崩スタに転生したら、前世でやらかしてたみたいです(旧:ゼーレとブローニャの幼馴染に転生しました) 作:ダレンダ
レント「こりゃあ、さっきのとこより、随分幻想的だね」霧が立ち込めてて、これ浮いてんのか?
なのか「そんな、風景に感動してどうすんの」
レント「すまんすまん」
景元「急いで、先を進もう」そう言われて、前に進むとなにか、花のような形の台座とその上に人魂のような形の炎が居た。
幻朧「おや? ……ふふふっ、客人は羅浮の将軍だったか。それに、あなたも[恩人様]と合流できたのですね」
レント「あれが……停雲、いや、幻朧か。てかなんで、あんな魂みたいな形をしてんだ?」
なのか「そうだよ、あのワルモノ! やっぱり、ここでウチらを待ってた。ここまでだよ、幻朧!」
幻朧「焦らずとも、身支度が終われば会いに行きますよ。 薬王秘伝が自惚れるのも頷ける……この建木は確かに[生]を造り出す力を持っている」
景元「諸君、くれぐれも気を抜かないように。丹恒殿、私の背中は君に任せた」
丹恒「わかった」
景元「レント殿、巧蘭、いざとなれば頼むよ」
レント「わかりました」
巧蘭『了か〜い。君に教えた技を披露するときだよ。レント』
レント「俺としては、このお守りの力を使いたいけど……穹、なのか。後ろはまかせたぞ」
穹「わかった」
なのか「オッケー。てか、幻朧はなにをしてるの?」
なのかがそう言うと、幻朧は台座に取り憑き、台座が浮かび上がった。そして、花のような紋章を見せて光り、そして、幻朧が姿を現した
幻朧「皆、この美しき肉体を見よ……[豊穣]の業、確かにその名に恥じぬ。これで、なにかできるのか、試してみるとしよう。 そうだ、仙舟に長命をもたらした力で、[壊滅]を与えようではないか」そう言うと、彼女はなにか花のような物を咲かせた
レント「こりゃあ、また……随分、大層な身支度だな!!」
景元「幻朧め、建木から奪った力を使っているようだ。諸君は、あれら幻花の対処を私が奴の肉体を討とう」
レント「了解。行くぞ、巧蘭」
巧蘭『オッケー』
レント「重合思考、起動」そう言って、俺は、左手腕に付けた装置を起動させた
なのか「なにそれ、かっこいい!」
レント「まぁまぁ、後で、見せてやるから、今は後衛を頼んだ」
幻朧「大言を吐きおって。建木が生み出したこの尊き体を討つなど。ハハッ、妾にとって、この場にいる全員が虫けらに等しいというのに」そう言って、幻朧は持っていううちわで、俺達をふきとばそうとする
なのか「ひゃ── ふ、吹き飛ばされる」
ヴェルト「気をつけろ、なのか!」
そう言うとヴェルトさんは吹き飛ばされそうななのかを支えた
レント「大丈夫か、穹!」
穹「ああ、なんとか」
俺は、刀で、穹は槍でなんとか吹き飛ばされないようにした
幻朧「さぁ、逃げてみるが良い」
景元「
幻朧「ハハッ……強がりおって」
レント「この花、再生してるのか! 面倒だな」
幻朧「豊穣の力を使っているのだから、当然であろう?」
ヴェルト「俺に任せろ!」そう言うと、杖からブラックホールを発生さえ、花の動きを止めた
レント「助かります! これで、決める!」俺の攻撃で、なんとか花を対処できた
幻朧「ただの花の対処に随分、手間がかかっておるのう……ふっ、虫けらを潰すのに、堕つ星ほど適した物はない」そう言うと眼の前が真っ赤になった
レント「あっぶね!!」俺は、咄嗟に防いだことで、なんとか軽症で済んだ
レント「みんな、大丈夫か!?」みんなの方を向くと、みんな度肝を抜かれたが、戦闘続行できるぐらいには軽症のようだった。今のは、本当に星を落として来たのか? それとも幻覚か?
そう考えていると、先程まで、緑色をしていた幻朧や黄色の幻花は、紫色に変化していた。
幻朧「宇宙のすべては[壊滅]を迎える。[豊穣]も[巡狩]も例外なくな……仙舟の将軍様は、その微々たる力でこの惨禍をどう乗り切るだろうな?」そう言うと、紫色の幻花は、将軍に狙いを定めて、開花し、花からなにか花粉のような物を将軍にふりかけた
景元「丹恒殿……後は、任せた」
丹恒「勝利を手にしたと思ったか。幻朧?」そう言うと、周りの水を集めて、化龍の力で龍を造り、それをそのまま、幻朧と花たちにぶつけた。 先程の開花していた花は閉じて、幻朧は不意を突かれたのか、大ダメージを受けたように感じた
幻朧「……まさかお主、[不朽]の龍の血族か?」
レント「ナイス、アシスト。丹恒!」俺は、丹恒に向けて、ガッツポーズをとった、何処か、嬉しそうな丹恒が見えた気がした
幻朧「ほう、今さら建木を守る役目を果たそうと?」あいつ、さっきからずっと上から目線やな。腹立つ
レント「大丈夫か、将軍様? 今、治すぞ」幻朧が、丹恒に気を取られている内に、景元を治療する
景元「ああ、助かる。引き続きあの幻花をまかせた」
レント「ああ、だが……あの花さっきみたいに倒したりはできないか、一定の傷を当たれば休眠するのか、厄介だな、巧蘭、どう思う? あと、陣の準備はどうだ?」
巧蘭『……やっと、私の出番? 良いよ。 あの花、丹恒の一撃を受けたときに、虚数攻撃特有の禁錮状態になっていた、そのときに幻朧もダメージを大幅に受けていたよ。 だから、開花しているときに、大ダメージを与えればいいと思うよ。それと、陣に関しては、後もうちょっとで行けるよ』
レント「教えてくれてサンキュー。……なら、ヴェルトさん」俺は、幻朧に聞こえないようにこっそりヴェルトさんに近づいた
ヴェルト「どうした?」
レント「また、さっきのように、あの花が開花したタイミングで、ブラックホールを発動してもらえますか?」
ヴェルト「ああ、わかった」
幻朧「さっきから、なにをこそこそ喋っておるのだ?」
レント「別におめぇがさっきから、上から目線でウザいな、って話をしてただけだよ!」そう言いながら俺は、刀を構えて、幻朧に近づいた
幻朧「虫けら風情が、妾に傷一つ付けられるとでも?」そう言うと、幻朧は、紫の幻花に俺をターゲットにさせた。そして、紫のの幻花が開花する瞬間を狙って……
レント「ヴェルトさん、お願いします!!」
ヴェルト「ああ、生とタヒ……君らに選ぶ余地はない」ヴェルトさんが俺諸共、ブラックホールで幻朧たちに攻撃した
幻朧「ぐぉぉ……」
景元「私たちを虫けらと言ったね、幻朧……虫けらとほぼ互角に戦っている君も、絶滅大君の中では初めてなんじゃないか?」
幻朧「はっ! それはつまり、他の絶滅大君にも会ってみたいという意味か?」急に、幻朧は紫からオレンジと金色をした姿に変わり、先程の黄色と紫の幻花を生み出ししていた。
幻朧「残念だ……お主らに、その機会は訪れない」
景元「その技はもう見飽きた!」そう言って、神君を召喚した将軍は、神君の陣刀で幻朧と幻花を切り払った
幻朧「すべてを終わらせる!」そう言って、幻朧は、手から黒い球体を放ち、そこからトゲが生えてきた
レント「痛って! みんな大丈夫か!?」
なのか「ウチらは、なんとか……」
幻朧「一発だけで、済むとおもったかい?」そう言うと、再び、幻朧は、なのかたちにめがけて黒い球体で地面からトゲをはやした
穹「なの!」穹が咄嗟になのかを庇った。
穹「俺が……最後まで……」だが、穹は、今の攻撃で、さすがに耐えきれず、倒れてしまった
なのか「穹「のがさんぞ」きゃああ!!」穹に目が向いたなのかを幻朧は見逃さず、烈風で、穹ともどもなのかを吹き飛ばした
幻朧「ふふ、死に際の虫けらが足掻く姿は、実に惨めで美しい」
ヴェルト&レント「「なのか!」」
幻朧「次の演目では、お主らをヴォイドレンジャーに変えよう。[壊滅]のの力に蝕まれ、ナヌーク様の駒となるがよい!」
レント「ヴォイドレンジャーにだって!? ……ヴォイドレンジャーってなに?」
ヴェルト「……はぁ、さっき、戦っていたレギオンの兵の名前だ」
レント「嘘ッ!? 俺、あんな寄せ集めて作ったみたいなやつに、なりたくない!?」
幻朧「ふむ、ならば、お主は最後にしてやろう。(蔓に捕まる)「フェっ!?」恩人様方はそこで、他の仲間がヴォイドレンジャーになるのをみているが良い」俺以外にもヴェルトさん、丹恒も蔓で捕まって動けない……
レント「……クソッ!? 抜けない……趣味の悪い奴だな!?」
幻朧「では、まずは、この、傲慢極まりない仙舟の将軍からにしよう……!」
幻朧は、手に紫電を纏い、景元に向かって電気を放った……ウォぇ、砂埃が……
幻朧「あははははっ 仙舟の将軍様をヴォイドレンジャーに変えたら羅浮で再び内乱が起きるだろうか そんな[壊滅]は実に楽しみだ」将軍様になんか、魂のときの幻朧のような物が入っているが大丈夫か!?
景元「はは……」笑ってるってことはアレの出番か!
幻朧「お主────「いまだ、巧蓮!!」まさか……(幻朧の周りに陣が浮かび、鎖が幻朧を捉える)コレは、鎖!!」あいつが、ようやく気づいて後ろを振り向いたがもう遅い!!
レント「よっしゃ!!」
幻朧「貴様、一体なにを!?」
レント「(蔓を切る)……いやただ少し、お前を陣に嵌めただけだよ」
幻朧「陣! ……いつの間に!!」
レント「コレで、決める!! 景元!! すこし耐えろよ! (景元に向かって走る)六道よ、回帰は満ちた―大蛇よ!! 元に
すると幻朧の肉体は崩れ、周りも先程の幻想的な風景に戻った。解放された景元は……落ちてきた!!
レント「ヴェルトさん!! 空から、将軍様が!! ──おっとととっと!! (景元をキャッチする)」
あれ? いつの間に、蔓が外れてるんだあの人? あ、丹恒が自力で、解けたのか
幻朧「よくやった[巡狩]の将軍、それと、お主まさか”贖罪人”とはな。だが、失ったのは妾が作った肉親でしかない」倒したと思ったら、人魂の姿で生きていた
レント「お前、[壊滅]のくせに、随分しぶといな」
幻朧「それは、妾に対する挑発としていただこう。果たして、お主は いつまで、持つだろうな。仙舟が壊滅する日は、すぐ訪れるぞ!
景元「……去れ、壊滅の雑兵よ」
レント「おいおい、大丈夫ですか?」なんとか、立ち上がる、将軍は、幻朧を睨んだ
景元「レギオンに告ぐ。巡狩の復讐は、必ずや、果たされる」そう言って、人魂姿の幻朧を払った
幻朧「……だが、貴様、貴様らがナヌーク様にしたあの行為、忘れぬからな!」
くすくすと笑いながらも、俺に明確な殺意を持った言葉で、去っていった
なのか「景元……大丈夫?」
レント「そこで、一旦座ってくれ、責めて、これだけでも(お守りを使って回復をする)少しは体が楽になるはずです。それと、なのか、穹は、大丈夫か?」
なのか「うん、なんとか、ヨウおじちゃんと一緒に運んできたけど……いける?」
レント「ああ、穹……(回復させる)……立てるか?」
穹「ああ、助かった」
景元「相変わらず、私に合わせるのがうまいな」俺に向かってそういった
レント「さいですか」
景元「幻朧……恐ろしい敵であった。もし彼女が壊滅の力を私の体内に注ぎ込み、私をヴォイドレンジャーに変えようとしていなければ、勝敗はどうなっていたか分からないだろう―これもレント殿のおかけだ。君の見事な一撃が私と緊密に繋がっていた幻朧に重傷を負わせ、彼女と建木の結びつきも断ち切ってくれたんだから」
なのか「そういうことだったんだ! レントがいきなりお守りの力でアンタを貫いたときは、びっくりしたんだから」
レント「いや、今回は丹恒のおかげですよ「レント?」丹恒の……龍尊の力がなければ、あそこまで、持ち越せませんでしたし、それに、最後は、俺がやれなくても、丹恒がとどめの一撃を繰り出せただろうし」
穹「幻朧は……まだ生きてるのか?」
景元「……残念ながら、壊滅の使令はそう簡単に滅びはしない。だが……」
ヴェルト「しばらくは幻朧の力も落ちたままとなり、建木に再び手を出す心配もないはすだ。ただ、星核の封印作業には、まだ時間がかかるだろうが……」
景元「それらのことは、符玄殿に任すとしよう……私は……眠気が……」
なのか「ちょっと景元、目を開けて! こんなところで寝たらダメだよ!」この戦いで、相当疲れたのか……目をウトウトさせた将軍様は、今にも倒れそうだった
レント「俺が運びますから、今は休んでください」
景元「ああ、助かるよ……」そう言って、将軍様は寝てしまった
ヴェルト「これで、一先ず、今回の開拓の旅も一段落ついた。符玄殿に、戦況を報告しないとな」
レント「そうですね……あ、そうだ。丹恒、一度、将軍様を持っててくれないか?」
丹恒「ああ、だが、なにをするんだ?」
レント「いや、ちょっと今やらないいけないことが見つかったんだ。 なのか、膝を見せろ」
なのか「え? 全然、ウチは大丈夫「えい(消毒液を染み込ませたガーゼをなのかの膝に当てる)」痛たた!」
レント「ほら、やっぱり。さっき、幻朧に吹き飛ばされたときに擦りむいたんだな。コレを放置したら、病原菌が入って大変なことになるんだぞ」
なのか「えへへ……ありがとう」
レント「礼には及ばない。俺の役目だしな……これで、ヨシッ。じゃあ、戻りましょうか。丹恒、俺が持つよ」
丹恒に持たせっぱなしだった景元を担いで、符玄たちの元へと向かった
景元「……巧蓮……(寝言)」
後ろから、巧蓮という言葉が聞こえたのは気の所為だろうか?
符玄の元へ戻る最中
なのか「そういえば、最後に幻朧に仕掛けた、あの陣みたいなのは何なの?」
レント「ああ、あれか。あれはな『私が、説明しよう!』……じゃあ、お願いするわ」
ヴェルト「コレが、レントに取り憑ている歳陽か、実際に見るのは、はじめてだな」
巧蘭『はじめまして、私は巧蘭。訳あって今回、レントに取り憑かせてもらっているよ』
丹恒「巧蘭……」
巧蘭『おや? 私のこと覚えてくれてた!?』
丹恒「ああ……あいつとよく一緒にいたな」
巧蘭『まぁね(レントの方を見る)「俺を見てもなんにもならんぞ」はいはい〜い。 じゃあ、説明しよう! あれは、”重合の陣”を応用したものだよ』
なのか「重合の陣?」
ヴェルト「窮観の陣とは違うのか?」
巧蘭『そうだね。 元々、窮観の陣の原型になってるしね。レントが手に付けている装置みたいなものに、私が入って陣を起動させるんだ……私とレントで、状況からどうすれば良いのかを演算するだよ。とは言っても、符玄ちゃんの法眼と窮観の陣には、負けるけどね。あのときは、幻朧の近くに行って、陣を仕掛けておいたの。その後、景元が誘導してくれて、陣に嵌めたってわけ』
なのか「へぇ〜〜〜」
巧蘭『君、本当にわかってる?』
なのか「え!? ちゃ、ちゃんとわかってるよ!」
ヴェルト「コレほどの策略を戦いながら、仕組むとは……」
巧蘭『って感じかな。これで、解説は終わりだよ』
レント「そろそろ、元の場所だ。階段が急だから、気をつけろよ」話していたら、結構進んだ。そのまま、急な階段を登って行くと……
符玄「お前たち! 無事だったのね。早く、将軍を安全な場所に!」
「「「はっ!」」」
先程まで、担いでいた将軍様を担架にのせ、 雲騎軍の兵士が運んでいった
符玄「随分、激戦だったのね」
なのか「ほんと、景元と丹恒とレントが居なかったら、勝てなかったよ! 早く、ミルクティー飲みたーい!」
レント「お疲れさん。そういえば、符玄。コレを返すよ」俺は、左手腕に着けた装置を外して、符玄に渡そうとしたが、
符玄「いいわ、それを使えるのはお前ぐらいしかいないから。お前に預けておくわ」
レント「そっか、わかった」
符玄「くれぐれも、乱暴に扱わないこと!」
レント「はいよ」
符玄「ここの後始末は、私が付けておくわ。星槎は用意してあるから、あなた達は、一旦、長楽天に戻って休んでいなさい」
符玄にそう言われて、用意された星槎に乗って長楽天に向かった
ちなみに、レントが使った重合の陣は量子コンピューターに使われる量子の重ね合わせの性質から名前をとっています