終わらせろ』

 

 巧蓮「そう言われてもなぁ、今さっき決着ついて次の勝負を決めてるところだしな」

 

 鏡流『そうか、ならいくぞ。景g「待ってください! 師匠、せめて次の腕相撲で勝負してからにしましょう!」ふむ、なら待とう、さっさと勝敗を決めろ 』

 

 若き頃の景元『というわけで、次こそは僕が勝つ!』

 

 巧蓮『はいよ、じゃあやるか 鏡流、審判をしてくれるか?』

 

 鏡流『ああ、では、⋯⋯始めっ!』

 

 巧蓮『ほい。《巧蓮が景元の手の甲を机につけた》⋯⋯これで勝ちだな』

 

 若かりし頃の景元『そ、そんな! ……腕相撲なら絶対に力の差で勝てるはずなのに!』

 

 巧蓮『ふふふ、景元よ、いつから俺が筋力がないへなちょこだと錯覚していた』

 

 若かりし頃の景元『な、何だ、と!』

 

 巧蓮『太卜司で働いているが普通に体は鍛えるぞ、いざというときに使えるのは自分の体だからな。というわけで鏡流、連れてってどうぞ』

 

 鏡流『ああ、行くぞ、景元』

 

 若き頃の景元『次こそ、次のこそh『しつこいぞ』《鏡流に引きづられてる》』

 

 鏡流『そういえば少しに気になったのだが、どうして巧蓮は景元と遊戯を勝負するようになったのだ?』

 

 巧蓮『別に、これは、遊戯というわけじゃないぞ、戦況を見て、勝機を伺うのを鍛えるための簡易的な⋯⋯なんていうか⋯やっぱ遊戯としか言えないな。まぁ、話しは逸れたが元々、俺が景元を俺が作った遊戯のお試しで誘ったのがきっかけでな。その時、俺に負けたのが悔しくて今までの勝負に至るって訳だ。戦うより策を用いるのが得意な景元には、いい経験になったと思うぞ』

 

 鏡流『そうか⋯では、今度我もやって良いか?』

 

 巧蓮『ああ、何時でも構わないy⋯嫌、前言撤回だ太卜司が忙しい時は無理だわ』

 

 鏡流『相変わらずそういう所は真面目だな。まあ良い、では行くぞ景元』

 

 景元『次こそは、絶対勝つ!! 巧蓮』

 

 

 

 

そこで声は止まった。

 

 

 

 レント「これは⋯鏡流さんと誰かが巧蓮とはなしている?」

 

 巧蘭『今回はのわね、景元将軍とその師匠の鏡流との会話の場面だね』

 

 レント「え!! 鏡流さんって、将軍様の師匠なん!?」

 

 巧蘭『そういえば、言ってなかったね。昔、景元は鏡流に稽古をつけてもらっていてね 』

 

 レント「そういえば、巧蓮は将軍様となんかしてたけど、何をしてたんだ?」

 

 巧蘭『ああ、あの戦略遊戯の事ね、巧蓮が楽しmゲフンゲフン(^q^) 戦略を考え、状況に合わせて先に相手に駒を全部倒したら価値の遊戯だね。今では、廃れて私と将軍ぐらいしかやってないんだけどね。⋯で、そろそろなにか思い出した?』

 

 レント「いや、なんか思い出しそうだけど 何かが引っ掛かって思い出せない。でも、確実になにかに近づいて来てる気がするだけどな〜」

 

 巧蘭『そっか⋯⋯どうしよう、そろそろ見せれる記憶が2つしかない! なのに思い出せそうにない! どうしよう《小声》』

 

 レント「なにか言ったか?」

 

 巧蘭『べべべべっべっっっbつに 何もいいってないけど!?』

 

 レント「じゃあなんでそんなに焦ってんだよ」

 

 巧蘭『(図星)』

 ああ、図星か、と内心思ったレントであった

 

 巧蘭『まぁ、兎に角⋯次を見ようだよ。ちょっと待っててねすぐに始めるよ』

 

 再び広場に炎が(以下略)

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 ??? 『おーい、巧蓮。こっちだよー〜』

 

 巧蓮『⋯(息切れ)どうやら俺が最後か、遅れてすまん、白珠』

 

 白珠『大丈夫、まだみんなきたばかりだし』

 

 応星『だけど、花見を誘った本人が1番遅いってどういうことだよ』

 

 巧蓮『すまねぇ、思いのほか、業務が終わらなくてな、どっかの誰かさんが事務書類を押し付けられているてな、なぁ、鏡流?』

 

 鏡流「⋯一体なんの事やら?」

 

 巧蓮『はぁ⋯(溜息)、こちとら、もうジジイになるんだぞいい加減、人使いをちゃんとしてくれる嬉しんだけどな。そう思うだろ、応星?』

 

 応星『人に賛同を求めるな。俺からは、返答無しだな』

 

 巧蓮『チェッ、まぁいい。花見を楽しもう』

 

 丹楓『相変わらず、酒は飲もうとしないんだな、巧蓮』

 

 巧蓮『うるせえ!! 俺は、酒は好きじゃねんだよ。それに、酒なんか飲んで思考を鈍らせるわけにはいかねぇんだよ、丹楓。いつも言ってるだろ?』

 

 丹楓『ああ、そうだったな』

 

 白珠「それより!! 巧蓮!! 今度こそ、星槎に乗って一緒にここからを観光するよ!」

 

 巧蓮『白珠の運転は、タヒにかけるから嫌だよ』

 

 白珠『むぅ〜ー、人聞きの悪い』

 

 鏡流「そんなことより、巧蓮、応星。決闘するぞ」

 

 巧蓮『ええ〜 また?』

 

 応星『もう、俺たちはジジイになるんだぞ。いい加減、勘弁してくれ』

 

 巧蓮『同感。せめて、今は決闘とか争いとかそんなこと忘れて、花見を満喫したいんだよ』

 

 景元「まぁまぁここは、巧蓮たちの気持ちを尊重しましょう、師匠」

 

 鏡流『ああ、そうだな。では⋯(杯を掲げる)』

 

『『『『『『乾杯!』』』』』』

 

 

 

 

 

そこで声は止まった。

 

 

 

 

 

 巧蘭『どう? 今度こそ、思い出したよね? そうであって欲しい!!』

 

 レント「いや、なんも」

 

 巧蘭『これでもー〜? もう使えるのが、一個しかないよ』

 

 レント「やっぱ、人違いなんじゃね?」

 

 巧蘭『それだけは絶対にない! 絶対に』

 

 レント「なんでそんなに、思い出すことに拘って?」

 

 巧蘭『そんなの一体誰のせいで こんなことになって⋯じゃあ、そのなった理由の出来事を見せてあげる。これが最後だよ』

 

 

 


 

 巧蓮『巧蘭』

 

 巧蘭『ん? なになに、そんな改まっちゃって?』

 

 巧蓮『実はな、十王司の判官(はんがん)の人に頼んでこれ作って貰ったんだよね、見てみて、巧蘭が憑依できる灯台みたいなやつだ』

 

 巧蘭『おおー〜、すごいじゃん!! 判官で言うと、寒鴉(かんあ)雪衣(せつい)の仲良し姉妹たちに頼んだの?』

 

 巧蓮『ああ、前から仕事関連の時に頼んでたんだがようやくできたみたいだ。巧蘭、入ってみなよ』

 

 巧蘭『はいよぉーどれどれ⋯カチャン(鍵が閉まる)え? 巧蓮、どうして鍵を閉めたの?』

 

 巧蓮『⋯⋯巧蘭、すまない。こんな手粗な真似だが、君とは、今世では、お別れだ』

 

 巧蘭『巧蓮!! ⋯どうして、こんなことするの!?』

 

 巧蓮『巧蘭⋯すまない、俺は、次の戦いでタヒぬかもしれないいや、確実にタヒぬ。だから、タヒぬ前にお前にお別れとお礼言っておきたくてな』

 

 

 巧蘭『なんで、そんなタヒぬのが当たり前みたいに言ってるの!!』

 

 巧蓮『そうかもな、回帰(運命)は、いずれ俺たちを合わしてくれる。そうなるまでどうかこれからを生きてくれ、巧蘭。六道よ、回帰は流来する⋯か、どうか、景元に会ったらこの手紙を渡してくれ。じゃあな巧蘭今まで一緒にいてくれてありがとう。来世で会おう』

 

 巧蘭『ねぇ、待ってよ! 待ってよ! 巧蓮!』

 

 

そこで声は止まった。

 

 

 レント「六道よ、回帰は流来する、ウッ(頭痛) なんだ!? この頭痛は⋯」巧蓮の言葉を聞くとレントは激しい頭痛がした。そして、大量の情報が一気にレントに入ってくる。

 

 

 

 巧蘭『大丈夫!?』

 

 レント「《くっそ! 意識が朦朧(もうろう)として》⋯」

 そうして、レントは、地面に倒れてしまった

 

 

 

 

 

 


 ・

 

 ・

 

 ・

 エレメ「おい、起きろ」

 

 レント「《痛てて、ここは前に夢で見たような》『お、目覚めたか、俺』『そうみたいだな』うん? エレメと巧蓮? ともうひとりは⋯清蓮か?」レントが目を覚ますとエレメが目の前にいたその隣に巧蓮、そして奥にもうひとりいた

 

 巧蓮『その様子だと、巧蘭から色々と俺について教えてくれたようだな』

 

 清蓮『俺の方は、巧蓮の記憶と一緒に甦っただけでよく分からないと思うがな』

 

 レント「巧蓮⋯いや昔の俺、部分的だけど思い出したよ。自分のこと⋯それと羅浮に降り立つ前に見た2人は巧蓮と清蓮だったんだな」

 

 巧蓮『ああその通り、数日ぶりだなレント。それにここに俺たちがいることが俺たち(巧蓮と清蓮)(レント)の前世に当たる何よりの証明だな』

 

 レント「でも、気になったんだが、どうして俺の今までの前世の記憶は前世だけなんだ? 巧蓮と清蓮の記憶も覚えていてもおかしくなかったはずだろ? それと清蓮についても」

 

 巧蓮『それは、本来ありえないからだ。普通、人体に許容できる記憶力はせいぜい300年ぐらいだ。それ以上は許容できず、仙舟人の末路⋯魔陰の身のようになるからな。お前の脳に負担をかけないために覚えてないと言うよりは封印していたが近いかな、清蓮については前者の話をしてからにしよう』

 

 レント「脳の負担をかけないため?」

 

 巧蓮『ああ、確かに俺の記憶はレントの頭に入っているだが、生まれ変わったからと言っても肉体は本来の人体と変わらない、そこに大量の記憶を入れたら脳の処理が間に合わなくてパンクしてしまう。そこで、記憶を封印する形で圧縮し、脳の負担を減らしているって訳だ。でもこれはまだ一部を開放しただけだ。これから様々記憶を取り戻すだろうな』

 

 清蓮『次に俺についてだな。巧蓮の次に羅浮に生まれ、巧蓮と同じように───「ちょっと待て!」どうした?』

 

 レント「俺、まだ前世の記憶持ってんの!? 」

 

 巧蓮『そうだなって言っても大雑把なところだけだがな』

 

 レント「なんでそんなに前世の記憶を持ってるんだ? どうして、俺は前世の記憶を持っているんだ?」

 

 巧蓮『それについては⋯あまり詳しいことは言えんが、要するとすれば、お前が俺らに持っていないものを持っているからだ。ほら、そこにあるだろ?』そう言うと巧蓮は自身の手の甲をレント心臓辺りを向けた

 

 レント「まさか⋯星核が⋯か?」

 

 巧蓮『そうだ、星核を記憶の容量として使っているから、俺たちの記憶を思い出せるんだ。まぁ、星核(エレメ)は、その処理で大変そうだっただがな』そう言うと、エレメの方を見た

 

 エレメ「レントが、ベロブルグを離れたあたりから急に知らねえ記憶が洪水のように流れ込んできて大変だったんだぞ。終わった頃には、変な炎みたいなやつ(巧蘭)が入り込んできたり、もうわけがわかんねぇ 」

 

 巧蓮『それに関しては、うちの相棒が迷惑かけました』

 

 レント「大変だったな「だったら今度、体を貸してもらうぞ、こちとら暴れ足りねえんだ」はいよ、その時は呼んでやる」

 

 巧蓮『⋯コホン⋯⋯話が逸れたから戻すが清蓮についてだが』

 

 

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 なんやかんやあり(気になる人は後書きに書いてあるので見てください)

 

 

 巧蓮『最後に、俺たちからレントに前世の俺として、ヒントを送ろう』

 

 レント「ヒント?」

 

 巧蓮『ああ、⋯コホン⋯()から()へと道を為す この言葉が、レントを手助消してくれるはずだ。この言葉を一言一句きちんと言えば、意味がわかるはずだ』

 

 レント「"()から()へと道を為す"⋯か、ありがとう、俺」

 

 巧蓮『ああ、頑張れよ、それと会えれば、景元によろしく言ってくれるか?』

 

 清蓮『符玄の方も頼む。ちゃんと自分が俺たち(巧蓮と清蓮)だってわかってくれてからにしろよ それと、俺の方から、御札を渡しておこう、ピンチの時に使いな』

 

 レント「わかった、じゃあ行ってくる」そう言うとレントは、消えていった

 

 


 

 

 レント「(目を覚ます)う、うーん ここはさっき倒れたところか。 『あ、起きた!』巧蘭か」

 

 巧蘭『あー良かった。タヒんだかと思ったよ』

 

 レント「それは済まない。それと、巧蘭⋯心配させてすまなかった」

 

 巧蘭『⋯⋯はぁ(ため息)⋯このバカ!! (レントに体当たりするが効果は特にない) あの時、私を置いていってそのまま戦タヒしたって聞いて、肝心の巧蓮の遺体がなくて最期を見られずに離れ離れになった時どんなに苦しかったか⋯』

 

 レント「それに関しては、巧蓮としては済まないとしか言えないな。とりあえず、これで我慢してくれ」そういうとレントは巧蘭にハグをした

 

 巧蘭『⋯⋯ほんと、ずるいよ⋯まぁ、今回はそれで許してあげる。それじゃあ、景元のところに戻ろう。注意しておくけど、景元も巧蓮のこと、信頼しててあの時、下手したら私以上に辛かったんだから、きちんと話しておきなよ』

 

 レントと巧蘭は幻障迷境を出た

 

 レント「ふぅ──、やっと出てこれた。巧蘭、これからどうするんだ?」

 

 巧蘭『とりあえず、景元に会わないt「おや、私を呼んだかい、巧蘭?」あっちから来てくれたね、手間が省けて助かるよ』

 

 景元「いや、ちょうど君たちの様子を見ていかいないと思ってね戻ってきたところだ」

 

 巧蘭『⋯で、そっちの方はどう?』

 

 景元「ああ、それについて⋯先程、今回の事件の黒幕は[薬王秘伝]ではなく停雲⋯いや、絶滅大君幻朧(げんろう)であることが判明した」

 

 巧蘭『! ⋯絶滅大君か、厄介な奴が絡んでいるね』

 

 景元「ああ、幻朧は鱗淵境(りんえんきょう)に向かい、建木(けんぼく)を使い、羅浮を破滅させると符玄殿から報告を受けている。至急、私と同行してくれるかい? そこには、列車の友人たちも居る、彼らは、君との合流を待っている」

 

 レント「そんなこと言われなくても同行しますよ、将軍様⋯いや、柔らかくなった負けず嫌いのお姫様」

 その言葉に思わず、驚く景元

 

 景元「やはり、君は巧蓮で間違いなかったようだ。歩きながら話そう。随分と時間が掛かったが、待っていた甲斐が有ったよ。久しぶりだな、巧蓮」

 

 レント「今は、レントですよ、将軍様。確かに(巧蓮)(レント)ですがレントと言ってくれる方が慣れているので」

 

 景元「おや、それは済まない。でも、私としては、君は君なんだから、呼び名の違いなど大したことないと思うがね」

 

 レント「なら、せめて(レント)(巧蓮)であることを知っている人だけの時なら好きに呼んでも構いませんよ。列車のみんなとは、まだ知り合ったばかりですし、巧蓮と呼んでもただ混乱させるだけですし」

 

 景元「なら君の言葉に甘えよう、巧蓮。だが、私に対しては、敬語を使わなくてもいいんじゃないか? 旧き友として」

 

 レント「今は、|巧蓮()()()()》ではなくレントですよ、それに、あのときと違ってあなたは将軍の地位についている。変にため口を言ってまた、雲騎軍に捕まりたくないですし。それとも昔の俺に負けて悔しがっていたあの頃のような感じがいいんですか?」

 

 景元「はぁ⋯⋯(溜息)そういう馬鹿真面目なところとからかってくるところは変わらないな、巧蓮。安心したよ」

 

 レント「まぁ、顔や身分、名前は違って俺は俺ですから」

 

 景元「なら、尚更昔のように接してくれないか?」

 

 レント「だから、しないっt「なら、再び君を無礼者として再び幽囚獄に危険人物として牢屋に閉じ込めることだってできるんだよ? (圧)」⋯⋯チィ(舌打ち)こういう時に将軍としての職権乱用するじゃねぇよ、景元。これでいいか?」

 

 景元「うん、やっぱりその接し方をしてくれると安心するよ。巧蓮」

 

 レント「で、これから鱗淵境に向かって真の黒幕? を倒せばいいんだな?」

 

 景元「ああ、その通りだ、これから鱗淵境への星槎に乗って向かう。そろそろ、着く頃だろう」

 

 レント「なら、色々と聞きたいことがあるんだが、とりあえずカフカの尋問はどうなった? それと、俺が思い出すまでどのくらい時間が経った?」

 

 景元「そうだね、まずは、カフカについてだが彼女ら星核ハンターは、今回の事件には無関係であり、君たち、列車を我々、仙舟と縁を繋げるためだけだったことがわかった」

 

 レント「縁を結ぶためだけ? 割と手間かかってるように感じたが」

 

 景元「はは。それについては私も同意見だ。それとどれくらい経ったかと言えば、約半日以上は経っているかな。随分と時間が掛かっていたね」

 

 巧蘭『中々、思い出してくれなくて大変だったんだよー〜』

 

 レント「本来、前世の記憶を思い出すなんてこと出来ないから随分と時間が掛かっていたようだが、おかげで景元たちのことをきちんと思い出せたよ」

 

 景元「それは良かった。⋯⋯これから、星槎に乗って、鱗淵境に向かう準備はいいかい?」

 

 レント「ああ、できてる。巧蘭は、どうだ?」

 

 巧蘭『うん、問題なし。行けるよ』

 

 景元「わかった、では行くとしよう」

 そう言い、景元たちは星槎に乗り込み、鱗淵境に向かった

 

 ……To be continued

 

 

 

 

 

 





 なんやかんやあった時の話

 巧蓮『⋯コホン⋯⋯話が逸れたから戻すが清蓮についてだが』

 清蓮『俺は、生まれも育ちも玉殿(ぎょくでん)、太卜司で働いていた、しがない奴さ。巧蓮とは違って特に目立った活躍はなかったな。強いて言うなら、符玄と幼なじみだったとしかないな。まあ、80近くで老衰タヒだけ、良い方か』

 レント「自分でしがない奴とか言うなよ」

 巧蓮『戦タヒとか、56されたりするより老衰タヒ出来ただけずっといいだろ。俺なんか、60ちょいだぜ? 自分の人生に自身をもてよ』

 清蓮『ああ、そうだな。俺の説明はこんぐらいかな』

 巧蓮『なんか、質問あるか? レント?』

 レント「じゃあ巧蓮に聞きたいんだがどうして、景元将軍たちのことどう思っているんだ?」

 巧蓮『景元たちのこと? ああ、もちろん、みんなで花見したりしたし、仲良くしてたよ。先に逝ってしまったことは申し訳ないが、俺は、短命種で、どの道、俺が先に逝ってしまうのはわかっていたからこそ、みんなを庇ったことは自分で真剣に考えて選択したんだ後悔はない。鏡流の約束を破ってしまったから、いつかあの世で会ったらブチギレるだろうな〜』

 レント「俺の記憶が間違ってなかったら、鏡流まだ生きてるよ」

 巧蓮『んな馬鹿な、もう、あいつは、魔陰の身に堕ちて判官に対処されてるはずだ』

 レント「なんなら記憶思い出す前に、鏡流に会ったよ」

 巧蓮『⋯まじ? 「まじまじ」⋯⋯嘘だろ、俺がタヒんだあと何があったんだよ』

 レント「さあ。わかんね、でもこれだけはわかる。これ、鏡流とか景元に(レント)が巧蓮だってバレたらやばくね?」

『『⋯⋯確かに!!』』

 エレメ「⋯⋯はぁ(ため息)」

 巧蓮『俺の場合、仲間の目の前でタヒんだから、やばそうだなー(他人事) バレたら、何とか頑張ってくれ』

 レント「んな、無責任な! 」

 巧蓮『だって、俺もうタヒんでただの亡霊みたいなもんだし〜 』

 レント「ええ(困惑)『符玄にバレた時も何とかしてくれ』ええ(困惑(2回目))」

 エレメ「まあ、その時はその時だから、受け入れろ」

 レント「エレメまで⋯⋯この中に俺に味方するやつはい『「『ない(です)』」』 薄情な⋯まあいいや、この話は置いておいて。巧蓮、景元への手紙になんて書いたんだ?」

 巧蓮『それはだな、コホン⋯"また、いつか、会える。俺と同じ御守りをつけているやつを見つけてくれ"みたいな感じだな』

 レント「御守りねえ(自分が持つ御守りを見る)巧蓮たちも持っているのか?」

 巧蓮『いや、今はお前が持っている』
 清蓮『前に同じく』

 レント「なんで、生まれ変わっても、この御守りを持っているんだ?」

 巧蓮『それは、俺らが、回帰の使令だかr「()()()使()()? 使令ってなんだ? てか、なんで回帰って言葉知ってるん?」あ、やべ(慌てて口を手で塞ぎ)』

 レント「もう、手遅れだと思うんだが 」

 清蓮『はぁ⋯なにやってんの? 俺 まあしょうがない、説明してあげて』
 巧蓮『俺とした事がもう少し後でで、俺以外のやつで知って欲しかったんだが⋯そう。俺らは、回帰の使令贖罪人(しょうくざいにん)だ。回帰の星神(アイオーン)の眷属であり、特徴として、御守りを持っており、宇宙の恒常性を維持しようとする者って呼ばれてるらしいよ』

 レント「らしいんだ」

 巧蓮『あくまで、一部者がそう呼んでいるだけだからな。俺たちとしては、今を生き、己の行動に責任を持って天命を全うする。ただそれだけの話なんだけど、いつの間にか、世間がそう呼ぶようになってたんだよ』

 レント「天命って何を言われたんだ?」

 巧蓮『スマンが、これだけは、俺であっても言えない、それと天命は生まれ変わる度に変わるぞ、いつかは分からんがな俺から言えることはそれぐらいかな』

 レント「ああ、分かった。じゃあ、そろそろ戻ろう。巧蘭も心配してるだろうし」

そうして、本編の会話につづく




さぁ、ここでレントが回帰の使令であることが判明しました。
一体…どんな能力を持っているのか、後々紹介していきたいです
現在判明しているのは
全員共通して御守りを持っている
輪廻転生している(本人&読者のみ知っている)
宇宙の恒常性を維持しようしている
,の3つのみです
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