石を投げれば異能力者に当たるような時代がやってきた。
話し相手に心が読まれるなんて日常で、知らぬ他人に裸体を透視されるなんて通常で、しかし自己紹介で異能力を披露するのは異常な歪んだ時代。異能力者と非異能力者が共存しようと歩み寄り始めた、衰退と再繁栄の狭間、混沌の時代。
そんな時に、超能力者と呼ばれる人間がたった一人現れる。
全身から火を出せるとか、重力を操れるとか、触れたものを破壊できるとか、そういう異能力が可愛く見えるような、異常を超えた超常の力を持つ個人。人よりも神や仏の方が近いような尋常ならざる少女。
あなたは彼女を、人間と認められるか?
| はじめに。 | |
| はじめまして。 | |
| 分からない。 | |
| 駄目だろ、人として。 | |
| ここまでが前置きです。 | |
| 恐ろしい話だ。 | |
| 高天原。 | |
| 急ぎますよ。 | |
| 事件です。 |