並行未来から来た自衛官達の奮闘〜己らの果たせなかった責務を成すために 作:Japan Defense Force
学業が落ち着いたのでまた少しずつ投稿していこうと思います。
小西「よし、これだけあれば大丈夫だろう。電話をかけろ。」
プルルルッ、プルルッ、ガチャ
入江「入江だ。」
小西「要求の物が準備できたので、連絡しました。
荷物は、正面に置いておきます。」
入江「了解した。開始は、三十分後だ。」
ガチャリ、ピー、ピー、ピー、
小西「さてと、これが吉と出るか凶と出るか・・・」
シャッターが開き、彼の部下が荷物を持って行ったのを確認した。
マスコミも確認したのだろう。少しずつ辺りがうるさくなってきた。
上に報告しても遅いだろうな。
彼が言っていたことが本当なら良いのだが。
懸念点は、あの目だ。大丈夫かねぇ。
彼らの言うことを世論がどう捉えようとするかだな。
あと、マスコミども
ビル内部
入江「準備はどうだ?」
橋本「間も無く・・・しかしこれで良いんですか?」
「何がだ?」
「これから発表することですよ・・・確実に混乱が起きます。」
「構わん・・・お前もあれをもう一回経験したいか?」
「まさか、そん訳ないでしょう・・・あんなのはもう御免ですよ。」
「・・・」
彼らは、守るべきものに銃口を向けてしまったことを忘れてはいない。
「・・・okです。」
「わかった。間も無く始める・・・予告を出しておけ。」
・・・
現在自衛隊は、いい意味でも悪い意味でも注目されていた。
東アジアで中国の拡大政策、不動産バブル崩壊、少子高齢化など
彼らは、国内でだぶついた資源を消費させまた経済成長を狙っている。
その一部には軍需の拡大もあった。
増大する中国の軍事力に対応するため日本は、沖縄方面の守りを強化していた。
しかし、現地の人々は、昔の沖縄戦による戦争被害からくる忌避感から反対の声が多く、
島民との調整などで問題も多い。
そんな、軍事的バランスの危うい中で今回の事件であった。
一部の良識の有る人や軍事関係者・官僚は、注目していた。
コメントは炎上していることが見てわかる。
間も無く開始時刻である。
彼らの要求がこれで分かる可能性がある。
政府は、注目していた。
・・・3・2・1・・
「・・初めまして、私は現在東京都中央区日本橋で発生した自衛隊員立てこもり事件のリーダー・・・入江だ。
所属は、旧日本国陸上自衛隊特殊作戦群、私はその臨時郡長だ。
・・・政府の発表を見せてもらったが・・・事実を言っておこう機体番号の不可解な点についてだ。
これは私の被害妄想や出鱈目、政府の謀略などではないことを言っておこう。
あの機体は、日本でライセンス生産されたUH-60JAとCH-47JAだ。
機体番号が合わない理由は・・・未来の並行世界から来た者・・・と言えば良いかな。
こんなことは、信じられないし言葉ならなんとでも言える。
だから、証拠と言えるものを用意した・・・我々は、これを繰り返させないために行動する
・・・これがその第一歩だ。
日本国民よ現実に目を向けよ。」
そして映像が始まった。
まず台湾の台北市が映った。
普通の映像だが突如としてサイレンが鳴った。
十秒後には、市街地・ビル街・官庁庁舎が爆発した。
ミサイルやロケット・爆撃によるものであった。
次々と映像が変わる。
台中・台南・高雄・・・etc
台湾の主要な都市が同時に空襲を受けている。
軍事基地には、苛烈と言えるほどの爆撃の跡が残っている。
戦車や装甲車が火を噴いており弾薬庫は、誘爆している。
空軍基地は、滑走路が破壊・・・戦闘機などは、誘導路で破壊されている。
軍港は、・・・対艦ミサイルによって破壊されている。
艦艇もミサイルによる火災で、影響を受けた艦ばかりである。
台湾海峡付近を航行する一般船舶は、無差別攻撃により多くが海の底に沈んだ。
テレビ中継などは・・・ほとんどが爆炎に包まれていた。
次に映ったのは、日本の主要な海上自衛隊基地や防衛省である。
防衛省や入間・佐世保・舞鶴・横須賀から弾道ミサイル防衛用のPAC-3が発射された。
しかし、その数を上回るほど発射された弾道ミサイルは、自衛隊施設や護衛艦に被害を出していた。
防衛省は半壊、駐屯地や基地は燃料タンクに引火、武器弾薬庫が誘爆、
近くの港にも誤爆し化学物質が流出、化学反応などによって有害物質が毒ガスとなった。
航空基地も台湾と同じである。
カメラが変わり、海岸が映し出された。
遠くから小型の水上艦艇・・・いや武装と装甲が施された装甲車が上陸した。
05式水陸両用突撃砲・歩兵戦闘車である。
迅速に海岸付近を制圧し、小型・大型の揚陸艦や上陸用舟艇が、揚陸作業を行っている。
・・・カメラ側に向けて砲を指向し、光ると同時に映像は途絶えた。
爆撃によって両親を失った孤児や破壊されている街や道路・車・戦闘車両
赤十字のある病院や避難施設に落ちる爆弾・バラバラになった遺体が映された。
東アジア周辺の地図が映され、台湾の西半分が占領され。
尖閣諸島も占領されていた。
太平洋側から米軍が台湾へ派兵してていることがわかる。
アメリカでは、上院下院議会で議論が紛糾しているのが映像から音声がなくても分かる。
外では、派兵を支持するデモが行われている。
日本でも、衆参議院で議論が紛糾していた。
外では、抗戦派・講和派など様々な主張がぶつかり合い乱闘騒ぎとなっており、
機動隊が出動している。
地図では、西側諸国が反抗作戦を実施し、台湾・尖閣諸島を奪還。
中国本土福建省での陸上戦。
欧米の自衛隊派兵デモ
日本のほぼ自衛隊単体が上海で上陸作戦の実施。
その作戦・戦闘映像や過酷な市街地線・難民爆弾・倒壊する高層ビル・・・
死亡する自衛隊員・増える死体袋・軍民識別不能な死体の山の数々が映された。
中国では、北京の大規模デモが勃発、第二次天安門事件いや内戦の様相であった。
結局、中国政府は停戦条約を受け入れざる終えなくなり。
ジュネーブにて、調印式が行われた。
地図では、中華人民共和国が分裂し内戦となっている。
核兵器の所在が行方不明となっている。