※ただの思いつきです、続きません。

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勇者一行の話

 

勇者一行が魔王を倒して80年…人間にとって、何かを忘れ去るのに十分過ぎる時間が経った。

 

勇者ヒンメルの死から28年後、フリーレン達は旅の途中にある洞穴を見つけた。

 

そこには古ぼけた宝箱があり、中には魔道具の指輪が入っていた。

 

その指輪は『付けた者の過去を空に映し出し、終わるまで外れない』と言う不思議な指輪

 

フリーレンはフェルンの制止を聞かず意気揚々と付けてしまう

 

指輪が灯るような光が点いたと時

 

空には若かりし頃の勇者ヒンメル、ハイター、アイゼン、そしてフリーレンが映っていた。

 

これは勇者の旅を世界中が知る話である。

 

 

フリーレンは森の奥に洞穴の様なものを見つけた

 

「ねぇ」

「何ですかフリーレン様?」

「どうしたんだよフリーレン?」

 

「あそこの洞穴…何故か気になるんだよね」

 

「魔物とかですか?」

 

「いいや、魔物じゃないね…魔力が吸い寄せられてる?集まってるのかな?ちょっと行ってみようか」

 

「わかりました、気を付けて行きましょう」

 

「マジかよ!?」

 

「さぁ行きますよ、シュタルク様」

 

フリーレン達は洞穴に近付いて行くと、そこには蔦まみれの宝箱が置いて在るだけの何も無い小さな場所

 

「開けてみよっか」

 

「またミミックかも知れませんよ」

 

「ふふん、今回は大丈夫」

 

「どこから来るんですかその自信は」

 

意気揚々と開けた宝箱には銀色の宝石の様なものが付いた指輪が入っていた。

 

「指輪…ですね」

「指輪だな」

「どうやらこれが魔力を集めてるみたいだね、特に危なそうな感じもしないし取り敢えず着けてみよう」

 

フリーレンが着けようと指輪を指に近づけた時に魔力が急に強まった。

 

「フリーレン様!」

「フリーレン!」

 

「大丈夫だよ、私から魔力を吸収したみたいだけどそれだけみたい」

 

「驚かさないでくださいフリーレン様」

「そうだぞ!」

 

「ごめんごめん、もう此処には何も無いみたいだし行こっか」

 

洞穴から出た瞬間、指輪の宝石が火が灯る様に光る。

 

その光は空に向かい何かを映し出し始めた。

 

懐かしく忘れられることがない人達。

 

若かりし頃の勇者ヒンメル、ハイター、アイゼン、そしてフリーレンが。

 

「どうなってんだこれ!?」

「これは…フリーレン様」

「私の過去だね」

 

勇者一行は困っている村人の荷物を代わりに持っている様だが、道を塞ぐ様に羊の群れが横断している場面のようだ。

 

『フリーレン、魔法で向こうまで順番に運べたり出来ないんですか?』

『それだと私だけこっちに残っちゃうでしょ?』

 

『ヒンメル…オレ達は一刻も早く魔王を倒さねばならん、こんな小さな人助け何の意味がある?』

 

『確かに小さな人助けだ、きっとこんな事したって世界は変わらない…。でも僕は、目の前で困ってる人を見捨てるつもりはないよ。』

 

「大丈夫だよヒンメル、世界はちゃんと変わってる。」

 


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