並行未来から来た自衛官達の奮闘〜己らの果たせなかった責務を成すために 作:Japan Defense Force
書くの難しい
防衛省(別名、市ヶ谷)
日本の国防の要衝では、議論が交わされていた。
統合幕僚監部
緊急会議
海上幕僚長「ですから!我々海自は、何も知りません!」
海自の他幹部も同様に知らないと首を振る。
防衛大臣・陸・空・海保の幕僚、他幹部からの追及に苦慮していた海自幹部らは、
突如として東京湾に現れた4艦の護衛艦を恨んだ。
自衛艦旗を掲げた所属不明の護衛艦が姿を現したのだ。
米軍側からは、調査団の派遣を打診されている。
まだ、大々的にニュースになっていないが知られるのも時間の問題だ。
自衛官の事件については後回しにされた。
まずは、目の前の大きな脅威から対処していくのが防衛省、自衛隊の考えだった。
会話終了
小西は、彼らの言っていることがわからなかった。
未来を見たように言っている、この男に。
彼の目を見るが、普通の目ではない。
何かを狙っている、・・・狂った目だ。
経験から精神状態がまともではない、
こうして話せること自体がおかしく感じるのだ。
身の危険すら感じる・・・自身の第六感が警告を出しているのがわかる。
入江「ふむ、どうやら驚かせてしまった様ですね。
私も貴方の用件も終わった様なので、ここまでにしましょう。」
小西「!ま、待って下さい、」
入江「いやです。そんな状態で普通に話せるとお思いですか?」
「しかし・・・」
「要件は以上です。ありがとうございました。彼女について行けば大丈夫ですよ。
あと要求は、迅速にお願いします。」
「・・・分かりました。」
人質の一部交換も終わり、警察側に戻った小西は、
ビル内部であったことを伝え、元の配置に戻った。
そして、部下に要求のものを準備するように指示した。
それが整うのは、三時間後のことである。
首相官邸、記者会見室
官邸の記者会見室には多数の記者が詰め掛けていた。
自衛隊員が起こしたとされる事件についての説明や責任の在り方について、
情報を求めていたからである。
防衛大臣「えー、これより東京都中央区日本橋にて起きている
事件の詳細について、発表致します。
本日、午後4時36分東京湾上空にて、3機のヘリコプターが出現、
機種は、UH-60JA1機とCH-47JA2機と判明しました。
しかしレーダーや管制情報では、離陸許可を出していないにも関わらず、
何の問題もなかったため、管制官が気づかずに放置されました。
そして、約10分後の4時45分にUH-60JAから緊急事態が宣言されました。
理由は、落雷によるエンジンの故障による出力の低下とのことですが、
天気情報から落雷の発生率は0%のため、原因は不明です。
気象庁からは、原因不明の落雷が起きたとの報告があり、目下調査中です。
UH-60JAから空港到達が困難であることから、
地上への緊急着陸をするとの無線通告があり、
それを最後に無線が途絶しました。
また、その後を追うようにCH-47JAも市街地に着陸しました。
えー、また陸上自衛隊所属機と報道されていますが、
自衛隊が警察と緊急で調査をしましたが、そのような機体番号は、
存在しないとの返答がされました。
政府でも調査したためあの機体は、自衛隊所属ではないことをお伝え致します。
その後、空港からや墜落現場にいた民間人からの通報により、
現場に急行した警察官が、搭乗者不明のヘリを発見しました。
その数分後、立て篭もり事件が発生、銃火器等の所持が確認されました。
これを受け警察は、周辺の安全確保のために周囲一帯を封鎖し、
武装犯との交渉を開始しました。
それにより、一部の要求を飲むことにより、人質の方々が解放されました。
現在、要求された物の用意をしています。」
司会「これより、質問時間を設けます。質問のある方は、手をあげて下さい。」
「その要求された物は、何なのか。」
「撮影・配信機器等だそうです」
「これは政府や自衛隊の自作自演では無いのか。事実を言え、事実を!」
「そのような事実は、ございません。」
「東京湾に所属不明の軍艦が出現したとの情報や
海上自衛隊、米海軍が緊急出航したとの情報もあるが事実か?」
「防衛機密によりお答えできません。」
「撮影・配信機器と言ったが、情報を発信する時間などは聞いていないのか?」
「そのような報告は、来ていません。」
その他の質問が終わり、記者やジャーナリストは、
聞きたいことが聞けてほくほく顔であった。
一部身の程を弁えない奴による妨害があったが、
警備員に全員、御用となった。