Dead Rising3をプレイしてたら、書きたく成りました。
一発ネタです。

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デッドライジング3で無双してると、某笑顔動画のあの方による実況プレイが浮かび上がりました。



Dead Rising ~恐怖はやってくる~

 

「ふあぁ・・・」

 

 

 とある青年は起床する。

 小汚く、車などに用いる油の匂いや、ガソリンスタンドでバイトする人達が好む特有のガソリン臭が、部屋の中を蔓延させている状態で、妙に白い素肌を晒しながら次の行動へと移る。

 

 

「今日はぁーっと。・・・・・・これでいいかな」

 

 

 ベットから起き上がって、タンスの方に移動する青年。そして、寝間着から普段着なのか作業着なのか、ちっともわからない服装に履き替えて、鏡の前に立つ。

 

 

「uh huh....。今日もマキシマムだ」

 

 

 自身の姿、所謂服装とマッチングしている風景を、鏡で確認して自賛する。・・・ロックマンXの服で。

 数分間に渡る、鏡の前面で様々なポーズを取った自画自賛が始まる。

 10分弱まで続いたボディービルダーの様なポージングが終わった後に、毎日の日課であるオレンジジュースで腹を満たす行為をするために、一階の台所へと足を進める。

 

 

「Drink♪ Drink♪ Orange juice♪ てーれれてーれれ♪ ・・・・・・ん?」

 

 

 ヘンな鼻歌を歌いながら階段を降りて台所へ向かう途中、ガレージからガシャガシャと叩く音が青年の耳へきこえてきた。

 

 

「Fuck'in men.... 今日は営業外だってのに」

 

 

 一先ず暴言を吐いてから、無視を決め込む事にしたようだ。

 しかし、いくら無視していてもガレージのシャッターをひたすら殴り続ける音は鳴り止まない。

 青年は、その事実にもう一度悪態を吐いてから、音が鳴り続くシャッターに移動を開始した。

 

 

「あー。今日は定休日ですので、また後日ご来店いただけませんか?」

 

 

 シャッターに手をかけて、腰を使って上に上げながらめんどくさそうにうつらうつらと述べる。

 大人一人分が入れる高さまで上げると、そこには異形が存在していた。

 

 

「ウボァー」

 

 

 奇妙でへんてこな声を出しながら、シャッターが開いた瞬間に青年へと飛びかかる異形なる物。

 

 

「Oh.Shit!!! てめぇ逝かれてんのかっ!?」

 

 

 飛びかかられた青年は、押し倒されながらも、異形の肩に両手を置いて両足を股関節部分にあてがい、青年の後ろへと放り投げる。その距離、実に10mである。

 

 

「ウボァーー」

 

 

 吹き飛ばされた異形なる物は、のそのそと鈍足に起き上がっては同じ言葉を繰り返す。そして、またもや青年にのそのそと足を引きずりながら襲い掛かる。

 

 

「Wow.....」

 

 

 一方で青年はと言うと、異形なる物の容姿を目の当たりにしてしまって、目が飛び出すほど瞼をひらき開けて驚いていた。

 汚い現実から目を背けようにも、先に襲われた経験があるので、臨戦体制を解かない様注意深く相手を直視する。

 

 

「ウボー」

 

 

 もはや、やる気が感じられないうめき声を発しながら青年へと噛み付く様に、口をかっぽりと開けて襲撃する異形なる物。

 青年は非常に気持ち悪い物を見る目をしながら、自身へと襲い掛かってくる異形に対し、ロックバスターがついてない方の腕で、頬を目掛けて『フック』を繰り出す。

 

 

「Ohhhy!!!!!」

 

 

 アメリカ人が殴るときに出しそうな声を上げて異形を殴った青年。青年の本気ではない強烈な『フック』を顔を受けた異形なる物は、『ゴリュっ!』と気色悪い音を立てて、いきよい良く回った頭と胴体がつながりを断ってしまう。

 

 

「Fuck you!!! なんてもんをぶちまけてんだっ!?」

 

 

 つながりが無い胴体と頭から、どす黒い血が吹き出して青年の全身へと振りかかる。

 ロックマンXの服装を汚された事に怒りを立てながら、ガレージの外へと体を向けて、この自体は何事かと確認を取る。

 

 

「Oh my god...... どうなってんだ・・・」

 

 

 その視線の先には、街を埋め尽くすほどの異形なる物がいたのであった。

 はたして、青年はどう動くのか。・・・・・・もちろん、やることは決まってるよな?

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

「孝っ! 孝おきて!!!」

 

 

 とあるマンションっぽい所の一室。オレンジジュースみたいな色をもつ、見た目麗しい女性が孝と呼ばれる男の子を激しく揺すりながら、セカして起こす。

 

 

「いつつ・・・。なんなんだよ、麗・・・」

 

 

 ひっぱたかれて起こされた孝は、麗と呼ぶオレンジジュースの色をした髪の毛をした女性に対して、ジト目になりながら事情を問う。

 

 

「とにかく! こっちに来て!」

 

 

 碌な起こされ方をされたにもかかわらず、これっぽっちも事情と言う話をしないオレンジジュースの女性に手を引かれながら、もしかしたら『奴ら』関連なのかもしれないと思案して、目覚めの頭を覚ます孝。

 こちらに来いと言われて、手を引っ張られた場所はベランダで有った。その事実に、勘ぐった思考に終止符を打って欠伸と共に、ベランダで双眼鏡を覗いている太った男性に声を掛ける。

 

 

「ふぁ~・・・。コータ、おはよう」

 

 

 熱心に双眼鏡を食い入るように見ている太った男性、コータに朝の挨拶をする孝。横では、オレンジジュースの女性が『もうお昼だよ・・・』と小声で言っていたのだが、孝には聞こえなかったようだ。

 

 

「あ、おはよう小室君。すごい人がいるんだ。はい、これ」

 

 

 太ったコータが、オレンジジュースの女性と孝の分である双眼鏡を懐から取り出して、『見て見なよ』と完結で驚いている一言を述べ、促す。

 孝は太ったコータに促されて、その方向を双眼鏡で覗き見る。

 

 

「どれどれ・・・。・・・・・・へ? な、なんだあれ!?」

 

 

 素っ頓狂な大声を上げてしまった孝に、オレンジジュースの女性が静かにと叱咤する。

 

 

「ボクも、最初見た時はびっくりしたなぁ。なにせロックマンだもん」

 

 

 太ったコータが、セリフの最後に(棒)が付きそうなほどの達観した声音を小声で孝ら二人に聞かせる。

 それもそのはず。三人で双眼鏡を覗いている先にはロックマンがいるのだ。・・・ゾンビどもを蹴散らしながら。

 

 

――――オゥァッ!

 

 

 太ったコータを含めた三人がいるマンションと、ロックマンがいる地点ではかなり離れているのだが、度々聞こえてくる英語の様な言葉。

 双眼鏡の先では、両手を目一杯広げて思いっきり回っている、所謂ダブルラリアットを繰り出しているロックマンが、数十人のゾンビ共を巻き込んで吹き飛ばしていた。さらに、吹き飛ばされたゾンビは、後ろにいるゾンビも巻き込みながら飛び散っている。

 

 

――――オォォウッ!

 

 

 ダブルラリアットをした次には、一体のゾンビの背後へと回りこみ、胴体に腕を絡めて上下に体を揺らす。チラチラと後ろをロックマンが見ては、上下に体を揺らすを数回繰り返すと次の瞬間、絡めとっていたゾンビを後方へと思いっきり投げる。

 投げられたゾンビは、一直線上にいるゾンビをめちゃくちゃに巻き込みながら息途絶えて、血を噴出させる。

 

 

――――ホォァアッ!

 

 

 投げ飛ばした後は、また一体のゾンビに近寄って、その肩へと飛び乗る。

 肩へと足を掛けたロックマンは、そのまま斜め上と跳躍する。最高地点まで飛び上がると、重心を真ん中に置いて、そのまま地面に力を込めて直行する。

 ジャンプドロップ。このスキルを食らってしまったゾンビは、身を粉砕する。しかも、この攻撃には範囲がでかいため、多少離れているゾンビでも砕ける。

 

 

――――フンッ!

 

 

 前に行ったジャンプドロップの余波で、倒れているゾンビを見つけ出したロックマン。

 倒れているゾンビの頭を両手につけて、いきよい良く捻りちぎる。

 

 

――――フゥアァッ!

 

 

 千切ったゾンビの頭を投げ捨てると同時に、正面からゾンビがロックマンへと迫る。

 ここで、太ったコータ立ち三人は『危ない』と大声を出してしまうが、ロックマンには聞こえておらず、絶体絶命を悟ってしまった。

 だが、考えて欲しい。この程度で終わるのが、ゾンビパラダイスか? 違うだろう。

 ロックマンは何も気にせず、片足を振り上げて空中で一回転をする。振り上げられた足に、ゾンビの頭が当たってしまう。ゾンビの頭は『あ、ぽいーっと』てな感じではるか遠くまで空中遊泳を楽しむことに成った。

 

 

――――アァッ!

 

 

 次々と攻撃的殺戮を繰り返すロックマンに恐れ慄いたのか、ある一体のゾンビはクルリと反転して後ろ向きになっていた。

 ロックマンはその瞬間を見逃さずに、ゾンビの後頭部を片手で当てて、地面へレッツゴー!

 

 

――――ウゥゥゥンアッ!

 

 

 どす黒い血が、地面にへばりつく。回りのゾンビは、その衝撃で尻もちを着く物や倒れてしまうゾンビなどがいた。

 ロックマンは、尻もちや倒れてしまった内の倒れたゾンビを次の標的にする。

 ゾンビの両足を、ロックマンはがっしりと両手で持つ。次の瞬間、両手につかんだゾンビの足を振り回し、豪快に回り続ける。

 ジャイアント・スイング。この技が決まると、ロックマンを包囲していたゾンビ達の群れは数瞬にして崩壊してしまった。

 最後には半身だけになったゾンビを、助走をつけて投げ飛ばす。

 

 

――――イェアッ!

 

 

 ジャイアント・スイングによる超範囲攻撃は、ロックマンとゾンビ達の距離を遠めるものだった。

 半身を飛ばした先には、何故かここに落ちているはずのない物。バッテリーとハンマー大があり、ローリングしながらその場所へと一気に詰め寄ると、ゾンビ達に詰め寄られる数秒間で接近武器を作り上げた。

 バチバチと帯電しているハンマー大の鉄の部分。それをゾンビの大群へと振り回しながら、ロックマンは特攻を始める。

 

 

 ここまでの一部始終を見た、コータ三人は呆然とする。

 

 

『漫画みたいな人だ・・・』

 

 

 呆然とした表情で三人は、声を揃えてロックマンを賞賛したのであった。

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

「Thank you. 助かったぜ」

 

 

 暴れに暴れまくっていたロックマンこと、青年は自身を助けてくれた人達に感謝の言葉を口にする。

 

 

「い、いえ。こちらこそ・・・。っあ、俺小室 孝って言います」

 

 

 なぜか萎縮気味な孝は、助けた人物の感謝状に対して自己紹介をする。まったくもって意味不明である。

 孝の自己紹介を皮切りに、他の五人も軽く自己紹介して、青年の言葉を待つ。

 

 

「Ok,Ok. 俺はマンガってんだ。・・・あーっと、知り合いに『お前って漫画に出てきそうな奴だよな』っていわれてるからマンガってニックネーム付いちまったんだよ。ま、本名より良い安いから、そう呼んでくれ」

 

 

 ロックマンこと青年の自己紹介に、孝含めた六人は、声を揃えて同意する。

 

 

『やっぱり・・・』




続きません。

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